風わたる丘 さん プロフィール

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風わたる丘さん: 風わたる丘
ハンドル名風わたる丘 さん
ブログタイトル風わたる丘
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/belbetring
サイト紹介文元校長の日々の生活
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供209回 / 365日(平均4.0回/週) - 参加 2015/02/26 06:12

風わたる丘 さんのブログ記事

  • 藤井四段の強さ
  • 藤井四段が公式戦28連勝に到達した。この連勝記録を生きているうちに見られるとは思わなかった。誠に強いと思う。28の棋譜を全部並べてみた。藤井四段は、自然な手、地味な手でリードを広げていくのが特徴だ。王手飛車などの派手な手は28局で一度もない。昨日の28連勝のかかった、澤田六段戦。中盤、澤田六段が盤の中央に馬を作った。馬は角が成るとできる駒でこれを中央に作ったのは澤田六段が有利である。ところが、15手進むと、 [続きを読む]
  • 第160回古都旅歩き創作「あの日のように」
  • 第160回古都旅歩き創作  「あの日のように」  作 大山哲生一 六十六歳のある日、私は京都の伏見稲荷大社から稲荷山に上ろうとしていた。稲荷山は、私が小学生時代によく遊んだ場所だから懐かしい。 近所の子といっしょに虫取りに来たこともあったし、クラスの友達とふもとのお産場池でアメンボをとったこともあった。また、夏休みの終わり頃には、町内の子どもらで稲荷大社に行き、宿題の写生をした。そして、毎年初詣は家 [続きを読む]
  • 第159回古都旅歩き創作 「禅問答」
  • 古都旅歩きへ第159回古都旅歩き 創作  「禅問答」  作 大山哲生一吉川は、峠山中学校の校長室で昼食をとっていた。今日は午後に校長会があるので少し早めの昼食である。 まだ四時間目の授業の最中であるのでとなりの職員室は静かである。今日の校長会は長くなりそうである。しっかりと腹ごしらえをしておかなくてはならない。 そのとき、教頭が校長室に顔を出し、「校長先生、お電話です」と声をかけた。「はい、ありが [続きを読む]
  • 第159回古都旅歩き 藤森神社、海宝寺、中書島
  • 今日は第159回の旅歩きとして、藤森神社のあじさい園、海宝寺と中書島かいわいを歩いてきた。10.4キロ。アジサイは3分咲きといったところかな。咲いている数は少ないが、きれいに咲いていた。海宝寺で見た珍しい雲。お堂中書島にいく途中にある寺田屋。坂本竜馬が暗殺されたところである。実際には明治時代に建て替えられているらしい。中書島かいわいは美しい。 [続きを読む]
  • 卓球のラケット
  • ラケットを買い換えた。7枚合板のものを2年使っていた。7枚合板は、おそろしく打球は速いが、全くと言っていいほど曲がらない。カットサーブをしてもすぐに返される。カットマンスタイルでも曲がらない。つまり回転がかからないのである。だから、木製の5枚合板のものにした。打球の速さは約2分の1ほど。ということは回転がかかるということである。次の水曜にお披露目となる。最近、チキータを多用している私としては、回転のかか [続きを読む]
  • 第157回古都旅歩き創作 「決闘」
  • 第157回古都旅歩き創作  「決闘」  作 大山哲生一幕末の京都。 三条大橋を新選組副長の土方歳三と沖田総司が歩いている。春先の昼間ともなればうらうらと暖かい。今日は市内巡察ではないので浅黄色の羽織は着ておらず、二人とも小袖に袴という普段着である。「土方さん、京都という所は何もなければ静かな町ですね」と沖田はいった。「確かに静かだが、この静かさの裏で様々な勢力が集まり、暗躍している」と土方は言った。 [続きを読む]
  • 第157回古都旅歩き 東寺、島原、西本願寺
  • 今日は、東寺、島原、西本願寺に行ってきた。東寺東寺の建物は昭和5年に失火で全焼している。その時に真っ黒こげになった四天王像が今も安置してある。全身ぼこぼこの炭状態であるがだいたいの様子はつかめる。相当大きな四天王像であった。島原はね江戸時代、三大遊郭の一つであった。上は大門。置屋であった輪違屋である。島原の角屋というお茶屋では新選組が豪遊したところとして知られている。島原の町はもっと新選組色を出せ [続きを読む]
  • 又吉直樹の「劇場」を読んで
  • 「劇場」を読んだ。前作もそうであったが、この人の文章はしっかりしている。内容は浮ついたことを書いていても端正な文章で読みやすい。今回も端正な文章で書かれている。この人のうまいところは、心理描写である。私たちが何気なく日常の中で見ているものを改めて文章化されると新しい発見があったりする。今回の「劇場」は、「章」というものがなく、すべて連続して最後までいく。これがちょっとしんどい。やはり、「章」を区切 [続きを読む]
  • 第156回古都旅歩き創作「白尾警部と赤い鳥居」
  • 第156回古都旅歩き 創作  「白尾警部と赤い鳥居」  作 大山哲生一 平成二十九年一月元旦。 京都の町はおだやかな新年を迎えていた。昨日までの錦市場の喧噪や八坂神社のおけら参りの賑わいが嘘のようであった。 午前十時半、京都警察に一報が入った。「もしもし、京都警察ですか」「はい、私は捜査九課の白尾と言いますが」 白尾は今年で五十歳になる。大学まで東京で暮らしたのでできれば警視庁に入りたかったが、京都 [続きを読む]
  • 第156回古都旅歩き 西陣、本法寺
  • 今日は最もコアな京都に触れるべく、西陣と本法寺に行ってきた。8.4キロ西陣はなんとなく落ち着くところだ。まずは織成館ここでは、西陣織の工場が見学できる。いろいろな説明を聞いて勉強になった。能衣装の復元。すばらしい。織成館。子供のころ、こういう感じの友達の家に行ってすごくあこがれたことを思い出した。8畳一間の家から見ると豪邸だった。次は本法寺。今日は長谷川等伯の絵を見た。茶器の専門店をみていたら掛け軸が [続きを読む]
  • バラ園めぐり
  • 10日間で6か所のパラ園をまわった。生駒霊仙寺バラ園長居植物園靭公園大阪花の文化園荒巻バラ園トンボ池公園である。特に靭公園は、伝統と新しいもののバランスがよくバラの悠久の歴史に触れることができる。トンボ池公園は有名なオールドローズを配置するなどロザリアンを喜ばせてくれる。今年は早めに動いたのが功を奏して、いい状態のバラを見ることができた。写真はすべてトンボ池公園。 [続きを読む]
  • 最近、見直したある食生活
  • 私は、退職してから実によく運動をしている。タンパク質もしっかりとっているから筋肉がつく条件はそろっている。でも、思っているほど筋肉がつかない。なぜだろうと思っていた。こういう体質なのかもしれないとも思った。ある日、ネットで大豆に含まれるイソフラボンのことを調べた。イソフラボンは大切な栄養素であるがエストロゲンが含まれている。エストロゲンは体内で女性ホルモンの役割を果たすらしい。女性はいいが、男性が [続きを読む]
  • 「古都旅歩き」もぜひよろしく
  • 私の小説の索引サイトとして「古都旅歩き」というWEBサイトを作っています。「古都旅歩き」でしか読めないものもあります。また、かわいいキャラものせています。ぜひ一度のぞいてみてください。「古都旅歩き」 [続きを読む]
  • 第155回古都旅歩き 生駒霊仙寺
  • 今日は生駒霊仙寺のバラ園に行ってきた。ここは寺の中であるが、完全洋風バラ園である。赤いのはカクテルバタースコッチ。本当にバターの色である。スパニッシュビューティラブ。花びらの裏が白い。「高尾」いかにも和風である。ラプソディインブルーエバイタイユドール早咲きはみることができた。これからはあちこちのパラ園に行って中間咲きと遅咲きを見ることになる。 [続きを読む]
  • 第154回古都旅歩き 松伯美術館
  • 今日は、奈良市の松伯美術館に行ってきた。上村松園の絵を中心に展示されていた。松園の絵はすばらしく、日本画の粋といってよいと思う。平安時代の絵とも共通する。約千年くらいの日本画の完成形というのが、この上村松園である。彼女の子や孫の絵も展示されていたが、やはり才能の差は歴然としている。上村松園は、我が国の絵画界でトップレベルであるといえる。ここは庭が広くてけっこうしゃれている。 [続きを読む]
  • 第152回古都旅歩き創作 「ミントの香り」
  • 第152回古都旅歩き 創作  「ミントの香り」  作 大山哲生一 昭和四十三年十一月のことである。篠崎隆、日吉ヶ丘高校の三年。篠崎は、強度の近視で度の強いめがねをかけている。それでも遠くのものを見るときは細目をするからにらみつけているような目つきになる。篠崎はそのことを少なからず気にしていた。篠崎は、大学に進むつもりだった、しかし、成績が思うように伸びず焦っていた。成績の伸びない原因はわかっていた。 [続きを読む]
  • 第151回古都旅歩き創作 「京町家の怪文書」
  • 第151回古都旅歩き 創作 「京町家の怪文書」 作 大山哲生一ここは京都大学の箸黒勝之助教授の研究室。箸黒はいつものように昼食後のコーヒーを飲みながら新聞を読んでいた。そこにトントンとドアをノックする者がある。「どうぞ」と箸黒は言った。 入ってきたのは、三年生の島田啓介だった。「おはようございます。実は大変なものを手に入れたんです」箸黒は二人分のお茶をいれた。そして島田が持ち出した古い文書を手にとっ [続きを読む]
  • 兵庫県フラワーセンター
  • 今日は兵庫県フラワーセンターに行ってきた。中国道加西インターおりて十分のところにある。ここは、チューリップの数、新種の多さで、関西の一大権威と言っていい。これは普通のチューリップ下はすべてチューリップであるまさに多種多様である。とにかくチューリップがすごい。しかし、バラやツバキはあまり力を入れていない。250キロ。楽しいドライブだった。 [続きを読む]
  • 第150回古都旅歩き創作 「二通の密書」
  • 第150回古都旅歩き 創作  「二通の密書」 作 大山哲生一 天正十年五月、明智光秀は坂本城にいた。 光秀は、主君・織田信長に近畿の総責任者を任されていたのであった。光秀は聡明な男であった。信長には叱責されたこともあったが、光秀は自らの至らぬせいと気にも止めぬふうであった。光秀は、信長にとりたててもらったことに感謝していた。 主君・信長に対して唯一悔しいと思うことは、碁で勝てないことくらいであった。 [続きを読む]