のの さん プロフィール

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ののさん: indigo&madder〜信義〜シンイの小部屋
ハンドル名のの さん
ブログタイトルindigo&madder〜信義〜シンイの小部屋
ブログURLhttp://nono47.exblog.jp/
サイト紹介文イラストとお話を描いて(書いて)います。
自由文殺陣好き、アクション好きのイラスト描きがお話を書くとこうなりました。
イラストは自分絵で、残念ながら人物模写は苦手です
二等身の時もあります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供696回 / 365日(平均13.3回/週) - 参加 2015/01/31 00:17

のの さんのブログ記事

  • かくれんぼ・6
  • かくれんぼ・6あの女(ひと)の事だ。何か思惑があってこんな事をしてるんだろうことは分かっているだが、流石にやり過ぎだ王様や王妃様まで巻き込んでやって良い事では無い典医寺へ向かう道すがら、熱を持った頭で色々と考えるここ暫く…帰りも遅かった。挙句に朝は早く、あの女(ひと)が起きる前には出仕して…俺は夜遅く戻ってもあの女(ひと)の寝顔を一人拝んで... [続きを読む]
  • 天女を娶る〜海乱鬼焼船の章〜98
  • 天女を娶る〜海乱鬼焼船の章〜98俺とこの女(ひと)への噂はその日を境に様変わりした俺は今も、以前と同じように典医寺で寝起きをこの女(ひと)と共にする事が多いだが、一週間の内の水曜日だけは別だ俺と妻とテマンであの方の屋敷に向かう妻は医療を施す為に道具を持って、その身を典衣で包んで。俺は必ず手土産を持って。この、俺が手土産を持って…あの方の屋敷へ... [続きを読む]
  • かくれんぼ・5
  • かくれんぼ・5ウダルチ兵舎二階の自分の部屋。屋敷に帰る事が出来ない時、たまに寝起きをしているこの所、そんな風に屋敷に帰る事が出来なかった事が少なく、この部屋に来る事も減っていた久し振りにその扉を開けると、少し湿気臭い香りがした後ろに居たチュンソクも気が付いたようで…急いで奥の窓を開ける為に俺の横を通り過ぎ、駆けて行く何時もの場所に置いてあるその椅子に腰... [続きを読む]
  • 燦たる…(さんたる)
  • 燦たる…(さんたる)眩しい…明るい…眩く(まばゆく)輝く…どれも貴女に当て嵌る様な、当て嵌まらない様な…そんな感じで。漸く思い出した言葉『燦たる…』輝き、鮮やかな様子を表す言葉だ貴女が笑うと目も開けていられない貴女が微笑むと周りの色が一層濃く鮮やかに輝くような気がして…目を細める曇ったこんな日でも、貴女を見るだけで... [続きを読む]
  • かくれんぼ・4
  • かくれんぼ・4久し振りにウダルチ兵舎の門を潜ると、その場で鍛錬をしていた連中が腕を止め、こちらに向かって頭を下げるその中で一人、こちらに向かって来る男が居る髭女房と言う名がすっかり板についたチュンソクが此方の方へ怪訝な顔をしてやって来る「大護軍…何か急用でも?」そう言ってそいつは俺の側にやって来て言う恐らく…こいつはあの女(ひと)に加担はしてい... [続きを読む]
  • ファントム
  • ファントムある風の強い日、久し振りに皇宮の門を潜るあの方が居なくなり、戦が激しさを増してからはずっと…この門を潜る事は無かった建前では国の領土を取り戻すと言って戦に出る本当はあの門を取り戻し、あの方の帰りを待ちたいそれだけの為にあの場所に居るのに…自分の生きる意味、自分の生きる為の糧であるあの方が無事にあの門を潜れるように…ただ、それだけの為に自分はあの場所に居る戦と戦の... [続きを読む]
  • かくれんぼ・3
  • かくれんぼ・3王様、王妃様の元へ伺う話と言うのは別段これと言って緊急を要するものではない上に、内密な話でも無く…ただ珍しかったのは…叔母上が居らず…四半時程その場所で自分は時間を食った帰り際、王様に問う「王様…先程まで我妻が此方に居たとお聞きしております…もしや、…時間稼ぎをして欲しいなどと恐れ多くも王様に願い出てなど…おりませんでしょうな?... [続きを読む]
  • 微笑
  • 微笑光が…障子戸を通して部屋の中に入って来る今…朝?それとも昼?良く分からないけど…取り敢えず夜は明けちゃったのね…隣りに寝てた人はいつの間にか居なくて居た筈の場所に触れると少し冷たいかなり、前に起きて行っちゃったのかな…起きるなら、一言声を掛けてくれればいいのに起き上がれなくても手ぐらい振りたかったなそう思い、包まっている布団をより... [続きを読む]
  • かくれんぼ・2
  • かくれんぼ・2自分の執務室を抜け出て、まずは典医寺に向かうあの女(ひと)が本当にかくれんぼを始めたのかどうか…確かめねばならんから侍医が曲がったと言う曲がり角に差し掛かるが…そちらをちらりと視線だけで確認するこの角を曲がれば行き止まる事は知っているこの角を曲がって何処へも行く事が出来ないのに侍医が曲がったと言うなら、それはただの陽動であるはずだ... [続きを読む]
  • 鬨の声・二十二
  • 鬨の声・二十二朝、テマンと話し…今は既に昼。それまでの間に軽い会議を二つ熟す朝以来、テマンさえも此方に顔を出す事が無く…少々気を揉んでいる周りの者達も今、典医寺の方で妻が出産している事は承知らしく会議も何時に無く早く終わる改めて執務室に戻るも…椅子に座っているのが面倒と思う位で、部屋の中をウロウロと熊の様に歩く全く意味のない行動だが、そうでもしてお... [続きを読む]
  • かくれんぼ・1
  • かくれんぼ・1※ただのドタバタ・楽しいお話が書きたく…急に書き始めておりますお許しを…仙人みたいな形の、髭面の古老が執務室へ畏まりつつやって来た「大護軍、ご機嫌麗しゅう…」そう言ってにこにこと笑い、執務室の自分の机で仕事をしている俺の前に立つ「何だ?気色悪いな…」そいつの方に目だけ寄せて言うと、そいつは笑ったままで言う「気色悪... [続きを読む]
  • 花吹雪、桜灯籠と花守鬼。〜にじゅうと、にじゅういちの間
  • 花吹雪、桜灯籠と花守鬼。〜にじゅうと、にじゅういちの間何時もなら、この辺りで喘ぎ声が聞こえる一音や二音でも…声が聞こえる筈なのに…今は、乱れた息遣いは聞こえるのに声は全くで…女の方もどうしたら良いのか分からないらしく…唇を噛んで耐えている様な顔をする紅い唇をそんなに強く噛んで切れでもしたら血が出る…そう思い、その噛み締めている唇へ舌を這わすと困... [続きを読む]
  • なんにもしない日・了
  • なんにもしない日・7縋り付いて来るその瞳を避ける様に自分の視線を逸らす部屋の入口の辺りへ外から差し込む光にウダルチの警護の奴らの陰が掛かるチロチロと…部屋の方を窺っているかのような動きをしているのを見つけ…入り口は大きく開かれており…この中で言った言葉の殆どは聞こえている筈だ外に居る奴らもこの部屋の中のおかしげな雰囲気を感じ取っている様で…このま... [続きを読む]
  • 一つ縛り
  • 一つ縛り貴方って…実は、髪を纏めるの…苦手?髪が伸び始めると纏めようと縛り紐で括るんだけど…横から髪の毛漏れ出て来るのよね?一度、きちんと縛ってあげましょうか?って言ってほんの出来心でポニーテールにしたら、二度と縛らせてくれなくなっちゃった…今だって、長くなった髪を縛ろうと手で纏めたのは良かったんだけど…縛り紐がどこかに行っちゃって…空いてる片手で探し... [続きを読む]
  • 花吹雪、桜灯籠と花守鬼。にじゅういち
  • 花吹雪、桜灯籠と花守鬼。にじゅういち※『にじゅう』と『にじゅういち』の間のお話は後程…秘密の部屋で公開しますこの女が此方へ戻ったあの数日間の様な日々を、その後三日続けた女の口を読み、俺が声を出し会話を続けたが女の声は戻らず…女の方も何とか声を出そうと試みるが…日常生活に必要なだけの声は戻って来なかった戻った声は…人に聞かせるための声では無... [続きを読む]
  • 青天
  • 青天あの方は…雨の降り始めが好きだと言った…自分も雨に救われて…雨を好もうと思っただが、それは無理で…あの雨の様に温い雨の日はどうしたって思い出すあの日の事を…自分の思い上がりがあの隙を作り、その隙からあの方を奪われたあの温い雨があの方の思いだとして…あの場所に咲く小菊が、俺への文だとして…それでも、こんな雨の日はあの情景を思い出す... [続きを読む]
  • 花吹雪、桜灯籠と花守鬼。にじゅう
  • 花吹雪、桜灯籠と花守鬼。にじゅうその女は自分の膝の上で此方を見て口を動かすどうやら…俺の名前を言いたいらしいが…声は出ず、息が漏れる女の目からは声が出ない故の涙なのか…両方の瞳から涙が零れるそれでも、その口は動き続け俺の名を呼び…息が漏れ続ける幻聴でその口に合わせ、自分の頭の中ではこの女の声が谺(こだま)する自分も聞きたい、この女の声... [続きを読む]
  • 花吹雪、桜灯籠と花守鬼。じゅうく
  • 花吹雪、桜灯籠と花守鬼。じゅうくその人が言ったその言葉を聞いて、何となくそうなんだろうなぁとは…思ってた。そんな事、叔母様だってわざわざ教えてくれないし…それこそ、この人の周りの人達も絶対に教えてくれないただ…、逆の事を言う人は…いる私に聞こえる様にわざと言うの。やれ、大護軍はなんでも直接的に仰るだの…色んな事に対して曲がった事が嫌いで... [続きを読む]
  • なんにもしない日・6
  • なんにもしない日・6薄目を開けて暫くその方を見るその方は、自分が活けた花瓶の中の黄色い小菊に優しく振れる愛おしそうに…誰かの代わりと言う様に…その花は、誰の代わりで?俺の思い違いでなければ…その黄色い花はあの、小菊だろう?その小菊に優しく触れ…一体誰を思って?あの小菊を貰い受けた日にあの方は自分の毒を受け取り…俺に渡さずに自分でお飲みになった... [続きを読む]
  • 天女を娶る〜海乱鬼焼船の章〜97
  • 天女を娶る〜海乱鬼焼船の章〜97「最近…この開京の都にて…不審な神隠しがある事を、ご存知か?」イ・ジェヒョンはそう言った唐突に。「神隠し?」そんな報告は受けてはいない…マンボ達は、何も言わなかった「知らないのは致し方ない事だ…今の所消えているのは、名も無き奴婢達だ奴婢達の脱走は意外によくある上に殆どが主達の私兵によって見つけられ、連れ戻... [続きを読む]
  • 鬼剣の声
  • 鬼剣の声その剣は、たまに声を発する勿論、本当に声が出る訳じゃないたまに…腕に抱えて眠っていると、声がするような気がするだけだ…懐かしい、隊長の声前の鬼剣の所有者…見誤るなと声がする自分の力を過信するなと戒める謙虚であれ…一人で動くな懐かしいその人のそんな声が聞こえるような気がするそんな訳は無いのに…あの方はもう... [続きを読む]
  • 寝坊助の囁き事
  • 寝坊助の囁き事朝…朝かな?目を開くと夜は明けてて部屋の中は明るい身体に掛かる重みを感じて自分の胸に添えられた手に触れるごつごつとした男性の掌大きくて広くてがっしり…そんな形容詞がしっくりくるような手の持ち主は…自分の背中にぴったりくっついて首筋辺りで寝息を立てているん〜…、でも寝てないかもしれないな…この人の事だから…たぬき…... [続きを読む]
  • 花吹雪、桜灯籠と花守鬼。じゅうはち
  • 花吹雪、桜灯籠と花守鬼。じゅうはち頬に暖かい息遣いを感じる久し振りに感じるこの人の息遣い…熱い吐息。囲炉裏の炭が大きな音を立てて爆ぜるその音を聞いたからか…この人は耳元で囁く「本当に…盛った狼だこれでは…」そう言って珍しく…強引に押し倒す事はしないでいてくれている様で…「貴女の香りは俺のいろんな物を狂わせる…箍が外れるなんてし... [続きを読む]
  • なんにもしない日・5
  • なんにもしない日・5眠ったきりのこの人を前にポツリポツリ口から自分の思いを吐き出す様に話す誰に聞かせる物でも無いから…一人呟く様に。あちらの世界は、危ないながらに均衡を保ってて…直ぐ側に戦とか、危なっかしい事とは離れて暮らして居ただから、こう言う事に慣れてない。自分の中では非日常でしか無いのに、こちらの世界では日常的にある事で…この人達にとっては…... [続きを読む]
  • なんにもしない日・4
  • なんにもしない日・4ウダルチ…隊長、チェ・ヨンチェ…ヨン、崔瑩…将軍?頭でどれだけ考えても結びつかない自分の知ってるその人と…だって、目の前の彼は若くて…人間染みてて…頑固で、口が悪くて…自分も知ってる崔瑩大将軍とは全くの別人に見えて…名前を口にする度に妙な違和感を感じて…自分が知ってる崔瑩は神様みたいな絵が残ってて、彼の逸話も色々... [続きを読む]