さらん さん プロフィール

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さらんさん: さらん 屋根裏部屋 二次小説
ハンドル名さらん さん
ブログタイトルさらん 屋根裏部屋 二次小説
ブログURLhttp://sarang1987.blog.fc2.com/
サイト紹介文メインブログ:ameba 信義?シンイ?二次創作物サブブログ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供52回 / 9日(平均40.4回/週) - 参加 2014/10/24 19:11

さらん さんのブログ記事

  • お引越しの流れ・その2 〜 皆さまへ
  • おととい8/30 お話を全話戻しました。全完了したのが明けて8/31の1:30まず心から、みなさまに感謝をお伝えできればと思います。多くは語りません。この画像を見て頂ければきっと伝わると。数がすべてとは思いません。ただこの7万超えアクセスのお一人お一人にお詫びしたいです。去年過去のお話を全て下した時にきっと厭な気持になった方、そしてあの恐怖の【 信義 】最終回の後 [続きを読む]
  • お引越しについて 〜 皆さまへ
  • 皆さまにいろいろなお話を伺って、いろいろと考えました。てそんの神席に浮かれた脳みそで。(*’艸3`):;*。 プッこれからの大まかな流れをご案内させていただければと思います。既にお気づきの方もおられるかもしれません。まず、引っ越し準備のために一時的にすべてのお話を戻しております。理由は・・・当然と言えば至極当然なのですが、ブログで読める状態 [続きを読む]
  • お引越しについて 〜 皆さまへ
  • 皆さまにいろいろなお話を伺って、いろいろと考えました。てそんの神席に浮かれた脳みそで。(*’艸3`):;*。 プッこれからの大まかな流れをご案内させていただければと思います。既にお気づきの方もおられるかもしれません。まず、引っ越し準備のために一時的にすべてのお話を戻しております。理由は・・・当然と言えば至極当然なのですが、ブログで読める状態 [続きを読む]
  • ちまりの衝動 〜 皆さまへ
  • 数か月ぶりの烈しい衝動。【 信義 】を知って以来学んだことは数多かれど、その中の大きな一つに「画像加工」というのがあります。以前からヨンでくださっていた皆さまのなかには、「あー作ってたねー」と思い出して下さる方がいらっしゃるかもしれません。最初は【 信義 】の元画像すら探せず、SBSの信義公式ページの場所すら知らなかったのに。人間死ぬほど夢中になれば、言葉の壁も [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 桑弧蓬矢・陸(終)
  • 「迂達赤大護軍 崔瑩、桑弧蓬矢此奉処」今日のあの方はいつもとはうって変わり、医仙としての正装を整えて高官らの最前列に座っている。口上を述べて玉座へと一礼し、正庭の中央に設えられた高板の舞台へ上がる。皇宮の正庭。初秋の陽は透明に降り注ぎ、居並ぶ高官らの赤い正装の珠帯を輝かせる。そして一際高く設えた玉座に着かれた王様の絹袍の [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 桑弧蓬矢・伍
  • 見兼ねた王様が玉座を立たれ、床に膝をつく王妃媽媽へ寄られるとその肘に御手を添える。「王妃」「・・・ウナが。王様、ウナが」「立ちなさい、王妃」「厭です。立ったら顔が見えませぬ。この子の息遣いが聞こえませぬ王様。こんなに熱が高いのに」母というのはこれ程強く、そして形振り構わぬものなのだろうか。元の姫君である方が、常に高く首を上げ威儀を正された王妃媽媽が、&#x [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 桑弧蓬矢・肆
  • 「王子さま、あー。出来ますか?あー。うーんお上手ですねー」この方は抱かれたままの韵様の頬に手を当て、その御目の前でご自分の口を丸く大きく開いて見せる。真似して開いたその御口を指でもう少し開かせて覗き、「王様、媽媽、申し訳ないですが王子さまの服ちょっと脱がせます。ヨンア、王子さまをここに寝かせて」言うが早いが韵様の寝台を指す。抱 [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 桑弧蓬矢・参
  • 二人きりなら何も考えるな、ただ黙って寄り掛かっていれば良い。そう願うこの心など知らぬ気にあなたは呟くと、背から廻した俺の両腕に手を掛けてご自身に巻き直し、胸に身を擦り寄せた。まるで御自身の心裡の不安を鎮めるように、隙間なく俺に貼りついて「ただでさえ出産後にはホルモンバランスが崩れたり、育児疲れや産後鬱になりやすいけど。媽媽は几帳面な方だし、悲しい思い [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 桑弧蓬矢・弐
  • 無遠慮な朝日に隅々まで照らし出されても、埃どころか塵一つない。磨き抜かれた東宮殿の御部屋の中、王妃媽媽に抱かれた韵様が大きなむずかる御声を上げておられる。御生まれになった日に王様がおっしゃった通りだ。お前のその声を、正しくこの国に響かせよ。あの雲を払う咆哮を耳にし、胸の痛くなるような羨ましさに焦がれた日からおよそ一年。今迄に見 [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 桑弧蓬矢・壱
  • 【 桑弧蓬矢 】東の空の夏の陽は、既に惜しみなく光り輝いている。周囲に響き渡る蝉時雨が、なお一層の暑さを加える。庭に咲き誇る花々もこのところの暑さに項垂れている。一雨来れば楽だがと仰ぐ空には、雲一つ見当たらない。勝手なものだ。梅雨の間は陰鬱な空にうんざりし、降り頻る雨に早く止めと願っていたのに。 [続きを読む]
  • 或日、迂達赤 | 欣求浄土
  • 【 欣求浄土 】昼の名残の空気は熱を抱いたまま重く沈んでいる。纏わりつく熱い夜風の中で、薄い空気を吸い込んだ。厭離穢土 欣求浄土。禄に言葉すら交わせなかったお前らは、喜んで其処に居るだろうか。「ヨンア」夏の暑さに開いたままのあの方の部屋の扉をくぐる。部屋の中あの方は影の [続きを読む]
  • お話の途中ですが 〜 皆さまへ
  • ※8/25 お話が終わったので、切れ目に上げておきます。こんばんは?いつもヨンで頂き、本当に嬉しいです。ありがとうございます。せめてもの御恩返しとして皆さまが楽しめるような、どっぷり【 信義 】とヨンの世界に浸れるようなページを作りたいな、と、常々至らぬながらも心掛けているのですが・・・実はただ今、約3年ぶりにHP大移動を考えています。もうまるっとね、という感じです。移 [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 竹秋・拾陸(終)
  • 筍の皮は剥き過ぎる、焚火を囲んで漢詩を口遊む。鬼剣を握れば武神の如し、気短で焔のような質ではあるが何処までも育ちの良い男だ。奴の詠じた春風は竹藪を抜ける風に髪を躍らせ、焚火に頬を光らせ、飯を喰う俺達を嬉し気に見廻している。奴も難儀な相手を選んだものだ。昔なら絶対に選ばなかったろう。喧しく身勝手で常に騒ぎを起こし、世話焼きの過ぎ [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 竹秋・拾伍
  • 「2人してどこ行ってたの?」並んで竹藪を出た俺達を目敏く見つけたあの方が、焚火の脇から此方へと一目散に駆けて来る。「ヨンア、どうするの?タケノコ真っ黒にこげちゃってる」「構いません」周囲に聞こえぬよう声を低くしているのは、此方の体面を気に掛けて下さっているのか。それとも自信満々に料理を引き受けた俺がしくじったかと、心配して下さ [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 竹秋・拾肆
  • 広場へ戻れば焚火は赤々と燃え、火に掛けていた鍋からは肉の匂いの湯気が上がっている。「中身は」湯気の立つ鍋を指して尋ねると、この方は袷から手拭を取り出し鉄蓋の把手を包んで開けた。ヒド以外の全員が鍋の中を覗き込む。その中にはたっぷりと張られた湯と、大きな肉の塊が沈んでいる。「ユクスよ。天界のレシピ、って言うのは嘘」あなたは判らぬ事を呟き [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 竹秋・拾参
  • 「違うだろ、そんな伸びた奴じゃ硬くて喰えねえよ!」「犬じゃないんだから、短い奴なんて探せないだろ」「探せねえ訳ないだろ。見ろよ、旦那を」シウルとチホは吠え合いながら、足許を覆う竹葉を蹴った。その近くには小さな山になった、薄皮に包まれた太った筍。もう十本近くある。これ以上は採る必要もないだろう。「足裏で探せ」俺は親根に沿った竹葉 [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 竹秋・拾弐
  • 「・・・何だ、それは」広場に戻った俺の手に下げる小さな掌から奪った鍋と笊に眼を向け、ヒドは呆れたように吐き捨てた。呆れていられるのも今のうちだと肚裡で笑む。すぐに判った。あの方が抱えた笊を奪い取った時の磯の香。あの朧月夜の手裏房の酒楼で、分りましたとおっしゃった意味。この方らしい。甘えられる処になら何処にでも誰にでも素直に [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 竹秋・拾壱
  • 今にも竹林を駆け抜けて飛び出して行きそうなテマンを眸で制すと、奴は歯嚙みしてその場に立ち尽した。俺達までが飛び出して行って共に一斉に声の主を責めれば、却ってあの方が困るだろう。怪し気。そう思う者があっても構わない。信じぬ者は何があっても信じぬ。例えその目の前で見せようと、見る気がなければ見えないものだ。内功という目に見えぬ力の持ち主 [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 竹秋・拾
  • 倒れた竹の枝を小さな刀で素早く器用に全部落として、何本かまとめて山にして、太いロープで結び終わって。その間、倒れて来た竹に驚いて避けた私たちが竹林の入口のすみっこにひとかたまりになっているのに気付くと、さすがにちょっと申し訳なさそうに「・・・怪我はないか」地面にしゃがんで竹を結び終わった後、顔を上げずにヒドさんは聞いた。「大丈夫です。ビック [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 竹秋・玖
  • 思ったよりも余程楽だ。何しろ敵は刀も持たず、微動だにせぬ竹。正しく棒立ちになった目前の竹の根元に狙いを定め、手甲を外した手を左から右へ軽く振る。そのひと振りで風功の届く範囲に生えていた全ての竹が、呆気なく倒れて行く。倒れた処からは風功は使えない。余りに鋭すぎる風の刃では、主軸も斬り落としてしまいそうだ。此方は斬ろうが落ちようが [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 竹秋・捌
  • 「おはようございます!」トギを連れて急いで飛び込んだ水刺房の厨房で、尚宮オンニが私たちを見てにっこり笑って頷いた。「お早うございます。お待ちしておりました、医仙様」「急に無理言っちゃってごめんなさい」「いえ、とんでもないことでございます。ただ・・・」尚宮オンニは言葉を切ると、水刺房の竈の上に乗っている大きな黒いお鍋を見て心配そうに言った。「かなり重いです。御 [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 竹秋・柒
  • 赤月隊の戦場はその殆どが、倭寇相手の海辺だった。その動向を見張る為、目塞ぎの高台の断崖に営を張る事が多かった。ある春の日。先発隊が敵の動向を確かめ戻って来ると、焚火の周囲で珍しく大きな笑い声が響いていた。敵の気配もなく、そして陽の明るさと海鳴りで掻き消されるとはいえその楽し気な笑い声は余りに大き過ぎた。視察に出ていた俺達 [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 竹秋・陸
  • 「じゃじゃーん!」その女人のふざけた声に眉を顰め、どれ程振りかに空を見る。地から仰ぎ見れば目の届く限り、何処までも高く伸びる竹。その天を覆うよう重なる葉の隙間から、ようやく覗く霞空。こんな早朝からのひと働きかと、誰より己が己に呆れ返る。しかし竹林が相手では、此方の都合で斬るわけにもいかん。「ここです。この竹を切って [続きを読む]
  • 2016再開祭 | 竹秋・伍
  • あなたと並び歩く春月夜の道。こんな話さえなくば、遠廻りをしたい程に美しい朧月。それでも今の己の胸裡は、美しいとは程遠い。ただその黒さだけが夜空と同じ色だ。いや、もっとずっと黒い。名を呼ばれたいのか。俺以外の男に。不機嫌なわけではない。ただ決して愉快でもない。例え相手がヒドだとしても、これだけは如何しようもない。 [続きを読む]