まほろば俳句日記 さん プロフィール

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まほろば俳句日記さん: まほろば俳句日記
ハンドル名まほろば俳句日記 さん
ブログタイトルまほろば俳句日記
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/shmzshg3
サイト紹介文毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にもチャレンジしたいと思います。その他エ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供247回 / 365日(平均4.7回/週) - 参加 2015/01/06 02:11

まほろば俳句日記 さんのブログ記事

  • 地獄のすべて/新雑句雑感(237)〜プロローグ5の終わり
  • *末尾に『ヘイポーラ』(1961)付秋めくやヘイヘイポーラ何故か消え  地獄のすべて集めて白し秋めきぬ(沖縄戦モニュメント破壊される)  秋めくと俄かに稲畑家淡し  1970年の遠くまで行くんだ秋めきぬ  秋めくやまだ昏れぬ日を引き寄せる  秋めくやドラゴンボールの熱気満つ  秋めくや介護給付は先のこと  秋めくや人生の弔歌三度まで  涌き出ずる菩薩の一群秋めきぬ  右へ左へ種蒔くしぐさ秋めきぬ  [続きを読む]
  • 小便の泡立ってゐる野焼き後/北大路翼を読む(6)
  • *末尾に梶浦由紀BEST付吉野家は敗北の味夏の雨   北大路翼  その3この句について、当ブログで2回観賞して来たが、結論めいたことはまだ書いていない。もう一度読み込んでみたい。吉野家をはじめ牛丼チェーンが出来たのは、1970年代の終り頃なので、もう40年の歴史がある。牛丼(牛めしとも)は並盛りで280〜380円で推移して来た。安くて早いのが人気の理由だが、もう一つ貧しさもある。とりあえず、空腹を [続きを読む]
  • ポスト新人類に《俳句》は可能か/新俳句入門(17)
  • *来生たかおLIVE付涅槃絵の端の吼えをる鬼が俺     竹岡一郎  句集『ふるさとのはつこい』(ふらんす堂)より *彼は1963年生まれの元祖新人類今日から9月に入った。新しく参加した同人誌への出句は済ませたが、結社の方の評論がまだである。これは【俳句のサバイバリズム】と題して、俳句形式の現在置かれている状況を多角的に考察するもので、1回目は総合誌「俳句界」の新人賞【北斗賞】をベースに、若者俳句 [続きを読む]
  • 鍋にパスタ/新雑句雑感(235)〜プロローグ5の終わり
  • 空と海かさねて久し八月尽  八月尽昨日の敵は今日の友  八月尽母無き空の丸きこと*  年金3万何かが足りぬ八月尽  駅前公園真っ暗闇に八月尽  新宿すでに獣の領分八月尽  鍋にパスタぐるりと八月尽きてをり*  ネトウヨとブサヨ激突八月尽  八月尽部屋に聖書のある不思議*  ブラウンカン壷に見立てて八月尽  そのまんま東って何八月尽  八月尽海とは死後の別称なり  八月尽く通りに地蔵見当たらず  死 [続きを読む]
  • 風鈴の鳴らぬ日/新雑句雑感(234)〜プロローグ5の終わり
  • もう一段の貧しさ風鈴の鳴らぬ日は*  蛇衣を脱ぐ仏壇は仮の宿  体当たり三度目かなぶん兵器と化す  清水飲む飲まぬは自由敗戦日  快音の続けばつづく晩夏の死  大西日マルクス・エンゲルス全集燃え始む  後戻り出来ぬ出会いに麦茶かな  ハンカチくらい持てよ地獄を見たからは  愛の消えた街とはどこか書を曝す(尾崎豊三部作)*  水鉄砲水切れてよりずぶ濡れに  木下闇小澤一郎の父と母  向日葵やわたしは [続きを読む]
  • 西東三鬼『酷烈なる精神』批判②/坪内稔典を読む(3)
  • ところで、これほどまでに私たちの近代的知(対象的認識)とそれに基づく〈定型表現〉を蹂躙してしまう〈国家意志〉とは、どのように現出して来るのだろうか。続けて、坪内はいう。三鬼の言い方にならうなら、ぼくたちは、個々に、その生活において、いやおうなく〈国家意志〉の内側にいる。ぼくたちは国家によって首根を押さえつけられている。階級社会においては、国家が一部の階級の利益を、社会の共同利益として仮構し、その仮 [続きを読む]
  • 西東三鬼『酷烈なる精神』批判①/坪内稔典を読む(2)
  • 戦後俳句の始まりを告げた西東三鬼の『酷烈なる精神』(「天狼」創刊号 1948)について、坪内稔典は「俳句が酷烈な現実のなかにその根拠をもち、そこで内なる自由を実現しようとする葛藤ーつまり、ぼくたちを不断に制約し、内なる自由を奪う国家意志とのあらがいを回避した」(『形式と思想』1976。以下同じ)として、その不充分性を批判した。三鬼は、自身が主要作家として参加した戦前の新興俳句運動の意義は、伝統俳句 [続きを読む]
  • ラムネ玉/新雑句雑感(233)〜プロローグ5の終わり
  • ラムネ抜く地球に向けてポンと抜く  スーパーのラムネに玉は無いだらう  ラムネ売りきびだんご売り兼ねてゐし  唐十郎の実家は銭湯ラムネ飲む  もしかしてサンタルチア加藤ラムネ飲む(知人のコメディアン)  テクノロジー犯罪吾もラムネ飲む(被害歴12年)  俳人を主体と呼ばずラムネ玉  音だけの怒りにあらずラムネ抜く  ラムネ飲むズシリと夢とは違ふもの  渋谷系はや過去のことラムネ飲む  根こそぎのレ [続きを読む]
  • 聖痕/新雑句雑感(232)〜プロローグ5の終わり
  • クノソスの壁ひとつ越え秋近し*  意味深にアナタノワタシ秋近し  アスペルガー完治の報せ秋隣  ライダー宿素泊まり600円秋近し  呆けてより無謬の師とす秋に入る  土塊が人のかたちに秋に入る  夜の秋のスマホに聖痕ありや無し*  改憲NO!私も弱者秋近し  マウンテンバイク街走り抜け秋近し  足立区にあまたの秘境秋近し  秋を待つ私もいつか死ぬのだらう  天球にいつか綻び秋隣  孤独死をいかに避 [続きを読む]
  • 無心/新雑句雑感(230)〜プロローグ5の終わり
  • 夏鶯老いの蒼さを競いおり  義手義足差し出す土竜のごときもの   クノッソスの迷宮どこかで春の火事  大晩夏特養ホーム〈無心〉とあり  四月馬鹿いちどは人間に生まれたし  いちまいの重さを競う紙風船  マイクロ波聴覚効果ゆりかもめ  あれは監視カメラだ夏の鴉は死んだ  名無しの空は名無しのままに兵馬俑  八代亜紀の山谷ブルース愛なのか  酔芙蓉覚醒ゲーム真昼なり  わたしはカモメ待てど暮らせど夢の [続きを読む]
  • いまはむかし/新雑句雑感(229)〜プロローグ5の終わり
  • 夏逝くやベンチに一人また一人  伸びをしてけふ一日や夏終る  公園をなほ去り難し夏の果て  鉄塔は鉄塔のまま夏惜しむ  自愛てふ言の葉あをし夏終る  いまはむかしわたしはわたし夏惜しむ  夏逝くや五十センチの歩幅にて  生き急ぐこと六十年夏惜しむ  剣道の嬌声つづく夏の果て  開いた口塞ぐも一興夏終る  夏終るブルゾンちえみの手の動き  大方は敗戦夏を惜しみけり  師を師とも思はぬ蒼さ夏惜しむ [続きを読む]