shingo さん プロフィール

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shingoさん: 超書評ブログ.com
ハンドル名shingo さん
ブログタイトル超書評ブログ.com
ブログURLhttp://choshohyo.com/
サイト紹介文素人の本好きおっさんによる、書評という名の読書感想文ブログ 誤字・脱字・乱文・ネタバレ御免
自由文素人の本好きおっさんによる、書評という名の読書感想文ブログです。好きな本を中心に本当に適当に書評を書いていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供148回 / 365日(平均2.8回/週) - 参加 2014/09/27 18:17

shingo さんのブログ記事

  • 『生きる』(乙川優三郎)_書評という名の読書感想文
  • 『生きる』乙川 優三郎 文春文庫 2005年1月10日第一刷生きる (文春文庫)亡き藩主への忠誠を示す「追腹」を禁じられ、生き続けざるを得ない初老の武士。周囲の冷たい視線、嫁いだ娘からの義絶、そして息子の決意の行動 − 。惑乱と懊悩の果て、失意の底から立ち上がる人間の強さを格調高く描いて感動を呼んだ直木賞受賞作他、「安穏河原」「早梅記」の二篇を収録した珠玉の中篇集。(文春文庫)「時代小説はどうも・・・」という [続きを読む]
  • 『徘徊タクシー』(坂口恭平)_書評という名の読書感想文
  • 『徘徊タクシー』坂口 恭平 新潮文庫 2017年3月1日発行徘徊タクシー (新潮文庫)徘徊癖をもつ90歳の曾祖母が、故郷熊本で足下を指しヤマグチとつぶやく。ボケてるんだろうか。いや、彼女は目指す場所を知っているはずだ! 認知症老人の徘徊をエスコートする奇妙なタクシー会社を立ち上げた恭平と老人たちの、時空を超えたドライブを描く痛快表題作と、熊本震災に翻弄された家族の再生を探る「避難所」など、三編を収める新編集小 [続きを読む]
  • 『イノセント・デイズ』(早見和真)_書評という名の読書感想文
  • 『イノセント・デイズ』早見 和真 新潮文庫 2017年3月1日発行イノセント・デイズ (新潮文庫)田中幸乃、30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺めた罪で、彼女は死刑を宣告された。凶行の背景に何があったのか。産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人、刑務官ら彼女の人生に関わった人々の追想から浮かび上がる世論の虚妄、そしてあまりにも哀しい真実。幼なじみの弁護士たちが再審を求めて奔走するが、彼女は・・・ [続きを読む]
  • 『蓬萊』(今野敏)_書評という名の読書感想文
  • 『蓬萊』今野 敏 講談社文庫 2016年8月10日第一刷蓬莱 新装版 (講談社文庫)この中に「日本」が封印されている − 。ゲーム「蓬萊」の発売中止を迫る不可解な恫喝。なぜ圧力がかかるのか、ゲームに何らかの秘密が隠されているのか!? 混乱の中、製作スタッフが変死する。だが事件に関わる人々と安積警部補は謎と苦闘し続ける。今野敏警察小説の原型となった不朽の傑作、新装版。大沢在昌氏激賞。(講談社文庫)資本金2千万、従業 [続きを読む]
  • 『JR上野駅公園口』(柳美里)_書評という名の読書感想文
  • 『JR上野駅公園口』柳 美里 河出文庫 2017年2月20日初版JR上野駅公園口 (河出文庫)1933年、私は「天皇」と同じ日に生まれた − 東京オリンピックの前年、男は出稼ぎのために上野駅に降り立った。そして男は彷徨い続ける、生者と死者が共存するこの国を。高度経済成長期の中、その象徴ともいえる「上野」を舞台に、福島県相馬郡(現・南相馬市)出身の一人の男の生涯を通じて描かれる死者への祈り、そして日本の光と闇・・・・。 [続きを読む]
  • 『ボラード病』(吉村萬壱)_書評という名の読書感想文
  • 『ボラード病』吉村 萬壱 文春文庫 2017年2月10日第一刷ボラード病 (文春文庫)B県海塚市は、過去の災厄から蘇りつつある復興の町。皆が心を一つに強く結び合って「海塚讃歌」を歌い、新鮮な地元の魚や野菜を食べ、港の清掃活動に励み、同級生が次々と死んでいく − 。集団心理の歪み、蔓延る同調圧力の不穏さを、少女の回想でつづり、読む者を震撼させたディストピア小説の傑作。◎解説・いとうせいこう(文春文庫)・・・・し [続きを読む]
  • 『つやのよる』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
  • 『つやのよる』井上 荒野 新潮文庫 2012年12月1日発行つやのよる男ぐるいの女がひとり、死の床についている。その名は艶。夫・松生は、かつて妻子を捨て艶と出奔したのだった。艶の危篤を、彼女が関係した男たちへ告げずにはいられない松生。だがその報せは、彼らの妻、娘、恋人、愛人たちに予期せぬ波紋を広げてゆく。平穏な人生に突然割り込んできた女の存在によって、見知った男が別の顔を見せはじめる。一筋縄でいかない男 [続きを読む]
  • 『太陽は気を失う』(乙川優三郎)_書評という名の読書感想文
  • 『太陽は気を失う』乙川 優三郎 文芸春秋 2015年7月5日第一刷太陽は気を失う 人は(多かれ少なかれ)こんな思いに駆られ、老いさらばえてやがて骸となる。自分がそうなる前に読めてよかった。そう思える本です。生死を分けたあの時間、男女が終わった瞬間、人生で最も大きな後悔と向き合う最後の時・・・・。人生の分岐点を端整な文章で切り取った、十四の芳醇な現代短編。(「BOOK」データベースより)「太陽は気を失う」 [続きを読む]
  • 『ぴんぞろ』(戌井昭人)_書評という名の読書感想文
  • 『ぴんぞろ』戌井 昭人 講談社文庫 2017年2月15日初版ぴんぞろ (講談社文庫) 浅草・酉の市でイカサマ賭博に巻き込まれた脚本家の「おれ」は、まるでサイコロの目に導かれるように、地方のさびれた温泉街に辿り着く。そこであてがわれたのは、ヌード劇場の司会業。三味線弾きのルリ婆さんと、その孫リッちゃんとの共同生活の末に訪れた、意外な結末とは。野間文芸新人賞受賞作家の話題作。(講談社文庫)流れるようにコトが [続きを読む]
  • 『ファイナルガール』(藤野可織)_書評という名の読書感想文
  • 『ファイナルガール』藤野 可織 角川文庫 2017年1月25日初版ファイナルガール (角川文庫) どこで見初められたのか、私にはストーカーがついている。もう何年も。そして私の結婚が決まったあとも、携帯に電話をかけてくる(「去勢」)。狼が訪ねてきたのは俺が五歳の時だった。その記憶が、俺の生涯を変えた(「狼」)。リサの母は、リサを守って連続殺人鬼とともに死んだ。その日から、リサの戦いが始まった(「ファイナル [続きを読む]
  • 『笹の舟で海をわたる』(角田光代)_書評という名の読書感想文
  • 『笹の舟で海をわたる』角田 光代 毎日新聞社 2014年9月15日第一刷笹の舟で海をわたる終戦から10年、主人公・左織(さおり)は22歳の時、銀座で女に声をかけられる。風美子(ふみこ)と名乗る女は、左織と疎開先が一緒だったという。風美子は、あの時皆でいじめた女の子? 「仕返し」のために現れたのか。欲しいものは何でも手に入れるという風美子はやがて左織の「家族」となり、その存在が左織の日常をおびやかし始める。うし [続きを読む]
  • 『虫娘』(井上荒野)_書評という名の読書感想文
  • 『虫娘』井上 荒野 小学館文庫 2017年2月12日初版虫娘 (小学館文庫)四月の雪の日。あの夜、シェアハウスで開かれたパーティーで、一体何があったのか? 「樅木照はもう死んでいた」という衝撃的な一行からこの物語は始まる。しかも死んだはずの照の意識は今もなお空中を、住人たちの頭上を、「自由」に浮遊している。悪意と嫉妬、自由と不自由 − 小さな染みがじわじわ広がり、住人たちは少しずつ侵されていく。《みんなが照を [続きを読む]
  • 『整形美女』(姫野カオルコ)_書評という名の読書感想文
  • 『整形美女』姫野 カオルコ 光文社文庫 2015年5月20日初版整形美女 (光文社文庫 ひ 18-3)二十歳の繭村甲斐子は、大きな瞳と高い鼻、豊かな乳房とくびれたウエストを持つ女性だった。だが、彼女は名医・大曾根に懇願し、全身整形をする。一方、同郷の望月阿倍子も、社会人となった新生活を機に整形。その姿は甲斐子そっくりになった。正反対の考えのもと、整形をした二人の、整形後の運命はいかに − 。美しさとは? 幸福とは? [続きを読む]
  • 『死にぞこないの青』(乙一)_書評という名の読書感想文
  • 『死にぞこないの青』乙一 幻冬舎文庫 2001年10月25日初版死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)飼育係になりたいがために嘘をついてしまったマサオは、大好きだった羽田先生から嫌われてしまう。先生は、他の誰かが宿題を忘れてきたり授業中騒いでいても、全部マサオのせいにするようになった。クラスメイトまでもがマサオいじめに興じるある日、彼の前に「死にぞこない」の男の子が現れた。ホラー界の俊英が放つ、書き下ろし長編小説 [続きを読む]
  • 『哀原』(古井由吉)_書評という名の読書感想文
  • 『哀原』古井 由吉 文芸春秋 1977年11月25日第一刷哀原 (1977年)原っぱにいたよ、風に吹かれていた、年甲斐もない、と友人はおかしそうに言う。夢だったのだろうね、と私は毎度なかば相槌のような口調で答える。あの七日間の間、友人はそんな草深い所へは行っていないはずだった。(友人からの)二度目の電話のあとで私は友人の細君から問合せを受けて、彼が一昨日から家にもどらないこと、肺癌の宣告を受けていて、しかも若い [続きを読む]
  • 『ロゴスの市』(乙川優三郎)_書評という名の読書感想文
  • 『ロゴスの市』乙川 優三郎 徳間書店 2015年11月30日初版ロゴスの市 (文芸書)至福の読書時間を約束します。乙川文学の新しい姿がここに!昭和55年、弘之と悠子は、大学のキャンパスで出会う。翻訳家と同時通訳として言葉の海に漂い、二人は闘い、愛し合い、そしてすれ違う。数十年の歳月をかけて、切なく通い合う男と女。運命は過酷で、哀しくやさしい。異なる言語を日本語に翻訳するせめぎ合い、そして、男と女の意表をつく、” [続きを読む]
  • 『舞台』(西加奈子)_書評という名の読書感想文
  • 『舞台』西 加奈子 講談社文庫 2017年1月13日第一刷舞台 (講談社文庫)太宰治『人間失格』を愛する29歳の葉太。初めての海外、ガイドブックを丸暗記してニューヨーク旅行に臨むが、初日の盗難で無一文になる。間抜けと哀れまれることに耐えられずあくまで平然と振る舞おうとしたことで、旅は一日4ドルの極限生活に − 。命がけで「自分」を獲得してゆく青年の格闘が胸を打つ傑作長編。(講談社文庫)自意識過剰な青年の馬鹿馬鹿 [続きを読む]
  • 『雨の夜、夜行列車に』(赤川次郎)_書評という名の読書感想文
  • 『雨の夜、夜行列車に』赤川 次郎 角川文庫 2017年1月25日初版雨の夜、夜行列車に (角川文庫)「今夜、九時の列車よ − 」組織の金を盗んで命を狙われている逃走中の宮部は、自宅で彼を待ち続けている妻の亜紀子と、夜行列車で落ち合う約束をしていた。しかしその列車には、宮部を逮捕しようとする刑事たち、地方へ講演に出かける元大臣とその秘書、自殺しそうな元サラリーマンと駆け落ちしようとしている元部下など、各々の幸せ [続きを読む]