ヒゲジイ さん プロフィール

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ヒゲジイさん: ヒゲジイのアル中患者よもやま話
ハンドル名ヒゲジイ さん
ブログタイトルヒゲジイのアル中患者よもやま話
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/19510204
サイト紹介文朝から飲酒で「廃人=死の淵」まで経験してしまったヒゲジイの断酒中に思い浮かべた「よもやま話」。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供85回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2014/09/26 18:04

ヒゲジイ さんのブログ記事

  • 転んでパンダ顔になる?(血管迷走神経失神)
  •  道を歩いていると、前方から50歳前後の女性が歩いて来るのが見えました。長い髪を垂らし、踝に届くぐらいの長いスカートを履き、サングラスにマスクを付けていました。見覚えのある恰好に、つい目を凝らしてしまいました。 髪とサングラスでよく見えなかったのですが、目に隈がチラッと見えました。サングラスとマスクは、どうやらそれを隠すためのようでした。「(あっ、O 女史だ!)」思わずそう思ってしまいました。サリーマ [続きを読む]
  • 自我のめばえを幼女に教わる
  •  図書館でひとしきりうたた寝した後、その帰り道に10分ほど離れたスーパーに寄ってみました。スーパーのイートイン・コーナーで一休みしていると、少し離れたところで2〜3歳ぐらいの女の子が大声で泣き叫び始めました。側にいる母親は素知らぬふりをしていました。 「(あぁ、やってるやってる・・・)」初めはそんな軽い気持ちで見ていました。そのうち、文字通り地団駄を踏んでは体中から怒りが爆発しだしました。そんな女の子を [続きを読む]
  • ヒゲジイ流 “言語化” の流儀
  •  アルコール依存症からの回復には “認知のゆがみ” の矯正が課題と言われています。その矯正に推奨されているのが認知行動療法の一つ “言語化” です。 私がアルコール依存症と診断され、酒と縁を切ってからほぼ3年8ヵ月、本格的に “言語化” に取り組んでからも2年10ヵ月が経ちました。断酒を始めるまで “言語化” という言葉さえ全く知らなかったのですが、今では生活リズムの一つとしてほぼ毎日これに励むように [続きを読む]
  • 思い込みと旧式蛍光灯
  •  ご存じと思いますが、マイナンバー・カードさえあれば、住民票や印鑑証明などの行政公文書がコンビニのコピー機でも発行してもらえます。市役所より手数料が100円安く済むというので試してみることにしました。 コンビニでいざ試してみると、コピー機の表示に暗証番号入力の指示が出て来ました。暗証番号?心当たりがなかったので、しかたなく翌日、市役所に行くハメとなりました。 翌朝の市役所でのことです。さっそく受付で [続きを読む]
  • “自分に正直に・・・”って?(“認知のゆがみ” の矯正に)
  •  “自分に正直に・・・” 倫理的意味合いを帯びるこの言葉に、皆さんはどんな思いを抱くでしょうか。さすがに自由・気儘を連想する人は少ないでしょうが、見栄を張ったり面子に拘ったりしないことと考える人は結構いるでしょう。あるいは、犯行を黙秘する容疑者に自白を促す際の常套句だと連想する人もいるかもしれません。 実は、この言葉はアルコール依存症(アル症)者にとって特別な意味を持っています。 と言っても倫理的な [続きを読む]
  • “捨てるヒトあれば 拾うヒトあり” 神がヒトに化けた?
  •  軍手にトング(火バサミ)とレジ袋のいつもの恰好で、いつものようにゴミ拾いをしながら信号待ちをしていたときのことです。同年配ぐらいの女性が私に声を掛けてきました。「いつもいつも、ご苦労さまぁ! 大変ネェ・・・。」「まぁ、好きでやっていますから。」私は当たり障りなく言葉を継ぎました。「これでも以前に比べたら随分マシになったんですがねェ・・・。続けているからなのでしょうかね。ただ目障りだからと、黙って続けて [続きを読む]
  • 怒りの感情に振り回されないために・・・
  •  唐突ですが、嫌な言葉をかけられた場合、一瞬頭の中で “ジワァッ” とした感覚がしていませんか? そして、この感覚と同時に「これはキライだ! オモシロクナイ!」と判断して腹を立てていないでしょうか? この “ジワァッ” とした感覚こそ、キライと判断したのと同時に一瞬現われる怒りの兆候ではないか、と私は考えています。俗に「頭に血が上る」と言われているのはこの “ジワァッ”  とした感覚のことだと思い [続きを読む]
  • アル中の哀しきクセ
  •  お決まりのコースでほぼ毎日ゴミ拾いをしていると、結構顔見知りが多くなります。その日、バス通りの歩道のベンチに座っていた人もそんな一人です。ワンカップを手に真っ昼間から飲んでいました。 このところほぼ毎日そのベンチ下に、決まってワンカップの空きビンが2個、隠すように放置されているのを見ていました。明らかにアル中のやる行動パターンで、引き籠もりになる末期にあと一歩の状態なのだろうと考えていました。そ [続きを読む]
  • これって “空白の時間”?
  •  久々に生活リズムの乱れを体験してしまいました。大腸内視鏡検査を翌日に控え、その日は専用の検査食を一日3食摂らなければならなかったのですが、これが思いの外、行動を制約するものと改めて実感させられました。 ただ単に、朝・昼・夕それぞれの食事内容が決められており、別々にレトルトパックされた食事を摂るだけなのですが、これが想像以上に行動を縛る足枷なのです。 検査前々日の夜からどう過ごすべきか色々考えまし [続きを読む]
  • 正義の味方のコマッタさん
  •  朝の市役所ロビーでのことです。いつものように同年配の老人が三々五々集まって来ては新聞を手にとって静かに読んでいました。私もその中の一人でした。 「何なんだ? グチュグチュうるさいな!」大きな声が隣のテーブルから聞こえてきました。見ると声の主の向かい側に、テーブルを挟んで見覚えのあるジイさんが座っていました。以前、指に唾つけでページを捲っていた私を見て、同じようにイチャモンをつけてきたキツネ目のジ [続きを読む]
  • “気づき” って?
  •  「気付く」という言葉には、外からの刺激をリアルタイムで知覚するという意味の「気付く」もありますが、自分の内なる過去を思索し何かを「悟る」という意味も含まれています。さらに「気付く」は、身体的・心理的変化をリアルタイムで自覚するという場合にも使われます。それだけ幅広い意味を持った言葉です。 私が “気づき” という場合は、ヒラメキに似たこの「悟る」という意味の方が重要で、単に記憶を呼び戻し特定する [続きを読む]
  • 孫に教わった自分のクセ
  •  「どーすっかなぁ〜 う〜ん これじゃーなぁ〜」将棋を指しているときの下の孫のつぶやきです。私の手番になると決まってこうつぶやくのです。しかもわざと太いしわがれ声で仕掛けてきます。「こーなるかぁ〜 う〜ん どーすっかなぁ〜」 棋力に格段の差がある孫が相手でも、さすがに小憎らしく聞こえイラッときます。「いっちゃん、友達と将棋を指すときもそんな変な声を出すの?」そう問い詰めても孫は黙ったままです。一体 [続きを読む]
  • 動き出さなきゃ何も始まらない(下)
  •  “認知のゆがみ” が露わになるのが性格です。性格は、無理に変えようとしてもなかなか変えられるものではありません。ところが行動なら、ほんの少し向きを変えることで容易く変えられます。それを繰り返せば、無理をしなくても自然に思考パターンが変わり、性格も変わってくれるのではないでしょうか。最近、そう思えるようになりました。 行動することで自分自身がありのままに見えてきた ― 断酒10ヵ月後から私に起きた変 [続きを読む]
  • 手荷物は一カ所に!
  •  またまたドジを踏んでしまいました。その日は隣市にある県立病院で3ヵ月に一回の糖尿病外来の予約日でした。 懸案だった大腸内視鏡検査を受診時に予約できたので、検査の前日と当日の注意事項を聞いた後、下剤やら検査食やらを買い求めました。昼飯まで1時間余の時間が空き、病院から歩いて丁度の頃合いだったので、食堂のある我が市の市役所に歩いて向かいました。日差しも強く脚が棒になる寸前でしたが、市役所には何とか予定 [続きを読む]
  • 動き出さなきゃ何も始まらない(中)
  • “認知のゆがみ” が露わになるのが性格です。性格は、無理に変えようとしてもなかなか変えられるものではありません。ところが行動なら、ほんの少し向きを変えることで容易く変えられます。それを繰り返せば、無理をしなくても自然に思考パターンが変わり、性格も変わってくれるのではないでしょうか。 最近、そう思えるようになりました。行動することで外の世界がありのままに見えてきた ― 断酒10ヵ月後から私に起きた変化 [続きを読む]
  • “言い訳する ウソをつく 人のせいにする”
  •  毎度お馴染み、私のルーティン・ワーク:ゴミ拾いの話です。 休日のコースは週日のものとは変え、土日もそれぞれ違うコースにしています。今回は、その週一回のゴミ拾いでの話です。 お行儀にやや難ありの公園のゴミ拾いを終え、いつものように袋一杯のペットボトルやら空き缶やらの資源ゴミを公園近くのコープの店に持ち込みました。 コープからの帰り道、珍しいことに車道の北側の側溝を掃除している人を見かけました。私よ [続きを読む]
  • 動き出さなきゃ何も始まらない(上)
  •  何かにつけ、「・・・でなければならない」「・・・すべき」という思いが過(よ)ぎってしまうことありませんか? こういう思いに駆られるのは先入観のせいで、言い換えれば “認知のゆがみ” が自動的に誘導する偏った思考パターンなのだそうです。この “認知のゆがみ” が露わになるのが性格です。 性格は、無理に変えようとしてもなかなか変えられるものではありません。ところが行動なら、ほんの少し向きを変えることで容易 [続きを読む]
  • クセになる?
  •  雨は上がるという予報でしたが、小雨が続き歩道は濡れたままでした。トング(火バサミ)・軍手・レジ袋に傘の出立で、いつものようにゴミ拾いをしながら歩いていると、中央公園近くの大通りで偶然、野球クラブの少年たち5〜6人と合流しました。 私がゴミ拾いをしているのを見て、遅れて歩いていた2人が足元のお菓子袋のクズを素手で拾ってくれました。「素手でやらなくてもいいよ。」「えっ、何で?」少年たちが怪訝な表情を見 [続きを読む]
  • 回復の邪魔:「“古い考え” を引き摺る」って?(下)
  •  専門クリニックの院長によれば、何かにつけ「・・・でなければならない」と考えてしまうのは、 偏った認知パターン “認知のゆがみ” による自動的思考だそうです。現実を受け容れられない心がそうさせるのだと言います。私はこれを「・・・でなければならない」病(?)と呼んでいます。 さて、積み上げ方式の思考パターンを引き摺った頭でゴールまでの計画を立てようとすると、最初の段階から不備な部分がどうにも気になって堪らな [続きを読む]
  • 小話 今年の桜(ソメイヨシノ)
  •  今年は開花が遅いと、あれほど待ちわびた桜。 10日間ほどの見頃があっという間に過ぎ、 今年も年に一度の務めを終えています。 一斉にパァッと咲いては一斉にハラハラと散る。 桜は何とも儚く潔い花です。 さらにもう一つ。 桜は、見知らぬ同士の心をも合わせてくれる、 不思議な花でもあります。 今年の桜はこんなことも気づかせてくれました。 10日は、前夜から風の強い雨模様の日でした。 市役所前の広場では、葉の [続きを読む]
  • 回復の邪魔:「“古い考え” を引き摺る」って?(上)
  •  アルコール依存症者にとって、回復の邪魔をするのも、否認や再飲酒に誘うのも “認知のゆがみ” が黒幕だそうです。 鶏が先か卵が先かはわかりませんが、“認知のゆがみ” と先入観も同じようなものだろうと思います。どちらも成長過程で育まれ、偏って刷り込まれたものの見方・考え方(思考パターン)のことです。今回テーマとした “古い考え” とはこの偏った思考パターンのことです。 毎日の晩酌が欠かせなくなり、1 [続きを読む]
  • 老化が演出する悲喜劇
  •  またまたAAのミーティングからの帰り道、電車内であった話です。座席に腰掛け、いつものようにミーティングで聞いた話をあれやこれや思い返していました。それだけに思い出すのに一心で、半ば上の空状態だったと思います。 電車が減速し始めたので駅に近づいたことがわかりました。間もなく停車したので、席を立ち開いたドアに向かいました。ホームに足を踏み込もうとしたとき、ハッとしたのです。「忘れ物!・・・」その途端、尻 [続きを読む]
  • 心の隙に魔が・・・(上の空の “心の空白”)
  •  心に隙とは一瞬無意識となってしまう “心の空白” のことです。心に隙あれば魔が差すとはこんなことなのでしょうか。今回は、飲酒欲求がなくなったと油断していると、思わぬ罠が仕掛けられているという話です。 つい先日のことです。お決まりのゴミ拾い3時間コースの終盤に、いつものようにコープ前まで辿り着きました。お店の前にベンチが置いてあり、誰もいないその脚元付近に小瓶状の光るモノが見えました。ワンカップの [続きを読む]
  • 桜の想い出
  •  例年より1週間ほど遅めですが、やっとチラホラ桜が咲き始めました。もうすぐ見頃を迎えるのではないでしょうか。 あと何年生きられて、あと何回桜を愛でられるのかわかりません。桜は、つかの間にだけ咲く花に、その全存在価値を託す不思議な樹木です。私も芭蕉にあやかり、66年間過ごして来た人生で思い出に残る桜花を綴ってみました。   明るい青空に蒼ざめた花もいいが   曇り空に映えた鮮やかな桜色の方がヨッポドい [続きを読む]
  • 再々 “生き残る” について
  •  現役世代の多くのアルコール依存症者は、断酒開始後4ヵ月〜1年ぐらいで仕事を再開し、残念なことに、まもなく再飲酒となってしまいます。体調の回復を実感し、これなら断酒を続けられると過信したケースが多いようです。私の経験からすれば、この時期に特有の嵌まりやすい落とし穴です。ある意味、“妄想” の罠かもしれません。 健常者なら、病が癒えたら職場復帰は至極当たり前のことで、さほど難しいことではないかもしれま [続きを読む]