小野 天平 さん プロフィール

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小野 天平さん: 僕の道 -bokunomichi-
ハンドル名小野 天平 さん
ブログタイトル僕の道 -bokunomichi-
ブログURLhttp://bokunomichi.livedoor.biz
サイト紹介文双極性障害と闘う筆者が描くエッセイテイストのブログ。お馬鹿、シリアス、音楽。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供38回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2014/09/27 22:28

小野 天平 さんのブログ記事

  • 死にたいくらいに素晴らしい
  • 東武動物公園駅。この駅には昔来たことがある。昔付き合っていた彼女と東武動物公園へ行ったことがあった。もう10年くらい前。駅前の雰囲気はそういえばこんなだった、と思い出す。動物園での1日は穏やかだったように思う。電車が彼女の住んでいたせんげん台駅を通り越した。10年経っても尚、この辺りに来るとだめだ。東武伊勢崎線。そういえばそうだったかもしれない。今では名称が変わって、東京スカイツリーラインというのだろ [続きを読む]
  • 愛の小葉たち
  • 今日は那須にある結婚式場へ。陽の傾いた那須はどこか寂し気だった。施設内のカフェで式場の担当者と話をした。感じの良い方であった。彼女にドレスを着せてあげたい。細やかな挙式を挙げたい。チャペルに案内してもらう。縦長の窓の向こうには那須の山が堂々とそびえていた。僕は思わず「素敵ですね」と言った。晴れていれば息を呑むほど美しいものだと思う。帰りの県道17号線を走りながら、実現できることを願った。聖歌隊が僕ら [続きを読む]
  • ネヴァー・マインド
  • 午前4時過ぎに帰宅した。住宅街の中に佇むラウンジ。気が付けば、細いグラスに注がれたウーロン茶1杯で4時間ほど話し込んでいた。久しぶりに腹の底から笑った気がする。楽しい時間だった。個人的な相談もした。返ってきた答えに納得できたような、できないような。自分でも分からない。ここ最近は気分が落ち込むことが多かったが、今日になって明確な躁状態に突入したと思われる。逸脱し始めたか。こうなると少し危険である。 [続きを読む]
  • 藻に棲む私
  • 午前2時過ぎ。ひとり目が覚めて、数時間が経った。不安の波が少しずつ、少しずつ押し寄せて、やがて僕を飲み込んだ。まもなくすべては終わりを迎えようとしているのだけれど、成す術はなく、じっと終焉の時を受け入れようとしているような感覚。要するにどうしようもないってことだ。真っ暗な広い部屋。電気ポットの青い光とデジタル時計の赤い数字だけ。音といえば外で吹きすさぶ風の音。風の音は聞いていると不安になる。こうな [続きを読む]
  • I Never Wanna Attack You (make damn sure)
  • 昨日見た月が恐ろしいほどに大きく、美しかった。空の低いところに浮かんだやつ。夜が始まったばかりだった。少々イラついている。依然として躁状態だろう。愛する人に対して敵意が生まれないようになんとか抑えているが、ほんの少しの弾みでそのたがが外れてしまいそうだ。先月の中頃に原稿執筆の依頼が来ていたようだが、今しがたそれを知ることとなった。結果的に執筆依頼を無視してしまった。先ほど担当者2人にお詫びのメール [続きを読む]
  • 刹那的ならもう一度
  • 僕の枕から彼女の髪の匂いがした。こないだの火曜日。彼女とデートをした。この日、僕は仕事が休み。息子は幼稚園。彼女はこの日の僕の休日に合わせて休暇を取っていた。朝。僕は布団の中。目は覚めていた。やがて玄関のドアの開く音がして、階段を上がる足音が聞こえる。僕のいる寝室のドアがカチャと開き、彼女と目が合う。幼稚園から僕の部屋まで来た彼女の足音は弾んでいた。9時前。一刻も無駄にはできないとばかりに彼女は僕 [続きを読む]
  • ウェンディを連れて金星の見える場所まで
  • 今しがた彼女と話をしてきたところだ。僕のオンボロ車の中で。23時半過ぎ。バイトを終えて、その足で彼女の元へ向かった。24時には彼女の元へ着いただろう。そこから2時間ほど話をした。今彼女の心の中にあるモヤモヤとしたものを、すべて吐き出させた。話が終わった時には、彼女の顔が晴れた。ここのところ僕は度々怒っている。持病の症状が出ているのもある。躁状態だ。彼女に怒鳴ったりもした。彼女に対する怒りというのは、冷 [続きを読む]
  • グラシアス、彼は言う
  • 今日で僕は30歳を迎えた。日付は彼女と一緒にまたいだ。8月3日から8月4日になって、彼女が「おめでとう」と言ってくれた。誰よりも先に。彼女からのバースデイプレゼントはCOACHのキーケース。僕が最近、車を買ったからだ。それと、僕の大好きなモンスターエナジー。緑と青と白の3本。そしてプリングルスのブラックペッパー味。"ブラックペッパー"。この辺の選択はさすがとしか言えない。手紙ももらった。素敵な手紙だよ。彼女がく [続きを読む]
  • Fuck Off (Smother me)
  • どうして僕は大切な人を傷付けるのだろう。僕は最低な馬鹿野郎だ。本当にこの手でぶっ殺してやりたい。昼間にテレビで「新婚さんいらっしゃい!」が始まった。僕はすぐさまチャンネルを変えた。くだらねえ。ここのところ、毎日朝から夜中まで馬車馬の如く働いている。これは僕が無能が故に自らの時間と労働力を売って金を手に入れるしかないだけのことであり、頑張っているわけではない。車を買った。次に子供と彼女の3人で住むこ [続きを読む]
  • 抱きしめたいのさ、それだけさ
  • 参ったよ。僕の彼女ったら、可愛いんだから。今日の夕方。事務所で仕事していたら、彼女がすっと僕の机までやってきて、何も言わずにモンスターエナジーの白をカコンと僕の前に置いた。そして照れくさそうな顔をしながら、自分のいた机まで戻っていった。以前、僕が「これが好きなんだ」と言って飲んでいたのを覚えていたんだろう。僕はいつもモンスターエナジーの緑を飲むのだけれど、その時はなぜだか白を飲んでいたんだ。本当は [続きを読む]
  • 恋せよクロッチマン
  • まずはこれを言わねばならない。1ヶ月ほど前、このブログ上にて僕はこう言った。"文藝春秋の「第96回 オール讀物 新人賞」に投稿する。ぶっ飛ばしていく"そう大口を叩いた。しかし僕は結局、投稿することはできなかった。5月の終わり頃から自分の置かれた状況が急変して、それどころではなくなってしまったのだ。まさに青天の霹靂だった。だけどもこれは言い訳に過ぎない。僕は戦わずして負けたのだ。最もダサい結果に終わった。Tw [続きを読む]
  • 君に出逢った日曜日は蜜柑色に染まり
  • お天気の空が急にねずみ色になって激しい雨を降らせたように、あなたは突然僕の前に現れた。小さな手を繋いで現れた。僕の病気も、僕がこれまでした悪いことも、すべてを受け止めて、「離れない」と言った。こんなにも素晴らしい日はこれまでになかった。今日は日曜日。暑い日だった。君と僕が初めて出逢った日だ。君が僕をそうやって呼んでくれたこと、僕は忘れない。今夜は涙が止まらないんだ。まったく、おかしいだろ。過去の僕 [続きを読む]
  • ときめきを君に預けて
  • ここへきて、ようやく物語が進みだした。文藝春秋の「第96回 オール讀物 新人賞」に投稿するための原稿だ。6月20日が締切で、現時点でおよそ3週間前。物語の最初から神経を張り巡らせて、大事に大事に置くように書くのではなく、頭の中に浮かんだままにテンポよく書いていくことにした。文章表現、構成、その他のディティールなどは度外視とまではいかないが、とりあえずは荒削りのものを目標文字数に達するまで書いてみることにし [続きを読む]
  • 急浮上ガール
  • まずいことになった。わずか3日間で驚くほどの急展開。ジェットコースターの如し。ひとりの女性が急浮上してきた。とりあえず、ロックグラスにいつもより多めにウォッカを注いでコーラで割る。そいつを胃の中へ流し込んで心を落ち着かせる。2日前の金曜日、寝坊して仕事に遅れた。それがきっかけとなり、明日の月曜日から毎日7時半に彼女が僕にモーニングコールをしてくれることになった。これではまるで彼女ではないか。強がりで [続きを読む]
  • 求愛、これは確かな求愛
  • 通院の為、宇都宮まで車を走らせる。The Usedのアルバム「In Love And Death」を小さめの音量で繰り返し流す。開けた窓。心地良い風が顔を撫でる。処方されたのはリボトリール、テグレトール、リスパダール、レクサプロ、以上28日分。尚、頭痛薬としてのロキソニンは今回処方されず。またリスパダールは強い精神安定剤だからと、院長が処方の停止を打診してきたが、これまで飲み続けてきたという理由で適宜、服薬ということになっ [続きを読む]
  • それでも世界は続く
  • 先日、ショッキングなニュースを目にした。東急大井町線の荏原町(えばらまち)駅で13歳の女子中学生2人が電車にはねられたというものだった。2人は手を繋いで急行電車がやってくる線路内に飛び込んだ。学校帰りの制服姿で。自殺の原因はいじめだったらしいけれど、なぜ彼女たちは死ななくてはならなかったのだろう。答えは極めて簡単で、それほどに追い込まれていたんだ。"死の他に選択肢はない"って思っていたに違いない。だけど僕 [続きを読む]
  • 眠れぬ夜など君にはなく、僕にもない
  • ここのところ、眠る時にはヘッドフォンを着ける。菅原 紗由理の「『好き』という言葉」という曲。これを再生して、「1曲リピート」をかける。つまり、停止をしない限り、延々とこの曲の再生が繰り返される。少し小さめの音量で流して、そして目を瞑る。やがて僕はすっと吸い込まれるように眠りに落ちる。眠っている間も、彼女がステレオで歌い続ける。朝まで歌い続ける。同じ声でずっと。菅原 紗由理。昔、付き合っていた彼女が教 [続きを読む]
  • 白眉の肌色 (君の色)
  • 空が白み始める頃。午前3時過ぎ。目を覚ました。前の晩、持病の薬を飲み忘れていたことをふいに思い出した。だけども身体を起こせない。僕はそのまま布団の中でじっとしている。睡眠と覚醒の狭間。ひとつのアイデアが浮かぶ。数日前にこのブログで投稿した記事のタイトル、「繭の懐中」。このタイトルを冠した物語を書いてみようと思いついた。手前味噌を上げるようだが、このタイトルはイカしてる。これまで900ほどのくだらないタ [続きを読む]
  • 美しき蛾は闇夜に飛び、醜き蝶は白昼に飛ぶ
  • 依頼されていた3本の原稿を徹夜で書き上げた。どれも鹿児島県肝属(きもつき)郡、錦江町(きんこうちょう)をPRするための記事を書いた。クライアントは錦江町内にある某病院だ。過疎化の進むこの町への移住を促すというのがひとつ。そしていちばんの目的は、医師不足や医師の老齢化を打破するために若い医師を獲得することだ。僕の書いた文章で、そのお役に立てるかは甚だ疑問ではあるけれども。とても美しい蛾に出逢った。シンメト [続きを読む]
  • 繭の懐中
  • 君の名前は美しい。君は優しくて、エロティックで、孤独を隠し持った人。"期待をするから、その期待が外れた時に落胆する。ならば、初めから期待などしなければいい。そうすれば何も悪いことはない"本当にそうかな。僕はいつだって期待していたいんだ。負け続きの博打打ちがたまの勝ちに喜び勇むように、僕もそうありたい。期待が外れれば、落ち込む。だけどもそれは長くは続かない。期待通りにいったとしてもその余韻も長くは続か [続きを読む]
  • 明日の夢で逢いましょう
  • 夢のような時間が終わり、僕はまたひとりになった。ひょんなことから小学校時代の同窓会が開かれることを知り、そして参加させてもらうことになった。その同窓会が昨日の晩、開かれた。どの顔もみんな変わっていなくて、本当に懐かしかった。みんな「天平、天平」って声をかけてくれて嬉しかったな。僕はいい仲間に恵まれた。店を3件はしごして朝の4時過ぎまで飲んだ。2件目のバーでは、向かいの席に座っていた23歳の女の子たちに [続きを読む]