まほろば俳句日記 さん プロフィール

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まほろば俳句日記さん: まほろば俳句日記
ハンドル名まほろば俳句日記 さん
ブログタイトルまほろば俳句日記
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/shmzshg3
サイト紹介文毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にもチャレンジしたいと思います。その他エ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供295回 / 365日(平均5.7回/週) - 参加 2015/01/06 02:11

まほろば俳句日記 さんのブログ記事

  • 花物語/新雑句雑感(215)〜プロローグ5の終わり
  • 花物語主役はわたし菖蒲咲く  谷間の光菖蒲はいつか咲くのだらう  ぎしぎしと菖蒲の過去を引き寄せる  母と娘の丁々発止菖蒲の世  笑い茸俺もお前もいつか死ぬ  いつもより厚目の化粧菖蒲園  花菖蒲この一瞬を生きている  ペンペンペン菖蒲でゐること甚だし  夏夕焼人間サイボーグ跋扈せり  人間をやめても人間杜若  初夏や果たして春は終ったか  春から夏へ世界最終戦争勃発す  半額弁当まだか孤独死まだ [続きを読む]
  • クーラーをいれろよ/北大路翼を読む(3)
  • クーラーをいれろよどうせ戦争だ   北大路翼 「クーラーをいれろよ」と周囲に叫ぶ場面を想像してみる。間違いなく夏である。そしてかなり暑い、熱いと言ってもよい。身心ともにとても耐えられないほどだ。しかし、その理由は違った。【どうせ戦争だ】というのである。戦争が迫っているということは、どうにもならない諦めが伴う。生殺与奪とはそういうことである。「どうせ」の一言がとてつもなく重い。作者はことし39歳。一 [続きを読む]
  • シングルマザー/新雑句雑感(212)〜プロローグ5の終わり
  • 母の日の母の不在を訝しむ(5月14日)  母の日や母を送りし日の迫る  母の日に母になりきる妻も無し  母の日や大正に生まれ昭和に死す  母の日や母さんのうた口ずさむ  母の日の母岸壁を去りしとき  母の日の捨てるを知らぬゴミ屋敷  母の日や仕事は辞めたと母来る  母の日の位牌の他は何も無し  シングルマザー母の日最も光ます  母の日の誰彼となく掌を合はす  母の日や戦争はもうこれっきり  母の日 [続きを読む]
  • 団塊ジュニアの俳句観の空虚を埋めるもの/新俳句入門(13)
  • 私が最初に俳句に入門したのは38年前のことで、まだ20歳代半ばのことだった。それまでに現代詩や短歌、歌詞などに関心を持ち続けていたので、あまり違和感は無かった。そして、現代俳句の世界にも当然ながら70年安保世代が確実に存在した。俳句とは俳句批判の《場》であり、俳句を批判することで古い自分自身を否定し、俳句形式を新しい自分の拠り所とすることを彼らは目指していた。彼らとは【団塊の世代】と呼ばれたが、彼 [続きを読む]
  • シークレットシューズ/新雑句雑感(211)〜プロローグ5の終わり
  • 病むこともできず五月の闇の中  地球儀の外れて五月の闇の底  五月病快癒の報せいまもなし  五月闇われに老いなど来るものか  昏れてゆくいつか来た道五月の炎  方哉とまではゆかぬが聖五月  万歩計無用の長物聖五月  聖五月カラオケバトル決着す(世界的バリトン歌手)  サブカルチャーとしての俳句聖五月  慰安婦像また一つ増え聖五月  懐かしきジャンパースカート聖五月  退位後は太上天皇聖五月  東京 [続きを読む]
  • 出郷のいまここ/新雑句雑感(210)〜プロローグ5の終わり
  • 立夏とは出郷のいまここであり  改憲を本気で唱え夏立つ日(安倍首相)  ベンチの恋成就す立夏の闇の奥  農継がず結社主宰に夏に入る  プロ俳人愚昧の極致夏立つ日  しょうぶ田にまだ水引かず夏に入る  革命はかならず頓挫夏立つ日  ゲバラの死探し求めて夏に入る  料理下手の母とは知らず夏に入る  人間は悪意の塊り夏に入る  お笑い芸世を席巻す夏立つ日  母の死は誤報と知りて夏に入る  十七音の巨大な [続きを読む]
  • すべてを捨てて来た男/新俳句入門(12)
  • すべてを捨てて来た男は強ェな雪解川   まほろば今年のゴールデンウィークも明日の日曜が最終日である。29日(土曜)に遠出したきり近場に納まっているので、明日はラストチャンスである。前衛派の超大物から同人参加OKの連絡があった。俳句に関しては、毎日他ブログの日記(即興句付)や新作をアップしているので休むことはない。それだけに嬉しいことであった。所属する2結社のうち一つが終刊となったのでちょうどよい。 [続きを読む]
  • それはスカです/新雑句雑感(209)〜プロローグ5の終わり
  • 何も無き嗚呼何も無きみどりの日(5月4日)  リサイクルカー壊れたこころみどりの日  俳人とは廃人そのものみどりの日  ニート父日焼けを極めみどりの日  残念ですがそれはスカですみどりの日  生きてる限り護憲は正解みどりの日  父が来て掃除して帰るみどりの日(隣室)  なほ生きてサルトルの世紀みどりの日  シリア緑化計画無理かみどりの日  深緑の意外な白さみどりの日  戦場のまさかクリスマスみどり [続きを読む]
  • 少年の空/新雑句雑感(207)〜プロローグ5の終わり
  • 少年の空硬度ます修司の忌(1983年5月4日享年47歳)  アンチエイジング毎日が修司の忌  弘前のさくらのあをさ修司の忌  盛者必衰の理修司忌には無用  修司忌の秘かに人間探求派  修司忌の新宿いまでも廃墟なり  流砂列島流れに流れ修司の忌  〈オーム・IS・震災〉修司忌の街を行く  盗撮者を盗撮修司忌を追い詰める  監視カメラ突然止まる修司の忌  廊下の奥に廊下が続く修司の忌  ででむしはもと [続きを読む]
  • 自殺マニュアル/新雑句雑感(204)〜プロローグ5の終わり
  • 昭和の日キタサンブラック買ふべきか(オーナーは北島三郎)  昭和の日少年野球決勝戦  いまいひじりもっと遠くへ昭和の日  何のための投句締切昭和の日(今月もギリギリ間に合う)  昭和の日団塊ジュニアとは誰か  昭和の日〈VR・テク犯・マイクロ波〉  昭和の日俳句と川柳同居せり  ミサイルの決して届かぬ昭和の日  もはや戦争責任問ふことなかれ昭和の日  敗戦と廃線の違い昭和の日  農とリサイクルまさ [続きを読む]
  • 結社主宰という名の精神の収奪者/新俳句入門(11)
  • 私は結社を批判しながら、一応2誌に同人参加している。但し、そのうち1誌は3月号で終刊になった。主宰は86歳であった。もう1誌は隔月刊の上、主宰は78歳である。とてもあと10年は持たないだろう。結社無しで俳句を続けられるのかどうか不安になる。そんな時、同人誌への誘いが舞い込んだ。代表者は私の2歳下である。これで手を打とうと思う。俳句は《座》の文芸とされる。その出自が連歌の発句(俳諧)にあるからであろ [続きを読む]
  • 結社は俳句の進化の芽を摘む/新俳句入門(10)
  • 今日の結社句会は出るか出ないか迷い続けた。結局、出ないことに決めたが、その理由は①遠すぎる②年寄りばかり③お金がない、の3つである。所属(同人)結社に拘らなければ、他にも近場に出席可能な句会がある。もちろん、私は結社に所属していることなどに拘りはない。むしろ反感さえ持っている。俳句にとって結社は桎梏でしかないからだ。2つ目の年寄りばかりというのは言葉通りの意味ではなく、ちょっとばかり複雑な理由があ [続きを読む]
  • 君を抱けない夜/北大路翼を読む(2)
  • 傷林檎君を抱けない夜は死にたし   北大路翼  傷林檎とは、傷が付いて誰も買う人のない林檎と解釈したい。誤解を恐れずあえて言えば、風俗嬢と呼ばれる女性のことではなかろうか。そこから【読み】というストーリーを組み立てると、作者はとある行き着けの風俗店に足を運んだのだろう。いつも指名するホステスは、この夜はあいにく別の客の接客中であった。この時の胸が焦げ付くような無念さが読む者にも伝わって来る。多少な [続きを読む]
  • 母と子の一部始終/新雑句雑感(203)〜プロローグ5の終わり
  • 地上には地上の倣い復活祭(4月16日)  罪人に友と呼ばれて復活祭  ハリストスの重き鉄扉や復活祭(東京御茶ノ水) 空缶のずらりと並ぶ復活祭  灯されて敗者は神に復活祭  三世は平和の礎復活祭(今上天皇の生前退位決まる)  刀傷背に浮き立たせ復活祭  赦免舟ことしはいつか復活祭  出奔の後の雄叫び復活祭  戦後レジームいつまで続く復活祭  神の母汚れを知らず復活祭  死後の生信じ幾年復活祭  十字 [続きを読む]