蒼生 さん プロフィール

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蒼生さん: I Love Rock 'N Roll
ハンドル名蒼生 さん
ブログタイトルI Love Rock 'N Roll
ブログURLhttp://aimotososei.blog.fc2.com/
サイト紹介文オリジナルBL小説です。R18ありですが、少なくて薄いです......
自由文幼馴染三人+その保護者でストーリーは展開してます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供361回 / 365日(平均6.9回/週) - 参加 2015/02/08 02:37

蒼生 さんのブログ記事

  • 黒白分明 4
  • ホテルを出て、烈が向かったのは、渋谷。昼御飯をって、言われたらしいんだけど。烈としては、できれば、お茶で済ませたい。俺は、少し離れてついてって、烈が無理に連れて行かれそうになったら、止める係。最初から一緒に行くのは、向こうも気分が悪いだろうって、烈と話し合った。これも、笙効果。単純だから、隣で睨んでれば大丈夫だって思ったけど、少し考えた。俺も烈も、来春には社会人。どこで誰が繋がってるのか、わからな [続きを読む]
  • 黒白分明 3
  • 姉貴に会いに行った。当たり前だけど、姉貴にも帰る実家はない。神崎さんと二人で暮らしてるマンションに、烈と二人でお邪魔した。ベビーベッドを置いて、新しい家族の世話に大変そうだけど、幸せいっぱいって顔してた。なんでも頑張っちゃうから、ちょっと心配してたんだよね。でも、家事は代行サーヒースを頼んだりしてるし、神崎さんも手伝ってくれてる。そして、闘病中とは思えないくらい、元気な神崎のお母さんがいてくれる。 [続きを読む]
  • 黒白分明 2
  • 大学は週一、それ以外は、バイトと自動車学校。どっちかが、厳しい教官に当たった日は、愚痴って発散。夏休みが終わって、涼しくなってきて、もう長袖かなって日。神崎さんから電話をもらった。『予定日より早くて焦ったけど、無事、生まれたよ。 女の子で、千秋も子どもも元気だから、心配しないで』「......よかったぁ。おめでとうございます。 会いに行くとしたら、いつぐらいがいいんでしょう?」『次の連休には、退院 [続きを読む]
  • 黒白分明 1
  • 帰国して、三日後。昇平と由人に、おみやげを渡すついでに、いつものファミレスで晩御飯。「七海、あほほど黒なったなぁ」「烈は、白いまんまやんか。別々に行動してたんか?」二人は、まず俺を見て驚いて、烈が変わらないことにも驚いてる。由人も、帰国したばっかで、おみやげ持ってきてくれた。俺と由人が、それぞれの旅行の話をして、烈が合間に、俺の補足をしてくれて。今まで意識してなかった、由人と昇平の話し方に注意して [続きを読む]
  • 黄道吉日 12
  • ハワイに滞在中は、毎日、起きたら「何しようか」って、烈とワクワクした。別の島へと足を伸ばして、観光名所もたくさん行った。解放感で調子に乗って、マリンスポーツもやってみた。シュノーケリングに始まって、バナナボート、ジェットスキー、パラセイリング。普段、インドアもいいとこの俺たちが、別人みたいに行動した。暑いの苦手なはずなのに、全然、気にならなかったんだ。ただ、完全には振り切れてはいない。ホテルの中や [続きを読む]
  • 黄道吉日 11
  • 出国手続きも入国手続も、烈の後ろをついてって、問題なし。飛行機でゆっくり寝てたし、思ってたより、疲れなかった。ホノルルに着いて、到着フロアに出たら、俺の名前が書かれてる紙を持ってる人がいた。迎えの人だよなって、そのオジサンに近づいていって、ご挨拶。「村尾七海です。こっちが、友達の江藤烈」「ようこそ。私は、村尾様の担当の橋本です。 ご滞在中、楽しんでいただけるよう、努めます」橋本さんの他にも、もう一 [続きを読む]
  • 黄道吉日 10
  • ハワイ、ハワイ、ハワイーーー!!生まれて初めての海外旅行だから、決めた最初の内は、俺、緊張してた。でも、よく考えたら、日本語通じるらしいし、何より、烈は家族旅行で何度か行ってる。心配しなくていいってわかったら、途端に舞い上がった。そこら辺も、俺の悪い癖なんだろうけどさ。伊丹空港までタク使って、関空までのリムジンバスへ乗る。荷物もあるし、これが一番ラクだから。決まってすぐに、俺と烈のパスポートを兄貴 [続きを読む]
  • 黄道吉日 9
  • 夏休みに入った。昇平は、卒論と親父さんの指導の下に入社前研修を両立するのに、苦労してるみたい。完全に、スーツが板についてて、喋ることもリーマンぽい。要は要で、卒論はもちろん、バイトを増やして必死だ。社員寮に入る予定らしいけど、今みたいに共有の冷蔵庫や電子レンジがあるわけじゃない。使ってる家具だって、学生寮の備え付けだから、最低限の家電や家具を買わなきゃいけない。由人だけは、余裕って感じで、一ヶ月の [続きを読む]
  • 黄道吉日 8
  • 笙が渡米した日、見送りは、お袋さんと要だけだった。親父さんは仕事で、仲間内には「来なくていい」と遠慮してた。っつーか、要にしか出発日を教えてなくて、さらに口止めしてたんだよな。「元気に出発していったよ。みんなによろしくって」昇平ん家に集合して、晩御飯をご馳走になった時、要から報告があった。俺たちだけでなく、親父さんとお袋さんまでが、「はぁ?」って、聞き返した。「笙らしいっちゃ、笙らしいけど...要 [続きを読む]
  • 黄道吉日 7
  • 笙の出発直前、スタジオに全員集合。昇平の予想通り、練習にはやってきた。「向こうでは、楽器触る時間も機会もないから、弾き溜めしとく。 戻ったら、頑張って練習するから、堪忍な」笙の珍しく弱気な発言。すかさず、由人のツッコミが入る。「マゼッパ弾きこなすくせに、何言うとんねん。 ここでやってる曲程度、お前やったら、すぐや、すぐ」「せやせや。ベースかって、お前なら、勘はすぐに戻る。 変な心配せんと、勉強、頑 [続きを読む]
  • 黄道吉日 6
  • 必要書類の提出、誓約書に署名捺印して、控えをもらった。卒業までの案内も一緒にもらって、マンションで噛み締めて読んだ。当たり前だけど、単位は取りこぼさないようにしなきゃね。サークルの先輩にいたもんな。せっかく、第一希望に一発で内定もらえたのに、四年次必修を落として卒業できなかった。少しは下駄履かせてもらえるもんなんだけど、その先輩の学科は、すっごく厳しくて有名なとこ。毎年、何人も留年者が出るんで、み [続きを読む]
  • 黄道吉日 5
  • 「烈、おかえり!昇平、ありがと!!」烈が、帰ってきた!昇平に送ってもらって、荷物と一緒に。運び出す時は、マンションの下まで烈一人で頑張った。でも、今日は、昇平に手伝ってもらって、部屋まで運んだ。もう笙も来てるし、この際、メンバーや由人は部屋にも呼ぼうって。烈に話したら、即、賛成してくれたんだ。「コーヒー、さっきセットしたから、すぐだよ。昇平も飲んでって」「おう、ありがとな。しかし、俺まで入ってよか [続きを読む]
  • 本日は、臨時休業 20170906
  • 体調不良のため、改稿が間に合いそうにありません。申し訳ありませんが、本日はお休みさせていただきます。いつも来ていただいてるのに、すみません。これだけでは愛想なしなんで、うちの猫でも貼っておきます。ナーのモデル、我が家のジャイアン長女です。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 黄道吉日 4
  • 電話がかかってきたのが金曜だったから、通知は月曜だろって、暢気に構えてた。そしたら、翌日の土曜、書留が配達されてきてさ。インターホンで「は?」とか、間抜けな声出しちゃった。慌てて印鑑探して、配達員のおにーさんにクスッと笑われて。照れくさかったけど、あんまり嬉しかったから、「お疲れ様でした!」って大声で頭下げた。そーっと、ペーパーナイフで封筒を開ける。中には、Arixの「採用内定通知書」が入ってた。夢じ [続きを読む]
  • 黄道吉日 3
  • 「えらい苦労してるみたいやなぁ」面接が始まって、第一声がそれだった。オジサン二人は、総務部長と人事課長って肩書の偉い人。電話をかけてきた人は、係長だったらしくて、部屋へ案内するだけだった。新規採用の面接、それも補充一人のために、こんな上の人が出て来るもんなの?確か、最初の時は、最終面接の時にしか見なかったよ、この人たち。「前回、履歴書見て、内定出しても他所に行くと思てたわ。 阪大やし、もっと上狙う [続きを読む]
  • 黄道吉日 2
  • 烈がいなくなって、毎日、どれだけ気を遣ってもらってたのか、わかる度に反省。朝食から、掃除、夕食まで、当番制にしてても、先回りしてやってくれた。そして、一番は、つらくなって弱音吐いても、愚痴っても、ただ聞いてくれてたんだよな。これって、普通の友達なら、ウザがられて、FOされても文句言えないじゃん。兄貴や姉貴に頼らないようにとか、偉そうなこと言ってて、それ以上に烈に頼ってた。ほんと、バカでガキなんだ、俺 [続きを読む]
  • 黄道吉日 1
  • 気がつけばGWも過ぎて、俺の就活はまだ続いてる。合同説明会で申し込んだ面接は、五社とも不採用。ってかさ、そのうち二社は、こっちから確認したのに、再来年度卒業予定だって勘違いしててさ。『来年度の募集は、締め切りました』とか、当日、俺の履歴書見直して言い出した。早く言えっての!時間も交通費もかけてんの、こっちは!それよか、精神的にダメージ大きいんだってば......。もう、ジリジリ削れていって、追い込ま [続きを読む]
  • 青天霹靂 12
  • 合同説明会は、来春卒業予定者・次年度・既卒者の三つのコーナーに分かれてた。予想以上に人が大勢いて、志望してる会社のブースへ行くまでで、熱気で酔いそうになる。女の子たちが、友達同士で来てるのか、一生懸命に情報交換したりしてて。今時、女の子でも就職するのが当たり前だもんな。面接で、腰掛けじゃありませんって、必死にアピールしてる子たちを思い出した。『とっかかりは、中小でもええやんか。 経験積んでから、も [続きを読む]
  • 青天霹靂 11
  • 帰りは、由人も車で来てたから、二人の車に分かれて乗ることになった。由人の車に乗せてもらえば、この前の礼が言えるんじゃないか。そう思って、頼んでみたら、由人は快く助手席のドアを開けてくれた。不自然な組み合わせだけど、他のみんなは阿吽の呼吸で、特にツッコまれずに解散。同じボンボンの昇平と違って、由人の車は、バイトで買った中古の軽。そこら辺も、よく見えてなかったなって、また反省。「烈が一人で乗ってくれん [続きを読む]
  • 青天霹靂 10
  • 久しぶりに、メンバー全員でスタジオに集合。俺の就活や昇平の研修なんかで、なかなかスケジュールが合わなかったんだよね。最初は断ろうかと思ったんだけど。過呼吸になるくらいストレス溜めてるのかって、自分でも驚いたからさ。姉貴に心配かけるのもイヤだし、一番は、烈かな。当番にしてるのに、自分は決まってるからって、先回りして家事やってくれたりして。その烈から、ストレス発散した方がいいって言われると、そうだよな [続きを読む]
  • 青天霹靂 9
  • 「もしもし、姉貴?」家から電話をかけたら、出るのは姉貴のはずなのに、ちょっと無言が続いた。番号間違ったかと思って、ちょい焦る。『なな、大丈夫なの?』「へ?何が?」『体調でも悪い?声がなんだか暗いよ』うっわ、相変わらず、鋭いよな。昔から、兄貴は誤魔化せても、姉貴には通用しなかったもんな。クラスで貧乏だからってイジメられた時も、姉貴だけにはバレてたし。お袋が哀しそうな顔するから、黙ってたんだよね。でも [続きを読む]
  • 青天霹靂 8
  • 「笙との話は、俺が聞いても大丈夫なわけ?」笙が帰った後、烈に、俺の分もコーヒー淹れてもらって、二人で飲む。さっき、「烈以外」って、わざわざ言ったのは、話した方がいいって判断だろう。烈も、俺と同様、ゲイネットワークからは外れてるからな。「......そんなこともあるんだ」「ああ、俺も驚いた」内容を詳しく話した後、烈は、ポソッと呟いてため息を吐いた。そして、何か思い出したみたいで、一旦、部屋へ戻ってっ [続きを読む]
  • 青天霹靂 7
  • そろそろ、公務員試験の申し込みも始まる。政令指定都市と大阪府は、日程が同じたから、大阪府に決めた。国家公務員もノンキャリならなんとかなるかも。それぞれの願書取り寄せたり、必要書類を準備してる時、笙からメールが来た。『公務員試験なんですけど、公安職と外務は受けませんよね?』外務は受けるつもりなかったけど、府警の行政職は悩んでたから、返信してみた。国家公務員だって、行政職の試験でも採用後に公安職になる [続きを読む]
  • 青天霹靂 6
  • 要と笙は、オープンにしたって言うのに、全く変わらない。笙の出発までは、二人っきりにしようとしても、二人とも嫌がる。照れてるのかと思ったけど、そういうわけでもないらしい。「彼氏ができたからて、自分の世界が狭くなるんは、アホらしい。 お互いが信用できひんのやったら、つきあうなんて、ようしませんわ」サバサバと言い切ってるとこが、笙だよなぁ。普通なら、彼氏の女友達にもヤキモチ妬いたりするんだろうけどさ。笙 [続きを読む]