Kahi_Namba さん プロフィール

  •  
Kahi_Nambaさん: 継承語で日本語育児 in ベルギー
ハンドル名Kahi_Namba さん
ブログタイトル継承語で日本語育児 in ベルギー
ブログURLhttp://belgium.akakappa04.com
サイト紹介文ヨーロッパ在住20年超の日本語教師パパが子供に日本語を習得させます!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供11回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2015/02/23 18:23

Kahi_Namba さんのブログ記事

  • 駆け上がる日本史
  • 継承日本語教育に関する面倒臭い諸々のことは、ひらがな・カタカナの学習を終えた後にやってきます。というのも、それより以前は「ひらがなとカタカナを覚えさせる」という明確な到達目標が設定できるからです。この目標はどの日本人の親御さんにとってもほぼ無意識に共有されているものであり、国の内外を問うものではありません。あるいは、外国人のための日本語教育でもかぶっていると言ってもいいぐらいの自明のことかと思いま [続きを読む]
  • 近況報告など
  • 随分と時間が空いてしまいました。最近は昔やっていたベルギーの政治関係の研究を再開したこともあり、ちょっと二正面作戦の泥沼にはまりかけています。今回は後々の備忘録も兼ねて、我が家の日本語の現状をまとめておこうかと思います。 4月も終わりに近づきましたが、補習校入学予定だった次男は、結局土曜日は家にいることになりました。2月の入学説明会には一応出向いたのではありますが、お話を聞くこともなく、近くにで [続きを読む]
  • ライフコースと継承日本語学習
  • 最近、日本語教育に関する考え方の枠組みから足を踏み出すようなことばかり思案しています。いろいろ引っかかっている概念があるんですが、「ライフコース」という用語もその中のうちの一つです。 ライフコースは英語にすると”life course”となり、日本語では「人生行路」なんていう言葉が当てられたりします。私には「責任者、出てこ〜い!」なんて叫びぐらいしか思い浮かべることができないぐらいに懐かしくもあり、なん [続きを読む]
  • ベルギーの中学生生活 それでも格差は生まれるようで
  • 突然ですが、娘が身を置くベルギーの中等教育制度について軽く触れておこうかと思います。細かいことを書いても混乱を招くだけだと思いますので、日本の教育制度との違いを軸に個人的に気付いたことをお話ししてみます。 日本のいわゆる中等教育(小学校卒業後から大学入学まで)制度とベルギーのそれとの一番の違いとしては、義務教育年齢が18歳までである点が挙げられます。日本より三年長いというわけです。そしてそのこと [続きを読む]
  • 継承語にまつわるホンネのところ
  • 最近、考えさせられる論文を読みました。関裕子さんの『年少者日本語教育における授業参加支援の捉え直し、子どもにとっての意味と支援者にとっての意味を考える過程から 』という論文です。継承語関係の論文ではなく、第二言語(=外国語)としての日本語教育にまつわる論文です。第二言語としての日本語は一般的にはJSL(Japanese as Second Language)と表記されますが、その論文中では特に「何らかの理由である一定期間日本に住 [続きを読む]
  • 継承語の木
  • 最近、継承語のイメージについてちょっと思いを巡らしています。それは、自分が日本語を子供に学ばせようとしたプロセスを振り返る行為でもあります。現在までのところ、とりあえず上の二人は普段日本語で私と会話をするのが普通になっています。ちょっと油断すれば、上の子はオランダ語で返してくることもあります。本当にささいな受け答えなんですが、こうした小さなことをなあなあにしてゆくと、いずれ日本語で保たれていた領域 [続きを読む]
  • 多様性の出発点
  • 8月の初めに私が所属する母語・継承語・バイリンガル研究会の研究大会が東京でありました。メーリングリストで配布された案内の中には「ドイツやベルギーなどのEU諸国における継承語学校の動向についての報告もあり」みたいなくだりがあり、是非とも話が聞きたかったんですが、職場の方からは「お金がない」との一言であっさり日本行きは却下。ま、世の中そう上手く話は回らないという感じでしょうか。 継承語学校設立の動き [続きを読む]
  • 夏休みスペシャル号
  • 先日、無事夏休みの第一回目の授業を開講することができました。いつもそうですが、休み期間中はできるだけ普段できないような内容を扱いたいと思っています。つまり、その第一回目の授業とは夏休みスペシャル号でもあったわけです。しかーし!スペシャルな内容をどう授業に盛り込むかでいろいろと悩みました。テーマとしては 八月初旬の日本の風景 というものでなんとか色づけしてみたかったわけです。「ン十年前の」と [続きを読む]
  • 夏休み漢字月間
  • 塾の方は相変わらず夏休みです。本来なら夏期講習と称して文字の集中講座を塾の仕事としてしてみたかったんですが、まあ、「休みはゆるりと過ごす」という空気が浸透しているベルギーですので・・・。 そんなぬるい空気に抗いながら、我が家は漢字強化週間を設定。以前、長男が「見るな!」と書いた(のであろう)メッセージの「見」の漢字が「月」と「見」のハイブリッドだったのでちょっと慌てふためいたトラウマのなせる技 [続きを読む]
  • 夏休みの課題 2016
  • 七月に入り日本語塾の方も夏休みとなりました。本当は続けたかったんですが、実際問題としてみなさんいろいろと計画がおありのようで、参加者の都合がつかなかった次第です。本当は集中講義と称して何か試してみたかったんですが、弱小私塾の現実なんてこんなもんですね。他方、自分自身これまでずっと週末を窮屈に回してきたので休みにしてもいいかなという気分にもなりました。まあいいかな。ははは。とは言っても、せっかくの休 [続きを読む]
  • カード三昧
  • 最近、授業中にカードを使うことが増えました。有り体に言えば、ゲームを授業に取り入れているということになります。最終的な目標としては「百人一首で遊べるようになればいいなぁ」というものんですが・・・。歌の内容を理解してもらえるようになれるかどうかについては自信ないです。というか、まずそれは無理という割り切り方でのカード遊びです。しかし、それでもあえてこの時期にカード導入に踏み切ったのは日本文化を知ると [続きを読む]
  • オヤジの視点
  • 継承語教育に関して興味深い論文を見つけました。『スイスにおける補習校と継承語学校との比較考察 −日系国際結婚家庭の日本語教育に注目して−』というものです。 自分も補習校に子供を通わせはしましたが、諸般の事情で心が折れてしまったので挫折したクチです。それでも、日本語はもっと高いレベルにまで習得させたいと常々思っていますので、当初は家庭学習として、現在は他のお子さんを預かっての私塾として学習は継続 [続きを読む]
  • 大当たり!でも世界は残酷
  • ベルギーには受験というものがありません。自分もそれを経験したのははるか遠い昔のことでもあるので、生活の中にそうしたものの存在感を既に感じることも無くなりました。偶然にも、今授業で使っている日本語教科書のテーマが「日本の教育制度」なんですが、正直、「私の頃は・・・」という枕詞を付けてでしか解説できませんでした。そんな平均的で、平穏なベルギー子育てではありますが、娘も来年から中学生なので学校選びという [続きを読む]
  • 現状報告・・・みたいな。
  • 粛々と塾での授業が続いています。もう既にトータルで24回の授業を開催し、結構多くのことに触れました。ちょっと成果を振り返ってみます。 まず日本語です。自分の中では「国語」と認識していない教科ですので、あくまで日本語として表記します。「現在までのところで目に見える成果として何かあげよ!」・・・と声高に言われると若干返答に困ってしまったりするのが正直なところです。やるべきことが膨大に見えるので・・・ [続きを読む]
  • 次男の継承語教育始まります!
  • 四月になりました。補習校を離れてはや9ヶ月になるので完全に日本の学校サイクルが抜け落ちてしまっていますが、桜が咲くと思い出します。もちろん今は日本は新学期たけなわ。ピカピカの一年生が緊張もわずかに緩んだかなという風で教室に座っているのではないかと思います。 当家では、補習校入学の次のバッターは次男ですが、それは来年度の話。まだ一年の猶予があります。あと一年は土曜日の朝寝坊が許されるわけですが、 [続きを読む]
  • 新幹線ゲームのルール整備
  • 日本語塾は相も変わらずのマイペースぶりで進んでいます。週に一回の授業ですが、目的を持って、将来出会うであろう場面を予測しながらの運営は多分に経営的観点を要求されることもあって、苦痛に感じることはありません。これは幸いなことです。んが、学習到達度に対してシビアな目で見ると、「これでええんかいな?」との印象に苛まれることはあります。確認テストなどはしたくないですし、また、当塾で授業を受けていない児童( [続きを読む]
  • 第二言語習得論の検証現場みたいな
  • 以前から第二言語習得論の知見について、たびたびこのブログで触れてきました。語学習得の肝は次の諸点にあると訴えてきた次第です。すなわち、記憶力聞き取れる耳文法的知識この三つが外国語習得に必要な要素であり、年齢や言語的バックグラウンドにより、これらの要素が機能する力点が異なると。つまりは、1と2を駆使して言語を習得するのが子供、1と2の機能に制限がある成人の場合、外国語の習得には3が大きな役割を果たす [続きを読む]
  • めざせ双六
  • 塾生の理解力向上について、別に定期テストを実施しているわけではないのではっきりとしたことが言えるわけではないですが、中期目標へと向かって着々と下地整備が進んでいるという手応えを感じている今日この頃です。その中期目標というのはズパリ  双六で遊べるようになろう! だったりします。こう書いてしまうと相当ふざけた感じがするのですが。双六というのは日本人なら絶対に遊んだことのあるゲームのはずです。 [続きを読む]
  • 寺子屋の誕生について考えてみた。
  • ちょっと真面目に継承語教育を考えてみるシリーズです。以前から教科書、できればどこの継承語教育の現場でも対応可能な包括的な教科書を作れないかと思案してきたところなんですが、そうしたことを真面目に考えるにあたり、三歩進んで二歩下がる・・・いや、一歩進んで三歩下がるという状態に陥っています。ま、この辺は学問を志したことのある方なら似たような経験をお持ちだと思いますが。 ムーンウォークしているのは次の [続きを読む]
  • 現状報告を兼ねて
  • またまた結構時間が空いてしまいました。ま、あまり毎週のようにご報告申し上げることもありませんので致し方ないかなと思ったりもしています。ブログ運営というのはややもすると記事アップが苦痛になってくるもんですが、それで最終的に止めてしまうというようでは本末転倒という気もしますので・・・。それにしても留守しすぎですかw。 塾の方はまあ通常通り学習を進めています。おかげさまで先日は16回目の授業を行うこと [続きを読む]
  • 教科書を考えてみる
  • しれっと新年のご挨拶などを。 みなさま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくご贔屓願います。 いやはや、一ヶ月のブランクが空いてしまいました。その間、特段大過なく過ごしておりましたが、ちょっと色々と忙しかったのと、書く記事もややマンネリ気味かなと思い、ネタ不足も相まって筆を休めておりました。本年は継承語教育に関し、また子育て・ベルギー情報に関してもうちょっと中身のあることを発信し [続きを読む]
  • 第六回目の授業をしました。
  • 11月29日、日本語塾の第六回目の授業が行われました。今回の参加人数は六人(うち、体験者が一名。ここではD3さんとしておきます)で、中学生は試験前ということで前半だけの参加となりました。当塾の基本方針としては、何よりも現地校の学習がメインということであり、その負担にならないような配慮をしたいと考えています。現地校で得た知識を土台に、それを日本語でどうやって扱うのかを中心に学習を進めていきたいと考えていま [続きを読む]
  • 国民共有財産をゲットせよ!
  • ある日の会話から・・・。おもちゃ屋のカタログを眺めていた長男がポツリと一言。 長男:「ジュラシック・ワールドってどんな映画?」父(メンドクセェ):「ん?川から桃が流れてきてやな・・・」長男:「もう〜、パパ!」父:「えっと、道、歩いとったら犬と猿とキジが『だんごくれ〜』って・・・」長男(クスクス):「いい加減にしろ!」※今現在、ベルギーではもうジュラシック・ワールドのDVDやBDが買えるようで、カタ [続きを読む]
  • 外国人にオススメしたい日本映画
  • 仕事柄、邦画をよく見ます。こちらでもアジア映画というコーナーが量販店のDVDコーナーに設けられるようになり、割と邦画DVDも手に入るようになりましたが、やはり数も少ないですし偏りがあったりもします。というわけで、外国人にも安心してオススメできる日本映画の開拓に日夜励んでいますが、今日はその成果をご披露しようかと。 真剣に邦画を見るようになったのは四年ほど前からで、これまで80本あまりを見ました。多分、 [続きを読む]
  • 第五回目の授業をしました。
  • 11月22日、日本語塾第五回めの授業開催と相成りました。いつものようにその様子の報告です。 まずは日本語から。毎度毎度、しつこいように自己紹介の練習をしています。慣れてはきましたが、定着まではあと一歩という状態。「初めまして」と「どうぞよろしくお願いします」が自然に出るようになるまで頑張りたいと思います。また、質問する側から練習も順次深化させてゆくつもりです。今回は新しい内容として、「曜日」と「き [続きを読む]