ヒゲジイ さん プロフィール

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ヒゲジイさん: ヒゲジイのアル中患者よもやま話
ハンドル名ヒゲジイ さん
ブログタイトルヒゲジイのアル中患者よもやま話
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/19510204
サイト紹介文朝から飲酒で「廃人=死の淵」まで経験してしまったヒゲジイの断酒中に思い浮かべた「よもやま話」。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供77回 / 365日(平均1.5回/週) - 参加 2014/09/26 18:04

ヒゲジイ さんのブログ記事

  • 動き出さなきゃ何も始まらない(上)
  •  何かにつけ、「・・・でなければならない」「・・・すべき」という思いが過(よ)ぎってしまうことありませんか? こういう思いに駆られるのは先入観のせいで、言い換えれば “認知のゆがみ” が自動的に誘導する偏った思考パターンなのだそうです。この “認知のゆがみ” が露わになるのが性格です。 性格は、無理に変えようとしてもなかなか変えられるものではありません。ところが行動なら、ほんの少し向きを変えることで容易 [続きを読む]
  • クセになる?
  •  雨は上がるという予報でしたが、小雨が続き歩道は濡れたままでした。トング(火バサミ)・軍手・レジ袋に傘の出立で、いつものようにゴミ拾いをしながら歩いていると、中央公園近くの大通りで偶然、野球クラブの少年たち5〜6人と合流しました。 私がゴミ拾いをしているのを見て、遅れて歩いていた2人が足元のお菓子袋のクズを素手で拾ってくれました。「素手でやらなくてもいいよ。」「えっ、何で?」少年たちが怪訝な表情を見 [続きを読む]
  • 回復の邪魔:「“古い考え” を引き摺る」って?(下)
  •  専門クリニックの院長によれば、何かにつけ「・・・でなければならない」と考えてしまうのは、 偏った認知パターン “認知のゆがみ” による自動的思考だそうです。現実を受け容れられない心がそうさせるのだと言います。私はこれを「・・・でなければならない」病(?)と呼んでいます。 さて、積み上げ方式の思考パターンを引き摺った頭でゴールまでの計画を立てようとすると、最初の段階から不備な部分がどうにも気になって堪らな [続きを読む]
  • 小話 今年の桜(ソメイヨシノ)
  •  今年は開花が遅いと、あれほど待ちわびた桜。 10日間ほどの見頃があっという間に過ぎ、 今年も年に一度の務めを終えています。 一斉にパァッと咲いては一斉にハラハラと散る。 桜は何とも儚く潔い花です。 さらにもう一つ。 桜は、見知らぬ同士の心をも合わせてくれる、 不思議な花でもあります。 今年の桜はこんなことも気づかせてくれました。 10日は、前夜から風の強い雨模様の日でした。 市役所前の広場では、葉の [続きを読む]
  • 回復の邪魔:「“古い考え” を引き摺る」って?(上)
  •  アルコール依存症者にとって、回復の邪魔をするのも、否認や再飲酒に誘うのも “認知のゆがみ” が黒幕だそうです。 鶏が先か卵が先かはわかりませんが、“認知のゆがみ” と先入観も同じようなものだろうと思います。どちらも成長過程で育まれ、偏って刷り込まれたものの見方・考え方(思考パターン)のことです。今回テーマとした “古い考え” とはこの偏った思考パターンのことです。 毎日の晩酌が欠かせなくなり、1 [続きを読む]
  • 老化が演出する悲喜劇
  •  またまたAAのミーティングからの帰り道、電車内であった話です。座席に腰掛け、いつものようにミーティングで聞いた話をあれやこれや思い返していました。それだけに思い出すのに一心で、半ば上の空状態だったと思います。 電車が減速し始めたので駅に近づいたことがわかりました。間もなく停車したので、席を立ち開いたドアに向かいました。ホームに足を踏み込もうとしたとき、ハッとしたのです。「忘れ物!・・・」その途端、尻 [続きを読む]
  • 心の隙に魔が・・・(上の空の “心の空白”)
  •  心に隙とは一瞬無意識となってしまう “心の空白” のことです。心に隙あれば魔が差すとはこんなことなのでしょうか。今回は、飲酒欲求がなくなったと油断していると、思わぬ罠が仕掛けられているという話です。 つい先日のことです。お決まりのゴミ拾い3時間コースの終盤に、いつものようにコープ前まで辿り着きました。お店の前にベンチが置いてあり、誰もいないその脚元付近に小瓶状の光るモノが見えました。ワンカップの [続きを読む]
  • 桜の想い出
  •  例年より1週間ほど遅めですが、やっとチラホラ桜が咲き始めました。もうすぐ見頃を迎えるのではないでしょうか。 あと何年生きられて、あと何回桜を愛でられるのかわかりません。桜は、つかの間にだけ咲く花に、その全存在価値を託す不思議な樹木です。私も芭蕉にあやかり、66年間過ごして来た人生で思い出に残る桜花を綴ってみました。   明るい青空に蒼ざめた花もいいが   曇り空に映えた鮮やかな桜色の方がヨッポドい [続きを読む]
  • 再々 “生き残る” について
  •  現役世代の多くのアルコール依存症者は、断酒開始後4ヵ月〜1年ぐらいで仕事を再開し、残念なことに、まもなく再飲酒となってしまいます。体調の回復を実感し、これなら断酒を続けられると過信したケースが多いようです。私の経験からすれば、この時期に特有の嵌まりやすい落とし穴です。ある意味、“妄想” の罠かもしれません。 健常者なら、病が癒えたら職場復帰は至極当たり前のことで、さほど難しいことではないかもしれま [続きを読む]
  • 道徳教育はゴミ拾いの体験学習で
  •  ポイ捨ての現場でいつも痛感することがあります。ポイ捨てに共通したヒトの習性です。ゴミ拾いをしていると、それらが嫌と言うほど透けて見えてくるのです。ゴミ拾いを体験すれば、道徳教育の大切さが一発で理解できると思います。 ポイ捨てに共通したヒトの習性とはこんなものです。 ● 同じ場所で同じことを繰り返す ● 他人のやることに釣られやすい ● 人の見てないところ(状況)でやる ● 疚(やま)しいことは隠 [続きを読む]
  • 再び “生き残る” について
  •  「生き残らねば・・・」と意識すると途端にプレッシャーを感じるのは私だけでしょうか。何としてでも “生き残る”、これは生き物に共通して課せられた厳粛な宿命です。恐らく、全ての生き物の遺伝子に組み込まれている共通した本能だと思います。今回は、この言葉に込められている因縁について考えてみます。 ただ生きられればいいのであれば、最低限の衣・食・住がありさえすれば事足れりのはずです。極端な話、そこそこの水と [続きを読む]
  • 悪人がのさばることにならないか?
  •  捜査令状ナシで車にGPS端末装置を装着しての捜査は違法。3月15日に最高裁で出された判決です。これで事実上、GPSを活用した捜査はできなくなったようです。悪人がのさばることにならないでしょうか? これまで捜査側は令状なしでもできる任意捜査と見做していたそうですが、これに見合う法律がない(違法)という判断です。背景にあるのは個人のプライバシー保護の観点であり、憲法35条住居不可侵の規定だそうです。 後ろめた [続きを読む]
  • “心ここにあらず” の上の空
  •  偏った認知回路から自動的に短絡的な反応に導くのが “認知のゆがみ”、これが私流の解釈です。今回は、“認知のゆがみ” が意外なところにも関わっているのではないかと考えるに至った話をします。人の話を上の空で聞く “心ここにあらず” の心境もその一つではないかという話です。 人の話を聞いているとき、自分自身を引き合いに聞いているとつい感情的になってしまうことがあります。そうならないための方便が、「嫌な [続きを読む]
  • 心模様が映す世相
  •  私の40歳代はバブルが弾けた後の‘90年代に重なります。仕事も家庭も、もうムチャクチャで、今思うとアルコール依存症に一直線の生活を送っていました。その頃、道を歩いていてどうにも気になっていたことがありました。 行き交う通りすがりの人々が妙にみすぼらしく見えたのです。ビンボクサイと言った方がピッタリでしょうか。どこか自信なさげでいじけて見えました。顔に覇気がないは、シャキッとしてないはで、とにかく皆が [続きを読む]
  • “骨” のある耳寄りな話?
  •  タネを明かせば、2月上旬に放送されたNHKの番組『ためしてガッテン』で知った耳寄りな情報です。“歩き信仰”(?)の信者である私の我田引水的な話でもあります。歩きは単に場所を移動するための行為というばかりでなく、体調維持にも何となく(?)プラスとなることは誰しも認めるところです。その体調維持にプラスとなる御利益については、これまで単にカロリー消費という面ばかり強調されていましたが、それ以外にも医学・生 [続きを読む]
  • マスクが語る世相
  •  スギ花粉の真っ盛りとなりました。行き交う道ではマスク姿が多く見られます。スギ花粉症が世に騒がれ始めてすでに40年以上経つでしょうか。マスク姿は、今ではこの季節ならではの風物詩の感さえあります。 最近、私には何とも解せないことが一つあります。ゴミ拾いをしていると、マスクが数多く道に落ちていることです。白いだけに余計に目に付きます。流行カゼの少ない夏の真っ盛りでもそうなのですが、スギ花粉が猛威を振るう [続きを読む]
  • 聞き役に徹する訓練も立派なリハビリ
  •  前々回の記事では、“自分に正直になる” という切り口から “言語化” がいかに回復(=“認知のゆがみ” の矯正)へのリハビリとして有用かを述べました。今回は、自助会のミーティングを切り口に、聞き役に徹する訓練も回復へのリハビリとしていかに有用かを述べてみます。 想起障害は老化現象に伴う記憶障害としてよく知られています。「アレがアレして、アーなって」と揶揄されるアレです。言葉にしたいのに肝腎の言葉 [続きを読む]
  • 続 変な日
  •  今回もAAのミーティングがあった日のことです。ミーティングの帰り道、神戸三宮ではパンの試食を巡り一悶着あったので、電車に乗ってからも浮浪者まがいにあしらわれた後味悪さを引き摺ったままでした。 その日は、駅からの帰り道もいつもと違っていました。落ちていたゴミの量が普段の倍以上あり、大きめのレジ袋一杯になったのです。いつものように自宅マンション敷地内のゴミ投入口で始末しようと、これもいつものようにゴミ [続きを読む]
  • 自分に正直になるには “言語化”
  •  今回は、“言語化” を “自分に正直になる” という切り口から考えてみようと思います。 自助会AAの著作物『アルコホーリック・アノニマス』には次のように述べた部分があります。「・・・ 自分に正直になることがどうしても不可能な人はまれにいる。・・・  きびしい正直さが必要な生き方をとらえ、その生き方を伸ばし育てていくこと ができない、回復する率が平均までいかない人たちである。・・・」              [続きを読む]
  • 変な日
  •  その日はちょっと変な日だったようです。 神戸三宮の阪神電車西口、改札口を出た直ぐところにパンの『神戸屋』があります。AAのミーティングへ向かう際、その店頭で若い娘(こ)がお盆を手に試食キャンペーンをやっていました。お盆の上に並んだ一口大の試供サンプル見ると、パイ生地の上にチョコレートを載せたパンが小分けされていました。買う気などないのについゆきがけの駄賃にと、チャッカリ手を伸ばして口に放り込みまし [続きを読む]
  • こんな望みが叶うなら、また酒を飲んでみたい?
  •  今回は、飲んでもこんな状態にならないで済むのなら、また酒を飲んでみるのもいいか(!?)という話をしてみます。もちろんここに挙げたのは、酒を飲んだ後に必ず見舞われた症状ばかりで、嫌で嫌やで困った思い出しかありません。たとえ人事を尽くしても実現不可能な望みなので、奇蹟が起こるよう神頼みするしかない儚い夢です。 本格的な酒飲みになってからというもの、私に現れた症状を概ね古い順に挙げてみました。こうならな [続きを読む]
  • 再々 PAWS(急性離脱後症候群)について
  •  ちょうど1年前の今頃、「再び急性離脱後症候群(PAWS)について(上)」を投稿しました。この記事の執筆当時、私は断酒歴2年4ヵ月目でした。アルコール性PAWSの障害として教わっていた主な症状は6つでしたが、その頃の私がPAWSとしてモロに自覚させられていた症状は主に次の二つだったと思います。 ● 思考プロセス障害(脳の働きにムラがある;頑なで諄(くど)い           思考、因果関係を理解できない) ●  [続きを読む]
  • “認知のゆがみ” 回復の最難関にどう向き合う?(上)
  •  アルコール依存症の回復に立ちはだかる最大のハードルは “認知のゆがみ” と言われます。今回は “認知のゆがみ” にどう向き合ったらよいのか、私の通っている専門クリニックの院長の教えを取り上げてみようと思います。 院長は私と同年代のベテランの精神科医です。自からの臨床経験から、回復への第一歩が生活リズムの立て直しと喝破し、毎日の外来通院と教育カリキュラムの組み合わせを治療の柱とした実績の持ち主です [続きを読む]
  • グーとパー
  •  アルコール依存症者の自助グループには大きく分けて二つの団体があります。アルコホ−リクス・アノニマス(AA )と□▼断酒会です。断酒歴14年のAAの大ベテランが、二つの組織の違いについてこんなふうに教えてくれたことがあります。彼はAAに属す前に断酒会にも属したことのある経歴の持ち主です。 「あのなぁ、知ってるか? AAと断酒会の違いはコレなんだよ。」と両手でグーとパーを作って見せました。 「え、何ですかそれ [続きを読む]