shingo さん プロフィール

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shingoさん: 超書評ブログ.com
ハンドル名shingo さん
ブログタイトル超書評ブログ.com
ブログURLhttp://choshohyo.com/
サイト紹介文素人の本好きおっさんによる、書評という名の読書感想文ブログ 誤字・脱字・乱文・ネタバレ御免
自由文素人の本好きおっさんによる、書評という名の読書感想文ブログです。好きな本を中心に本当に適当に書評を書いていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供158回 / 365日(平均3.0回/週) - 参加 2014/09/27 18:17

shingo さんのブログ記事

  • 『カラフル』(森絵都)_書評という名の読書感想文
  • 『カラフル』森 絵都 文春文庫 2007年9月10日第一刷カラフル (文春文庫)生前の罪により輪廻のサイクルから外されたぼくの魂が天使業界の抽選に当たり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになる・・・・・・・。老若男女に読み継がれる不朽の名作。(文春文庫)今日も朝からめちゃくちゃ暑い。昼 [続きを読む]
  • 『Aではない君と』(薬丸岳)_書評という名の読書感想文
  • 『Aではない君と』薬丸 岳 講談社文庫 2017年7月14日第一刷Aではない君と (講談社文庫)あの晩、あの電話に出ていたら。同級生の殺人容疑で十四歳の息子・翼が逮捕された。親や弁護士の問いに口を閉ざす翼は事件の直前、父親に電話をかけていた。真相は語られないまま、親子は少年審判の日を迎えるが。少年犯罪に向き合ってきた著者の一つの到達点にして真摯な眼差しが胸を打つ吉川文学新人賞受賞作。(講談社文庫)容疑者の少年 [続きを読む]
  • 『水声』(川上弘美)_書評という名の読書感想文
  • 『水声』川上 弘美 文春文庫 2017年7月10日第一刷水声 (文春文庫)1996年、わたしと弟の陵はこの家に二人で戻って来た。ママが死んだ部屋と、手をふれてはならないと決めて南京錠をかけた部屋のある古い家に。夢に現われたママに、わたしは呼びかける。「ママはどうしてパパと暮らしていたの」− 愛と人生の最も謎めいた部分に迫る静謐な長編。読売文学賞受賞作。(文春文庫)時は1969年。昭和44年の、ある夏の日からこの物語は [続きを読む]
  • 『星の子』(今村夏子)_書評という名の読書感想文
  • 『星の子』今村 夏子 朝日新聞出版 2017年6月30日第一刷星の子林ちひろは中学3年生。病弱だった娘を救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込みその信仰は少しずつ家族のかたちを歪めていく。前作 『あひる』 が芥川賞候補となった著者の新たなる代表作。(朝日新聞出版)何度目かのトイレのあと、リビングに戻ると、落合さんがさっきまで頭の上にのせていた白いタオルを手に取って、真剣なようすでなにやら父に語りか [続きを読む]
  • 『断片的なものの社会学』(岸政彦)_書評という名の読書感想文
  • 『断片的なものの社会学』岸 政彦 朝日出版社 2015年6月10日初版断片的なものの社会学「この本は何も教えてくれない。ただ深く豊かに惑うだけだ。そしてずっと、黙ってそばにいてくれる。小石や犬のように。私はこの本を必要としている」(星野智幸)那覇の繁華街からかなり離れた、宜野湾という少し寂しいところで、地元の友人にスナックに連れていってもらったときの話。静かな住宅街にあるその店に入ると、カウンターの中に [続きを読む]
  • 『片想い』(東野圭吾)_書評という名の読書感想文
  • 『片想い』東野 圭吾 文春文庫 2004年8月10日第一刷片想い (文春文庫)十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲朗は、美月の親友である妻とともに、彼女をかくまうが・・・・・・。十年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いた、傑作長篇ミステリー。(文春文庫)ドラマ化決定! 主演 中谷美紀 WOWOW [続きを読む]
  • 『豆の上で眠る』(湊かなえ)_書評という名の読書感想文
  • 『豆の上で眠る』湊 かなえ 新潮文庫 2017年7月1日発行豆の上で眠る (新潮文庫)小学校一年生の時、結衣子の二歳上の姉・万佑子が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微かな違和感を抱き続けている。− お姉ちゃん、あなたは本物なの? 辿り着いた真 [続きを読む]
  • 『湯を沸かすほどの熱い愛』(中野量太)_書評という名の読書感想文
  • 『湯を沸かすほどの熱い愛』中野 量太 文春文庫 2016年10月10日第一刷湯を沸かすほどの熱い愛 (文春文庫 な 74-1)夫が出奔し家業の銭湯は休業状態。そんな幸野双葉に突然、余命二ヶ月の宣告が。その時から双葉は「絶対にやっておくべきこと」を実行していく。失踪中の夫を連れ戻して銭湯を再開し、娘たちを独り立ちさせた。だが幸野家にはまだ大きな秘密が残されていた。熱い家族愛と驚きのラスト。話題の映画の監督自身による [続きを読む]
  • 『教団X』(中村文則)_書評という名の読書感想文
  • 『教団X』中村 文則 集英社文庫 2017年6月30日第一刷教団X (集英社文庫)突然自分の前から姿を消した女性を探し、楢崎が辿り着いたのは、奇妙な老人を中心とした宗教団体、そして彼らと敵対する、性の解放を謳う謎のカルト教団だった。二人のカリスマの間で蠢く、悦楽と革命への誘惑。四人の男女の運命が絡まり合い、やがて教団は暴走し、この国を根幹から揺さぶり始める。神とは何か。運命とは何か。絶対的な闇とは、光とは何か [続きを読む]
  • 『神様の裏の顔』(藤崎翔)_書評という名の読書感想文
  • 『神様の裏の顔』藤崎 翔 角川文庫 2016年8月25日初版神様の裏の顔 (角川文庫)神様のような清廉潔白な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみに包まれ、誰もが涙した。・・・・・のだが、参列者たちが「神様」を偲ぶ中、とんでもない疑惑が。実は坪井は、凶悪な犯罪者だったのではないか・・・・・。坪井の美しい娘、後輩教師、教え子のアラフォー男性と今時ギャル、ご近所の主婦とお笑い芸人。二転三転する彼らの推理は!? [続きを読む]
  • 『カルマ真仙教事件(上)』(濱嘉之)_書評という名の読書感想文
  • 『カルマ真仙教事件(上)』濱 嘉之 講談社文庫 2017年6月15日第一刷カルマ真仙教事件(上) (講談社文庫)警視庁公安部OBの鷹田は絶句した。カルマ真仙教元信者の死刑囚から、密かに五億円もの金を預かっている男がいたのだ。死刑囚について口を閉ざす男の余命は三ヶ月。二十年の時を経て、あの時が甦る。すべての蛮行に終止符を打ったはずだったのに。自らの捜査経験をもとにした著者渾身の注目作! 【中巻へ続く】(講談社文庫) [続きを読む]
  • 『肩ごしの恋人』(唯川恵)_書評という名の読書感想文
  • 『肩ごしの恋人』唯川 恵 集英社文庫 2004年10月25日第一刷肩ごしの恋人 (集英社文庫)欲しいものは欲しい、結婚3回目、自称鮫科の女「るり子」。仕事も恋にものめりこめないクールな理屈や「萌」。性格も考え方も正反対だけど二人は親友同士、幼なじみの27歳。この対照的な二人が恋と友情を通してそれぞれに模索する〈幸せ〉のかたちとは − 。女の本音と日常をリアルに写して痛快。女のダンディズムを描き、圧倒的な共感を集め [続きを読む]
  • 『かわいい結婚』(山内マリコ)_書評という名の読書感想文
  • 『かわいい結婚』山内 マリコ 講談社文庫 2017年6月15日第一刷かわいい結婚 (講談社文庫)結婚して専業主婦となった29歳のひかりだが、家事能力はゼロ。こんなに嫌いな家事が一生続くなんて・・・・ これがゴールなら、わたしは誰とも恋なんかしない! (「かわいい結婚」)。いまどき女子の本音をおしゃれに鋭く描いて大人気の著者が、結婚生活の夢とリアルをコミカル&ブラックに描く、3つの短編集。(講談社文庫)表題作「かわ [続きを読む]
  • 『逢魔』(唯川恵)_書評という名の読書感想文
  • 『逢魔』唯川 恵 新潮文庫 2017年6月1日発行逢魔 (新潮文庫)抱かれたい。触られたい。早くあなたに私を満たしてほしい − 。身分の違いで仲を裂かれ、命を落としたはずの女との、蕩けるほどに甘く激しい交わり。殿様の側室と女中が密かにたがいを慰め合う、快楽と恍惚の果て。淫らな欲望と嫉妬に惑い、魔性の者と化した高貴な女の告白。牡丹灯籠、雨月物語、四谷怪談、源氏物語・・・・・古(いにしえ)の物語に濃厚なエロティ [続きを読む]
  • 『二千七百の夏と冬』(上下)(荻原浩)_書評という名の読書感想文
  • 『二千七百の夏と冬』(上下)荻原 浩 双葉文庫 2017年6月18日第一刷二千七百の夏と冬(上) (双葉文庫)[物語の発端。現代の話]ダム工事の現場で、縄文人男性と弥生人女性の人骨が発見された。二体はしっかりと手を重ね、互いに向き合った姿であった。三千年近く前、この男女にいったいどんなドラマがあったのか? 新聞記者の佐藤香椰は次第に謎にのめりこんでいく − 。そして本編[はるか昔の古代人の話]紀元前七世紀、東日 [続きを読む]
  • 『砂漠ダンス』(山下澄人)_書評という名の読書感想文
  • 『砂漠ダンス』山下 澄人 河出文庫 2017年3月30日初版砂漠ダンス (河出文庫 や)「砂漠へ行きたいと考えたのはテレビで砂漠の様子を見たからだ」− 北国に住むわたしが飛行機に乗って到着した街は、アメリカの古くからのカジノの街。レンタカーを借りて向かった砂漠で、わたしは、子どもの頃のわたしに、既に死んだはずの父と母に、そして、砂漠行きを誘えずにいた地元のバーで働く女に出会う・・・・・。小説の自由を解き放つ表 [続きを読む]
  • 『あの日のあなた』(遠田潤子)_書評という名の読書感想文
  • 『あの日のあなた』遠田 潤子 角川事務所 2017年5月18日第一刷あの日のあなた (ハルキ文庫 と 7-1)交通事故で唯一の肉親である父を亡くした、大学生の片瀬在。尊敬する父の「弔いごと一切不要」という遺言に戸惑いつつも、その通りにすませた。しかし、生前は立入禁止だった父の書斎で遺品整理をはじめた矢先、全く知らない女性と自分の名前が書かれた母子手帳を見つけてしまい、激しく混乱する。父は一体何を隠していたのか − [続きを読む]
  • 『ifの悲劇』(浦賀和宏)_書評という名の読書感想文
  • 『ifの悲劇』浦賀 和宏 角川文庫 2017年4月25日初版ifの悲劇 (角川文庫)小説家の加納は、愛する妹の自殺に疑惑を感じていた。やがて妹の婚約者だった奥津の浮気が原因だと突き止め、奥津を呼び出して殺害。しかし偽装工作を終え戻る途中、加納の運転する車の前に男性が現れて・・・・。ここから物語はふたつに分岐していく。A.男性を轢き殺してしまった場合、B.間一髪、男性を轢かずに済んだ場合。ふたつのパラレルワールドが [続きを読む]
  • 『R.S.ヴィラセリョール』(乙川優三郎)_書評という名の読書感想文
  • 『R.S.ヴィラセリョール』乙川 優三郎 新潮社 2017年3月30日発行R.S.ヴィラセニョールレイ・市東・ヴィラセリョールは房総半島に染色工房を構え、成果をあげかけていた。その矢先、父は病身をおして独りフィリピンへの一時帰国を望む。運命を狂わされ、独裁政権から逃れてきた父を駆り立てるものは何か。現代琳派に共鳴しつつ、母の国の伝統に立ち向かう娘のめざすところとは。広がり深まる乙川文学の最新長篇。大佛次郎賞、芸 [続きを読む]
  • 『ひと呼んでミツコ』(姫野カオルコ)_書評という名の読書感想文
  • 『ひと呼んでミツコ』姫野 カオルコ 集英社文庫 2001年8月25日第一刷ひと呼んでミツコ (集英社文庫)彼女はミツコ。私立薔薇十字女子大英文科在籍中。名高い香水と同じ名前を持つ女 − 。その盲腸の手術痕がうずく時、不埒なやつらに公衆道徳の鉄槌が下る。強力倫理観と超人的能力をあわせ持つスーパー学生ミツコは今日も行く。荒廃する現代社会を憂うすべての市民、まっとうゆえに切歯扼腕している老若男女必読。文学のジャンル [続きを読む]
  • 『 Y 』(佐藤正午)_書評という名の読書感想文
  • 『 Y 』佐藤 正午 角川春樹事務所 2001年5月18日第一刷Y (ハルキ文庫)[プロローグ]1980年、9月6日、土曜日。その夜、青年は渋谷駅のプラットホームで、ある女を見かけます。時刻は7時10分過ぎ。やがて電車が到着し、女と、後ろについて並んだ青年を、帰宅途中の大勢の乗客と共に飲み込んで、電車は再び走り出します。それが7時15分。女の顔よりもむしろ、青年は彼女の姿勢の良さを鮮明に記憶しています。目立って長い首と、常 [続きを読む]