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感染症・リウマチ内科のメモ
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2015/02/24

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  • リウマチかもしれない と思うとき

    リウマチかもしれないと 思ったときどうする?-早期リウマチ?-このブログではかなり専門的な医師向け医療従事者向けの記事を書いていますが、外来などやっておりますと一般の方からもリウマチ診断について質問もあり、一般向けの記事も...感染症・リウマチ内科のメモリウマチかもしれないと思うとき

  • ブログ移転のご挨拶

    いつも当ブログ記事をお読みいただきありがとうございます。当ブログ開設は2012年9月で、ずっとgooブログ様にお世話になってきましたが、2018年以降、記事の更新が滞っておりました。このたびWordPressブログを勉強しつつさらに機能を拡張させるべく「感染症・リウマチ内科のメモ」をこちらに移転させていただきました。こちらの旧ブログの記事はしばらく残したいと思いますが、内容をUpDateして新ブログにて更新していければと思っております。引き続き、ご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。ブログ移転のご挨拶

  • 関節リウマチを予防する

    関節リウマチ前段階(pre-RA)は、臨床的に明らかなリウマチの発症に先行する前段階の状態と思われます。当科外来でもあまり症状のない方で、リウマトイド因子陽性や抗CCP抗体陽性のため紹介をいただくこともあります。RAと発症診断される前の方々はどのように考えると良いのでしょか。最近の知見をよくまとめた文献がありましたので紹介いたします。・pre-RAの段階は、自己免疫性の組織傷害の臨床症状がまだ存在していないが、免疫機能および応答における異常があることを特徴とする・RAの発症には前臨床期間があり、遺伝的および環境的因子が、おそらくは逐次的に相互作用して、自己免疫プロセスを開始および増殖させ、組織の炎症および傷害をもたらされる・フェーズ1、RAの遺伝的要因と環境的要因との相互作用→フェーズⅡ、リウマトイド因子(RF...関節リウマチを予防する

  • 蟯虫 - 臨床家向け 治療

    前回に引き続きまして蟯虫に関して。今回は治療編です。日本では蟯虫に適応のある薬はコンバントリンのみである。治療は基本は2回投与法である。感染反復のときどうするか。など 治療・痒み、刺激、および脱毛は対症療法で・掻爬による肛門周辺の病変は、黄色水銀酸化物やホウ素化ゼリーなどの緩和軟膏で治療されている ・蟯虫にはピランテルが有効である(B).海外ではアルベンダゾールやメベンダゾールもよく使用されている(JAID/JSC感染症治療ガイドライン2015)・それらの作用様式は、成体虫における微小管機能の阻害およびグリコーゲン枯渇を含む。・肛門周囲皮膚に付着した卵からの再度の自己感染の可能性が最も高いため、治療を繰り返すことが推奨される ・2歳未満の患者には、これらの薬物の健康上のリスクと便益を評価する必要がある・これら薬...蟯虫-臨床家向け治療

  • 蟯虫 - 臨床家向け 症候と診断

    前回の続きで蟯虫についてです。今回は一般臨床家向けに諸文献をまとめました。ほぼ腸管内および肛門部の病気ではありますが、まれに虫垂炎との併発で問題になるようです。また異所性に移行し、腸管外の疾患も惹き起こすことがあります。女性生殖器との関連の報告が多いようです。 症候・感染した人はしばしば無症候性であるが、肛門の周りのかゆみは、一般的な症状・かゆみの開始時期、夜間かどうか、他の家族にも同様の症状があるか、接触状況は、寝具や下着などに死んだ虫はみつかったか、などを尋ねる・小児の肛門周囲領域における夜間のかゆみは、感染を強く示唆している 合併症・典型的にはこの感染は重大な問題を引き起こさない。・蟯虫は他の異所性内臓にも移行し、重篤な合併症を引き起こすことがある。また、結腸癌、クローン病、不要な根治手術を伴う可能性のあ...蟯虫-臨床家向け症候と診断

  • ぎょう虫について - 一般向け

    前回の続きで蟯虫についてです。主に小児の病気ですが、家族間など濃密な接触で容易に感染し広がります。小児感染例を見つけた場合、その家族も含めて治療期間中のその感染経路への理解と対策を含めた生活注意が不可欠です。  ・蟯虫感染症の大部分は無症状である。・感染症の最も一般的な臨床症状は、肛門領域のかゆみ・断続的な腹痛および吐き気、睡眠障害のための不眠症や、歯ぎしり、落ち着きのなさ、夜間不穏、なども・ほとんごは重篤な病状を引き起こさないが、感染が重い場合、肛門部の炎症や掻痒による二次的な細菌感染がある ・トイレを使った後やおむつを変更した後、食品を取り扱う前に、石鹸と温水で手を洗うことは蟯虫の感染を防ぐために最も良い方法・小児の手、指の清潔、下着の清潔、爪を短く切る。指しゃぶりや爪かみをさせない・子供に感染を防ぐために...ぎょう虫について-一般向け

  • 蟯虫(ぎょうちゅう)について

    大変稀ではありますが当科では時折小児蟯虫例の診断に付随して、その家族の検査と治療と指導を依頼されることがあります。比較的熱帯地域より温帯地域に多い感染ということでなじみのある寄生虫感染症の一つですが、近年はその症例数も減ってきており、小学校での検診も廃止されたとのニュースは記憶に新しいです。当院は検査部でもメーカーからのセロテープ検査の提供が中止となって検査キットがなく、使える抗寄生虫薬もコンバントリンDSしか置いていないなどなかなか制約があります。諸文献やCDCのホームページなどを参考に蟯虫の概要、一般向けの注意点、臨床的なまとめ、を行いました。  蟯虫–概要 ・病原体Enterobiusvermicularis・pinwormやenterobiasisとも呼ばれる・小さくて薄い白い回虫によって引き起こされる...蟯虫(ぎょうちゅう)について

  • シェーグレンと中枢神経系障害

    前回に引き続き、シェーグレン症候群と神経系障害について、今回は中枢神経障害です。当院でも無菌性髄膜炎例でステロイド投与が著効したことから当科に相談ありいろいろ原因を調べてシェーグレン症候群と診断できた例もありました。自己免疫性としてはSLEや血管炎、橋本病とともに重要な鑑別疾患となります。  まとめ・シェーグレン症候群(SjS)に関連する中枢神経系(CNS)症状としては、焦点中心病変、多発性硬化症模倣状態、脳炎、無菌性髄膜炎、運動失調を引き起こす小脳症候群、舞踏病を引き起こす基底核に影響を与える運動障害、神経芽細胞炎、記憶障害、認知およびうつ病、などが挙げられる。・SjSにおけるCNS病変の頻度は不正確であり、推定値は大きく異なる。・SjSにおける肺病変、疾患の持続時間およびC4減少は、CNS病変の予測因子であ...シェーグレンと中枢神経系障害

  • シェーグレンと末梢神経障害

    前回に引き続き、シェーグレン症候群と神経系障害について、今回は末梢神経障害です。深部覚障害を起こすもの、四肢遠位の痛みを伴うものなどがある。 まとめ・シェーグレン症候群(SjS)関連の末梢神経系については、軸索ニューロパチー、神経節神経障害、運動神経障害、小繊維神経障害、多発性単神経炎、および脳神経ニューロパチー、が 報告されている。・末梢ニューロパチーの50~60%は感覚性であり、最も一般的には後根神経節(感覚神経節障害を引き起こす)および小無髄神経線維(痛みを伴う小繊維神経障害を引き起こす)の障害を伴う。 ・専門家は、全シェーグレン症候群患者の約5%が神経節障害を有し、5-10%が小繊維神経障害を有すると推定している。 ・疾患との関連性がより低い末梢性ニューロパチーの他の形態は、多発性神経根炎、自律神経障害...シェーグレンと末梢神経障害

  • シェーグレン症候群と神経系障害

     今回はシェーグレン症候群における神経障害についてです。当科でもこの疾患にて通院例は増えておりますが、手足の疼痛の訴えも多く、関節炎症状でない場合、神経の症状ではないかと考える必要があり、その特徴を捉えておくことは大変重要です。末梢神経障害および中枢神経障害それぞれについては次回以降にまとめます。 まとめ ・原発性シェーグレン症候群(以下SjS)は、抗核抗体、特にRo/SSAおよびLa/SSBの設定における外分泌腺(すなわち、唾液腺および涙腺)の単核リンパ球浸潤を特徴とする自己免疫性炎症性疾患である・患者は、関節、筋肉、肺、腎臓、および皮膚の病変などの腺外徴候を発症し得る。いくつかのレビューやケースシリーズなどはSjSの多様な神経学的症状を報告。・SjSの神経症状は8%から49%に及ぶ。ほとんどの研究は20%あ...シェーグレン症候群と神経系障害

  • HLA-B27陰性脊椎関節炎

    前回の続きで脊椎関節炎につきまして。過去の当科診断例をみていきますと、典型的なHLA-B27陽性例も見受けられますが、そうでない例も多々あります。特にHLA-B39はよくみられているようです。脊椎関節炎(SpA)とHLA検査との関係につきいくつか文献がありましたのでまとめています。特に日本人ではB27陽性率自体が低く、B39は診断の一助になるのかもしれません。過去ブログ「HLA検査と免疫疾患」も参照ください。  ・家族や双子の研究に基づいて、強直性脊椎炎(AS)は強い遺伝的要素を有すると長い間をかけて確立されてきている。・ヒト白血球抗原(HLA)-B27との強い関連は、1970年代初頭に発見された・HLA-B27は、40年以上にわたって、主要なAS感受性遺伝子であることが知られている。・人口研究からは、HLA-...HLA-B27陰性脊椎関節炎

  • 遅発性の脊椎関節炎

    明けましておめでとうございます。今年も本ブログをよろしくお願いします。もともと当院の診療圏から都市部の病院とくらべると比較的高齢の方が多い印象です。関節を含めあちこちが痛いと受診や紹介される方が多い当科ですが、皮膚科や眼科からの症例から比較的高齢の方の脊椎関節炎(強直性脊椎炎など多疾患の総称)の診断例が増えてきているようです。それら症例をまとめて発表する機会があり文献をいろいろあたっていました。今回は遅発性(50歳以降)の脊椎関節炎(SpA)についてまとめます。  50歳以降に始まるリウマチ因子陰性の関節炎の追跡 ・1991年にDubostらは、50歳以降に始まるリウマチ因子陰性の関節炎のために12年間にわたって男性患者のファイルを検討した。リウマチ性多発筋痛(PMR)、結晶誘発性関節炎、または乾癬を有する患者...遅発性の脊椎関節炎

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