くじょう さん プロフィール

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くじょうさん: 藤原氏と古代史推進委員会
ハンドル名くじょう さん
ブログタイトル藤原氏と古代史推進委員会
ブログURLhttp://kujoh-hujiwarashi.blog.jp/
サイト紹介文藤原氏を中心に飛鳥・奈良・平安時代を愉しむブログ。人物伝・史跡・展覧会・本や漫画・古典の紹介など。
自由文始祖鎌足さんをきっかけに藤原氏を偏愛ぎみですが、古代史全般に愛を注いでいます。史跡・本・漫画・映像・展覧会イベント・古典作品・人物索引を作成中。姉ブログ「くじょう みやび日録」http://ameblo.jp/n-kujoh/ では古代史以外もやっています!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供103回 / 365日(平均2.0回/週) - 参加 2014/12/29 09:58

くじょう さんのブログ記事

  • 井上内親王の祥月命日&マップ紹介
  •  井上内親王・他戸親王母子、同日に歿す 五條市では井上内親王史跡マップ製作も 宝亀6年(775)4月27日、光仁天皇のかつて皇后であった井上内親王と、 二人の間の子でかつて皇太子であった他戸(おさべ)親王が、同日に歿しました。 正史『続日本紀』には、たった一文で記されています。   井上内親王、他戸王並卒。 井上内親王は宝亀3年3月に「巫蠱」(呪詛)の罪で皇后を廃されており、 同年5月、それに坐して他戸親王 [続きを読む]
  • 5月2日は聖武天皇祭
  •  ◆イベント・史跡案内◆奈良  東大寺で行われる「聖武天皇祭」 GW中の5月2日は聖武天皇の忌日 毎年5月2日は、奈良・東大寺にて「聖武天皇祭」が行われています。 祭日ではありませんがちょうどGWに含まれますし、この期間は春の平城京天平祭も 例年開催されているので、観光には好都合ではないでしょうか。 5月2日は、天平勝宝8年(756)の聖武天皇(当時は退位して太上天皇)崩御の日。 2012年の宮内庁の発表で、明治の [続きを読む]
  • 永井路子「応天門始末」/英雄たちの選択でも特集!
  •  ◆本紹介◆平安時代、永井路子  永井路子「応天門始末」(『長崎犯科帳』所収) 歴史に翻弄される一人の男〜個人から見た応天門の変 久しぶりの永井路子さんの古代史小説を紹介するシリーズです。 今回は昭和35年(1960)1月号「オール讀物」掲載の短編、「応天門始末」。 第一短編集『長崎犯科帳』(講談社、1965年→文庫1979年)所収にて刊行されています。  ▲文春文庫版第一刷(文藝春秋、1993年) 藤原氏がいわゆる [続きを読む]
  • ビジュアル本『よみがえる天平文様』
  •  ◆本紹介◆奈良時代  オールカラー美麗本『よみがえる天平文様』 正倉院宝物の天平文様が細部までよく見える! 正倉院宝物では細部まで見づらい<天平文様>をたっぷり楽しめる、 オールカラーのビジュアル本。   構成は、例えば「北倉013 紅牙撥鏤尺甲」などの1項目につき1見開きで、 左頁にデザインが、右頁に一部の線画と解説が載っています。 ただし注意したいのは、正倉院宝物そのままの素材集ではなく、 欠損部 [続きを読む]
  • 空海の神泉苑の漢詩
  •  平安初期、唐へ渡り日本に真言密教をもたらした真言宗の祖・空海。 書や漢詩の名手としても知られます。 桓武妃酒人内親王のために代作した遺言が『遍照発揮性霊集』(=『性霊集』) に収められ、確認したことがありました※が、 今回は同じ『性霊集』から、京の神泉苑を詠んだ漢詩をながめてみます。   ※桓武妃酒人内親王の遺言 (過去記事) 神泉苑は現在も京都にあり、現在の規模は縮小されていますが 往時は8町 [続きを読む]
  • 「開基勝宝」と西大寺大茶盛式
  •  ◆展覧会案内◆東京/◆史跡案内◆奈良  日本最古の金貨「開基勝宝」と西大寺大茶盛式の美味しい関係? 「開基勝宝」に東京国立博物館で出逢う まずは先日の話。東京国立博物館にて、日本最古の金貨「開基勝宝」(かいきしょうほう)を発見。 常設展の平成館・考古学コーナーにて展示してありました。 古代の貨幣といえば、和同開珎を最初とする銅銭“皇朝十二銭”が著名ですが、 この「開基勝宝」は金貨ですので含まれま [続きを読む]
  • 今ひとたびの、和泉式部
  •  ◆本紹介◆平安時代、諸田玲子  諸田玲子『今ひとたびの、和泉式部』 恋多き女・和泉式部の真実とは 今年(2017年)3月に刊行されたばかりの、諸田玲子の平安時代小説。 諸田玲子さんといえば、時代物でも江戸時代や戦国時代の印象が強いので、 平安舞台は楽しみでした(平安王朝もの第一作ではありませんが、私は未読)。    ▲帯付き全体を広げたところ。 和泉式部といえば、紫式部・清少納言などと並ぶ、平安中期王 [続きを読む]
  • 平城遷都
  •  少々出遅れましたが、3月10日は「平城遷都」の日、つまり“奈良時代”幕開け の日です! 和銅3年(710)の出来事です。 『続日本紀』には「始遷都于平城。以左大臣正二位石上朝臣麻呂爲留守。」 とだけ、シンプルに記載されています。 当時の最高権力者にあたる左大臣・石上麻呂は留守居役として 旧都(藤原京)に残されているのですよね。 このときの天皇は女性の元明天皇(文武天皇・元正天皇の母)、 この遷都を主導 [続きを読む]
  • 東博・春日大社展で展示「御堂関白記」
  •  ◆史料紹介◆御堂関白記  東博で今見られる「御堂関白記」部分を紹介 藤原道長の日記、自筆部分の有名な箇所 世界記憶遺産「御堂関白記」(みどうかんぱくき)は、日本人なら誰でも知っている 千年前の最高権力者・藤原道長の自筆部分が残る日記です。 自筆部分は巻子の形態をした暦(具注暦、この部分は道長の筆ではない)に 設けられた余白の書き込み部分に、道長が直接書き入れています。 あまり書かれていない箇所も [続きを読む]
  • 関白忌(藤原頼通・平等院)
  •  本日、3月2日は、京都・宇治市の平等院にて、「関白忌」が執り行われる日です。 「関白」とはミスター関白こと(勝手に命名)藤原頼通のことです! いまからちょうど千年前の1017年、頼通は甥・後一条天皇の摂政となり、 ここから半世紀(50年間)、摂政→関白の座に座り続けるのです。 頼通はかの藤原道長の嫡男で、1017年当時はまだ若い26歳。 宇治の平等院は権勢をきわめた頼通が、1052年という仏教の一説において 末法 [続きを読む]
  • 名古曽の滝跡(大覚寺)
  •  ◆史跡案内◆京都  名所「名古曽の滝」跡 藤原公任の歌で名高い京都・大覚寺内の史跡   滝の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞えけれ      大納言公任  藤原定家撰・小倉百人一首55番、文化のカリスマこと藤原公任の歌です。   訳:(水が涸れて)滝の音はすっかり聞こえなくなって長い年月がたってしまったが、     その評判は(世の中に)流れ伝わって、今でも知れ渡っていることだ。  [続きを読む]
  • 平安時代系漫画〜あさはかな夢みし/いいね!光源氏くん
  •  ◆漫画紹介◆平安時代、瀧浪ユカリ、えすとえむ  瀧浪ユカリ『あさはかな夢みし』/えすとえむ『いいね!光源氏くん』 平安時代系(?)漫画、2作品!! わりと最近刊行された、平安時代をモチーフ(?)にした漫画をご紹介します。 平安時代「系」としたのは、純然たる平安時代漫画を想定されると「えっ」と 思われるかもしれないので…… ひとつは平安時代人が現代へタイムスリップする現代もの、もうひとつは 舞台は平 [続きを読む]
  • 春日大社 千年の至宝/陽明文庫講座
  •  ◆展覧会・イベント記録◆2017年1月 東京国立博物館/セシオン杉並  春日大社 千年の至宝/陽明文庫講座 いずれも“藤原氏”ゆかりの展覧会・イベント! 2017年に入って、東京にて、藤原氏に関する大きな催しが目立ちました  東京国立博物館の特別展「春日大社 千年の至宝」開催中! 藤原氏の氏神を祀る春日大社。 神護景雲2年(768)に称徳天皇の勅により本殿が造営されたといいます。 現在、上野の東京国立博物館にて [続きを読む]
  • 嵯峨天皇陵と正子・恒貞陵墓参考地
  •  ◆史跡案内◆京都  嵯峨天皇陵と正子内親王・恒貞親王陵墓参考地 嵯峨天皇ゆかりの大覚寺そばの陵墓 天皇陵のうち難所の一つといわれる「嵯峨天皇山上陵」参りに挑戦してきました。 さらに、近くにある二つの「陵墓参考地」――それぞれ、  1、嵯峨天皇の皇女で叔父の淳和天皇の皇后となった正子内親王  2、正子の生んだ淳和天皇皇子の恒貞親王(恒寂入道親王) の陵墓ともいわれている――を訪ねてみました。 嵯峨天 [続きを読む]
  • 桓武妃酒人内親王の遺言
  •  ◆漢文史料◆空海、酒人内親王  空海が代作した酒人内親王の遺言 空海『遍照発揮性霊集』巻第四所収 昨年末にようやく読めた絶版小説、『美貌の斎王 桓武妃酒人内親王』の終盤に 少々触れられていた、<内親王の遺言>を確認してみました。   ▲藻里良子『美貌の斎王 桓武妃酒人内親王』文芸社、2002年 小説と酒人内親王については過去記事を 美貌の斎王(小説・酒人内親王) 酒人内親王の遺言は、空海が代作してお [続きを読む]
  • 有智子内親王の漢詩:経国集-2-
  •  平安朝のはじめごろ、嵯峨天皇(在位809-823)の内親王に、 有智子(うちこ)という名の女性がいました(807-847)。 彼女は女性ながらに漢詩の上手として名を馳せました。 文人天皇・嵯峨の娘としてふさわしい気高さと才を持ち合わせたそうです。 有智子内親王については、以前にその生涯とお墓レポを載せています。  有智子内親王のこと さらに記事内冒頭のリンクから、『続日本後紀』に      掲載された、内親王 [続きを読む]
  • 2017年賀正
  •  2017年賀正☆特集 西暦「2017年」にまつわる出来事 いよいよ2017年到来! 2017年のちょうど千年前、1017年にはなにがあったでしょうか? 1017年、藤原頼通摂政になる 3月16日、父・道長の後任に嫡男の頼通が甥・後一条天皇の摂政となりました。 頼通はこのときから数えて50年、摂政→関白の位に座り続けるのです。 まさに、ミスター関白爆誕!!(このときは摂政だけど) このとき頼通まだ26歳、若き摂政・藤氏長者の誕 [続きを読む]
  • 2016年お気に入り記事=後編
  •  2016年お気に入り記事=後編 本・漫画・ドラマ&史跡編 今年2016年もあとわずか。 一年の記事を振り返ってみて、気に入った記事をピックアップしました ☆前編は こちら☆ 本:悲愁中宮(安西篤子) 中宮定子の悲劇的な面をえぐり出した傑作。  2016/6/23の記事安西篤子『悲愁中宮』小説・中宮定子 漫画:長屋王残照記(里中満智子) ドラマCDも発売された同作。漫画とCDを紹介しています。 里中さんの『女帝の手記』 [続きを読む]
  • 2016年お気に入り記事=前編
  •  2016年お気に入り記事=前編 偏執狂的な記事編 今年2016年もあとわずか。 一年の記事を振り返ってみて、気に入った記事をピックアップしました 藤原氏の日*2016 10月16日は“藤原氏の日”。  今年は、藤原氏関連画像集となっております。 2016/10/16の記事藤原氏の日*2016 平城京天平祭2016「平城京天平行列」 初めて目にすることができた、奈良の平城宮跡で行われる天平祭。 2016年春の行列写真・解説特集です。  2 [続きを読む]
  • ならまちの元興寺
  •  ◆史跡案内◆奈良  人気の“ならまち”の中心・元興寺について “ならまち”は、元はといえば元興寺! 先日の悲劇の内親王「井上皇后」めぐりのときに触れた元興寺。 折角の機会ですので、少し元興寺にまつわる史跡を訪れてみました。 真言律宗元興寺でいただいたパンフレットを参考に、 現在のGoogleマップに書き込んで簡単な地図を作ってみました。 往時の寺域が朱線で書き入れた部分です。 最南端の中央が南大門にな [続きを読む]
  • 美貌の斎王(小説・酒人内親王)
  •  ◆本紹介◆奈良〜平安時代、藻里良子  藻里良子『美貌の斎王 桓武妃酒人内親王』 内親王たちを通して描く奈良末期〜平安初期 文芸社から2002年に刊行されている小説ですが、残念ながら絶版になっており、 入手困難な一冊です(図書館で拝借し返却してしまったので不備スイマセン)。   まず「酒人内親王」といっても少々マイナーな女性かもしれないので略歴を。 さかひとないしんのう、754-829。光仁天皇の皇女、母は井 [続きを読む]
  • 井上神社、御霊神社〜ならまち井上内親王めぐり
  •  ◆史跡案内◆奈良  人気の“ならまち”で井上内親王を想う 悲劇の内親王「井上皇后」とは? おしゃれで趣ある街歩きスポットとして人気の観光地・ならまち。 ここで、一人の悲劇の内親王をしのんでみました。 その内親王の名は、井上(いのえ、いのうえ/いがみ)。 聖武天皇の娘で、孝謙・称徳女帝にとっては異母姉にあたります。 ただ、女帝の母は絶大な権勢を誇る皇后・藤原光明子であるのに対し、 井上の母は勢力の [続きを読む]
  • 斎王のイメージ
  •  斎王、特に賀茂斎院について イメージを膨らませてくれる賀茂祭=「葵祭」について 「斎王」とは、かつて伊勢神宮もしくは賀茂神社で天皇に代わり神事に奉仕した、 特に選ばれた未婚の内親王または女王のことです。 現代では存在しませんが、時代行列などでその姿をイメージすることはできます。 伊勢神宮のある三重県明和町の「斎王まつり」や京都市の「斎宮行列」などがあります。 最も有名かつ歴史あるものが、京都三大 [続きを読む]
  • 藤原氏系図:顕光編
  •  ◆藤原氏系図・4◆顕光編 藤原氏系図をランダムに作成しています。 系図に登場する人物や系図の背景なども、ご紹介していきます。  ☆このシリーズの系図について☆ 頁の一番下をご覧ください  ※原則として男女別に右から出生順。順が不明のものもあり。省略された人物もあり。  ( で大きくなります)  顕光編 藤原顕光(あきみつ、944-1021.5.25)。平安時代中期の公卿。 長く廟堂の上位を占め従一位左大 [続きを読む]
  • 【含妄言】孝謙女帝と藤原仲麻呂
  •  ◆史跡案内◆奈良/妄想  西大寺にて藤原仲麻呂と女帝を想う 藤原仲麻呂の乱鎮定のため建立された西大寺 今日は後半、孝謙・称徳女帝に関する小説的な想像のお話になっていきます。 そのへんは妄言として流してください(笑) 四天王に踏まれる邪鬼は仲麻呂?! 奈良の西大寺は、764年の藤原仲麻呂(恵美押勝)の叛乱発覚に際し、 その平定のため孝謙上皇(称徳天皇=重祚)が造立することを誓願した金銅四天王像を、 安 [続きを読む]