青松光晴 さん プロフィール

  •  
青松光晴さん: 日本古代史つれづれブログ
ハンドル名青松光晴 さん
ブログタイトル日本古代史つれづれブログ
ブログURLhttp://aomatsu123.blog.fc2.com/
サイト紹介文邪馬台国を中心とした日本古代史の謎を、神話・史書・遺跡・各地伝承などから、解き明かします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供58回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2015/02/22 10:20

青松光晴 さんのブログ記事

  • 日本人は、どこからやってきたのか?(22) 〜 世界最古の土器が語ること
  • 「日本列島→大陸」という人の移動はなかったのか?、というテーマで、世界最古とされる3万数千年前の「磨製石斧」が、日本列島で多数発掘されていること、それと併せて「海上の道」があったのではないか?、さらに「貝の道」とでも言うべきルートを使い、台湾・琉球諸島の人々が、古代中国の殷・周王朝へ運んでいた、という話をしてきました。だいぶ話が広がったので、話を戻します。まず皆さんに質問です。はるか昔から世界中で [続きを読む]
  • 日本人は、どこからやってきたのか?(20) 〜 古代「貝の道」があった!
  • 前回、前々回と、「海上の道」についてお話しましたが、もうひとつお話したいと思います。皆さんも、学生時代の歴史の授業で、”古代、貨幣ができる前は、「貝」が貨幣の役割を果たしていた。”と習いましたよね。当時私は、これを聞いたとき、不思議に思ったものです。「貝などというものは、海にいけばいくらでも手に入るはずだ。実際、貝塚など貝だらけではないか。そんなものが、何で貨幣として使われていたのだろう。価値がな [続きを読む]
  • 日本人はどこからやってきたのか?(11) 〜 遺伝子分析結果と史書との関係
  • ここまで、日本人がどこからやってきたのか、について、人類の誕生から始まり、アフリカから出て、シベリア方面、中国・朝鮮半島、沖縄方面など様々な地域から、長い時間をかけてやってきたことを、お話してきました。その旅は、私たちの想像をはるかに超える苦難を伴う旅であったと思われます。私たちのご先祖さまに対して、自然と敬意と感謝の気持ちが湧いてきますね。何と言っても、ご先祖さまがそうした困難に打ち克ち、日本列 [続きを読む]
  • 日本人は、どこからやってきたか?(8) 〜男性系統の移動ルート④ (N,Q系統)
  • Y染色体DNAのなかで、日本人男性に多くみられるC、D,O系統について、日本にやってくるまでの推定ルートを、お話してきました。この3つの系統(さらに細かく分かれますが)で、日本人男性のほとんどは占められますが、他にも割合は非常に低いものの、特徴的な系統があるので紹介します。一つはN系統です。ユーラシア北西部のウラル系に特徴的な系統であり、ヨーロッパ北部の先住系ヒト集団を構成しているとみられます。そ [続きを読む]
  • 日本人は、どこからやってきたのか?(7) 〜 男性系統の移動ルート③(O系統)
  • 今回は、Y染色体DNAのO系統をみていきましょう。O系統は、K祖型から分岐したN系統とO系統との共通のNO祖型(NO*)から分岐しました。ユーラシア大陸東部に限定して分布するなど、地域的特異性が強い系統です。前回、前々回のC系統、D系統と比べると、日本に入ってきたのは比較的新しく、金属器時代(弥生)時代以降に大陸から渡来してきたとみられます。移動ルートとしては、まずO系統に分岐する前の祖先型(NO [続きを読む]
  • 日本人は、どこからやってきたのか?(10) 〜 現代日本人男性に残る移動の歴史
  • 前回、日本列島にやってきた人々について、時代別に四段階でお話しました。まとめますと、【第一段階】4万数千年前?〜1万年前?C1系統・・「南方から沖縄上陸「」と「朝鮮半島から九州上陸」、日本最古?、貝文土器と関連?C3系統・・「シベリアから北海道上陸」と「朝鮮半島から九州上陸」Q系統・・「シベリアから?」 マンモスハンター【第二段階】3万数千年前?〜3千年前?D系統・・「中国華北・朝鮮半島から九州上 [続きを読む]
  • 日本人は、どこからやってきたのか?(6) 〜 男系の移動ルート②(D系統)
  • 今回は、Y染色体DNAのD系統を追跡します。D系統の祖型DE*はアフリカにあり、その後D系統とE系統に分化します。E系統は、アフリカ、ヨーロッパ南部、中東に広く分布してます。それに対して、D系統は、ユーラシア大陸東部に分布してます。D祖型系統の分岐時期は、13000年前とみられます。アフリカを出た後、ユーラシア大陸を東に移動したようです(Thangaraj et al.2003)。その後、東南アジアを経て北上し、中国華北から一 [続きを読む]
  • 新年明けましておめでとうございます!!
  • 新年明けましておめでとうございます。皆様にとって幸せな一年となるように祈念申し上げます。いつも訪問くださりありがとうございます。昨年は、ブログも100回を重ねることができました。これもひとえに、皆さま方の温かいご支援の賜物と、深く感謝いたします。また、昨年は、本の出版もすることができました。いつかは、という気持ちはありましたが、このような早い時期に出版できるとは、思ってもいませんでした。「とてもわ [続きを読む]
  • 日本人はどこからやってきたのか?(5) 〜 男系の移動ルート①(C系統)
  • 前回、男性のみもっているY染色体DNAのうち、現代日本人に多いものとして、C系統、D系統、O系統が多いことを、お話しました。いずれの系統も、アフリカ起源ですが、ではそれぞれ系統は、どのようなルートで日本に伝わったのでしょうか?。ひとつずつ見ていきます。まずC系統です。C系統は、祖型(もともとの形)であるC*系統をもった人々がアフリカからインドにやってきたとみられます。そこから二つに分かれ、ひとつは [続きを読む]
  • 日本人はどこからやってきたのか?(4) 〜 日本人二重構造モデル
  • 前回、男性の細胞のみにあるY染色体DNAの系統(ハプログループ)からみて、日本人は、出アフリカの3つのグループすべてをもっている特異な民族である、という話をしました。データでみてみましょう。各系統の割合を、日本国内のいくつかの地域、都市別に示したのが、下のグラフです。実際には、さらに細かく分かれるのですが、ここではまずは全体をとらえてもらうために、大きな分類で話を進めます。比較するために、韓 [続きを読む]
  • 日本人はどこからやってきたか?(3) 〜 日本人は、特異な民族?
  • 今回から、アフリカを出て日本へ向かった我々の祖先のうち、男系のルートをみていきます。(「DNAでたどる日本人10万年の旅」(崎谷満著)を参考にします。)その決め手となるのが、男性のみ持っているY染色体DNAです。それがいくつかのグループに分けられることは、前回お話しました。そのグループを、ハプログループと呼びますが、大まかに示すと、下図のとおりです。<Y染色体DNAハプログループ系統図> ご覧のとお [続きを読む]
  • 日本人は、どこからやってきたのか?(2) 〜 男系と女系の移動ルートの違い
  • 前回は、サルから分岐した人間の祖先が、ゴリラ・オラウータン・チンパンジーとも分岐し、猿人、原人、旧人そして、最終的に新人つまりわれわれ人類となったことを、お話しました。そして、人類の発祥はアフリカであることも、お話しました。さて、われわれ人類の祖先は、そのアフリカに長らく生活していたわけですが、7万年前頃から、その一部が、アフリカから旅立ちます。その行く先は、中東を経て、東へ向かったグループと、西 [続きを読む]
  • 日本人は、どこからやってきたのか?(1) 〜 サルから人類の誕生まで
  • 前回まで、古代日本人が舟で太平洋を渡り、南米エクアドルまで行っていたことをお話ししてきました。また、以前には、倭国を作った倭人は中国および朝鮮半島からやってきたこともお話してました。テーマが、かなり大きなものになってきましたが、こうなってくると、さらに興味が湧いてきませんか。そのテーマとは、「そもそも日本人は、どこからやってきたのか?」です。これは、われわれ多くの日本人が、一度は考えたことがあるテ [続きを読む]