いが さん プロフィール

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いがさん: 聴いた、見た、読んだ
ハンドル名いが さん
ブログタイトル聴いた、見た、読んだ
ブログURLhttp://igatk.blog.fc2.com/
サイト紹介文音楽(洋楽ロックが主)を中心に、映画、本のレビューしてます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供322回 / 365日(平均6.2回/週) - 参加 2014/10/13 14:47

いが さんのブログ記事

  • 欅坂46『真っ白なものは汚したくなる』
  • 1st、2017年、日本ポップ / アイドル実はアイドル100%「若者の声」的な歌詞の世界観が取りざたされることが多いけれど、楽曲のテイストはもうアイドルど真ん中。ギターの音がかなり効果的に使われてる印象です。特にアコギ。個人的には歌詞の内容が邪魔して、あるいはメンバーとの声質のミスマッチ感も相まって少し違和感を覚えてしまうのだけれど、そのいびつさが人気の秘訣なのかもしれない。耳を慣らすべきか。それにしてもソロ [続きを読む]
  • 女王蜂『Q』
  • 5th、2017年、日本グラム・ロック / ダンス・ロック人生酸いも甘いも何かに決別して、「終わりからの始まり」を高らかに宣言するM-1「アウトロダクション」から踊る踊る。『夜は短し歩けよ乙女』ばりの狂騒感。それだけで終わっていたらただの凡作なんだけれども、M-8「Q」で一気に景色が変わる。まるで朝まで遊んだあと、帰宅したときの寂寥感(もちろん歌詞のテーマはさらに重いものになってはいるが)。そして最後の2曲でさらに [続きを読む]
  • The Birthday『NIGHT ON FOOL』
  • 3rd、2008年、日本ガレージ・ロック「強い」ロックンロールランチはカレーしかやってませんとか、服はバンTしか持ってませんとか、そういう類の「良性の頑固さ」のようなものが滲み出てるのがThe Birthdayの音楽なのでは、というのがこの1枚だけを聴いた感想。楽器陣の演奏はひたすらシンプルで、繰り返し・リフが多い。奇をてらった展開の妙なんか一切ない。スタート地点からひたすらまっすぐに歩き続けるような曲ばかりだ。「ま [続きを読む]
  • Mogwai『The Hawk Is Howling』
  • 6th、2008年、スコットランド・グラスゴーポスト・ロック能ある鷹は爪を隠す初めてとなるMogwai作品。バンド名が印象的なのでずっと聴きたかったんですけど。静と動を繰り返しながらダイナミズムをビルドアップしていく、というのは今では結構当たり前の方法論になった気がするんですけど、このバンドが祖、みたいな物言いをちらほら見かけます。そうなんでしょうか。この作品はその中でも比較的轟音の部分の方が印象に残っていま [続きを読む]
  • Flying Lotus『Los Angeles』
  • 2nd、2008年、イギリステクノ / IDM / ヒップ・ホップとにかくウルトラクール思えば初めてAhpex Twinを聴いたのってこのブログを始めてすぐくらいだったなあ。「なんか知らないけどすげえ評価されてるし天才っぽいな」と思ってレンタルしてきた記憶がある。でもそれまでわかりやすいメタルとかロックばかり聴いてきた耳にとってあの音楽は未知すぎて、新鮮すぎて「すげえ」以外の感想を持てなかった。でもそれからもう3年くらいが [続きを読む]
  • cinema staff『熱源』
  • 6th、2017年、日本インディー・ロック熱感じずBase Ball Bearの『光源』はめちゃくちゃ良いアルバムだったわけだけども、こっちの『熱源』のことはそれほど。もっと激情型というか、エモい感じのバンドだと勝手に思ってたんだけど、意外と爽やかなのね。バンドサウンドはうるさいんだけど(キメがかっこいいよね)、ボーカルの声がめちゃくちゃ爽やか。それが新鮮といえば新鮮でした。勝手に思い込んでただけだけど。個人的にはメロ [続きを読む]
  • 竹原ピストル『PEACE OUT』
  • 7th、2017年、日本フォーク人間万歳!アコギ1本で弾き語ることはおそらく多くのアーティストができるんだけども、それだけで聴く側をぶっ飛ばすほどのエネルギーを放出できる人はなかなかいない。多くのロックバンドのアコースティックセットなんて体の良い休憩タイムだ。真のアコギプレイヤーはまるでその人単体が楽器となったように、感情のままに、歌が求めるがままに歌う。合奏ではないのだから、リズムを一定にする必要なんか [続きを読む]
  • ACIDMAN『Life』
  • 6th、2008年、日本インディー・ロック / オルタナティヴ・ロックバカみたいにいい曲、いいメロディ日本のロックバンドに少々遅れて耳を貸しはじめたもので、このバンドも恥ずかしながら初聴。3ピースという構成も相まってシンプルで最低限の音だけ鳴らしてるのに、この存在感。同じく2008年にリリースされたASIAN KUNG-FU GENERATIONの『ワールドワールドワールド』よりは断然好み。しかしまあ、これだけ偉大な先人たちにここまで [続きを読む]
  • Liquid Spirits『Music』
  • 2nd、2008年、オランダソウル / フュージョンソウル最高〜!(という段階、いまだに)オランダ出身のソウル・ファンクバンド2ndアルバム。ディスクガイド本『CLUB JAZZ Definitive』からの一枚。女性か男性かわからないのですが歌モノだし、しっかりとした曲構成・アルバム構成(曲と曲がシームレスに繋がっていく。曲とそれに続くアウトロ、といった趣)で55分という長さもバッチリで良作・佳作と呼ぶのにふさわしい1枚。今年効いた [続きを読む]
  • Cynic『Traced In Air』
  • 2nd、2008年、アメリカプログレッシヴ・メタル美しいガラス細工のごとしデスメタルの誰よりも先を行っていたというバンドの十ウン年ぶりの2ndアルバム。2008年リリース。その後も2014年に3rdをリリースしている。デス・メタルと聞いて最初は身構えていたのだけれども、思ったよりクリーンボイスも多いしそこまで激しいサウンドではない。歌メロはとにかく叙情的で悲しげ。なんとも美しい。フュージョンからの影響がわかりやすく出 [続きを読む]
  • UVERworld『TYCOON』
  • 9th、2017年、日本ミクスチャー・ロック日本が誇る「ロック」バンド日本の新世代ロックスターは[Alexandros]でもMan With A Missionでもなく、この人達だと答えたい。いくら電子音を取り入れようが、ラップを取り入れようが、ジャズっぽい演奏が入っていようが、彼らの鳴らす音はロックにしか聴こえないからだ。同じ方法論でもロックに全然聴こえなくなってしまったバンドはいくらでもいる。それは別に悪いことではないと思うん [続きを読む]
  • Anthem『BLACK EMPIRE』
  • 13th、2008年、日本ヘヴィ・メタル / パワー・メタル至極真っ当にいいヘヴィメタルジャパメタってやっぱ当時中学生だった少年からすれば「サムっ、イタっ」としか思ってなかった。でも今年Dead Endを聴いたり、さらにX JAPANのドキュメンタリーを見たりとだんだんと緊張の緩和が。2008年のこの作品も、確か当時のBURRN!なんかで結構褒められてたはずなのに、華麗にスルーしてた作品。暑苦しいメロと滾ったギターソロが堪らん一枚。 [続きを読む]
  • Paramore『After Laughter』
  • 5th、2017年、アメリカニュー・ウェイヴ / ポップ・ロックこれこそ最新・ポップなロックの最適解!ついこの間Arcade Fireのアルバムを聴いて「ロックバンドのポップ化」を憂いたばかりだけれども、その路線に行って成功しているバンドも多くいる。その最大の例としてLinkin Parkが挙げられる、と言いたいところだけれどもなぜかこの意見に賛同してくれる人間は決して多くない。決してあのことがあったから行っているわけではなくて [続きを読む]
  • アイアンマン
  • 原題:Iron Man2008年、125分、アメリカ監督ジョン・ファブロー(『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』『ジャングル・ブック』)出演ロバート・ダウニー・Jr(『ジャッジ 裁かれる判事』『シャーロック・ホームズ』)ジェフ・ブリッジス(『クレイジー・ハート』『ビッグ・リボウスキ』)テレンス・ハワード(『ハッスル&フロウ』)グウィネス・パルトロー(『恋に落ちたシェイクスピア』『セブン』)ほか<皆さんの点数>Y [続きを読む]
  • Arcade Fire『Everything Now』
  • 5th、2017年、カナダインディー・ロックロックがポップになる時代、ポップがロックになる時代カナダの大人気バンドの最新作。プロデューサーとしてDaft Punkの人が参加。これまでになくポップで意欲的な作品になっている、らしい。でもここ数年のロックバンドの新作なんてどれも「ポップで意欲的」ではなかったか。2010年代のロックというのはそういうものとして後世に語り継がれるのが定め。だからこの作品を一枚だけ聴いたところ [続きを読む]
  • Pha『ひきこもらない』
  • 幻冬舎、227ページこれまでもこの人の本は何冊か読んだことがあるんだけれども、今回思わず手に取ってしまったのがこの一節をどこかで目にしてしまったからだ。(「チェーン店以外に行くのが怖い」より)店に行くときはチェーン店がいい。チェーン店の店員はマニュアル以外の余計なことを話さない。個人商店のおっさんのように「このへんに住んでるんですか」とか「最近よく来ますね」みたいな余計なことを言わない(そういうことを [続きを読む]
  • 池内了『科学は、どこまで進化しているか』
  • 祥伝社、304ページ先日読んだ成毛眞『AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である』にて紹介されていた本のうちの1冊。意外と自分の中の知識とさして変わらない部分も多く、意識的になのか無意識的になのか、きちんと大事なことだけは抑えていたんだなあと自分で感心。それでもやっぱり物理の部分は難しかったし(ダメなんだろうけど)興味をあまり持てない。あと結局まだわかってないことが多かったのが驚きが少なかった要因か [続きを読む]
  • Dragonforce『Ultra Beatdown』
  • 4th、2008年、イギリススピード・メタル / パワー・メタル逆にメタル初心者にも聞かせたいたった一つでも秀でているところがあれば、それを突き詰めることで際立った存在になる、という意味の故事成語。『竜力の功』(*こんな言葉はない)まさしくこのバンドはそれをやってきた人たち。ひたすら速く、誰よりも速く。その結果誰にも真似できないような領域まで到達しているのだからバカにはできまい、世界的にも最も売れている部類 [続きを読む]
  • Q-Tip『The Renaissance』
  • 3rd、2008年、アメリカヒップ・ホップとことん高音質!A Tribe Called Questのラッパー、トラックメイカーのQ-Tipの2008年発売3rdソロ。なんだか出るまですったもんだがあったみたいですが、なぜこんな素晴らしい作品にケチをつける輩がいるのか・・・いやーとにかくトラックもラップも「流れるよう」という表現がぴったりのサイコーのサイコーよ。STUTSの『Pushin'』(2016年)に収録されている名曲「The Renaissance」の元ネタが [続きを読む]
  • キミドリ『キミドリ』
  • 1st、1993年、日本ヒップ・ホップ若者の初期衝動1月の【1993年特集】で候補には入っていたんだけど、ランダムで引けなかったアルバム。クラシックを聴きこむこのタイミングで聴いてみました。日本のヒップ・ホップの黎明期も黎明期だから、ラップは拙い(やっぱ「乗せ方」って今かなり進化したものを聴いてるんだな、と再確認できるほどに)。でもこんな黎明期にこれほどまでに自己の音楽を確立してるのもものすごい話で。でもこの [続きを読む]
  • PSG『David』
  • 1st、2009年、日本ヒップ・ホップ何度でも聴ける、気張らずに最近ネイマールの移籍先としてパリ・サンジェルマンこと「PSG」というサッカーチームが何かと話題でして、YouTubeで「PSG」で検索してもネイマールの動画がたくさん出てくる始末。でもこのPSGはサッカー激うまブラジル人とは一切関係なく、PUNPEE、S.l.a.c.k.(5lack)、GAPPERの三人からなるヒップ・ホップユニットのファーストにして唯一のフルアルバムである。先日の「 [続きを読む]
  • Jamiroquai『Automaton』
  • 8th、2017年、イギリスファンク / ディスコ / ポップちゃんと新しくてかっこいい実に7年ぶりとなるというニューアルバム。エレクトロとはいい塩梅に融合を果たしつつ、それでも譲れぬ「信頼と実績のジャミロクワイ印」が随所に散らばっている、唯一無二のグッドミュージック。昨今の懐古趣味的ポップブームもあり、時代と共鳴している感もあり。古いものが新しく聴こえ、逆に新しげなものが古く聞こえてしまうような今の世の中に罰 [続きを読む]
  • THA BLUE HERB『STILLING, STILL DREAMING』
  • 1st、1999年、日本ヒップ・ホップたった一枚で、存在証明自分がここにいるぞ、ということ、ただそれだけを主張した1枚。今となっては固定化されたパラダイムとして存在する「地方 vs 東京」という二項対立をシーンに持ち込んだわけだけれども、それすら彼にとっては自分の存在を証明するツールでしかなかったのではないか。自分はここにいる、誰とも違う、誰よりもクールであるという叫びが彼のリリックとなって、この「皿」いっぱ [続きを読む]