noritama さん プロフィール

  •  
noritamaさん: ふんわりのんびり
ハンドル名noritama さん
ブログタイトルふんわりのんびり
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/nori_tama0141
サイト紹介文花より男子二次小説、類つくです。 類とつくしの恋物語。 悲哀、ほのぼの、でも最後はハピエンで!
自由文縁(えにし)&
命短し恋せよ乙女を投稿中です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供438回 / 365日(平均8.4回/週) - 参加 2014/12/03 07:35

noritama さんのブログ記事

  • 第三章巡り合い98
  • 武志の亡骸は、眠るように穏やかで安らかな顔であった。医者に言われていた余命よりもかなり長く生きてこれたのは奈津の献身的な介護があったからであろう。兄の貴明の計らいで山梨の小沢の家に遺体は引き取られた。葬儀も告別式も身内だけの家族葬を執り行う事となった。武志は自分の死後の手配も滞りなく、弁護士に頼んであった。小沢の家にも迷惑掛けないようにと・・。小沢ワインを追われるように出てから収入と言えるものは無 [続きを読む]
  • 第三章巡り合い94
  • チャペルに人々が集まって来た。雫は、チャペルに着くなり、夢乃にフラワーガールを頼まれ真っ白なドレスに着替えて、お花の冠を付けている。夢乃に頼まれたらつくしも類も断れない。「可愛らしいわね?こんなかわいいフラワーガールはそうはいませんわ。」「本当に天使みたいに愛らしいお嬢さんです事。」「まあ、雫ちゃん可愛らしいわ。流石つくしちゃんと類君のお嬢さんだわね。」「お嬢ちゃま、この籠の中のお花をこういう風に [続きを読む]
  • 第三章巡り合い93
  • 奈津の祖父の病室には、つくしが待っていた。「・・おじいさん、あの・・。」「奈津ちゃん、大叔父様には私から明日の奈津ちゃんとあきらさんの挙式のお話はしてあるのよ?」「初めまして、美作あきらと申します。突然で驚かれたと思いますが奈津さんを幸せにしますのでどうか、わたしにください。」「あきらさん///。」「つくしに、話は聞いたよ。奈津良かったな、おめでとう・・。幸せになるんだよ?あきら君だったね?奈津をど [続きを読む]
  • 第三章巡り合い92
  • 夢乃が東京から持って来たドレスはどれも、ホテルの衣裳部屋にあるものよりは高級だった。奈津は痩せたせいか、どのドレスも似合う。「まあ、サイズ直ししなくてもこのままで大丈夫ね。」「‥こんな素敵なドレス私がお借りしてしていいんでしょうか?」「だってその為に持って来たんですもの。ねぇあきら君はどれがいいと思う?」「うーんどれも似合うけど、今着てるドレスかな?」「そうね、奈津さんはどうかしら?」「はい、私も [続きを読む]
  • 第三章巡り合い91
  • つくしとあきらの行動は早かった。体調の悪い大叔父の事を考えて、山梨で一番大きなホテルでの式と披露宴をあっと言う間に手配した。ここならいざという時に大学病院にも近いし。ここのチャペルのステンドグラスは有名で態々東京からここで式を挙げたいとやってくるほど素晴らしいチャペルである。身内だけの式なので30名ほどの小さな式になる。そこまでしなくても、花嫁衣裳を着るだけでいいのではという、奈津の言葉はもう聞き入 [続きを読む]
  • 第三章巡り合い90
  • つくしと奈津とあきらの3人で病院内のカフェでお茶をする。あきらは、席につくとメニュー表を奈津とつくしに渡す。暫くして、3人が頼むメニューを決めてあきらが飲み物を買いに行ってくれた。「奈津ちゃん、少し痩せた?」「・・大丈夫です。つくし様・・ご心配かけてすみません。」「奈津ちゃん私とあなたは、親類なのよ?様は要らないのよ?」「でも長年そう呼んでますので今更変えられません。」「うーん、でもさんにしてくれる [続きを読む]
  • 第三章巡り合い89
  • その翌日、虫の知らせとはよく言うが、大叔父の容態が悪くなったと、奈津ちゃんから電話が掛かって来たのである。あと1週間持つかどうかと言われたらしい。逢わせたい人がいるなら、早めに逢わせてあげた方がいいと医師に言われて電話してきたようだ。つくしは山梨に戻る支度を始めた。「つくし、申し訳ないが俺は後から追い掛ける・・。あきらに一緒に行って貰えるように頼んだから・・・。」「あきらさんに?」「あゝ奈津ちゃん [続きを読む]
  • 第三章巡り合い87
  • 夕食を終え、雫をお風呂に入れ寝かしつけてつくしは、あきらのお酒の相手をしていた。あきらはブランデーをロックでつくしは、甘酒ヨーグルト。健康と美容に良いらしい。「あきらさん、さっきの話だけど・・。急にお見合い話が増えたって言ってたわよね?」「あゝどうしてだか分からない。つくしちゃんも知っての通り泉さんに彼女の振りをして貰ってたから、減ったんだ。一時的には・・。それがこの数日に以前よりも見合いの写真が [続きを読む]
  • 第三章巡り合い86
  • 「田中優さんです。東京の微笑みの里で働いていた。北海道に来てから何度か、飲みに行ったり食事に行ったり兄や木下恵さんを交えて・・兄と恵さんが付き合い始めて暫くして田中さんに付き合おうと言われて・・。私は嬉しくて直ぐにOKして・・・。でも私が東京に来たので遠距離恋愛になりましたけど。奥様、今まで内緒にしていてごめんなさい。」「田中さん、あの田中さんなの?」「ええ、あの人の子犬のような目が何だか昔飼って [続きを読む]
  • 第三章巡り合い85
  • あきらが、花沢家にやって来たのはそれから3日後の週末の金曜日。両手に雫への土産を持ち、にこやかに現れたあきらに雫は大喜びで抱き付いた。「あきらさん、いらっしゃーい。」「雫姫、元気だったか?」「うん。」 太陽のような天真爛漫な笑顔。「あら、あきらさんいらっしゃい。」「つくしちゃん、類は今日は?」「それが、急に京都へ・・多分帰りは明日になるかも?って言ってたわ。」「そう?じゃあ今日はゆっくりして行こう [続きを読む]
  • 第三章巡り合い84
  • 美作邸「は・は・はっーくしょん。」ふっ、これで2度目のくしゃみか・・・。風邪でも引いたかな?いや誰かが噂でもしているのか?それにしても、何だか最近疲れるな・・。お見合いばかりさせられるのは、F4で俺だけが独身だからなのか?一時的に減った見合いがまたなぜか増えて来たのは何故だろう?お袋も親父もその事には触れもしない・・。花沢の綿貫泉さんとのカモフラージュの恋人もそろそろ、潮時だよな。この間泉さん彼氏に [続きを読む]
  • 第三章巡り合い83
  • 「パパ、雫はあきらさんと一緒にこの家を出て行きます。」「ダメ、絶対に許さない!雫お前はまだ18歳だろう?若すぎる。」「でも、ママは良いよって言ってくれたわ。」「あきらを幾つだと思っているの?もうおじさん、いやお爺さんだ。許せる訳ないだろう?」「酷いな類、俺をお爺さん扱いか?じゃあお前もお爺さんだな類。同じ年なんだから・・。」「パパ、あきらさんはパパよりもずっと若々しいわ。それにずっと子供の頃から雫の [続きを読む]
  • 第三章巡り合い82
  • つくしは、帰路の車の中でスマホのラインを見ていた。幾つかのライン仲間のラインの中に自分の話題を見つける。「あら、これは・・・このままじゃ藤野さんが誤解されるわね。」つくしは、すぐに訂正文をラインで流した。だがそれがもう既に各方面に拡散されているなど知らなかったのである。「藤野凜ちゃんのお母様の事は誤解です。私、花沢つくしは藤野さんに嫌な事など言われもされてもいません。藤野さんは何も悪くありません。 [続きを読む]
  • 第三章巡り合い81
  • つくしは、予め泉に青山でお菓子を購入して欲しいと電話を入れていた。初めてのお宅に遊びに行くのに手ぶらは良くないと思ったからだ。「遅くなりました。雫がご迷惑お掛けしてませんでしたか?」「あら、つくしさんいらっしゃい。お待ちしてましたのよ?」「役員お疲れ様。」「どうぞこちらにお掛けになって?」「花守さん今日はご招待頂いてありがとうございます。これお口に合うかわかりませんけどどうぞよかったらお召し上がり [続きを読む]
  • 第三章巡り合い80
  • 花守家の邸は世田谷の一等地にある200坪の豪邸である。プールと西洋式の庭園が広がる。テラスには子供基地のようなロッジが作られておりここは、朔の友達が遊びに来たときの子供部屋になる。ロッジの中には巨大な滑り台、ブランコ、トランポリンなどの遊具があり、子供はここで遊ぶのが大好きだ。映画監督である、花守要は拘りある家づくりをしている。プールも子供用と大人用がある。夏になれば、皆でここで泳いだり水遊びをして [続きを読む]
  • 第三章巡り合い79
  • ランチ会も食育の講演会も無事に終わった。ラインも早速登録が終わった。つくしの事がラインで回って来たことは、誰もつくしには言わない。余計な事は言わない流石大人である。親は教室に子供を迎えに行き、そこで解散である。つくしは、これから役員会がある。「雫、ママこれから役員会なんだけど泉さんと先に邸に帰ってくれる?」「う・・んいいよ。」「あら、つくしさんは役員会なの?私達これから花守さんのお宅にお邪魔するこ [続きを読む]
  • 第三章巡り合い78
  • ランチも終わり今度は、食育の話を講演を聞くためにホールに移動を始める。ここで子供達とはお別れで、食育の講演会は親だけで子供達は映画の上演会が行われるようだ。子供達は先生に連れられて、他のホールへと連れていかれる。つくしも他の母親達と移動を始めたその時、小暮朔と中村慎太郎の母と合流すると、長谷川佳祐の母がつくしを二人に紹介する。「こちらが花沢つくしさん、つくしさんこちらが中村慎太郎君のお母様の中村美 [続きを読む]
  • 第三章巡り合い77
  • 楽しいランチ会、子供達は何故かいつもより食事が美味しいようで・・・。あちらこちらで会話がされている中、藤野凜とその母の彩実だけが無言で黙々と食事をしていた。何を喋ればいいのか分からないし、今日初めて顔を合わせた人と喋る事等社交的でない彩実には無理だし、凜もこんな大勢の大人の中では大人しい。「それで、この間・・慎太郎ったら歌舞伎座の初お披露目の時、化粧をしたまま居眠りを始めちゃったの起すのが大変でね [続きを読む]
  • 第三章巡り合い76
  • 伊藤純花の母は、同じテーブルに藤野凜が居る事に少し抵抗を感じた。娘の背中を後ろから突き飛ばした子と同じテーブル。今回は母親が来ているようだが、自分に挨拶の一つも無い事に正直苛々とした。普通あちらから、一言謝罪の言葉があって当然なのに・・・。ご主人が謝りに来たからそれで終わりって事なのかしらね?それにしても・・。完全に無視って酷いんじゃないの?凜の母親が何処を見ているのか視線の先を辿る。その先には花 [続きを読む]
  • 第三章巡り合い75
  • 藤野凜の母親である彩実はその日何を着て行こうかと悩んでいた。どんな服装で行けばいいのか分からないのである。妊娠中はお出掛けもしないので、特別に服などは用意してないがまさか普段着という訳にも行かない。第一、妊娠中である為に妊婦が着るような服で外出できるような服など持ち合わせがない。直ぐにデパートの外商に数点選んで貰って持って来て貰おうと思ったが服を買った事が夫に知られるのはまずい。夫は自分がお金を使 [続きを読む]
  • 第三章巡り合い74
  • 英徳幼稚舎親子ランチ会当日。雫も凜も慎太郎たち新F4達も凄く楽しみだった。日頃忙しい親達が、ランチ会に来てくれる事を喜んでいる。慎太郎もそうだった。歌舞伎役者の父親の舞台が始まると母親はご贔屓筋の常連のお客様の挨拶周りから公演中はもちろん毎日舞台に足を運んで、楽屋にあいさつに来た人には必ずお礼状を送る。梨園の妻は日々忙しい。その母が自分の為にランチ会来てくれるそれがとても嬉しかった。それは花守朔も [続きを読む]
  • 第三章巡り合い73
  • 自由時間に凜は一生懸命に、自分の母親の名札づくりをしていた。「おい、お前いまごろなにやってるんだ?」慎太郎が凜に聞いた。「しんたろうくん、なふだづくりだよ?」「へえ〜おまえのかあちゃん、あやみって言うんだ。へんななまえ。それに、そのおりがみへたくそだな?」慎太郎が大きな声で言った。「しんたろうどうしたんだよ?なんでふじのといるんだよ。」「さく、しゅん、けいすけ・・こいつのかあちゃん、あやみだってさ [続きを読む]
  • 第三章巡り合い72
  • 翌朝、凜を幼稚舎に送った田辺は、凜の担任の高野先生に親子ランチ会に参加したいと告げ、申し込みの紙を渡した。「そうですか、そういう事なら分かりました。でも今度からは期日を守って頂けると助かります。一応予備分は用意してあるのですが、無い時もありますので。」「申し訳ございません、では宜しくお願い致します。」「あの、でも本当に凜ちゃんのお母様参加して頂けるんですよね?具合は良くなられたんでしょうか?」「は [続きを読む]
  • 第三章巡り合い71
  • 藤野家の邸田辺に親子ランチ会のお手紙を出すように言われた凜。本当は何処に隠したのかよく分かっている。だが、なかなか出して来ない凜に田辺は、大人のとっておきの脅しの言葉を言った。「凜様お手紙が見つからないなら宜しいですよ?田辺が高野先生に事情をお話しましょう。そうすれば、新しいお手紙をくださるでしょうから。」「たなべ、おてがみは・・つくえの引き出しの中だよ?」田辺が凜の許可を得てから引き出しを開ける [続きを読む]
  • 第三章巡り合い70
  • 花沢の車内泉が雫を迎えに来たのだが、何故か雫はいつもとは様子が違う。「ねぇ雫ちゃん?」「なあに?いずみちゃん・・。」「今日は幼稚舎で何をしたの?」「・・えっと‥おりがみと・・わすれた。」「雫ちゃん?何か嫌な事でもあったの?」「いやなこと?ううん、ないよ。」「そう?でも何だか元気ないよね?」「・・いずみちゃん・・あのね、つくしって・・きたないの?」「えっ?つくしって春に野原とか土手に生える土筆の事? [続きを読む]