Shoso さん プロフィール

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Shosoさん: Shoso Shimbo
ハンドル名Shoso さん
ブログタイトルShoso Shimbo
ブログURLhttp://ikebana-shoso.blogspot.com.au
サイト紹介文オーストラリア、メルボルンで活動する華道家、新保逍滄の新ブログ。作品紹介、華道論、エッセイなど。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供87回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2015/01/22 15:50

Shoso さんのブログ記事

  • 一日一華:穢れとしてのプラスチック
  • オーストラリア人原住民の信仰には、自然と共生するための叡智が多く含まれているようです。それは神道でもそうでしょう。穢(けが)れとして禁忌してきた信仰の背後にはエコシステムを維持するために意義深いものがあるようです。自然を守るために、自らの行動を慎む、ということ。それは叡智と言えるでしょう。「古代信仰の叡智に注目を」と何人かは繰り返し訴えていますが、まだまだ。資本主義社会は欲望追求に忙しい。自らの行 [続きを読む]
  • 一日一華:そして書くということ(4)
  • 今年も国際いけ花学会の学術誌のエッセー部門の編集のお手伝いをしています。いけ花体験談など募集中ですので、ぜひご投稿下さい。2017年度は九月末日締め切り。日本語では900字程度。投稿料は無料で、採用された場合、学術誌を1部進呈します。http://www.ikebana-isis.org/p/toukoukitei.htmlhttps://ikebanastudies.wordpress.com/2017/09/01/call-for-ikebana-essays-4/編集作業の苦労については以前にもここに書いたこ [続きを読む]
  • 21世紀的いけ花考 第62回
  •  生け花は精神修行か、という話です。生け花は道徳でも宗教でもない、「芸術」だ、というのが重森三玲の主張。生け花を大きく変えました。重森については作庭家としての評価は高いのですが、生け花研究家としてはまだ評価が定まっていないように思います。資料が少ない上に私の勉強不足もあって、詳述はできませんので悪しからず。重森の主張で最も気になるのは、彼が「芸術」をどのように捉えていたのか、ということ。それが生け [続きを読む]
  • 一日一華:オンライン指導
  • 生け花のオンライン指導についてもあれこれ検討しています。とりあえず、作品の添削指導をやっています。http://www.shoso.com.au/p/e-learning.html私の生徒からのリクエストでやっていることが多いのですが、最近は面識のない方からのリクエストにも応じています。利用してみようという方は歓迎です。おそらくこれはそこそこの可能性を秘めていると思います。そこそこです。利用者に、どこまで満足してもらえるか。難しい面がた [続きを読む]
  • 一日一華:2017年いけ花ギャラリー賞
  • 2017年いけ花ギャラリー賞がようやく発表になりました。https://ikebanaaustralia.blogspot.com.au/2017/08/ikebana-gallery-award-2017.html生け花学習者向けの(師範は除く)コンクールです。ですから、師範の方々の作品と比べれば、多少未熟な点はあると思います。でも、今年はレベルが上がってきましたね、と何人かの審査員に言われました。それは大切なことだと思います。何と言っても16000人超の方々が見て下さる受 [続きを読む]
  • いけ花上達のコツ(3)
  • 生け花上達のコツは、瞬発力と持久力でしょう。それらについては、いずれもっと詳しく書くことがあるでしょう。その時は、このタイトル、「上達の秘訣」にもっとふさわしい内容になるでしょう。しかし、今は、少々別のことを考えています。第1回目、2回目は以下のとおりですが、第2回目に書いた問題について、さらにあれこれ考えているのです。https://ikebana-shoso.blogspot.com.au/2017/02/blog-post_8.htmlhttps://ikebana- [続きを読む]
  • 一日一華:いけ花上達のコツ(2)
  • いけ花上達のコツについて再び。第1回目は以下でした。https://ikebana-shoso.blogspot.com.au/2017/02/blog-post_8.html結論から始めれば、要は瞬発力と持久力ということだと思います。第1回目に書いたことは、瞬発力について、ということになるでしょう。1回1回の作品制作に際し、全力投球する集中力、瞬発力。そして、そうした訓練を長く、何年も継続させる持久力。陸上競技の短距離と長距離、それぞれに求められる力が必要 [続きを読む]
  • 21世紀的いけ花考 第61回
  •  「生花は精神修行か」という話です。16世紀に池坊専応が「専応口伝」で、生花は仏教的な悟りに至る道だと言ってくれました。私たちはその言葉を頼りに励んでいるわけです。通念としても生花は精神修行だろうと多くの日本人が思っているでしょう。  しかし、昭和8年、重森三玲が「生花は精神修行じゃない。道徳とは無関係だ」と宣言します。では、生花は何か?芸術なのだ、というわけです。新興生花宣言と言います。これが日 [続きを読む]
  • いけ花ギャラリー賞について(2)
  • いけ花ギャラリー賞をより面白くしようと、ピープルズ・チョイス・アワードを設けました。フェイスブック上でのいいねの数を競う人気投票です。私はあれこれ工夫するのが好きなんですね。やってみると、これがまた面白く、勉強になります。基本的に遊びでしょう。厳密な審査で決まる賞ではありません。それはそうなんです。が、しかし、、、まず、プラスの面から。最大のプラスの面は、ポストが俄然多数の方に拡散するということ。 [続きを読む]
  • 一日一華:超えるということ(2)
  • フェースブックを見ていると、著名人の略歴を紹介したビデオがよく出てきますね。1、若い頃は厳しい境遇にもめげず、努力した。2、その結果、今では、資産数千億。世界有数の億万長者だ。3、皆も苦労に負けずに、頑張ろうね。というポジティブなメッセージ。私の反応は、1、なるほど、そうだったのか。大変だったろうな。2、それで?3、そう言われてもなあ。多分、あまり素直でないのでしょうね。でも、億万長者になりたいと [続きを読む]
  • 一日一華:超えるということ
  • 久しぶりにいい本に出会ったなあ、と、感心したのが、T.J. Demos (2016) Decolonizing Nature: Contemporary Art and the Politics of Ecology.著者はUC, Santa Cruzの教授。こういういい本を読むと、頭の中がとてもスッキリ整理される感じがします。本の内容については、おいおい紹介することもあるでしょう。今準備している論文では、重要な参考文献になるでしょう。さらに、読みながら、思ったのは、「超える」ということ。個人 [続きを読む]
  • いけ花ギャラリー賞について
  • 2017年度のいけ花ギャラリー賞の準決勝進出の17作品が発表になりました。ピープルズ・チョイス賞には、どなたも投票できるようになっていますので、ぜひご参加ください。お一人3作品以上を「いいね!」して下さい。締め切りは7月末日です。https://www.facebook.com/pg/IkebanaGallery/photos/?tab=album&album_id=1232144103581414いけ花ギャラリー賞については、思うところがいろいろあります。嬉しいことのは一つは、準 [続きを読む]
  • 一日一華:ちょっとさんへ
  • 商業花では様々な制約の中で制作しなければいけません。時間、予算、クライアントの花についての要望などなど。大変ですが、それでも楽しいなと思える仕事です。さて、生け花と芸術の違いを最も意識するのは私の場合、公募展への応募に際してです。もちろん、芸術家としての応募です。生け花アーティストとしての公募展への出品の機会など当地では存在しません。応募に必要となるものは、1、作品の趣旨2、作品の写真3、作者の履 [続きを読む]
  • 一日一華:花菱レストランに
  • 昭和時代、生け花ブームが起こりました。そのキーワードは、「生け花は芸術だ!」だったと思います。生け花は芸術になったのです。しかし、伝統的な生け花のあり方と、芸術との「いいとこ取り」だったように思います。日本で起こる文化変容ではよくあるパターンです。詳しい説明はいずれ私のエッセーシリーズ、「21世紀的生け花考」で取り上げますが。その結果、芸術家なのに華道家の看板で活動する人と華道家なのに芸術家のふり [続きを読む]
  • 一日一華:宙に浮く森
  • 宙に浮く森を、というリクエスト。メルボルンの和食カフェChottoさん、です。前回のポストで、海外における生け花教師の立場について触れました。https://ikebana-shoso.blogspot.com.au/2017/07/blog-post.htmlどうも日本とは違う。日本のように、生け花教師という立場に対する社会的な認識がない、ということが大きな違いでしょう。ということは、どのような在り方をしてもいいということでもあります。日本と同じような華道教師 [続きを読む]
  • 21世紀的いけ花考 第60回
  •  生け花とは何か、という話から、あちこち話が飛んでいます。「生け花は精神修行」だというのは、共感者も多い有力な生け花の定義。しかし、その中身はなかなか複雑。禅との関連で説明することもできそうですが、よく考えると、過去数回にわたって書いたように、多数の疑問点が出てきます。 さらに、生け花とは何かと考えていくと、日本文化とは何か、ということにまで話が繋がっていくことにも気づいていただけたでしょうか。こ [続きを読む]
  • 生け花ギャラリー賞応募締め切り
  • メルボルンの日本レストラン、花菱にて。さて、2017年度のいけ花ギャラリー賞の応募を締め切りました。まだまだ応募数が少ないなと感じます。この賞の意義、目標などは、国際いけ花学会の学術誌、いけ花文化研究第4号(2016年度版)に書く機会がありました。http://www.ikebana-isis.org/p/blog-page_1825.html私の生徒たちはかなり積極的になってきました。この賞の意義が少しづつ理解されてきています。いけ花の狭い世 [続きを読む]
  • 生け花で募金活動
  • 生け花で募金活動がやれないか?私の印象でしかないですが、オーストラリアでは募金活動が日本以上に盛んです。様々な工夫を凝らした活動があります。積極的に参加する人が多く、社会に定着しているように見えます。私がやるとしたら、どうなるか?まず、不透明感をなくしたい。私がお金を集める役をしながら、お金を直接扱わないことはできないか?私を素通りして、寄付金が全額、慈善団体に直接届くようにしたい。できるのですね [続きを読む]
  • 鯨の巨大便(5)
  • 今年、2017年、4月に帰省したところ、郷土の文芸誌「村松万葉」が廃刊になると知らされました。寄稿者のリストをみると、50代の私が最年少の一人という状況ですから、存続は厳しいのだろうと思われます。この文芸誌を創刊され、32年間、継続してこられた文学者、本間芳男先生のご尽力にお礼申し上げます。http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20170329315525.html「村松万葉」は新潟県の主要な公立図書館で閲覧で [続きを読む]
  • 鯨の巨大便(2)
  • 鯨の巨大便(1)で、捕鯨は国益を損なうと書きました。http://ikebana-shoso.blogspot.com.au/2017/06/blog-post_8.htmlそれは政治的な見解です。より重要なのは、科学的な見解。捕鯨はエコロジーを破壊します。地球の存続可能性こそ緊急の問題です。しかし、政治的な問題として話したほうが、日本は反捕鯨へ動くのではないか、そこで政治的な問題として書いているのです。そこをもう少し詳しく説明します。p.p1 {margin: 0.0px 0 [続きを読む]