nizaco さん プロフィール

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nizacoさん: がらくたにっき
ハンドル名nizaco さん
ブログタイトルがらくたにっき
ブログURLhttp://nizaco.blog91.fc2.com/
サイト紹介文備忘も兼ねた読書日記です。主に小説読みですが、割と雑食です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供31回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2015/01/24 01:30

nizaco さんのブログ記事

  • 覚の「白皙の青年」具合が想像しにくかった
  • 貴志祐介 「新世界より(下)」 2011年 講談社下巻も一気に読み終わってしまった。正直、最後はもっとドラマチックに終わって欲しかった気もするけれども読む勢いを遅めないぐいぐい感は圧倒的であった。中巻の途中からずっと感じていた、瞬のことを忘れてしまったという切なさは、しばらく続く。早季は瞬のことを好きだったのに、意外と瞬とのやり取りがなく、どちらかというと覚の方が生き生きと描かれていたはずなのに、瞬の [続きを読む]
  • 12歳くらいのイメージでいたが、実際は16歳であった…
  • カイ・マイヤー 「鏡のなかの迷宮 ガラスの言葉」 遠山明子・訳 2004年 あすなろ書房遂に最終巻の「鏡のなかの迷宮」。残念ながら最後は失速した感じ、少々だれてしまった。もしくは翻訳の悪いところが出たのかもしれない。文章の違和感を感じてしまって、あまり引き込まれなかった。同時進行で、ぐいぐい引き込まれる本を読んでしまっていたというのもあるかもしれないが…とはいえ、終わり方としては文句ない終わり方で、ハ [続きを読む]
  • ミトリダテス王がイケメン
  • 塩野七生 「ローマ人の物語7 勝者の混迷[下]」 平成14年 新潮社相変わらず政治の話で、しかも成熟してきて色々と破たんがきている頃のものだからあまり勢いもなく、ちょっと失速感は否めない。しかし、今回の最初の立役者であるスッラは、塩野さんが好きな人物っぽく、面白く書かれていたので政策がどうであれ、人柄に惹かれてしまった。墓碑に「味方にとっては、スッラ以上に良きことをした者はなく、敵にとっては、スッラ以 [続きを読む]
  • 「ララペーヤ」という言葉の響きが好き
  • カイ・マイヤー 「鏡のなかの迷宮2 光る石」 遠山明子・訳 2003年 あすなろ書房なぜか3部作のうち、2作目だけいつも使う図書館になく、延滞しまくっている身では取り寄せることもできず、やっと手に入った本書(やっと返したともいう)。1作目を忘れてしまった気がしたので、1作目も借りて復習してから臨む。児童書で人魚とかスフィンクスとかファンタジックな生き物が出てくるのに、かわいいとか美しいとかがいっさいない。 [続きを読む]
  • 突き詰めると色々とつっこみ所がありそうな設定ではあった
  • 村田沙耶香 「殺人出産」 2016年 講談社いっとき、本屋さんでよく見かけた本書。殺人と出産、相反するものがひっついた衝撃的なタイトルが気になってこのたび図書館で借りてきた。表題あわせて4作が入っている。面白いか、面白くないかという次元を超えて、「なんじゃこりゃ〜〜〜」という感じで引き込まれた。4作とも、今の世の常識とは異なった常識が存在しており、不思議な世界を提示してくれる。未知な世界をのぞく楽しみを [続きを読む]
  • 葉鳥さんをはじめ、上司には恵まれていると思う
  • 高殿円 「上流階級 富久丸百貨店外商部II」 2016年 光文社「上流階級」に2巻があるよ〜と友達に教えてもらい、図書館でさっそく借りてきた。読み始めたら一気読みだろうから、疲れている時には読んではいけない!と思っていたのにうっかり日曜日の夜に読み始めて、案の定一気読みし、月曜日がきつかったという羽目に陥った。仕事の鬼のつもりではないけれども、がむしゃらにやってしまって結局、恋愛とかそっちのけで仕事一本 [続きを読む]
  • 表紙の百?先生の鼻から出ている線は…?
  • 内田百? 「百鬼園随筆」 平成14年 新潮社確か、予定から次の予定までに家に帰るのにも微妙だし、だからといって他にやることがないので本を読んで時間をつぶそうと思っていたのに、本を持ってくるのを忘れてしまった!そこから本屋に直行、散々悩んだ末に買ったのが本書だった。やはり内田百?好きだな〜〜〜と思う1冊。なんだか飄々としていて、子供じみていて、多分側に居たら困るけれども、どこか憎めない。本書は、最初の [続きを読む]
  • 出てくる日本人女性がひどすぎる!
  • 浅田次郎 「わが心のジェニファー」 2015年 小学館あまり積極的に読みはしないけれども、浅田次郎の作品は読むと外れはないという印象はあった。なので、何かの紹介で本書が出ていた時に、読みたい本リストに付け加えておいた。が…正直、本当に失望させられた。のっけから面白くない。何度も止めようかと思ったが、もしかしたら面白くなるかもしれない、という想いで読み続け、やはり面白くないまま終わった。面白くなかった理 [続きを読む]
  • 勝者は勝者なりの混迷があると気付かされた巻であった
  • 塩野七生 「ローマ人の物語6 勝者の混迷[上]」 平成14年 新潮社ハンニバル戦記というわくわくする物語が終わって、若干減速気味になった。戦争というより、政策よりな話になったので仕方がないといえば、仕方がないのだが…長い長いポエニ戦役後、ローマとそれをとりまく環境は大きく変わった。結果、ローマには失業者が増えるようになってしまったのだ。現状を打破しようと立ち上がったのが本書の主人公である「グラックス兄 [続きを読む]
  • 猿って普通に怖いよな
  • 阿部智里 「空棺の烏」 2015年 文藝春秋前作が面白かったので楽しみにしていて、やっと借りれた4巻目。あまり物語が進んでいないのはちょっと残念だった。あと、あまりに雪哉ができすぎているのも、なんだかなーという感じ。あまりに主人公級が万能過ぎると、それだけ魅力が少なくなってくるような気がする。個人的に、最初に出てきた市柳がもっと活躍するのかと思いきや、そうでもなかったのも残念だった。キ [続きを読む]
  • アルキメデスはこの時代の人だったか!と改めて気付いた
  • 塩野七生 「ローマ人の物語4 ハンニバル戦記[中]」 平成14年 新潮社いよいよハンニバルがローマに攻めてきてわくわくする巻であった。今のところ、一番面白い巻(まだ4巻目だけれど)。あまりに楽しみすぎてこのレビューを長々と書いていたのだが限りがなくなり、しかも図書館からの督促が何度も来ることになってしまったので結局、短くまとめることにする。29歳のハンニバルが象を引き連れてアルプス越えをしたのは有名だが、 [続きを読む]
  • 主人公は割といい子
  • 大沢在昌 「極悪専用」 2015年 文芸春秋読みたい本にずっと前から登録されていた本だが、何をきっかけに読みたい本に入れていたのかは忘れてしまった。おそらく、中高時代にはまった新宿鮫シリーズやアルバイト探偵シリーズを懐かしがって新刊を読んでみようと思ったのだろう(登録したのは2015年だったので)。そこから随分経って、まったく新刊でなくなってしまったが…テイストとしては、ちょっとだけ浅田次郎のプリズンホテル [続きを読む]
  • 表紙もとても素敵
  • 筒井康隆 「旅のラゴス」 平成6年 新潮社実はずっと読んだことなかった筒井康隆。先日読んだ「時をかける少女」が全然面白くなかったので、読書メーターで絶賛されていたのも半信半疑だった。読み始めると、そんな疑いを持ってごめんなさい!と思うくらい面白かった!今のところ、今年ベストかと。最初は世界観が掴みにくかったが、分かった途端、一気読みだった。読んだら旅をしたくなる一冊だった。 [続きを読む]
  • 主人公の名前が不思議すぎた
  • 宮下奈都 「太陽のパスタ、豆のスープ」 2010年 集英社図書館で見かけて、確か本屋大賞にノミネートされてたよな…と思って借りた。因みに、本書はノミネートされていないし、別の作品で受賞されている。どこからこの勘違いが起きたのかは分からない…ただ、勘違いして読んでおいてなんだけれども、あまり好みな話ではなかった…なんというか、主人公がずっと煮え切れなくて、建設的ではなくイライラした。個人的に、もっとも友 [続きを読む]
  • ローマ軍の食事、絶対足りない…
  • 塩野七生 「ローマ人の物語3 ハンニバル戦記[上]」 平成14年 新潮社第一次ポエニ戦役の話だったせいかちょっと退屈な前巻に比べて、非常に面白かった!!!海軍を持たないローマが、海軍に挑戦し、逆に海運国ではなかったから出てきた発想で大勝利を収める、というのから、まず最高に面白い。ローマ人のおおらかさはまた全開で、例えば紀元前263年に執政官に選ばれたオタチリウスは、紀元前326年から284年にかけて、実に40年もの [続きを読む]
  • うちにも誉が欲しい…
  • 高殿円 「マル合の下僕」 2014年 新潮社「上流階級」がすごく面白かったので図書館で同作家の本を借りてきた。やはり面白かった!ただ期待値が上がっているのもあって、「上流階級」よりはちょっと劣った感じがした。主人公にやたら絡んでくる薬膳のキャラが結構面白かったけれども、なんか『結局この人はなんだったの!?』感が拭えなかった。「上流階級」の桝家くらいの絡み度合が高ければいいけれども、なんとなく中途半端な [続きを読む]
  • 下巻はいつ読めるのか・・・
  • 百田尚樹 「海賊とよばれた男(上)」 2014年 講談社図書館に行ったら、本日返された本としてワゴンに入っていたので、なんせ話題作だったしと思って手に取った1冊。ただし、上巻しかなかったが…感想としては、百田氏の本は「永遠の0」しか読んだことがなかったがなんかめちゃくちゃ似てるなということ。クズな日本人上層部、実際の日本人は素晴らしかったり勤勉だったり、そしてそれに驚くアメリカ人、敵だと思ったアメリカ人と [続きを読む]
  • 敗退した軍の将を罰しないというのが印象的であった
  • 塩野七生 「ローマ人の物語2 ローマは一日にして成らず[下]」 平成14年 新潮社自分がいかに政治に興味ないのかがよく分かった1冊だった。政治の話がずっと続いたせいか、さくさく読むことができず、睡魔に襲われることがしばしば。なので、後半の戦いの物語になると、ほっとした。戦いの物語が面白い、というと響きがよろしくないが、苦境に立たされたローマが打開するのとか純粋にわくわくした。以下、章立てと各章の簡単説明 [続きを読む]
  • オタマジャクシの死の描写がグロかった…
  • 降田天 「女王はかえらない」 2015年 宝島社読書メーターの「週間おすすめランキング情報」より。面白そうと思ってブグログに登録したのが大分前だったせいで、推理小説だということをすっかり忘れて読み進んでいき、途中で「このミス」受賞作品と知って、推理小説だということに気付いた。また、作家の名前から勝手に男性作家だと思って、やけに女の子同士の戦いについてリアルに書くな〜と思っていたら女性作家ユニットであっ [続きを読む]
  • 百貨店自体にあまり縁がないからな…
  • 高殿円 「上流階級 富久丸百貨店外商部」 2013年 光文社図書館で見かけて、高殿円さんの「トッカン」シリーズが大好きなので借りてみた。とても面白かった――――!!!!本当に一気読み。読みだしたら止まらなくて、夜更かしして読み切ってしまった。働く女性が頑張っているの、やっぱり読んでいて楽しいよな。しかも、トッカンもそうだけれども、女性の少ないところで活躍するって。しかもしかも、百貨店の外商なんて、まっ [続きを読む]