ひまわり博士のウンチク さん プロフィール

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ひまわり博士のウンチクさん: ひまわり博士のウンチク
ハンドル名ひまわり博士のウンチク さん
ブログタイトルひまわり博士のウンチク
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/gallap6880
サイト紹介文読書・映画・沖縄・脱原発・その他世の中のこと
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供58回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2014/11/22 17:37

ひまわり博士のウンチク さんのブログ記事

  • 島尾ミホ『海辺の生と死』
  •   映画化されるということなので、ずいぶん昔に読んだ本を再読した。 『死の棘』の妻、すなわち島尾敏雄の細君が子どもの頃の体験を書いたエッセー集である。思い出すままにぽつりぽつりと書き溜めていったものを集めたような本だが、鹿児島県によって分断された琉球弧の一角奄美大島の特徴的かつ個性豊かな風土が美しく描かれている。 本土とは明らかに異なる文化のもと、人々はゆったりとした時間の中で豊かに暮らしているよ [続きを読む]
  • 沖縄2題
  • ●荻窪「宮古食堂」 昨夜のテレビで荻窪の居酒屋を紹介していた。1軒目はおなじみの「鳥もと」で、2軒目は存在は知っていたが行ったことのない「坊千良(ぼうちら)」。この店、昼は「宮古食堂」として宮古そばやたこライスなどを出し、夜は「坊千良」という居酒屋になる。 そばがうまそうだったので、昼飯代わりに「宮古食堂」に出かける。 シーサーのかまぼこ風の練り物がここの店のそばのシンボルだ。ちょっと塩がきつめだ [続きを読む]
  • 「ぬじゅん」2号
  •   3月発行予定だった第2号が、先週ようやく届いた。すぐに紹介するつもりが、ついずるけていたら、「東京新聞」に先を越された。 9日、日曜日の「こちら特報部」で大きく取り上げられていて、見出しに「基地闘争 写真誌創刊」とあったが、このブログで1月に紹介したとおり、創刊は1月だ。隔月発行で、2号は3月の予定だったのだが、4月にずれ込んだ。  2号の特集は「殺人フロート」。 抗議市民の工事現場への侵入を防 [続きを読む]
  • 日本ペンクラブ主催「共謀罪は私たちの表現を奪う」
  •   環境ジャーナリストの村田佳壽子君から連絡があり、文京シビックセンターで行われた日本ペンクラブ主催の「共謀罪は私たちの表現を奪う」に参加する。 発言者に著名人が多いためか、30分前には既に行列ができていて整理券が配られていた。●浅田次郎(作家、日本ペンクラブ会長) 法律は一度できてしまうと、どう使われるかわからなくなる。 ●雨宮処凛(作家) 沖縄の山城さんのことや、2008年の麻生邸見学ツアー事件など [続きを読む]
  • 「言論空間を歪めているのは誰か」
  •  東京MXが1月2日に放送した「ニュース女子」という情報番組が、あまりにも悪意と偏見に満ちたものであることが問題視され、多くの友人たちがテレビ局に抗議した。幸か不幸か、私自身はこの番組を観ていなかったので、また聞きだったからコメントのしようがなかった。 たまたま『一冊の本』(朝日新聞出版)の4月号にジャーナリストの安田浩一氏がくわしい解説を掲載していたので、ようやく詳細を知ることができた。 記事が事 [続きを読む]
  • 築地
  •  息子の舞台公演(ご紹介できる代物ではない)を観た後、今禍中まっただ中にある築地場外市場をひやかす。   芝居がはねたのは3時半頃で、築地のほとんどの店は既に閉めていた。基本的に2時、遅くとも3時で築地の店は閉店になる。 ほんとうは江戸銀で遅い昼飯をと考えていたのだが、やはり閉店していて、しかたなく?すしざんまい?の回転寿司でお茶を濁す。さすが築地、回転寿司と侮れないうまさだった。  外人観光客が [続きを読む]
  • 透谷と啄木を通してみる明治維新という迫害
  •  渥美博『封殺されたもうひとつの近代』〜透谷と啄木の足跡を尋ねて〜スペース伽耶 発行 四六判268ページ 2,000円+税  本書は明治の代表的な文学者である北村透谷と石川啄木の生き様を柱に、当時の下層階級にとって明治とはどんな時代だったのかを探求した研究書である。 両者ともはじめから封建社会や明治の帝国主義に疑問を持っていたわけではない。彼らがぎりぎりの貧困生活を送る中で、庶民を置き去りにした指導者たち [続きを読む]
  • 「クジラ」を通してみる、人間の性
  •  燐光群公演「くじらの墓標」(坂手洋二 作・演出)を吉祥寺シアターで観る。 この作品は1993年初演で坂手洋二の名を世界に知らしめた代表作のひとつである。  燐光群の特徴である簡素で象徴的な舞台装置で進行する物語は、観客に問いかけるものはあくまで俳優の演技力であり、それを引き出す坂手の卓越した演出である。 舞台は「東京湾に近い、廃業したかつての漁業倉庫」ということだが、波音や「海」との関わりを見る限 [続きを読む]
  • アジア記者クラブ3月定例会
  • ↑アイコン で原寸大チラシ 田中宏さんは、一橋大名誉教授で経済学者。在日外国人問題にくわしい。現在の、極右によるヘイトスピーチなど、在日外国人差別の根源は、明治時代からの侵略政策にもとづく朝鮮・中国蔑視に始まったと説く。 今年、2017年は、1937年の盧溝橋事件(7月)、南京大虐殺(12月)から80年にあたる。日本政府がいまだに背を向けたまま解決することを拒んでいる、戦争責任・戦後責任について語ってい [続きを読む]
  • 哀悼、鈴木清順監督
  • 出典:www.zakzak.co.jp  2月13日、映画監督の鈴木清順さんが亡くなっていたことを、既に葬儀が終わったあとになって友人からのメールで知った。 それからネットでニュースが氾濫して、詳細がわかった。93歳だった。 年齢は関係ない。何百歳生きようが、ずっと生きていて欲しい人がいる。特に清順さんには、もっともっと映画を撮って欲しかった。   最初に観た清順作品は、たぶん1963年の『悪太郎』だったと思うが、そのと [続きを読む]
  • 広中一成『通州事件』
  •   通州事件とは、1937年7月7日に起きた盧溝橋事件から22日後の7月29日未明、北京市の東20キロにある通州で起きた事件である。日本居留民225人(日本人114人、朝鮮人111人)が、叛乱を起こした日本の傀儡政権である冀東(きとう)防共自治政府の保安隊によって殺害された。 この事件は現代においては、中国人保安隊の残虐性が強調され、日本居住民の被害を際立たせることで、一部右派の論客によって、あたかも南京大虐殺と対抗さ [続きを読む]
  • 放哉携帯
  •  『尾崎放哉句集』をバッグに入れておくことにした。荻窪から新宿までの10分足らずの小説ほどではない時間に、ぱらぱらと眺めるのにちょうどいい。アシのYにすすめたら、電車の中で笑ってしまうのは困るから、やめておくという。かへす傘又かりてかへる夕べのおなじ道である [続きを読む]
  • 国は守ってくれなかった。『相棒Ⅳ』
  •   隣が工事をしていて、はげしい騒音で仕事どころか読書もテレビも見ていられない。平日は大きな音の出る工事は遠慮してもらっているのだが、どうしてもということなので、やむなく土曜日のみ音を出すことを許可したからだ。  そこで、静かになるまで映画でも観に行こうとカミさんと出かけた。どうしても観たい映画はなかったのだが、さしあたりカミさんが観たがっていた『相棒Ⅳ』(僕としては『サバイバルファミリー』のほう [続きを読む]
  • 咳をしても一人
  •   五・七・五の定型にしばられない、自由律俳句の代表的な俳人である尾崎放哉(おざき・ほうさい)。よく種田山頭火(たねだ・さんとうか)と並び称され、学校で習う文学史上には必ず登場するそうだが、忘れてしまっている人の方が多い。ぼく自身も、どこでこの名前を知ったのか定かでない。学校で教わったわけではない気がする。いずれにしろ、出会いは大昔だ。 表題の「咳をしても一人」という句を読めば「ああ、あの人か」と [続きを読む]
  • 荻窪BUNGA「みんなでワイワイコンサート」
  •  「アジア記者クラブ通信」の印刷・発送作業が終わった後、メンバーのひとり宮平真弥さん(『琉球独立への本標』の著者)が三線をケースに入れて持ってきているのを見つけ。「どうしたのこれ?」と尋ねた。 「これから荻窪でライブ」 「荻窪ならわが家の近くだ。行くよ」とつい気軽に応え、カミさんまで誘ってしまった。 会場の「BUNGA」は荻窪駅北口から2〜3分の商店街の中にある。毎日のように通っているのに、ここにライ [続きを読む]
  • チェレギーノ子どもの家、作品展
  •   案内をもらっていたチェレギーノ子どもの家の作品展に出かける。隣が工事をしていて落ち着いて仕事ができないので、時間つぶしが本音だ。  チェレギーノ子どもの家は、モンテッソーリ教育の未認可幼稚園である。 モンテッソーリ教育とは、日本ではシュタイナーほど知られていないが、子ども一人ひとりの個性を生かし、それぞれのペースで能力を引き出す教育方法である。 だから、時間割がない、全員が揃って何かをするのは [続きを読む]
  • トランプ流「バカの壁」
  •  「東京新聞」2017年1月31日付朝刊。 何から何を守ろうとしているのか。  クリントンではなにも変わらない。トランプが何か違いを創り出すのではないかと言う思いが、半信半疑ながら少なからぬ人々に期待をもたらしたことには間違いない。しかし、今後、アメリカ国民や世界が望むような変化が生み出されるのかといえば、就任から3週間が経って現在、どうも様子がおかしい。 「彼はただのクレイジーだった」のか? それにし [続きを読む]
  • オリバー・ストーン『スノーデン』を観る
  •   NSA(米国国家安全保障局)職員、エドワード・スノーデンが米国最大の機密を暴露したのは、彼が29歳の時だった。 2013年6月、イギリスの『ガーディアン』紙が報じたスクープは、アメリカ政府が秘密裏に構築した国際的な監視プログラムの存在だった。 「誰を監視しているのか」 「世界中全ての人間だ」  これはまさに、ジョージ・オウエルが描いた『1984年』に匹敵するが、誰もが監視されていることに気づかないだけ、 [続きを読む]
  • 『けーし風』93号読者の集い
  •   28日土曜日、沖縄発信の雑誌「けーし風」の読者の集いがあった。年4回、発行月の最終土曜日に開かれる。 本号の特集は、「琉球弧の軍事化に抗するために」で、政府与党が計画している宮古島の自衛隊基地建設についてである。発行後に宮古島市長選挙があり、接戦の末、基地推進派の現職下地敏彦氏が三選を果たした。基地反対派の候補が2名立候補するという、分裂選挙になったために、推進派の下地氏を利するかたちになったわ [続きを読む]
  • これが「不時着」かよ?!
  •  これが「不時着」なら「墜落」ってなんだ? 沖縄から「刺激的」な写真雑誌創刊。   26日、「アジア記者クラブ」の定例会で、その準備をしている最中に山内健治教授(明治大学政経学部、島嶼研究会)が大きな紙袋を下げて現れ、「刺激的なものを持って来た」と取り出したのが写真の雑誌、「ぬじゅん」創刊号だった。昨年12月に墜落し、政府もマスコミも「不時着」と言い張ったオスプレイの、バラバラに全壊した様子を米軍が撤 [続きを読む]
  • 宮平真弥『琉球独立への本標』東京琉球館
  •  21日、宮平真弥氏の『琉球独立への本標』出版記念講演が東京琉球館であった。 実は、東京琉球館に足を運ぶのは始めてで、これまで何か用事があるときはメールか電話で済ませていたものだから、店主の島袋陽子さんとは初対面ということになる。 名前だけは覚えていてくれた。ありがたい。  (写真左が島袋さん、右が宮平さん)  宮平さんとはアジア記者クラブでよくお会いする。この本は発行当初Amazonでの取扱がなく、東 [続きを読む]
  • 『この世界の片隅に』が1位
  •   『この世界の片隅に』がキネマ旬報の2016年ベストテンの1位になった。 2位が『シン・ゴジラ』で『リップヴァンウィンクルの花嫁』も6位に入っている。 僕が昨年、高く評価した映画が3本ランクインした。 一般の映画ファンは不思議に思うかもしれないが『君の名は。』はランクインしなかった。 選出者がへそ曲がりだからではない、内容で評価すれば、この順位はまったく妥当だ。 まあ、『シン・ゴジラ』が1位でもおか [続きを読む]
  • 『通販生活』ご乱心?
  •  通販生活の春号が送られて来た。 表紙を見てビックリ!   私たちは今年、  トランプさんを  ブームにしてみせる。  力を込めてトランプさんを  売りまくってみせる。  がんばれ、トランプ、  通販生活がついているわよ?  そして、トランプヘアの猫の写真。 なんじゃこりゃ!  と思ったら、   カードマジックのことだった。あービックリした。  これからアメリカがどうなって行くのか、ブラックな興 [続きを読む]
  • 難病もの
  •  「一リットルの涙」を観た後、ふと思った。 いわゆる“難病もの”といわれる映画やドラマは実に多い。しかもそこそこ話題になり、ドラマでいえば視聴率、映画ならば一定以上の興行収入を得ている。中にはメガヒットと呼ばれるものもいくつかある。   思い返せば、…あくまでも自分の記憶の範疇であるが…最初に観た“難病もの”の映画は、吉永小百合主演の『真白き富士の嶺』(1963年)だった。 吉永小百合だから観に行った [続きを読む]