沢田登美子 さん プロフィール

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沢田登美子さん: 介護詩集 育児詩集
ハンドル名沢田登美子 さん
ブログタイトル介護詩集 育児詩集
ブログURLhttp://ameblo.jp/to-mi69/
サイト紹介文4人の子供の子育てに奮闘する詩、15年間訪問介護に携わった経験を描いた介護詩を発表しています。
自由文4人の子供の育児に関する詩をブログで発表しながら、育児中の方々の大変さをこの詩を通して、元気づけられたらと思った事、15年間訪問介護の仕事に携わり私が経験し、感じた介護の現場を私なりの表現である詩や散文、小説など、様々な表現でブログに発表していければと思います。
沢田登美子
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供263回 / 365日(平均5.0回/週) - 参加 2015/01/07 23:38

沢田登美子 さんのブログ記事

  • Tさんの涙
  •      Tさんの涙       霧雨が降っている 隣家の屋根の上から下へ 雨水が流れ落ちている 静かに音もなく 空は薄く灰色をなでた 水彩画のようである テレビのニュースは シリア難民の受け入れで 揉めているヨーロッパの 国々の指導者の映像や 北朝鮮の核を巡る 緊迫したアジア情勢など 次々に画面が変わって行く 先頃東北のかたで 四 [続きを読む]
  • 近所の人
  •       近所の人 二日前納屋の 掃除をしていると 軽トラックが止まり 荷台からキャベツの 葉をまとめてヤギに向かって 放り投げている人がいた 御礼を言おうと見ると 車はすぐに走り去った 今日は庭に散った葉と 道路に落ちた葉を掃き集め ヤギに持って行くと 尻尾を振って喜んで食べている 夫はヤギのロープが届かない 庭の隅に茄子と [続きを読む]
  • 心をなごませる緑
  •     心をなごませる緑      庭のモクレンや オトメツバキ モモの花がいっせいに 散ってしまうと 今度はピンクや白色の ツツジが大きな花弁と 十本近い雄しべを見せて 咲き誇ってきます 紫色の大根花が 最後の輝きを見せ その下には小さな水色の 野草が地に這うように 可愛らしい花を 咲かせています 全ての常緑樹も 落葉 [続きを読む]
  • 髪のカットの話
  •     髪のカットの話       今日は夫に 髪をカットしてもらった 妻としては 伸びていても いいのであるが 伸び方が首のあたりで そっくり返っているので 夫は或る作曲家の髪型に 似ていて落ち着かない と言うのである あっという間に 肩のあたりまであった 髪は夫のカット鋏で パラパラと切り落とされ 男性と変わらない [続きを読む]
  • 平凡な日常
  •      平凡な日常 生き急ぐのでは ないけれども 日々何かに 追い立てられて いるような気持になる 今日中にやらなくては ならない仕事もない 毎日こまごまと 家事をやるとすれば 山のように仕事はある 気持が動かなければ 手抜きを決め込む 食事だけは必ず 作り食べ終わった 食器洗いを やらなくてはならない 洗濯も毎日& [続きを読む]
  • 映画<山の音>
  •     映画<山の音>      テレビで <山の音>と言う 映画が始まっていました 川端康成の原作という事は 知っていましたが 作品は読んでいませんでした <踊り子>や<眠れる美女> 等は読んでいましたが 何か自分の求める文学とは 違うような気がして 読んでいませんでした 映画は山村聰と原節子が 話している所でした 山村聰の息 [続きを読む]
  • 春の一日
  •     春の一日 開けた硝子戸に レースのカーテンが 揺れ風が入り込んで来る ヒュウヒュウビユーと 風が泣いている 洗濯物を干し始めると ツバメの声が聞こえて来る 大きな声でピュピュピュと 話し込んでいると思ったら 電線に止まっている ツバメは一羽だけだった 独り言にしては 何を語っているのだろう 何羽もツバメがいて [続きを読む]
  • ヤギのしもべ
  •     ヤギのしもべ       昨日の夕方 家の庭や道路に 落ちている葉っぱを スーパーの買い物袋 一杯になる程掃き集めたのに 今朝また春の嵐のために 庭も道路も飛び散った 葉っぱで一杯になっている 庭に木を沢山植えるのは 悪くはないけれど 絶えず生え変わる 葉っぱの掃除をするのは イライラの原因にもなる ところが袋一杯の葉っ [続きを読む]
  • だ い す き
  •     だ い す き       娘と二人で 春休みに遊びに 来ていた孫から 帰ってすぐに 手紙が送られて来ました 幼稚園の年少から 年中になり随分 張り切っている様子です <じいじ ばあばへ>  だいすき  たのしかったよ。  またあそびにいくね。 最後に自分の名前と じいじ ばあば の似顔絵が 書かれていました 鼻から [続きを読む]
  • 車のない生活
  •      車のない 生活      テレビを 見ていると 新車のコマーシャルで 颯爽と車が走っている 車を持たない我が家は どの車が新しいのか どの車が人気があるのか さっぱりわからない 都会で終の住処を 求めていたら 車がなくとも 電車やバスが分刻みで 行き交っているので 何処に出かけるのも 心配することはなかった 田舎 [続きを読む]
  • 風 景
  •     風 景       今までは 電線で休憩するのは ヒヨドリかスズメが ほとんどだった 時にはトビが 電線の上に止まって その勇姿を心ゆくまで 見せてくれる事もあった 最近はツバメが よく止まりに来る 今日は五羽ほどが 一斉に飛んで来て 横一列に並び ピピピパパパ 大きな声で意見を 交換し合うと あっという間に& [続きを読む]
  • 手紙の書き方
  •      手紙の書き方            今日は 快晴の日 心も軽々としている お礼状を二通 書かなくてはならない 最初の挨拶文を どう書こうかと 思っているうちに 時間だけがどんどん 過ぎて行って 五日もたってしまった そして まだ考えている 最初の挨拶は 拝啓にするか 前略にするか 冠省にするか 一番の初 [続きを読む]
  • ツバメの巣
  •       ツバメの巣 お昼過ぎに 二羽のツバメが ピャピャピャピュピュピュ と大声で話し合っている いつもは姿の見える電線に 止まって話しているのだが 今日は何処にいるのか 姿が見えない 声だけはすぐ近くから 響いて来る 家の玄関をでると 軒下にツバメの巣が 三つ作られている ここ二年あきや状態で 三年前に巣立って行った&nb [続きを読む]
  • 昔の記憶
  •      昔の記憶      時々ふっと 昔の事を思いだす 30年前一番下の次女が 幼稚園に通い出し 少し時間の余裕が出来たので 幼稚園の世話役を Kさんと二人 はじめて引き受けた 同じクラスの父兄に 東京から来られたTさんと いう方がおられた 雨の日は父兄が 教室まで子供を 迎えに行かなくては ならなかった Tさんは背の高 [続きを読む]
  • ヤギへの憂鬱
  •     ヤギへの憂鬱 下から誰かを 呼ぶ大きな声が 聞こえて来る 夫が大声で私を 呼んでいるのかと ” ハーイ なに ” と言ってみるのだが 呼び声は一向にやまない 階段を降りようとして 下を見ると夫と 近所に住む親戚のNさんが 何か話していて 急ぎ足で玄関から外に 夫が出て行く所だった もしかしてヤギがと 窓から外を [続きを読む]
  • 甘 雨
  •      甘 雨      空が晴れて 透き通るような 青空が広がり 犬や風船のような 形をした白い雲が ゆっくりと流れて 過ぎて行くとき 雲は西から東へと 動いて行く 空がどんよりと曇り 濃いグレーの雲が 雨を降らせながら 刻々と形を変えて 足早に空中を横切る時 雲は東から西へと 移動して行く ” こう雨が続く [続きを読む]
  • 花の70代    
  •     花の70代 ” 春眠 暁を覚えず ” の言葉通り お昼を過ぎると とても眠くなる 70代に入ると 自分の時間は たっぷりとあるので 誰に遠慮する事なく 眠れるのだが 時間がありすぎると 眠いのに眠れないと 言う現象が起きて来る 娘と幼稚園に通っている 孫が帰郷していた折は お昼の二時から三時過ぎ迄 二人が [続きを読む]
  • 乙女椿の花      
  •     乙女椿の花       春雨の 降り続く日 オトメツバキの花が 八重咲きの花弁に 雨粒をしっかりと 受け止めて清楚な 薄桃色の美しさを 際立たせている 40枚はあろうかと 思える花びらが巻くように 柔らかく寄り合い 限りなく白色に近い 花の優しさが目の疲れを 吸い取ってくれるようだ 少し傾いだオトメツバキの  [続きを読む]
  • 田んぼのレンゲ草
  •      田んぼのレンゲ草 春たけなわ 田んぼ一面に レンゲ草が咲いている ピンクの絨毯のように 敷き詰められて 咲いている 西側のSさんの田んぼも 東側のKさんの田んぼも 今年は蓮華の花園になっている 遠方から帰って来た ツバメ達も電線に止まって 子育てに向けての 準備をしている 春爛漫という 風情である 三年前 ヒ [続きを読む]
  • ツバメがやって来た
  •     ツバメがやって来た       朝ベランダの ロープの上で ツバメが止まったり 飛び上がったり 旋回したりと 忙しく動きまわっている 東南アジアから集団で 日本を目指して飛んで 来たのだろう 船のマストで 休んだりしながら はるばる我が家へも やって来てくれたのか ロープに止まっては飛び 旋回を繰り返したあと ツ [続きを読む]
  • 一期一会
  •      一期一会 いままで 人と出会い 別れる事があっても それはひとつの 時間の経過のなかで 水が流れるような ものであり 別に日々気にとめる事も ないと考えていた ところが 元気であったはずの義兄が 病魔におかされ 短期間の闘病の末に どんなに励ましても 意識は戻る事なく 黄泉の国へと 旅だってしまった 気 [続きを読む]
  • 幸せの実感
  •      幸せの実感       幸せを 実感出来る時 人は不幸せは どんなものであったかを 確かめようとする 反対に 不幸せの まっただなかにいる時 何とか幸せを 掴み取りたいと 死にものぐるいで願う 自分の中に渦巻く 善と悪の感情 虚と実の感情 その他の色んな感情が 体の中を 駆け巡っていて 片時もじっとして [続きを読む]
  • ショッピングモールでの一日
  •      ショッピングモールでの一日       次女が 休暇を取って 帰郷してきた 長女のいる間に 自分も合流したいと 東京からわざわざ 飛行機に乗り レンタカーまで借りて 駆けつけてくれたのだ 今日は次女の運転で 夫と長女と孫の5人で 巨大なショッピングモール迄 出かけて行った 始めて入る建物の内部は 広々としていて  [続きを読む]
  • 公園までの道
  •      公園までの道      春の風をうけて 娘と4才の孫娘と3人で 堤防沿いの道を歩く 道端には黄色や白の たんぽぽの花が咲き ピンク色のれんげ草が 道の両側に並んで 咲いている 孫娘がれんげ草を摘み始め ピンクのあどけない花を 3本摘み取って ” これママ こればあば  これあたし ” 満面の笑顔で話して来る し [続きを読む]
  • 自分探しの旅
  •    自分探しの旅             70才を過ぎて 1日の大半自由な時間がある 夫婦の食事時間を除けば あとの時間は自分の 好きなように使える こんなに幸せな事はない 子育てをしながら 懸命に働いた時期 子供達の学費を稼ぐ為に お金・お金と呪文の ように唱えながら 懸命に働いた時期 夫から金の亡者と 厳しく叱責され [続きを読む]