noritama さん プロフィール

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noritamaさん: ふんわりのんびり
ハンドル名noritama さん
ブログタイトルふんわりのんびり
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/nori_tama0141
サイト紹介文花より男子二次小説、類つくです。 類とつくしの恋物語。 悲哀、ほのぼの、でも最後はハピエンで!
自由文縁(えにし)&
命短し恋せよ乙女を投稿中です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供384回 / 365日(平均7.4回/週) - 参加 2014/12/03 07:35

noritama さんのブログ記事

  • 第三章巡り合い47
  • 運動会の最後の種目は可愛い振付のダンス。類は写真館のプロのカメラマンに頼んで雫の写真を撮らせていたが自分でもスマホのカメラで写真を撮りまくる。雫の可愛い写真を待ち受けにしようと思っているのだろうか?今年は流行りの恋ダンス。園児には難しいのでは?と思えたが上手に踊る姿が可愛い。「おお、雫姫の衣装も可愛いな。」「まあ、雫ちゃんダンスお上手ね?」「可愛いな。」「雫かわいいぞ〜」花沢家の応援は他のお家より [続きを読む]
  • 第三章巡り合い46
  • 英徳幼稚舎の運動会が近づいた。雫の為に小沢家の人々も山梨から態々やってきた。千恵子と晴男である。それと北海道からは、匠とエリカ夫婦に伴って久しぶりに東京に戻って来たのがあの微笑みの里で働いていた、田中優と木下恵のでこぼこコンビである。実はつくしの妊娠で人手不足を解消する為に、田中優と木下恵の二人に東京の花沢物産で暫く働いて貰う事が決まったのだ。この二人、仲がいいのでそのうち付き合いを始めるかと思っ [続きを読む]
  • リターン45
  • 咲がつくしに残した箱は、宝石箱程の寄席木細工作りの箱である。桜の模様が施されて綺麗な箱だった。寄木細工は箱根のお土産でよく見かけるもので、秘密箱とかからくり箱と言われる物であった。「類・・これ開かないんだけど?どうやって開けるんだろう?」「これって‥たぶんからくり箱じゃないかな?」「からくり箱?」「あゝ秘密箱とも言われてる。箱根のお土産であるんだ・・。簡単には開かないようになってるんだ。お茶目なお [続きを読む]
  • リターン44
  • 咲の四十九日の法要が済み、しーんと静まり返った花沢家。咲付きの使用人だった悦子は、主が亡くなった事で郷里の長野へ帰る事になった。類もつくしも悦子を引き留めたのだが、悦子の息子夫婦が戻って来いというので今後は共稼ぎの息子夫婦の代わりに、昼間は孫の面倒を見る事に決めたようだ。咲の遺言にもあったが、長い間お世話になった悦子には退職金をきちんと支払った。その上に、1枚の咲の書いた絵を形見として渡してある。 [続きを読む]
  • 第三章巡り合い45
  • 久しぶりの日曜日だった。類も珍しく今日は仕事もなくのんびりとまだ寝ている。雫は両親そろって家にいるのが嬉しいようで、朝から賑やかである。「ねぇママ、あそぼう。パパはまだおねむなの?」「雫、パパはお仕事でとても疲れているから休ませてあげましょう?その代わりにママが絵本を読んであげる。」「絵本より、おにごっこがいい。」「鬼ごっこは、ママには無理だわ。ごめんね雫。」「・・・。だめなの?」「ごめんね、ママ [続きを読む]
  • 第三章巡り合い44
  • 花沢家つくしが退院して来てから、雫はずっとつくしから離れない。寝る時も一緒だ。赤ちゃん返りしたように、ママを独り占めしようとする。雫もまだ3歳ママの恋しい時期に、お見舞いにも一切行けずに何週間も逢えなかった事がトラウマのようになってもそれは仕方が無いことである。つくしの入院中、常に雫は良い子であった。泉に手を掛けないように、出来るだけ我が儘を言わなかった。だから、つくしはいつも以上に甘えてくる雫を [続きを読む]
  • 第三章巡り合い43
  • あれから、武志は孫の奈津の世話になりながら病院の特別室にいる。つくしはその1週間後に退院許可が下りて邸に戻った。またその三日後に山梨から、小沢貴明、日向子夫婦が娘の千恵子と一緒に武志の見舞いにやって来た。「叔父様?具合は如何ですか?」「…千恵子か?」「ええ、つくしに聞いてお見舞いに・・・父と母も一緒なの。ここに通してもいいかしら?」「あゝ・・頼むよ。奈津・・姪の千恵子だよ。つくしの母親だ。千恵子こ [続きを読む]
  • 第三章巡り合い42
  • ハァハァ・・・。お母さん・・お祖父さんが・・お母さんのお父さんが生きてたよ・・。でも、どうして今なの?お母さんが生きてる間に逢えていたら・・。お母さんは、きっと喜んだに違いないのに。神様は酷すぎる。折角逢えた・・たった一人の私の血の繋がりのある人なのに・・・。病気だなんて・・・。もうすぐこの世から居なくなるなんて・・。何故なの?どうしていつも神様は意地悪なのよ・・。奈津は空を睨みながら、心の内を声 [続きを読む]
  • 第三章巡り合い41
  • 奈津の言葉に類とつくしは顔を見合わせた。「ええ、奈津ちゃん驚かないで聞いてくれる?私の大叔父である小沢武志はあなたのおばあ様の恋人だったの。事情があって別れたけどおばあ様は、大叔父の子を産んでくださった。それが奈津ちゃんのお母様の波瑠さんなの。」「私・・昔から人をよくウオッチングして育ちました。母もシングルマザーで私を産んで育てたので・・私はいつも仲良い近所の友達の家族を眺めては色々想像してたんで [続きを読む]
  • 第三章巡り合い40
  • 縁とは全く不思議なものである。類はつくしのお腹の子の心音が良い結果になったと電話を貰った夜いつもよりも長めにつくしの病院に居た。奈津には先に邸に戻って貰って・・・。そこで、大叔父武志の話を詳しく聞く事になった。捜している母娘の名前が安藤亜樹と波瑠・・。波瑠と言う名に類は聞き覚えがあった。「つくし、案外近くに居るかも知れない・・・。安藤って奈津ちゃんの苗字だよ?確か奈津ちゃんの死んだ母親は安藤波瑠さ [続きを読む]
  • 第三章巡り合い39
  • 武志は、つくしが病室から出て行った後深い眠りに堕ちて行った。夢を見た。つくしが昔の話をしたせいなのか?次々に過去に自分がして来た事が夢に出て来る。兄の貴明と日向子が結婚すると決まった頃武志は凄く荒れていた。日向子を好きで自分の妻に迎えたいとずっと思っていた。だが日向子は、自分の兄である貴明との結婚を決めたのだ。ショックが大きかった。それから数年、武志は何人もの女といい加減に付き合って来た。飽きれば [続きを読む]
  • 第三章巡り合い38
  • 大叔父である武志の話を聞いて落ち着かないつくし、武志が目ざめたら、つくしに連絡をして欲しいとつくしは武志の担当医師に伝えていた。昼になって看護師とつくしの担当医がモニターの検査結果を伝えに来た。「花沢さん・・赤ちゃんの心音ですが・・・。」「はい・・・。」「今回は以前より正常に近くになってます。」「えっ?今なんとおしゃったんですか?」「はい、片方の赤ちゃんの心音が同じくらいに聞こえています。」「先生 [続きを読む]
  • 第三章巡り合い37
  • つくしは、自分の今日の担当看護師に小沢武志との関係を伝えそして武志の容体を尋ねた。「お話しは分かりました、5階病棟の責任者に聞いてみます。少しこの病室でお待ちください・・・。それからモニターは時間ですので外しますね?もう動かれても大丈夫ですよ。」「ありがとうございます。」20分すると看護師長と武志の担当医が顔を揃えて、つくしの病室にやって来た。「小沢武志さんの担当医の外科部長の田代です。」「看護師長 [続きを読む]
  • 第三章巡り合い36
  • 病院の売店の横の休憩所は色々な人が来ている。見舞客らしき人、診察を受けに来たらしき人、付き添いで待ち時間を潰す為にここで休憩してる人、そんな人々を奈津はウオッチングしていた。幼い頃から母は仕事でいなかった。その為昼間は保育所で預けられていた。その頃から奈津は良く、人の観察をするようになった。特に友達の父親とかお祖父ちゃんとかに興味を持った。親の反対を押し切って私を産んだ母には誰も頼る人が居なかった [続きを読む]
  • 第三章巡り合い35
  • 類と話し合った翌朝、つくしは清々しく朝を迎えた。昨夜は類に思っていた事を全て吐き出して漸く胸の中のモヤモヤがスッキリと無くなった。今はお腹の子供の事も考えないで大叔父の事を考えていた。朝の検査が終わり、昼食後にまた屋上に上がって大叔父に逢ってもう少し詳しく、大叔父の娘さんやそのお母さんについて聞く予定だった。「花沢さんおはようございます。」「おはようございます。」「昨日はよく眠れましたか?」「はい [続きを読む]
  • 第三章巡り合い33
  • つくしは、大叔父の言葉を何度も繰返し考えていた。偶然この病院で大叔父に出逢った事もこれも何かの縁であろう。そして、大叔父の言葉も今のつくしには本当に有難い言葉だった。つくし何でも自分の思い込みで動いちゃ駄目だよ?何でも自分の目で見て自分の耳で真実か嘘かを見分けながら生きていくんだ。とても難しい事だが・・つくしには出来るさ。人は嘘を吐く。だが・・嘘にも人を騙す悪い嘘もあれば人を守る為に吐く嘘もある。 [続きを読む]
  • 第三章巡り合い32
  • そして、その数日後の事である。つくしは、また屋上に景色を見に上がった。今日は奈津ちゃんも一緒である。庭園を一回りしてベンチに腰掛けようとして車椅子の老人を見つけた。一人遠くを見つめるその人は小沢武志だった。「奈津ちゃん、申し訳ないけど先に病室に戻ってくれる?」「どうかされたんですか?」「ええ、あそこに居る人知り合いなの・・少し話があるから・・。」「あのおじいさんですか?・・分かりました。でもあまり [続きを読む]
  • 第三章巡り合い31
  • 類は迷った。こんな時間につくしの病室に見舞いに訪れたらつくしはどうしたのか不審がるだろう。確かに仕事が忙しくて、夜にしか病院に来る事は出来ない状況だ。つくしもその事は理解している。だが、類はどうしてもつくしに逢いたかった。とても愛している妻である。本当を言えば・・・この病院に寝泊まりしたいくらいにつくしの傍に居たい・・。だがそうもいかない。雫を一人にしないで、邸に帰って寝顔だけでも見てあげてとつく [続きを読む]
  • 第三章巡り合い30
  • 病室に戻ると、奈津ちゃんが心配顔で待っていた。「つくし奥様、遅いので今お迎えに行こうと思ってました。」「ごめんなさいね?ちょっと屋上の空気を吸いに行ってたの。」「おっしゃってくださったら、お供致しましたのに・・・。」「そうだったわね・・一度病室に戻れば良かったわね?」「・・・あのつくし奥様今朝お渡しする暇が無くて・・。昨日の夜雫お嬢様がこれをつくし奥様に渡して欲しいとお手紙を預って来ました。」「雫 [続きを読む]
  • 第三章巡り合い29
  • 病院の屋上でベンチに居たのは・・。つくしの大叔父である小沢武志だった。以前はあれ程若々しく実年齢よりもかなり若く見えていたが今はその面影すらなく、やせ細った身体が顔に刻まれた皺や手の皺が実年齢よりも上に見えこの数年の武志の苦労を物語っていた。あの事件後、警察に捕まりその後、敏腕弁護士のお蔭で直ぐに保釈された事はつくしも知っていたが・・・。その後行方不明であると言われていた大叔父の武志が今目の前にい [続きを読む]
  • 第三章巡り合い28
  • 翌朝つくしは、検査を幾つか受ける事になった。検査説明を聞きながらつくしは、主治医に色々と詳しく聞こうとする。それ程つくしは不安で落ち着かなかった。「赤ちゃんの心音が少し弱いと言う事で検査を行います。」「先生、それは片方の赤ちゃんに問題があると言う事でしょうか?」「花沢さん詳しく調べないと何とも言えません。検査してからお話します。」それはそうなのかも知れない。だけどつくしは大丈夫ですよという言葉が医 [続きを読む]
  • 第三章巡り会い27
  • その日も忙しい一日だった。父親の匠から受け継いだCEO職は思った以上にハードである。元々海外を拠点にフランスやヨーロッパでの取引を主にやっていた会社である。時差があるので、電話やメールなど時間はマチマチである。何か問題が起きると時間に関係なく呼び出される。類は疲れていたが、それでも妻のつくしの顔を1日見ないと不安になる。昨夜もつくしの病院に見舞いに行きそのまま邸に戻る予定が会社からの電話で、引き戻 [続きを読む]
  • 第三章巡り合い26
  • 病院の中は静まり返っている。早めの夕食の終わった病院は、見舞客もまばらになり9時には消灯時間を迎えるので7時には看護師が検温や血圧を測ったり脈拍を測りにやって来る。つくしの部屋にも看護師がやって来て。お腹にモニターを付けて赤ちゃんの心音を調べるようだ。2つの心音の一つが弱々しいと、看護師が言った不用意な一言がつくしの心に衝撃を与える。「あの・・赤ちゃんの心音が弱々しいってまさか・・何か赤ちゃんにあっ [続きを読む]
  • リターン43
  • 咲の死を受け入れようにも受入れられないつくし。咲の葬儀の後から、部屋から出られない程消沈して元気がない。邸中の者達は妊娠中のつくしの身体を心配した。「つくし散歩に行こう?邸にずっといては駄目だよ?」「類・・そうね。これじゃ咲さんに怒られちゃう。」「おばあ様は幸せだと思うよ?」「幸せ?」「あゝおじい様と今頃一緒に上から見守ってくれてる。」「そうだよね・・。きっとそうだよね?」咲の使用人だった、悦子は [続きを読む]
  • リターン42
  • その日は、朝から粉雪が舞っていた。3月31日類の誕生日の翌日である。昨日は家族だけで類の誕生日を祝った。つくしの作ったケーキを類とつくし、類の両親の匠とエリカそして・・。咲も一緒に。それはとても心温かな時間だった。いつもより、咲も元気そうで・・・。つくしの作ったケーキに類の年齢の蝋燭を立て、そして誕生日の歌を歌い。ケーキを一緒に皆で食べた。そして類へのプレゼントを皆が渡した。1つ1つそれぞれ心の籠っ [続きを読む]