てんぷら さん プロフィール

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てんぷらさん: くすりの木
ハンドル名てんぷら さん
ブログタイトルくすりの木
ブログURLhttp://kusurinoki.hatenablog.com/
サイト紹介文日々の業務で必要な事や、勉強会で学んだ事、調べた事などをブログに書いていきます。
自由文病院勤務経験後、沖縄へ引っ越し。今は調剤薬局で働いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供21回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2014/11/14 01:50

てんぷら さんのブログ記事

  • 嗅覚異常について
  • 嗅覚障害の種類嗅覚脱失(においを全く感じない)嗅覚減退・低下(においを感じる力が弱まる)嗅覚過敏(鼻につくほど強くにおう)嗅覚錯誤(今までとは違った悪臭のようなにおいを感じる)嗅覚幻覚(実際には存在しないにおいを感じる)自覚的悪臭症(どのようなにおいも悪臭に感じる)自己臭症(自分から悪臭が出ていると思い込む)嗅覚障害の原因慢性副鼻腔炎、ウイルス感染による感冒アレルギー性鼻炎薬剤の副作用※嗅 [続きを読む]
  • 小児の手足の痛み。
  • 考えられる原因成長痛:夜間、痛みで寝付けず泣くこともある。整形外科的疾患:靴の不具合、単純性股関節炎、偏平足、ペルテス病など外傷:疲労骨折、捻挫、打撲、虐待によるもの。感染症:化膿性関節炎、化膿性骨髄炎、筋膜炎。膠原病:小児慢性関節炎、皮膚筋炎、SLE。全身性悪性疾患:白血病、線維芽細胞腫による腫瘍細胞浸潤。骨腫瘍:ユーイング肉腫、骨肉腫、好酸球性肉芽腫、骨軟骨腫。その他:血管性紫斑病、血友病※ペ [続きを読む]
  • 小児の突発性発疹について。
  • 突発性発疹とは乳児(主に生後4ヶ月から1歳まで)が罹患する。3〜4日間、38度から40度近い熱が続き、熱が下がると同時に全身に発疹が発生する。高熱でも、機嫌が良くミルクも良く飲む事が特徴。便がゆるくなる。突発性発疹はHHV-6(ヒトヘルペスウイルス6)の初感染が原因。完治後、HHV-7によって同様の症状が出ることも有る。突発性発疹と似ている疾患中耳炎尿路感染症風疹麻疹機嫌が悪かったり、哺乳力が落ちている場合は中 [続きを読む]
  • 先天性耳瘻孔の簡単メモ。
  • 先天性耳瘻孔congenital aural fistula耳介は、発生上6個の組織の塊が融合して生じる。この融合のさいに生じたと考えられるのがこの瘻孔(耳瘻孔aural fistula)となる。多くは耳輪の起始部の前方に開口部があり、耳介軟骨の軟骨膜は盲管で終わっている。時に脂肪状の白い分泌物が出ることもあり、炎症を起こして腫瘍化することもある。炎症を繰り返す例では、手術的に瘻孔を完全に切除することが望ましい(耳鼻科、形成外科)。 [続きを読む]
  • ホルモンの分類と作用機序:簡単まとめ
  • ホルモンの分類①タンパク質・ペプチドホルモンアミノ酸が連なったもの。受容体は細胞膜に存在する。脳下垂体ホルモン:副腎皮質刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、バソプレシン、オキシトシン等視床下部ホルモン:副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン、プロラクチン放出ホルモン等消化管ホルモン:ガストリン、セクレチン膵臓ホルモン:インスリン、グルカゴン上皮小体(副甲状腺)ホルモン:パラ [続きを読む]
  • 小児の薬物動態の特徴
  • 薬物の吸収について新生児の胃内pH は出生直後はほぼ中性であり、成人の値に達するのは生後三ヶ月。そのため、新生児ではフェノバルビタール、フェニトインなどの酸性薬物の吸収は低下し、ペニシリンのような酸に不安定な薬剤の吸収は成人に比べ上昇する。新生児は胃が空になるまでの時間(emptying time)が長い。このことより、薬物血中濃度のピークの高さを低下させ、ピーク到達時間の遅延が生じる。ただし、吸収量は必ずしも [続きを読む]
  • NDM-1産生菌の特徴
  • NDM-1とはβラクタム剤を分解する、βラクタマーゼの1つ(クラスBβラクタマーゼ:メタロβラクタマーゼに分類される)。ペニシリン、セフェム系からカルバペネム系まで全てのβラクタム剤を分解する。つまり、βラクタム剤全てに耐性をもたらす耐性因子である。NDM-1が報告されている場所インド、パキスタン、バングラデシュにてNDM-1産生菌の報告あり。2009年にインドから帰国した人から初めて分離された為、名前の由来は「 [続きを読む]
  • MHC(主要組織適合遺伝子複合体)について
  • MHCとは細胞膜表面に存在する糖タンパク質。自己細胞と非自己細胞を認識するための抗原。全ての高等脊椎動物に存在する(人間ではHLA抗原、マウスではH-2抗原)。人間のHLA遺伝子群は、第6染色体上に存在している事から、組織適合遺伝子複合体と呼ばれる。人間のMHC抗原はクラスⅠとクラスⅡに分けられる。MHCクラスⅠ赤血球以外の全ての細胞に発現している。ウイルス感染細胞、腫瘍細胞、移植細胞などが主な標的抗原となる。細 [続きを読む]
  • 多剤耐性アシネトバクターについて
  • アシネトバクターは環境に広く存在する菌院内にも、自然界にも広く存在する細菌。院内の床や、医療従事者の皮膚からも分離されるが、そのほとんどは抗菌薬に感受性がある。乾燥した環境でも長時間生存できるアシネトバクターはブドウ糖非発酵のグラム陰性桿菌。乾燥した環境でも長時間生存できる(三週間以上生き残ったという報告あり)。この特徴が、院内感染の原因菌となりやすい理由の1つでもある。院内から分離された場合、 [続きを読む]
  • テープ療法について。
  • 粉瘤手術後、傷跡を出来るだけ目立たないようにするために、テープ療法を行いました。使用するのは3M社のテープです。テープ療法のやり方はこちら。※私の場合※手術をしたのが夏だったので、テープを貼り続けていると汗で痒くなってしまい、2ヶ月くらいしか続けられませんでした(;´∀`)あまり綺麗にならなかったので、写真を載せるのは自粛しておきますm(__)mランキングに参加しています。 よろしければポチッと [続きを読む]
  • 小児のしらみ(アマタジラミ)について。
  • しらみは不潔だから感染するのではない日本以外の地域でも幼児・学童に増加している。しらみの感染は、頭髪の接触で簡単に感染する為であり、不潔だからではない。家族や集団単位での治療と予防が必要になる。アマタジラミの好発部位は頭髪(特に側頭部から後頭部)である。しらみの臨床症状しらみの唾液や糞に対するアレルギーにより、痒みを生じる。掻爬することで二次感染を引き起こし、膿皮症を発症することもある。しらみ [続きを読む]
  • 体液性免疫について
  • 体液性免疫とは異物の侵入によって抗体が産生され、抗体によって異物の排除を行う。抗体は微生物の付着を阻止、毒素の中和、微生物の凝集、食細胞による貪食を促進させる。また、補体と共に細菌を溶解させる。①抗原体内に侵入すると、免疫系の細胞が認識し、抗体を産生させる物質。免疫反応性がある。抗体と結合する部分を抗原決定基(エピトープ)と呼ぶ。②抗体抗体産生細胞によって産生され、対応する抗原と特異的に反応す [続きを読む]
  • 膜電位依存性カルシウムチャネルについて。
  • 膜電位依存性カルシウムチャネルとはカルシウムイオンを選択的に透過させるイオンチャネル。チャネルを通して流入したカルシウムイオンが、セカンドメッセンジャーとして筋収縮や伝達物質の放出等を制御する。4種類の型があり、ぞれぞれ特徴がある。閾値が高いカルシウムチャネル(高電位差で活性化される)L型・・・持続的なイオンチャネル。このチャネルの開口により流入するカルシウムが、筋肉の収縮や、分泌細胞の分泌を引 [続きを読む]
  • 中東呼吸器症候群(MERS)について
  • 中東呼吸器症候群(MERS)とは2012年に初めて確認されたウイルス性の感染症。コロナウイルスが原因で感染する(2003年に流行ったSARSもコロナウイルス)。2015年6月までの状況では、感染報告地域は計25カ国。致死率38%。感染経路ヒトコブラクダがMERSコロナウイルスを保有しており,ヒトコブラクダとの濃厚接触が感染リスクであると考えられている。咳やくしゃみなどの飛沫感染と、接触感染が疑われる。家族間,感染対策が不十 [続きを読む]
  • 小児の接触性皮膚炎
  • 接触性皮膚炎の原因灯油火傷のような皮膚炎になる。灯油が付いた衣服との接触で生じる植物草によるかぶれでは、線状に並んだ小水疱型になる。漆によるかぶれが起きた事がある子は、銀杏、マンゴーにも注意すること。桜草、菊、アロエが原因で皮膚炎を起こす事もある。接着剤ボンドなどを使用した後、2~3日以内に手や顔に紅斑が生じるゴム手袋やサンダルなどに使われているゴムにより皮膚炎を起こす(ラテックスアレルギー)薬品ヒ [続きを読む]
  • 反復性中耳炎のリスクファクター
  • 反復性中耳炎とは「過去6ヶ月以内に3回以上、12ヶ月以内に4回以上の急性中耳炎罹患」と定義される。何らかのリスクファクターが、短期間に中耳炎を反復する原因となっていることが多い。主なリスクファクター低年齢集団保育母乳栄養期間起炎菌の耐性化治療低年齢について一般に、生後6ヶ月までは母親由来のグロブリンの存在により中耳炎を反復することは少ない。生後6ヶ月から2歳までは臨床的に急性中耳炎の難治例が集中す [続きを読む]
  • ホルモン受容体と光受容体
  • ホルモン受容体細胞膜受容体を介するホルモンペプチド、タンパク質、糖タンパク質、カテコールアミンを構成成分とするホルモン機能の発現は受容体に結合した後に活性化されるセカンドメッセンジャー(cAMP、cGMP、イノシトール-1,4,5-三リン酸など)により行われる。細胞内受容体を介するホルモン脂溶性で、細胞膜に容易に通過できるホルモン(ステロイドホルモンや甲状腺ホルモン)。これらは核内に運ばれ、DNAと結合し、転写反 [続きを読む]
  • 「侮れない耳鳴り」メモ:〜チョイス:病気になった時〜
  • 耳鳴りは3つに分類される。①加齢性難聴と突発性難聴☆加齢性難聴一番多い耳鳴り軽度の難聴でも引き起こされる。40代から発症する人もいる聴力検査で、内耳の衰えを調べる。耳の中の血流が悪いのが原因。動脈硬化と加齢性難聴は関係していると言われている。耳鳴りが急に起きて、数日続いたら耳鼻科へ!☆突発性難聴若い人もなる。疲労、ストレス、寝不足が耳の中の血流を悪くさせてしまう。もしくはウイルス感染も原因とな [続きを読む]
  • 低用量ピルの作用・分類・副作用について
  • 【低用量ピルの作用】排卵の抑制子宮内膜抑制頚管粘液の粘調【低用量ピルの分類】黄体ホルモンと卵胞ホルモンを併用した方が効果が高い。高用量は卵胞ホルモンが50μg以上。中用量は50μg。低用量は50μg未満。超低用量ピルは30μg未満。含まれる黄体ホルモンの種類で、第1〜3世代に分類される。それぞれの世代によって、注意すべき副作用が異なる。◎第1世代:ノルエチステロン◎第2世代:レボノルゲストレル◎第3 [続きを読む]
  • 外リンパ瘻について
  • 外リンパ瘻とは耳小骨からの振動を音として感じる働きのある「内耳窓」が破れ、内耳の中にある「外リンパ液」が中耳に漏れ出す病気。内耳窓が破れる時、「ポン!」と音がすることがある。内耳窓は、中耳と内耳を仕切る膜で、前庭窓(卵円窓)と蝸牛窓(正円窓)の2つの窓を指す。外リンパ瘻の症状めまい難聴水がザーっと流れるような耳鳴り症状が悪化したり、改善したりを繰り返すこともある外リンパ瘻の原因鼻を強くかむくし [続きを読む]
  • 粉瘤治療記録〜手術中の会話が面白かった〜
  • 初めて粉瘤が出来まして、治療をしたのでまとめておこうと思います。※粉瘤は皮膚の下にある袋状の脂肪のかたまり(もしくは表皮の袋)です。粉瘤腫 - Wikipedia数ヶ月前に、左肩にポコっとしたものが出来まして。脂肪かなとは思ったのですが、痛くないので放置しておりました。(以前腕に似たような膨らみが出来た時は、自然消滅した)そうしましたら、赤く腫れてしまいまして。痛くて寝る時も患部がある方を下に出来ない [続きを読む]
  • アレルギー診断テストについて。
  • in vitroの試験RAST (radioallergosorbent test)アレルゲンを結合させたペーパーディスクに、血清試料及び125I標識抗ヒトIgE血清を加えて、アレルゲン結合IgE抗体と複合体を形成させる。放射活性よりIgE抗体濃度を0〜4に分類する。アレルゲンディスクには、イネ科植物花粉、雑草花粉、樹木花粉、動物上皮、ダニ類、室内塵、真菌類、食物などに対するものがある。判定(0陰性、1境界線、2陽性、3強陽性、4最強陽性)MAST ( [続きを読む]
  • P-drugとP-treatmentについて(メモ)
  • P-drug(personal drug)とはオランダのGroningen大学医学部における薬物療法(臨床薬理学)の教育プログラムから始まった。WHOのAction Programme on Essential Drugの一貫として提唱されている概念。Evidenceに基いて、自家薬籠中の薬を選び、それを各患者に対して正しく使用する考え方。講義・学生間のロールプレイング等による問題解決型の演習により、短期間で問題解決型の臨床薬理学の能力が有意に向上した。治療のポイントは [続きを読む]
  • 乳がんについて(勉強会メモ)
  • 乳がんとは進行遅い。1センチになるのに7〜8年かかる。長い潜伏期間あり。昔の治療は、筋を含めて一塊に乳房を切り取る外科手術だったが、近年では温存療法が主流。外科の手術は縮小傾向にある。乳がんの70%はエストロゲンで大きくなる。治療についてタモキシフェン:リンパの転移が無くても、5年投与で再発を半分に減らす。閉経後も副腎からエストロゲンが出るので、薬剤は必要。HER2過剰発現が無い場合は、ホルモン療法と化 [続きを読む]