MARIA さん プロフィール

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MARIAさん: 永久(とこしえ)の想い
ハンドル名MARIA さん
ブログタイトル永久(とこしえ)の想い
ブログURLhttp://fmana2000.blog.fc2.com/
サイト紹介文信義・シンイの二次小説です。 ウンスを待つ空白の4年間から、書き綴っています。
自由文「永久の想い」は、ウンスを待つ4年間から結ばれる迄を書き綴り完結しています。
「インソンの懸想」は「永久の想い」のビハインドストーリーとして、オリキャラ目線で書いています。
現在はふたりのヨンが登場する「花信風」を連載中です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供63回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2014/10/31 14:22

MARIA さんのブログ記事

  • 七夕ですね
  • おはようございます。今年は新しいお話をお届けする事が出来ませんでしたので、過去に書いた七夕の話を改めて集めてみました。2014年公開・「逢瀬」、2015年公開・「催涙雨」、2016年公開・「銀漢」上記三作は全て繋がるように書いてあります。「逢瀬」は一話読み切り、「催涙雨」は十話完結、「銀漢」は「分陀利華(未完)」のカテゴリの中の一話になります。物語は「催涙雨」から「分陀利華」へと続き、それぞれの物語のなかで回 [続きを読む]
  • 胸懐・弐
  • 「王命です。医仙はお行きください」 見ず知らずの男達に腕を掴まれ、無理矢理あいつの屋敷に連れてこられた。来るなりここに閉じ込めて、いったいどうゆうつもり? 『王命』だか何だか知らないけれど、ひとを物のようにやり取りするなんて──。ほんっと、むかっ腹が立つ。 それにもう夜は明けているはず、食べるものくらい持ってきなさいよ。まさか、餓死させるつもりじゃ……? あぁもう、お腹が空くと考えが後ろ向きになる [続きを読む]
  • 胸懐
  •  ──あの方は、この中にいる。 角を曲がるなり、俺は直感した。  立ちはだかる男達に容赦なく剣を振るい、一心不乱に向かって行く。辿り着いた部屋の扉には、真鍮の錠前がかけられている。 弾む息を整え、鬼剣を振り下ろそうとした刹那、不意に申し訳なさが込み上げて、俺は振り上げた手をゆっくりとおろした。 護ると言っておきながら、結局は護ることが出来なかった。皇宮から連れ去られる時も、薄汚い男達の視線に晒され [続きを読む]
  • 自覚
  • 「ねぇ──」 呼び止める声に、ゆっくりと肩を回した。「行ってらっしゃい」 にこやかな笑みを浮かべ、あなたは俺に手を振る。 一瞬、かけられた言葉の意味が、分からなかった。……行ってらっしゃい、胸の内でそっと繰り返してみる。嬉しいようなくすぐったいような、曖昧でいて優しい温もりを持つその言葉。 思わず小さな笑みがこぼれでた。すぐに決まり悪さを覚え、俺は真顔であなたに背を向けた。 「問題はどう持ち込むか [続きを読む]
  • 再び嵌っています
  • AbemaTVで放送が始まった「シンイ―信義―」、再びド嵌りしています。スマホで視聴してスクリーンショット(スクショ)をがんがんとっているのですが、6話と7話だけで、なんと! 300枚近くとっていました(汗)序盤ウェイビーヨンを愛してやまないわたし、ウンスを迎えに行きふたりで行った江華島への旅は萌え満載でした(//∇//)今回スクショを簡単にとるために、新たにアプリをインストールしたのですが、動画も録画ができるの [続きを読む]
  • 任務
  •  康安殿からの戻り道、ヨンはふと立ち止まり空を見上げた。太陽は天長を通過し、既に西に傾いている。 ──毎日は分かりませんが、来られたら……。 予めそう言っておいたものの、ここのところ雑事が絶えず、ぱーとなとやらの義務を全く果たせていない。思案ぶかげな眼差しで暫し宙を見据え、ヨンは典医寺に向かって歩き出した。 敷地内に干されている半夏を摘まみあげ、チャン侍医はまじまじと眺めている。出来具合を確かめる [続きを読む]
  • 花見への疑問
  • こんにちは。いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。前回、前々回と「桜」の話を書いていて、ふと疑問に思ったことがあります。それは焦れ焦れの頃のふたりに、花見は可能だったのか? ということです。ドラマで調べる事は不可能なので、史実にドラマを重ねて、ちょっと調べてみました。まずは、恭愍王の冊封からです。※江陵君…のちの恭愍王冬十月とありますね。前の方のページに元至正十一年(西暦1351年)とありました [続きを読む]
  • 季節へのこだわり
  • こんにちは。いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。花信風を書くにあたって、ずっと気になっていたことがあります。 それは……、 双城総管府が陥落したのは、1356年のいつ頃だったのか? 春と夏ではないような気がしていたので、私の中で勝手に秋と想定して書いていました。 きちんと調べきれていなかったので、季節が分かるような情景描写はあえて避けてきましたが、どうしても気になるので徹底的に調べてみました。ネッ [続きを読む]
  • 桜雨
  • 「この路って──」 チュホンの背の上で、ウンスはしみじみとした声をだした。春色の景色が緩々と流れ、生温かな風が光を揺らしている。 帯のような路を進みひなびた集落を抜けると、満開の桜の大木があの日と同じように出迎えてくれた。枝の先に小さな花びらを無数につけて、淡く静かに咲き満ちている。「やっぱり──、そうだったのね!」 眸を煌めかせ、ウンスは老樹に視線を縫い止めた。じっと見据えるウンスの横顔に頬を寄 [続きを読む]
  • 花霞
  •  ──春になったら桜が見たいな、一面を覆っていた雪が溶けて、春がどこともなく地上に揺れ立ちはじめたある日、あなたはぽつりと呟いた。典医寺の窓を開け放ち、まだ春も浅い中庭を眺めている。「長く開けていては、風邪をひきます」 閉めようとする俺の手を制し、──閉めないで、と頸を横に振って目顔で訴える。 仕方なく手を離すと、あなたは満足そうに微笑んで再び窓の外を眺めた。鬢を揺らす風はまだ冷ややかだが、淡いな [続きを読む]
  • 「企画物」カテゴリについて
  • こんにちは。いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。ブログ村もしくは検索でこちらに辿り着いた方の為に、ちょっとご説明をしたいと思います。「永久の想い」には、「企画物」というカテゴリがあります。タイトルどおり何らかの企画に参加させて頂いたときに、投稿した話だけを集めたもの。※太字は して頂くと飛ぶようになっています。「不在」   仲良しと企画した、「ウンスのいない日」をお題に書いたもの。  [続きを読む]
  • 関心
  •  カビに叱責されて以来、ウンスは寺から出る事を自粛していた。ヨンの事が心に残って離れなかったが、カビのいう事は最もだったし、何よりも大師の険しい面持ちが留まらせていた。(カビさん、今頃あの子のところに居るんだろうな) 路端の平石に腰を下ろし、ウンスはぼんやりと空を見上げた。午後の柔らかな日差しが枝の隙間から細く差し込み、色なき風が優しく梢を揺らしている。 ──かさっ、かさっ、乾いた落ち葉を踏む控え [続きを読む]
  • 間柄
  • 「考えてみればわたしたち、『恋人同士』の期間もあまりないまま夫婦になっちゃったわね」 干店で饅頭(マントウ)を食べながら、不意にウンスが話しだした。満足そうな顔でのみ込んで、茶を手に取り旨そうにすする。 つと躊躇うように顎をひき、ウンスは皿に残った最後のひとつを見つめはじめた。唇を一文字に結び、食べて良いものかと頭を悩ませている。 話に相槌をうつ訳でもなく、ヨンは目前の見慣れた光景を黙って見ていた [続きを読む]
  • 憂悶・弐
  •  あれから数日、ウンスはすっきりと割り切れないものを胸に残したまま、日々を遣り過ごしていた。 妻として夫の欲を満たしてやることも出来ず、夜毎胸に抱かれ眠るだけ──。 この腕でほかの誰かを抱き、この指がほかの誰かを酔わせ、この唇をほかの誰かに重ねるのだと思うと、赤黒い炎で胸が焼け焦げそうになる。最愛の夫を誰かと分かち合うなど、到底考えられない。 だが高麗で生きると決めたからには、『家門』と『安泰』が [続きを読む]
  • 憂悶・壱
  • 「判吏部事(パニブサ)も御史大夫(オサデブ)も、息女を大護軍の側室にと──、先達て王様に申し入れてきた」 王妃は憂わしげに大息を吐くと、傍に控えるチェ尚宮に視線を合わせた。「甥は既に医仙を正室として迎えており、側室程度では然程有益とは思いませぬが……」「王様の覚えめでたい大護軍だ。側室であろうと、充分家門繁栄に繋がると踏んでおるのだろう」 苛立ちにも似た感情が、王妃の語気を強める。「医仙は子を孕ん [続きを読む]
  • 出逢うまえのふたり
  • こんにちは、MARIAです。いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。ウンスを待つ空白の四年間からスタートした「永久の想い」ですが、それだけでなく色々な時間軸を切り取って、本編とは別に書いたりしてきました。ドラマの隙間を埋めるように書いた「回顧編」、出逢う前のふたりから始まり時間軸に沿って再編集した「月に恋」。わたしはどちらかというと(いえ、絶対的に)女子力が低いので、話しの流れを決めるときは、大抵 [続きを読む]
  • 法雨
  •  ぱらぱらと軒に弾ける雨音で、ヨンは目を覚ました。 褥に妻の温もりはとうになく、軽くなった腕に寂しさを覚える。凝り固まった腕を緩りと戻し、ヨンは指先で目頭を擦った。 まだ眠気の残る顔で寝台をおり、肩に手を当て頸を回しながら扉に向かう。両開きの扉を勢いよく開けると、雨の匂いを含んだ風がヨンの頬を撫でていく。しっとりとした空気を大きく吸い込んで、ヨンは中程に置かれた卓子にやってきた。椅子に腰をおろし、 [続きを読む]
  • 花信風の始まり
  • 現在連載中の「花信風」ですが、ある話を書いたときにストーリーが浮かびました。その話のなかで、ヨンはウンスのいない世界に紛れ込んでしまいます。でもそれは現実ではなく、うたた寝中に見たヨンの夢、ということで話は終わります。その夢の部分を書いているときに、「花信風」は生まれました。このシーンから物語を進め、こんなふうに展開して、こんな感じで締めくくろう、驚くほどあっという間に出来上がりました。如何せんわ [続きを読む]
  • 童男
  •  狼狽の色を顔に漲らせ、ウンスは言葉を失っている。雷に打たれたように眼を見開いて、凍り付いたように少年を見ている。 咎めるような厳しい眼差しをウォラに向け、カビは棒のように突っ立っていた。無言の声が見えない矢のように突き刺さり、ウォラは唇を噛み締めたまま俯いている。 ふと視界の端に絶句するウンスが見え、カビはゆっくりと視線を移した。驚きと懐かしさが綯交ぜになった感情を眸に浮かべ、まじろぎもせず少年 [続きを読む]
  • 正体
  • 「お前さんたち、相当クッパが好きだね」 度々やって来るふたりに、マンボ妹は苦々しい声を出す。相変わらず椀の置き方は乱暴だが、ウンスに向ける眼差しはどことなく優しげだ。「……ウンス。お前さんじゃなくて、ウンスって呼んでください。それと、この子はウォラ」 出されたクッパを頬張りながら、ウンスはにっこりと眼で笑う。マンボ妹は、ふん、と鼻を鳴らし、盆を小脇に抱え去っていく。 大鍋の傍に戻ってから、言われた [続きを読む]
  • あのときのヨンの心情と、単発へ続く話
  • こんにちは、MARIAです。いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。ヨンとウンスが結ばれるまでを書き綴った「永久の想い」、実は心情を詳しく書かないまま物語を先に進めたことがあります。わたしの頭のなかでは話していたのですが、そこまで詳しく書く必要はないだろうと思いその時は割愛しました。ですが、本編終了後もその事が気に掛かり、後日改めて別カテゴリで書きました。※太字は して頂くと飛ぶようになって [続きを読む]
  • 渇望
  •  月さえ眠りはじめた夜のなかに紛れ、誰にも知られずあなたに逢いに行く。 砂糖菓子よりも甘く囁かれ、か細い指先が触れるだけで、淫らな夢へと誘われる。 『目を閉じて、感じて』 首筋を這う熱い唇と、胸に流れる絹糸のような髪。 暗闇のなかで、小さな舌先を感じるたびに、躰があなたを求め、張り裂けそうになる。『逃げられないわ、わたしの口づけから』 どくどくと脈打つものを舐めあげて、婀娜っぽく笑うあなたがまぶた [続きを読む]
  • 故友
  •  茶寮をさがしながら、ウンスとウォラは大路を歩いていた。 路の左右には様々な店が立ち並び、多くの人が行き交っている。手当たり次第に声をかける商人、一瞥もくれず過ぎゆく人々。都城は人で溢れていた。 その昔、ヨンと歩いたときと店の並びは違っているが、街並みに然程の違いは感じられなかった。一年振りに見る都城の風景は、着なれた着物に手を通すような懐かしさが感じられた。「おすすめのお店ってある?」 辺りをき [続きを読む]
  • 御礼・周年記事 目次 ※追記あり(三周年)
  • こんにちは、MARIAです。いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。わたしのブログの本拠地はアメブロで、ここ「永久の想い」は、二次小説を置く専用ブログとなっています。二次を書き始めたとき、日々のつぶやきブログに置くのが恥ずかしく、こちらの部屋を作りました。アメブロのなかで二次創作を始めるきっかけがありましたので、こちらに投稿する度に、日々のつぶやきと共に、拍手御礼記事、周年記念記事等々、お知らせし [続きを読む]
  • 陶酔
  •  月明かり滴る閨で、 脱ぎ散らかした夜着が淫らに浮かび、視界の隅に映るだけで熱くなる。縫い止めた手に指先を絡め、呼気を奪うほどに口づける。 熱い吐息で柔肌を濡らし、しなやかな躰に指先を這わせ、焦らしながら、遊びながら、秘密の場所を探りあてる。 甘い蜜を滴らせ誘う花に指を沈め、熟れた場所を刺激する。 揺れる声に吐息がまざり、瞑っていた瞼があがれば、艶めいた眸が俺を見つめ視線が絡み合う。「淫らな姿を感 [続きを読む]