禰彌(でび) さん プロフィール

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 禰彌(でび)さん: 愛と幻想の薬物
ハンドル名 禰彌(でび) さん
ブログタイトル愛と幻想の薬物
ブログURLhttp://ameblo.jp/epicure-epicure/
サイト紹介文彼岸の淵からさいはての地に迷い、どこでもないどこかで懐かしい憧憬にすがりつくボケの回想録
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供292回 / 365日(平均5.6回/週) - 参加 2015/02/24 13:41

禰彌(でび) さんのブログ記事

  • 繭⑤
  • 深夜の2時頃になって僕は目覚めた。酔っぱらってすっかり眠っていた。念のため、携帯電話の着信履歴を確認したが、業者からはかかってきていない。僕はとりあえず風呂に入り、体の不快感を取り払うことにした。風呂に浸かりながら、自分の腕を見る。しっかりと静脈は浮いている...。この調子なら大丈夫そうだ、久し振りのシャブは一発で入ることだろう。風呂からあがり体を拭き、服を着替える。...久しぶりにシャブを引きに行く [続きを読む]
  • 繭④
  • 最初の電話を切ってから、だいたい一時間ほど経ってから電話がかかってきた。呼び出し音が聞こえた瞬間、大喜びで電話をとった。『今、新大阪です。商品は手元にあるんですが、少し前に新大阪駅で○組の若頭があげられたでしょ?少し寒く感じるから家に戻ってからにしてほしいんですが』そう頼まれたものは仕方ない、折角見つけた業者だ。それに我が家から新大阪までは、どんなに飛ばしても30分近くはかかる...昼間やし。『わかり [続きを読む]
  • 繭③
  • 始めて電話をかけたとき、僕はなんと切り出して話をすれば良いのか悩んだ。悩んだみたのだが、僕の足りないオツムでは巧い言葉はでてこない。悩みながら電話をかけた。2回ほどコール音がしてつながった『はい』見知らぬ番号からの電話だったのだろう、すこし警戒したような女性の声がした。『もしもしちょっとお訊ねしたいにですが?』僕は...仕方がないので、素直に本当の話をした。僕の携帯に見知らぬ発信履歴があったこと。一 [続きを読む]
  • あむりた
  • 今日、先ほど考え事をしながら単車で走っているとき久しぶりに『アムリタ』に酔ったあるいは『ソーマ』か?いつも突然降てくる。しかも『それ』は強烈だ。おん あむりた ていぜい から うんアムリタに興味のあるかたは仏教用語辞典かウィキペディアか何かで調べてみてください(笑)。誰しも一度は体感していると思います。 [続きを読む]
  • 繭②
  • マユさんと出会ったのはある意味偶然だった。長年懇意にしていたシャブ屋に伊沢くんという子がいた。過去の記事にも登場したが、名前は違うかも知れない(笑)。伊沢くんは、恋人の間口さんという女性と一緒に商売をしていて、一度品物の仕入れに間口さんの親方のところ...鶴橋の降下に僕の原チャリを停めて、二人でタクシーに乗り、たしか大今里までいった。大今里のマンション...その後摘発されたようだが...からの帰り、間口さん [続きを読む]
  • 繭①
  • 繭『真緒』という女の子の売人がいた。ぼくはその子に勝手に繭(マユ)というアダ名をつけた。覚醒剤の密売人の癖に、妙に純粋でみんなに守られているような...そんな感じの女の子だった。繭のなかにいるような、だからマユさんと読んでいた。密売人だから『マオ』でも『マユ』でもどちらでもよかったらしく、普通に『マユ』さんと呼んでも『はい』と返事を返してくれた。『マユ』と僕は売人と客の関係しかない。そこの関係より近づ [続きを読む]
  • はぐれ刑事ポン中派
  • 禁止昭和に生まれた思春期に平成を迎え、たかだか40数年生きた。子供の頃当たり前だったことのいくつかが、今は無くなった...のではなく無くされつつある。良いことが多いのだろうけど、息苦しい。暑苦しい。生き苦しく感じる。僕が子供の頃はJRという鉄道会社は存在していない。日本国有鉄道という通称"国鉄"という日本国営の事業団?だった。国鉄の駅員さんは公務員だった。いまよりも電車代は高かった気がする。いまや車内は勿 [続きを読む]
  • 文章を書くということ
  • 文章を書くということ僕は基本的に思いつきで文章を書いている。今も何か具体的に書きたいことがあるわけでもない。じゃあなぜ書いてるのかというと、今の自分にもっとも適した自己表現の方法だから。以前は歌を歌ったり、音楽を作ったり演奏したりあるいは、武道を通じて肉体的な充実を図ったりシャブでパキパキになって延々と語ったり...一人で(笑)。今はカズヤさんのモデルとした先輩の勧めでブログを書くようになり、こうして [続きを読む]
  • 自転車も良いかも知れない
  • 最近、ロード用というのか、競輪みたいな自転車が町中を颯爽と走るのをよくみる。僕も原チャリに乗る前までは自転車が好きだった。勿論太股も今とは違ってバキバキに引き締まっていた。今日見かけたチャリンコライダーは自転車に雪藤洋二(少年ジャンプコミックスのブラックエンジェルス参照)のようなサイドバックまで、自転車に着けて走っていた。テントでも入ってるのか?どうせ暇なんやし、そうした方々を真似て、子供の頃に夢 [続きを読む]
  • 鉄分
  • いま、テレビ番組のビビットでキャスターの一人が『ドーパミンやセロトニンは鉄分から作られる』と言い、ゲストの女医が『鉄分不足の人は鬱になりやすい』とか言っていたマジか?釘でも食うか(笑)?それは冗談だが、鉄分摂ったらドーパミン、ドバドバ?そこまで言わんでも、ちょっとは作用あるのか?ナチュラルで。少し胡散臭いけど、カルシウムと鉄分が不足気味なのは、自分の食生活からなんとなく推測できる。Feやな?そういえ [続きを読む]
  • 小学校の思い出⑪
  • 里井グループの男全員の自宅に僕が攻め混んだ?ことで事実上彼らは分裂した。力関係で言うところの今井が僕に歩み寄り、また代表格の一人、山本が僕に負けたこと。でも僕にとっては、全員が他人のせいにして自分は関係ない、というような態度をとったことが問題だった。彼らも僕が全員の自宅に現れるとは思いもしなかったよう。次の日の登校は清々しかった(笑)。朝、橋田に『おはよう』と声をかけたが返事はなかった。授業が始ま [続きを読む]
  • 小学校の思い出⑩
  • 残りのザコ...何人かいたが、さすがに忘れた(笑)。ただひとり忘れてはいない最強の敵がいた。今井だ。中学生と間違われる巨体、過去に挑んだがヤツのヘッドロックだけで泣かされた経験もある。本当に木刀が必用かもしれない..。ではあるが、今井は基本にいいヤツだ。グループ時代さして仲良くもなかったが、気は合った。当時の僕の門限は5時だ。もう時間も迫っていた。今井の家の行き呼び鈴を押すと、すぐに今井が出てきた。しか [続きを読む]
  • 小学校の思い出⑨
  • 山本は体は細いが気が強い。勉強もできるし、女の気にも人気があった。過去にケンカでも負けている。正直あんまり気乗りしない相手だ。それでも事の解決に動かなければならない...のだが、前の二人とケンカにならず、木刀も邪魔になってきた。ところが山本は違った。山本の家につき呼び鈴を押すと、玄関のドアを少しだけ開け、チェーンロックだけしたままで対応してきた。『お前が来ることは杉畠から電話で聞いてたわ!』早速怒り [続きを読む]
  • 小学校の思い出⑧
  • 杉畠の家に着いた。呼び鈴を押すと、杉畠のお母さんが出てきた。お母さんに杉畠を呼んでくれるよう頼むと、『なんのようですか?』と聞かれた。『杉畠くんにようじがあるんです、本人だしてください』そういうと杉畠のお母さんは、僕が手にしている木刀を見て『その棒で何するの?』などと言う。『なんでもないです、早く杉畠くんだしてください』というと『そんな棒でうちの子になにする気?学校の先生に言うよ!!』お母さんは [続きを読む]
  • 小学校の思い出⑦
  • まずは橋田の家に気合いをいれて行ったものの、橋田のお母さんの、ある意味上手な仲裁によってケンカにはならず、一人空回りみたいな気分だった。俊樹に『この件の主導格を誰や』と聞くと『杉畠や』という僕はてっきり俊樹が旗をふって煽っているもだと思い真っ先にやっつけに来たのだが..。最初から全員の家に殴り込みをかけるつもりだったものの、一番最初の橋田が簡単に頭をさげた。しかも俊樹がボスだと思っていたのに、リー [続きを読む]
  • 小学校の思い出⑥
  • 木刀を手に家を出た僕は、まず里井グループのなかで最も仲が良かった橋田の家に向かった。呼び鈴を押すと、橋田のお母さんが出てきてくれて僕の出で立ちを見て『シュウ(僕の本名です)ちゃん、どうしたん?』といったあと『俊樹くんと仲直りしにきました』と素直に言った。『でもシュウちゃん、それは何?』橋田のお母さんは優しくおっとりした話し方で、僕の木刀を指差した。『俊樹とケンカになったらこれでどつきます』正直に言う [続きを読む]
  • 小学校の思い出⑤
  • グリコ森永事件の脅迫状を模した手紙にはたいした内容はなくただワープロで『うっとおしい』『なまいき』などといったありきたりな文句が書かれていて読むたび、ぐしゃぐしゃに丸めて捨てていたのだが、ある日僕が手紙を見つけるより先に母親が手紙を見つけた。『シュウ(僕の本名です)、あんた苛められてるんか?』おっそろいしいことを言う。もし父親に嘘でもそんな言葉が耳に入ったら大変である。『情けないヤツめ!』と怒り狂 [続きを読む]
  • 小学校の思い出④
  • 今の若いひとたちには『グリコ森永事件』といってもピンとこないかも知れない。舞台は大阪で、お菓子メーカーのグリコの社長が誘拐監禁され、身代金が要求され、その前後に食品スーパーマーケットに陳列されているグリコのキャラメルなんかに『毒いりキケンたべたらしぬで』とワープロで印刷された紙が貼り付けられたお菓子が並び、実際にお菓子からは青酸カリが検出された。僕が小学生のときそんな事件があった。僕をハミゴ(のけ [続きを読む]
  • 小学校の思い出③
  • 女の子に恋文を書いたのがバレる恥ずかしさから、適当な嘘をついて誤魔化した罰は、すぐにやってきた。ある日女の子が簡単にばらした。するとそれまで友人グループだった全員が僕に敵対しはじめた。僕らは元々クラスでも目立ってたグループである。他の小さなグループはその主流煽られるかたちでどんどん僕に対し敵対しはじめた、一丁前に。この辺りで僕は主流グループよりも、そいつらに事情も知らないくせに簡単に流される雑魚 [続きを読む]
  • 小学校の思い出②
  • 小学五年生のときに好きだった女の子に恋文(笑)を六年生に上がる春に書いた。そもそもの発端はコレが始まりだった。六年生になりしばらくすると、その好きだった里井さんが僕からラブレター(ひゃー恥ずかしい)を貰ったことをネタにある意味僕を脅した(笑)。私の言うこと聞いてくれへんかったら、みんなに手紙のことバラすで?ま、そんな感じ。事あるごとにそんな感じになっていった。まだ好きな女の子がいるというだけでからかわ [続きを読む]
  • 小学校の思い出①
  • 僕の性格上の特徴に個人主義や天の邪鬼といった要素がある、そこにともなって寂しがりっていうのもあるが、これらは恐らく小学六年生の時の出来事に起因しているように思う。僕らの小学生の頃は一クラス30人ほどで一学年六クラスあった。僕は勉強はできないケンカも弱っちいなりに威張りくさっていて、学校では割合目立つ存在だった。終わりの会(わかります?)という基本の就学時間終了後の毎日の反省会?では、たびたび名指しで [続きを読む]
  • 暑いですね
  • 今日は少し夏日というのか、温かいというよりは暑い。病院までの道程も原チャリとはいえ、ジャンパーなどいらないんじゃないかと思った。僕の住んでいる自宅は陽当たり良好な平屋で、昨年の夏メチャクチャ暑かった。まぁ住まわしてもらう身で贅沢は言えないが、この調子で行くと夏場はサウナだ。それこそシャブなんてやろうものなら、汗をかきすぎて干からびてしまうんじゃないだろうか?そういや以前の家も陽当たり良好な平屋だ [続きを読む]