wildsum さん プロフィール

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wildsumさん: 枕中記
ハンドル名wildsum さん
ブログタイトル枕中記
ブログURLhttp://xufang.blog87.fc2.com/
サイト紹介文掌編小説のページです。
自由文翻訳小説、自作小説、短い小説、笑話等。いろいろです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供11回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2014/10/28 21:15

wildsum さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 鹿を指して馬となす
  •  話は秦の始皇帝亡き後、二世皇帝の時のことだ。宦官の趙高が皇帝の地位を簒奪しようと野心を燃やしていた。だが、大臣の何人が自分を支持しているかわからない。そこで、ある作戦を思いついた。 趙高は朝廷に参内する時、鹿を一頭連れてきて、あいそ笑いしながら、皇帝に言った。「陛下に一頭の馬を献上いたします。どうぞお収めください!」 皇帝はこれを聞いて、大笑いして立ち上がり、それから鹿を指さして言った。「これが [続きを読む]
  • 受験地獄の受験旅行!
  •  ぼくが大学入試を受けた時は、センター試験などなかった。受ける大学まで行って、受験することになっていた。家には兄弟三人いて、私立大学は父に許してもらえなかった。とにかく国立を受けなければならなかった。少しでも合格の可能性がある大学を選んだものの、国立は5科目受験だ。ぼくの場合、国語・英語・社会だけなら私立でもけっこういいところに受かる自信があったのに、夏休み遊び過ぎたため、数学と理科は絶望的な状態 [続きを読む]
  • 中国の笑い話「鶏泥棒」等
  • 中国笑話1.鶏泥棒 ある鶏泥棒が教会に入った。 神父が尋ねた。 「近頃どうですか?まだ鶏泥棒をやっていますか?」 「いいえ、鶏は盗んでいません。」 「本当に鶏を盗んでいないのですか?」 「はい、天に誓って、一羽も盗んでいません。」 神父は喜んで言った。  「いいことです。あなたは一歩神に近づきましたね!」 泥棒は手に汗を握りながら、心中思った。 「よかった。最近鶏泥棒を鴨泥棒に変えたんだ。もう少し [続きを読む]
  • 天上縊死
  •  まだ携帯電話のない時代のことだ。大学4年生の春、ぼくは近代詩を研究するゼミで不思議な男と知り合った。メンバーは男4人、女2人というゼミだった。男の一人は以前からの親友で、ハンサムだが、孤独を好む少し暗い印象の男だった。そして、初めて会ったのが原口という男だ。こいつは以前からの親友以上に暗かった。ゼミ仲間の話によると、彼は自殺未遂を繰り返している死神のような男だから、近づかないほうがいいということ [続きを読む]
  • 覆水難収
  •  商王朝末期、姜太公という人がいた。彼は優れ、兵法にも精通していた。だが、商王朝の残虐で横暴な政治に対して不満を抱き、官職を辞去して平民となった。 姜太公は渭水のほとりに隠棲して、毎日悠々と川辺で魚釣りをしていた。姜太公の妻は夫が毎日何もしないのを見て、この男といっしょにいてもいいことはないと思い、彼から離れ去った。 その後、姜太公は周の文王に招かれて、周の軍師となった。周は姜太公の補佐により、商 [続きを読む]
  • 大きい人と小さい人
  • 大きな人が小さな人をいじめている。それを見た人たちが、やめさせようとしたが、大きな人はやめようとしない。小さな人はやむを得ず裁判所に訴えた。その結果、「いじめるのはいけない」と裁定を下された。だが、大きな人は言う。「これは当事者同士の問題だ。誰も口出しできない」と。あなたならどうする? [続きを読む]
  • 小さいころ海は大好きなところだった。小学生のころ、夏休みになると、近所の家族と一緒に海水浴に行った。子供たちだけで、よく遊んだ。少し年上のお姉さんの水着姿にどきどきしたこともある。水際でびちゃびちゃ波とたわむれたり、砂浜で城を作ったりした。時には、浜から離れた沖まで唯一できる平泳ぎで泳いでみたりした。海水が鼻にはいったりしながらも冒険を楽しんでいた。海水浴は解放感たっぷりの楽しみのひとつだった。働 [続きを読む]
  • 予知能力
  • ある女性、自分の直感は間違いがなく、予知能力もあるという。ある日、女性は友達の女性にこの話をした。「私、六歳のころから、直感とか鋭くて、予知能力の才能もあるってわかったの。家の犬が危ないと思ったら、その二日後に死んだわ。」相手の女性は、「本当!すごい!」と感嘆して言った。女性が続けて言った。「それから何年後かな、わたし、おばあちゃんが危ないって思ったら、それからすぐにおばあちゃんが亡くなってしま [続きを読む]
  • 開かないドア
  • 夕方6時前、仕事を終えて、帰ろうと、東京メトロ護国寺駅へ行った。ホームで電車をまっていたが、なぜか電車が来ない。ずいぶん遅れてきた。乗ろうと思ったが、電車のドアが開かない。いちばん後ろの車両の前にいたので、車掌のうろたえる姿が見えた。同時にイライラとして、車掌に文句を言う乗客の姿も見える。数分後、ドアが開いた。しかし、ホームドアが開かない。しばらく待ったが開かない。イライラした乗客のおじさんが、電 [続きを読む]
  • サクラチル
  • 今桜はどんどん散っている。「桜散る」といえば、思い出すことがある。数十年前のことになるが、高校三年の2月、国立大学を二つ、公立大学を一つ受験した。当時は、合否を通知する電報を送ってくれるというシステムがあった。大学の門を入った所に受付があり、住所を登録するのだ。公立は国語と英語と社会の3科目、国立はそれに数学、理科も含めた5科目を受けた。とにかく理系がだめで、特に数学はまったくひどいものだった。 [続きを読む]
  • 県知事がこどもをしつける
  •  昔、李という人に進宝という一人息子がいた。李さんは、進宝が七歳のとき、家庭教師をつけて、勉強させた。息子はとても聡明だったが、まじめに勉強しなかった。彼は先生を嫌っていて、いつも先生を怒らせていた。 ある日、授業のとき、進宝は「井」という字を書き、その字の真ん中に点を打って、先生に聞いた。「先生、この字はどう読みますか。」 先生はちょっと見たが、知っている漢字ではなかったので、答えられなかった [続きを読む]
  • 中国笑話「泥棒、家の主を批判する!」
  •  夜中に、一人の泥棒がある家に入って、盗もうとした。だが、何と、この家はとても貧しくて、しばらく探したが、盗むに値するものは一つも見つけられなかった。怒って出て行こうとした時、この家の主人がベッドに寝たまま言った。 「おい、ちゃんとドアを閉めていけよ!」 泥棒はそれを聞いて叫んだ。 「お前、お前、この怠け者め!ドアも自分で閉めようとしないのか?なるほどな、そんな怠け者だから、この家には何もないの [続きを読む]
  • 肉団子
  •  元旦の朝、許さんは早々と起きて、家政婦に挽き肉を買いに行かせた。同時に、餅米を水につけてふやかし、ネギと生姜を準備し、台所で一働きする。 家政婦が挽き肉を買ってきたら、許さんはテレビで見たとおり、料理を始めた。挽き肉とネギ、生姜を細かく切って、少しの醤油と水を加え、もち米と混ぜて小さい団子を作る。その団子を盆に並べて、蒸し器で蒸す。人生で初めて厨房に入った人なら、厨房の仕事は疲れるのが自然なの [続きを読む]
  • 稽古始
  • 正月といえば思い出すことがいくつかあります。まず、高校時代の剣道部のことです。高校一年生の冬休み、剣道部で年末年始の合宿がありました。31日の夕方、父が運転する車で、布団を学校の道場へ運ぶ。部員たちが全員で学食へいき、夕食をとった後、しばらく休憩してから、この年最後の練習を始める。そして、時々休憩を取りながら、零時が近づくと、みな正座し、面を取って、礼をし、この年のけいこを終えます。そして、しば [続きを読む]
  • 新年のあいさつ
  • 新年あけましておめでとうございます。2016年丙申の年、新年を無事迎えることができました。新しい年に向けて、今年こそは、ここにいろいろな物語を書いて行こうと思います。特に思い出の記として、過去を振り返り、一編の物語としたいと考えています。どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。平成28年2016年丙申(ひのえさる)正月 [続きを読む]
  • 夢の中の夢
  • 昨日、宝くじに当たった。4億円だ!すごいぞ!本当に興奮した。でも、夢を見ているのではないかと思って、自分の頬をつねってみた。すると、ぱっと目が覚めて、布団を跳ねのけたぼくに、妻が言った。「どんな夢を見たの。」そうなんだ。まあこれも妻がいるのはいいと思ったが、よくよく考えてみたら、ぼくはまだ結婚していないんじゃないか。また頬をつねってみた。今度は本当に目が覚めた。布団をはねのけ、朦朧とした意識の中で [続きを読む]
  • 千円のエナジードリンク
  •  昨日ことだ。前の晩、遅くまで資料を作っていたため、かなり、疲れた状態で出勤した。  外は大雨だった。会社の最寄り駅を降りて、歩いている間に、自動販売機にエナジードリンクがあるのを見つけた。疲れた体にはこれが一番だ。 傘をさしたまま、片方の手で財布を出してみると、小銭が6円しかない。札入れを見ると千円札が二枚しかない。一枚を取りだして、販売機に挿入した。エナジードリンクのボタンを押し、取りだし口か [続きを読む]
  • 衝突
  • 中学生の時、雨の日、自転車で帰宅していた。猛スピードで自転車を走らせていて、路上駐車している自動車に衝突した。自転車は大破、ぼくも少し怪我をしたようだった。呆然としていたら、建物から人が出てきて、自動車の後部を調べている。僕を見て「バカ野郎、前を見て走れ」とどなった。壊れた自転車を引いて家へ帰った。高校生の時、クラブも勉強もうまくいかず、悲しみのまま帰宅しようと学校の門を出て信号を渡っていたら、 [続きを読む]
  • 携帯電話紛失
  • 7月2日。いつの間にか携帯電話が失くなっていた。東急、メトロ、バスの何処で失くしたのかわからず、あらゆる可能性のかる会社に届け出たもちろんDOCOMOにも届けてロックをかけてもらった。7月10日、DOCOMOから、飯田橋の警視庁遺失物センターに携帯を預かっているという通知を受けた。警視庁遺失物センターと言うところへ初めて行った。そして携帯は戻った。すごいと思った。同時にこの10日間、携帯のない生活を何 [続きを読む]
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