青年海外協力隊平成26年度2次隊コミュニティ開発隊員でフィリピン派遣中の元記者による「体験ルポ」。
元新聞記者が、青年海外協力隊平成26年度2次隊コミュニティ開発隊員としてフィリピン・ルソン島南部の町、ティナンバックへ。国際協力の経験なし、海外長期生活の経験なし、資格などなし…。そんな「ないない尽くし」の中、ココナッツと海産物が有名なティナンバック町に、どんな?足跡?が残せるのか−。2年間をかけた、長期「体験ルポ」をつづっていきます。
ご無沙汰しておりました!6日でフィリピンから帰国して1カ月。この間、同期隊員に会いに行ったり、派遣中に応援してくださった方々へあいさつ周りをしたり、ハローワークで雇用保険の手続きをしたり、再就職へ向けて応募をしたりと、何だかんだで忙しい日々を過ごしている。この1カ月で経験したことなど、ブログでも書き留めておきたいと思う。そして、とりあえず一つの懸念が完了。ずっと続けていた、隊員通信「月刊やまじタイ...
私が6日にフィリピンから帰国してから、10日あまりが経った。この間、JICAでの帰国オリエンテーションに参加したり、旧友たちと久しぶりに再会を果たしたり。でも、2年も日本を離れていると、完全に浦島太郎状態で。。かなりびっくりしたことをまとめてみたい。1、トイレがキレイこれはまず、降り立った羽田空港で感じた。紙を中に捨ててもいいの!?ウォシュレットって何やったっけ?任地ティナンバックでは、ある意味、天然...
フィリピンで出会ったすべての人たちへ前略 今、マニラから東京へと向かう機内の中で、この手紙を書いています。なかなか伝えて切れなかった感謝の言葉をここにつづっていこうと思います。まずはナナイを初めとした、アスクラ家の皆様。日本から来た私を温かく迎え入れてくれ、なおかつ「フィリピンにいる間は、ケンゾウ・アスクラだからね」と、本当に息子のように扱ってくれました。特にナナイ。食事の準備、病気になったときの...
協力隊の任期はちょうど2年。なので今日5日は、フィリピンに来て、729日目の夜。そう、きょうが、フィリピン最後の夜なのだ。上京後のスケジュールをご紹介すると、27日 任地ティナンバックからマニラに上京28日 国外に出るためのECC(vol.415今からフィリピン離れ)の書類提出のため、移民局へ。 ※急な制度の変更のため、申請はできず。29日 JICA事務所で帰国に向けたオリエンテーショ...
「仙人みたいな生活してきたんやな」帰国を間際に、マニラ在住の駐在員さんから、そんな言葉を言われた。理由は、私が話した任地での生活。月1000ペソ(約2000円)で十分に暮らせる―。その言葉に、その駐在さんは、「俺なんか、1日で1000ペソとかすぐ使うわ」と笑っていた。ただ、こういう生活は、フィリピンの隊員で極端に珍しいものではない。私はホームステイで、3食きっちりと出てきていた上、使うのは、週1回、お手伝いさ...
「ブログリーダー」を活用して、Kenzo Yamajiさんをフォローしませんか?