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プロレスリング・ソーシャリティ http://tairanaritoshi.blog.fc2.com/

プロレス、社会、歴史、思想…感じたこと思ったことを、基本は真面目に考察します。

不可思議で疑問だらけ。  シリアスさとバカバカしさが交錯し、虚構と現実の狭間にあるプロレスの世界を中心に、自分の考えを述べていきます。

平 成敏
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2015/03/03

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  • 吉江豊、50歳で急死-「巨漢レスラー」の短命は宿命なのか

    鳥山明、TARAKO(ちびまる子ちゃん声優)に続き、プロレスファンにはショッキングな訃報が出てしまった。 あの「巨漢ピンクレスラー」吉江豊が、全日本の高崎大会(3月10日)の試合直後に容体急変して死去したのだ。享年50歳。 あまりにも若すぎるし、またこれは「試合中の事故で亡くなる」という「リング禍」のうちに入るのではないかとも感じる。(⇒ BBMスポーツ 2024年3月10日記事:【訃報】元新日本プロレス・吉江豊さんが...

  • ブル中野、日本人女子初WWE殿堂入り…は当然だろう

    3月7日、WWEはブル中野(56歳)を2024年度WWEホール・オブ・フェーム(WEE殿堂)の一人に選出したことを発表した。 日本人プロレスラーとしてはアントニオ猪木、藤波辰爾、獣神サンダー・ライガー、グレート・ムタ(武藤敬司)に続く5人目、日本人女子レスラーとしては史上初となる。(⇒ 日刊スポーツ 2024年3月7日記事:ブル中野、WWE殿堂入り「泣いてしまいました」「やっと報われたな」4・6式典出席)(⇒ ABEMA格闘TIMES 2...

  • オカダ・カズチカAEWに移籍-まるで新日本のコピー団体のような

    3月6日(日本時間7日)、米AEWは元新日本プロレスのオカダ・カズチカと契約したことを発表した。 同日、オカダはリングネームもニックネーム“レインメーカー”も入場曲もそのままにAEWのリングに登場し、ヤングバックス(マシュー・ジャクソンとニコラス・ジャクソンの兄弟)と結託してユニット「ジ・エリート」入りした。(⇒ 東スポweb 2024年3月7日記事:オカダ・カズチカの新天地は米国・AEW 電撃登場に現地ファンも熱狂...

  • ジュリア、スターダム退団確定-ロッシー新団体か海外か

    2月27日、東京スポーツは“お騒がせ女”ジュリア(30歳)がスターダムを3月いっぱいで退団することが明らかになった、と報じた。(⇒ 東スポweb 2024年2月27日記事:【スターダム】ジュリア 3月限りで電撃退団へ ロッシー新団体、WWE進出の可能性も) 例のスターダムの乱――団体創設者のロッシー小川が分離独立を図ったとして団体から解任された――が起こって以後、女子プロレス界ウォッチャーらの目は(当然のことながら)ロッ...

  • ザック・セイバーJr.「魂の演説」-イデオロギー闘争再び

    2月11日、新日本プロレスのエディオンアリーナ大阪大会『THE NEW BEGINNING in OSAKA』では、新日本を離れるオカダ・カズチカと新日本の社長となった棚橋弘至が、最後の一騎打ちを行った。 その結果は、オカダの勝利。 あのレインメーカー・ショックを知る者は誰でも、深い感慨を覚えただろう。 だが私的には、その感慨をもずっと凌駕する出来事がこの大会では起きていた。 セミファイナルの、ザック・セイバーJr.とブライア...

  • ますますわからぬ中嶋勝彦「闘魂スタイル」問題

    いま日本プロレス界で最大の「謎」と言えば――ロッシー小川のスターダムからの分離独立内幕話は例外として――、むろん中嶋勝彦の「闘魂スタイル」問題である。 いったいぜんたい中嶋勝彦が闘魂スタイルを突如名乗り出した理由は何なのか、 中嶋勝彦がアントニオ猪木と何の関係があるというのか、 なぜ猪木と愛憎繰り返す因縁にあった“過激な仕掛人”新間寿 氏がセコンドに付いたりするのか…… 何とも不可解なこの謎なのだが、そ...

  • ロッシー小川電撃解任・契約解除-「スターダムの乱」勃発

    2024年2月5日は、女子プロレス界にとって激震の日となった。 まず、元アイスリボン・今アクトレスガールズ所属の朝陽が、2月1日に都内で「不慮の事故」により死去していたことがアクトレスガールズから発表された。享年わずか21歳。(⇒ BBMニュース 2024年2月5日記事:【訃報】人気女子レスラー、朝陽さんが死去。不慮の事故に遭い、21歳の若さで【週刊プロレス】) これについては、ほとんど書く情報がないのだが―― 最近つ...

  • ドクトル・ワグナーJr.GHCヘビー級王座獲得-どう見ても強い人がなかなか王者にならない問題

    本当は、例の全日本プロレスの福田社長の内幕インタビューについて書くつもりだったのであるが…… 急遽予定変更して、NOAHの2月4日・仙台サンプラザホール大会でイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.が拳王を破ってGHCヘビー級王座を初戴冠したことについて書く。 本人にとってはもちろん、メキシコ人としては初めてのGHC王座戴冠だという。 これは超A級ニュースとは言わずとも、なかなかのニュースではないかと思う。(⇒ 日刊ス...

  • WWE会長ビンス・マクマホン、性的暴行疑惑で辞任&ネトフリ独占配信開始

    1月23日、ネット配信の世界的大手Netflix(ネトフリ)は、WWEの2大ブランドの一つであるRAW(ロー)の独占配信権を獲得したと発表。 また、2025年からそのライブ配信を開始するとも発表した。 その契約額(WWEに払う額)は、10年間で50億ドル(約7,400億円)。 これは、日本のプロレス団体が束になっても獲得できない、雲の上の金額なのは言うまでもない。 日本とアメリカのプロレス格差は、もはや絶望的なまでに開く一方と...

  • オカダ・カズチカ新日本電撃退団-これはギリギリのタイミング

    1月19日、新日本プロレスは突如、オカダ・カズチカが1月末で退団することを発表した。 まさにこれこそ「(第2次)レインメーカー・ショック」である。(⇒ THE DIGEST 2024年1月19日記事:「大きな痛手」新日本オカダ・カズチカの“電撃退団”を米専門メディアが異例のトップ報道! 米マット進出を示唆「支払う金額に大きな開きがある」) オカダは今後、アメリカマット界への進出が有力視されている。 アメリカマット界と言えば...

  • 中嶋勝彦、団体の不吉暴露の不穏マイク-全日本プロレスはどこへ行く

    また最近、プロレスを見れていないのだが…… 1月14日、後楽園ホールで全日本プロレス『新春ジャイアントシリーズ2024 ~渕正信デビュー50周年&70歳バースデー記念大会~』が開催された。 その世界タッグ王座戦では中嶋勝彦&大森北斗組が王者・斎藤ブラザーズと対戦するも敗北し、王座奪取ならず。 だがそんなことよりオオゴトなのは(笑)、試合後のリング上での中嶋のマイクであった。「今、全日本プロレス、そしてファン...

  • 新日本1.4東京ドーム短感-棚橋社長体制の祝儀となったか

    恒例の新日本1.4東京ドーム大会が行われ、まずその観客動員数は27,422人であった。 これは昨年の26,085人を上回るが、しかしコロナ前の2020年には「東京ドーム2連戦」を初めて開催し、1.4は40,008人、1.5は30,063人を集めていたのだから、動員数が回復したと言ってもその水準に戻るのはなかなか前途遼遠に思える。 また、コロナ禍が終わった(興行としてはそう言ってよいだろう)にもかかわらず30,000人にも及ばなかったのは、...

  • キラー・カーン動脈破裂で急死-プロレス界とは良好ならざるまま

    2023年も満了直前の12月30日、キラー・カーンこと小沢正志 氏が12月29日午後10時4分に死去したことが報じられた。享年76歳。 死因は動脈破裂で、西新宿に移転オープンして間もない居酒屋「カンちゃんの人情酒場」の営業中、腕組みしてカウンター裏に座っていたところ意識を失っていることを客に発見され病院へ救急搬送されたが、意識の戻らぬまま死去したという。(⇒ 日刊スポーツ 2023年12月30日記事:「モンゴリアンチョップ...

  • 棚橋弘至、新日本プロレス社長就任-「社長レスラー」の復権・回帰

    12月23日、前日に年内最終興行を終えた新日本プロレスから、驚きの発表があった。 なんと同日の臨時株主総会・取締役会において、棚橋弘至が第11代の社長に就任することが決定したのだ。(⇒ 東スポweb 2023年12月23日記事:【新日本】棚橋弘至の新社長就任を電撃発表 アントニオ猪木、坂口征二、藤波辰爾以来史上4人目の選手兼社長誕生) いやあ、これは青天の霹靂・驚天動地のニュースである、少なくともプロレスファンに...

  • 高田延彦、RIZIN離脱表明-惨敗で開いた総合格闘技の時代

    12月21日、高田延彦(61歳)が自身のインスタグラムにおいて、総合格闘技団体RIZINを離脱したことを表明した。 前日の20日に「代表(榊原信行 氏)とのコンセンサスが完了」し、自身の離脱要望を快く受け入れてもらえた、という。(⇒ スポニチアネックス 2023年12月21日記事:高田延彦 RIZIN離脱発表 大みそか「出てこいや!」もう聞けない?惜しむ声「寂しい」) ついにこの日が来た、というところだろうか。 思えば1997年...

  • メジャー全部と6団体参加「日本プロレスリング連盟」発足す

    10月15日、プロレス業界を統一・象徴すべきことを目標として、「日本プロレスリング連盟(UJPW)」が発足したことが発表された。 その発足時の加盟団体は次のとおり。・新日本プロレス(新日本プロレスリング株式会社)・全日本プロレス(オールジャパン・プロレスリング株式会社)・プロレスリング・ノア(株式会社CyberFight)・DDTプロレスリング(株式会社CyberFight)・ガンバレ☆プロレス(株式会社CyberFight)・大日本プ...

  • “いぶし銀”木戸修死去-「新日本とUWFの旗揚げメンバー」という履歴

    12月14日、元・新日本プロレスのプロレスラー木戸修が12月11日に死去したことが発表された。享年73歳。 70代前半での死は、現代では「まだ若いのに」とされる。 いや、というより、あの木戸修が「まだ」73歳であったことを、意外に感じる人も多いのではないか。 木戸修とは、それほど古くから存在したレスラーなのだ。 木戸修と言えば「キドクラッチ」そして「燻し銀(いぶしぎん)」―― この「いぶし銀」という言葉を木戸修...

  • プロレス大賞2023・目玉は斉藤ブラザーズか

    12月12日、2023年度のプロレス大賞が選考・発表された。受賞状況は次のとおり。●最優秀選手賞(MVP) 内藤哲也(新日本)●年間最高試合賞(ベストバウト) グレート・ムタ vs 中邑真輔(1月1日 NOAH日本武道館)●最優秀タッグ賞 後藤洋央紀 & YOSHI-HASHIの「毘沙門」(新日本)●殊勲賞 高橋ヒロム(新日本)●敢闘賞 拳王(NOAH)●技能賞 青柳優馬(全日本)●女子プロレス大賞 中野たむ(スターダム)●新人賞 ...

  • 新日本、IWGP「グローバル」ヘビー級王座新設-迷走か濫造か進化か

    12月11日、新日本プロレスはIWGP-USヘビー級王座を廃止し、代わってIWGP-GLOBALヘビー級王座を新設すると発表した。(⇒ 東スポweb 2023年12月11日記事:【新日本】IWGP GLOBALヘビー級王座を新設 US王座廃止で1・4の3WAY戦が新王者決定戦に) まず廃止されるIWGP-USヘビー級王座からだが、設立当初から「この王座は短命ではないか?」と思っていた人は多かったと思う。 これはたぶん、当時の新日本が特にアメリカ進出に力を入...

  • 2023年に新間寿vsキラー・カーンの決闘-力道山没後60周年興行

    12月7日、後楽園ホールでは『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.27 力道山先生没60年追悼興行』が行われた。 そこで何と言っても――並み居るプロレスの試合を凌いで――エキサイトしたのが、今は初代タイガーマスク(佐山聡)と強固な盟友関係にある(と思う)“過激な仕掛人”新間寿 氏(88歳)である。 なんと唐突にも新間氏は、●あのキラー・カーンに脅迫されている。警察にも相談した(つい昨日も警察へ行った...

  • 塩村あやか参院議員「もはやアンチのプロレス芸」発言で謝罪-「プロレスの真似事」と言うべきだった

    11月23日、塩村あやか参議院議員が「X」に、「酷いデマ。逆にどういう認知や流れでこんなデマやデマともいえない不思議な話を信じてツイートするようになるのか知りたい いつものことではありますが。最早、アンチのプロレス芸」 とツイート(ポスト)した。 塩村氏はホストクラブの規制を検討しているのだが、それについてXユーザーから「ホストクラブだけ売掛金を認めないのか? ホストクラブだけ価格に上限を設けるのか?...

  • 「赤井英和の娘」赤井沙希引退-父は娘の電話が誰からかわからなかった

    11月12日のDDT両国国技館大会で、女子プロレスラー・赤井沙希(36歳)が引退した。 坂口征夫・岡谷英樹と組んで丸藤正道(NOAH)・樋口和貞(イラプションの盟友)・山下実優(東京女子プロレス)組と対戦したが、最後は山下のスカルキックを食らって敗戦。 現役引退後も「裏方」としてDDTで働くということで、たぶんまたいつかリング上で男子プロレスラーを制裁めいたことをする姿が見られるのではないだろうか。 が、それ...

  • 中嶋勝彦の三冠一発奪取、次の宮原健斗戦も勝利の予想

    11月5日の全日本プロレス札幌大会で、NOAHを退団した中嶋勝彦は王者・青柳優馬を破って三冠ヘビー級王者を一発戴冠した。 そして早々と、次期王座戦12月31日の代々木大会では、宮原健斗が挑戦者となることが発表された。 さらに言えば、11月12日に開幕する世界最強タッグ決定リーグ戦に、中嶋勝彦は自分一人で?参戦することを急遽表明した。 まず中嶋勝彦の三冠奪取について言えば、これを予想していた人は多かっただろう。...

  • 中嶋勝彦、全日本で三冠挑戦へ“闘魂スタイル”名乗る

    10月31日の午前、9月末でNOAHを退団した中嶋勝彦が全日本プロレス事務所を単独訪問。 ハロウィンパーティ準備中だった?福田剛紀社長と話をするとともに、その場で「会見」を開き三冠ヘビー級王座挑戦をアピールした。(⇒ 東スポweb 2023年10月31日記事:【全日本】中嶋勝彦が全日事務所を〝占拠〟「俺がプロレス界の地形ごと変えてやる」) そしてその日の午後には、11月5日のホテルエミシア札幌大会において、現王者の青柳優...

  • 元NOAH若手プロレスラー2名、巡業中の強制わいせつで逮捕

    10月20日、宮城県警の若林署は、元NOAH所属のプロレスラー矢野安崇(23歳)と元プロレスラーで現アルバイトの岡田欣也(30歳)の2名を、強制わいせつの疑いで逮捕したと発表した。 逮捕容疑は、今年4月16日のNOAH仙台大会の直前の同日未明、仙台市内の建物内で20代女性の胸を触ったことだという。(⇒ 宮城テレビ 2023年10月20日記事:【元・プロレス団体「ノア」の所属】プロレスラーの男ら2人逮捕 強制わいせつの疑い)(⇒ 東...

  • 金村キンタロー、ひき逃げで逮捕-プロレスラーという肩書はいまだ健在

    10月14日、元プロレスラーの金村キンタロー(53歳)が「ひき逃げ」で逮捕されたと報じられた。 しかもそれは、「親友」の現役プロレスラー・火野裕士の貸した軽自動車であったという。(⇒ よろず~ 2023年10月14日記事:プロレスラー・火野裕士が憤る 貸した車で金村キンタロー容疑者が事故 ひき逃げ容疑に「これはかばえないよ」) 金村キンタローと言えば、プロレスファンで知らぬ者は少ない「有名レスラー」である。 特...

  • WWE、Abemaで日本再進出-今度こそ成功なるか?

    9月28日、ネットテレビAbemaは、WWEとの契約により今年10月からその2大ブランド「RAW」と「SMACKDOWN」を毎週無料放送・日本独占放送することを発表した。 その直前、AbemaプロレスアンバサダーでWWE殿堂者でもある武藤敬司は「X」(旧ツイッター)で重大発表を予告していたのだが―― プロレス界でよくある「重大発表」と称して蓋を開けてみたら「ブログ始めました」とかどうでもいいニュースだった、というのではなく、ホント...

  • 中嶋勝彦NOAH電撃退団-次の戦場はどこなのか

    9月26日、NOAHは中嶋勝彦(35歳)が9月末をもって契約終了により退団することを発表した。(⇒ 東スポweb 2023年9月26日記事:【ノア】電撃退団の中嶋勝彦が心境告白「悩み抜いた結果、自分を磨きレベルアップする為」) 所属選手がプロレス団体を退団すると聞いたとき人が最も気になるのは、それが喧嘩別れなのか円満退団なのか、である。 この点、今回の中嶋勝彦退団は円満のようで何より、といったところか。 そしてまた、...

  • 征矢学、日向小陽と結婚していたと発表-GetWild時代の面白さ復活か

    9月16日、NOAH所属の征矢学が、自身のYouTubeチャンネル「そやそやテレビくん」の開設を発表した。 また、そのチャンネルで、実は(休業中の)女子プロレスラー・日向小陽(ひゅうが こはる)と結婚していたことを発表した。(⇒ BBMスポーツ 2023年9月16日記事:NOAH・征矢学が人気女子プロレスラーの日向小陽との結婚を電撃発表!「二人でYouTubeがんばっていきたい」【週刊プロレス】) これは確かに、意外な組み合わせと言う...

  • 竹下幸之介、ケニー・オメガ超え-世界的レスラーに飛躍なるか

    9月3日(日本時間では4日)、AEWの大会「ALL OUT」において、竹下幸之介がケニー・オメガをシングルマッチで下した。 AEWでは不敵なヒールである竹下幸之介――リングネームは「Konosuke Takeshita」とそのまんま――は、日本語で「お前ら見たらわかるやろ。俺がプロレスの頂点に立ったんや!」と不敵に言ったとのこと。(⇒ 東スポweb 2023年9月4日記事:【AEW】竹下幸之介がケニー・オメガに勝利!「俺がプロレスの頂点に立ったん...

  • AEWイギリス大会、驚異の観客「8万人」-WWE以外の選択肢あらわる

    8月27日(日本時間28日)、アメリカ・AEW(オール・エリート・レスリング)のイギリス大会「ALL IN」が、ロンドン・ウェンブリースタジアムで開催された。 東スポwebでは、その大会のうち2つの試合が掲載されている。(1) ケニー・オメガ (×)&アダム・ペイジ&飯伏幸太 vs ジェイ・ホワイト&ジュース・ロビンソン&竹下幸之介 (◯)(2) ウィル・オスプレイ (◯) vs クリス・ジェリコ (×)(⇒ 東スポweb 2023年8月28日記事:【AE...

  • ブレイ・ワイアット死去36歳-現代怪奇派レスラーの頂点を失う

    8月25日、WWEはブレイ・ワイアットことウィンダム・ロタンダが急死したことを発表した。享年わずか36歳。(⇒ CNN 2023年8月25日記事:米プロレスラーのブレイ・ワイアットさん死去、36歳 WWE発表) 前日のテリー・ファンクの死去発表も悲しみではあるが、テリーは79歳だった。 しかし今度は(欠場中とはいえ)バリバリの現役レスラー、しかもWWEでトップ級の有力有名レスラー、かつ36歳である。 これはかなりショッキングな...

  • テリー・ファンク死去79歳-テキサス・ブロンコは日本のレジェンドに

    8月23日、WWEはテリー・ファンクが死去したことを発表した。 享年79歳、死因・死亡日には触れられていない。(⇒ 東スポweb 2023年8月24日記事:テリー・ファンクさん死去 79歳 盟友リック・フレアー追悼「あなたの代わりは誰もいない」) テリー・ファンクと兄ドリー・ファンク・ジュニアは、日本のプロレス史上最高峰の外国人兄弟レスラーであった。 これに知名度で匹敵するのは力道山と戦ったシャープ兄弟くらいだが、しか...

  • オーカーン、今度は自宅侵入犯を制圧-次はリング内で功業を!

    1年半前、駅構内で酔漢から女児を救出し「パンケーキ食うか?」と労わったことで(警察から感謝状を贈られると共に)名を挙げたグレート-o-カーン(オーカーン)…… それが今度は、よりによって自分の家に(本人在宅中に)侵入した男を制圧し、警察に引き渡したという。(⇒ SmartFLASH 2023年8月21日記事:新日本プロレス「グレート-O-カーン」住居に不法侵入されるも冷静に対処 正義感あふれるヒールの無事に安堵の声) 酔漢...

  • 「ミゼットレスラー」角掛留造さん死去-古き良き時代かトンデモの時代か

    8月14日、元ミゼットレスラー(小人レスラー)の角掛留造さんが、8月9日に死去していたことを、ZERO1が発表した。享年69歳。 病気を患っていたわけでも事故に遭ったわけでもなく、原因不明の突然死だったらしい。 なお、ミゼットプロレス、旧名は小人プロレスのことについては、何年も前に記事を書いているので参照されたい。(⇒ 東スポweb 2023年8月14日記事:角掛留造さんが死去 享年69 突然死の診断…全女で活躍したミゼ...

  • G1-2023は内藤哲也vsオカダ・カズチカで内藤優勝-まるで10年前のような

    8月13日、新日本プロレスのG1クライマックス33決勝戦が行われた。 対戦カードは内藤哲也vsオカダ・カズチカで、オカダのG1三連覇はならず、内藤が6年ぶりの優勝を果たした。 さて、試合内容よりまず何よりもプロレスファンが感じるのは、「これはまるで10年前の決勝カードではないか?」ということだろう。 実際、このカードと結果が2013年のものだと言われても、誰も違和感を覚えないだろう。 これは、全てのプロレスラー...

  • イヨ・スカイWWE女子王者戴冠、KAIRI無期限休養からWWE復帰?

    日本時間8月5日、WWE夏の風物詩・サマースラム大会において、イヨ・スカイ(旧名・紫雷イオ)がついにWWE女子王者を戴冠した。 現王者のASUKA(旧名・華名)vs シャーロット・フレアー vs ビアンカ・ブレアの3WAY戦(トリプルスレット形式)でブレアが勝利し新王者となった直後、キャッシュイン(王座挑戦権の行使)をしてその王座奪取に成功したのだ。(⇒ プロレスTODAY 2023年8月8日記事: 【WWE】イヨ・スカイがついにWWE女...

  • ウナギ・サヤカ火祭り全敗-「そんなに強くない」のに台風の目?

    ZERO1の火祭り2023に、史上初めて女子としてエントリーしたウナギ・サヤカ。 その最終戦は7月29日後楽園ホールで行なわれたが、戦績は6戦全敗であった。 (⇒ 日刊スポーツ 2023年7月29日記事:ウナギ・サヤカ、「火祭り」で男子とのシングル6戦全敗…「全敗でしたけど胸を張ってプロレスを楽しむことができました」…7・29後楽園) もちろんこの結果は、百人中百人のプロレスファンが――ウナギファンでさえ――予想していた...

  • 上谷沙弥、鉄柱ダイブでレフェリーストップ・担架搬送-危険技の制限進まず

    7月23日、スターダム大田区総合体育館大会でのファイブスターグランプリ公式戦、中野たむvs上谷沙弥で―― 上谷沙弥は場外設置の鉄柱(照明柱。約5メートルの高さ?)からダイブして着地に失敗、左肘脱臼により動けなくなり、レフェリーストップで試合終了。中野たむの勝利となった。(⇒ バトルニュース 2023年7月23日記事:アイドルレスラーが鉄柱から飛び降り負傷!レフェリーが試合を止め担架で搬送)(⇒ 東スポweb 2023年7月2...

  • 飯伏幸太、今度はハードコア路線-画鋲のゴールデンエリート

    新日本を退団し、つい最近まで長らく休業状態にあった飯伏幸太は、8月4日のGLEAT両国国技館大会で日本マット復帰が決まっている。 しかしその前の7月20日(日本時間)、アメリカAEWのリングに登場した。 そのメインイベント戦メンバーというのが非常に豪華で、 飯伏幸太&ケニー・オメガ&マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン&ハングマン・ペイジ vs ジョン・モクスリー&クラウディオ・カスタニョーリ&ウィーラー・ユ...

  • 「長州力」の名がカッコワルい―にあなたは納得?

    プロレス引退後もなかなかの活躍を見せている長州力だが、今度はテリー伊藤との対談がアサ芸プラスで行われている。 そこで最初の話題となっているのが、「長州力」というリングネームを付けられたときの話である。(⇒ アサ芸プラス 2023年7月8日記事:長州力「『長州力』の名前でやめようと思った」/テリー伊藤対談(1)) この話は、プロレスラーとしての長州力についておよそ少しでも関心のある人なら誰でも知っているほ...

  • 葛西純の新日本投入に「予想どおり」熱狂効果あり

    7月4日の新日本プロレス後楽園ホール大会は、観衆1433人の札止めで、立ち見が出る盛況だったようだ。 平日火曜日でありながらそんなに入ったのは、やはり世界デスマッチ界のカリスマ・葛西純の新日本初登場というビッグな話題があったからだろう。 その葛西登場の、期待のメインイベント―― 葛西純&エル・デスペラード vs ジョン・モクスリー&ホミサイドのノーDQマッチは、デスペラードがホミサイドへトラッシュ缶上へのピン...

  • 会社が命名「令和闘魂三銃士」に三人とも冷淡反発 (笑)

    6月30日、新日本プロレスは公式に、海野翔太(26歳)・成田蓮(25歳)・辻陽太(29歳)の3人を「令和闘魂三銃士」と命名することを発表した。 命名された3人は、「名誉ある名づけをしてくださって光栄です。 今後も3人とも精進していきます、応援よろしくお願いします!」 などと新人みたいなコメントをするわけもなく(笑)、みんな揃って冷淡に反発している。 海野翔太 「この

  • 世羅りさ、オルカ宇藤と離婚-プロレス格差婚の結末

    6月26日、世羅りさとオルカ宇藤の夫婦は、揃ってSNSで離婚を発表した。 2人は2019年1月に入籍していたので、4年半の結婚生活だったことになる。 離婚の原因は、オルカ宇藤の女性問題(浮気)とのこと。 しかもそれは、「結婚直後から3年間」続くものだったという。 これにはさすがに、呆れ果てた人が大半のはずである。(⇒ BBMスポーツ 2023年6月26日記事:人気女子プロレスラー、世羅りさがオルカ宇藤と離婚。夫の女性問題...

  • 拳王、「金剛」解散宣言-これは賢明な選択

    6月24日、NOAHの拳王が出身地の徳島市で開催したデビュー15周年記念大会での勝利後―― 自らがリーダーを務めるユニット「金剛」の解散を宣言した。 2019年5月の結成以来、金剛は4年でピリオドを打ったことになる。(⇒ BBMスポーツ 2023年6月24日記事:金剛が電撃解散! 拳王15周年記念大会で徳島凱旋勝利を飾った直後に突然の表明「安定臨めば進化なし」)(⇒ 東スポweb 2023年6月24日記事:【ノア】拳王『金剛』解散を電撃発...

  • 辻陽太、NOAH敵情視察だけで絵と話題になる男

    6月22日のNOAH後楽園ホール大会に新日本の辻陽太が来場し、観客席最前列に座って試合を観戦した。 近日開催される新日本のG1クライマックスで同じブロックとなる、清宮海斗の敵情視察だという。(⇒ プロレスToday 2023年6月23日記事:【ノア】辻陽太が清宮視察に電撃来場!辻「今日は緑のマッチ棒の試合を見に来ました」) そして辻陽太―― 清宮海斗のことを、「きよぴー」「緑のマッチ棒」呼ばわりである(笑) そして最後に...

  • ついに新日本に葛西純参戦-新日本選手の頭に竹串は刺さるか?

    6月17日、新日本プロレス八王子大会で、あの「狂猿」葛西純(48歳)が入場曲と共に登場。 かねて彼とのタッグ結成を口にしていたエル・デスペラードに対し、正式に受諾回答した。 7月4日、後楽園ホール大会でのジョン・モクスリー&ホミサイドとの対戦が、葛西&デスペ組の初陣になるのだろう。(⇒ 東スポweb 2023年6月17日記事:【新日本】葛西純が電撃来場! デスペラードと共闘受諾「歴史を狂わせるからよ」) ああ、つい...

  • 女子プロレス「性的写真撲滅」運動-「恥ずかし固め」は消える技になる

    ワールド女子プロレスディアナを皮切りに、女子プロレス界で客による「性的写真」撮影を撲滅しようとする動きが、ここ数日でにわかに強力になってきた。(⇒ 弁護士ドットコムニュース 2023年6月9日記事:女子プロレス界に「性的写真反対」ムーブメント、「本当に最低です」「ならず者いなくなれば」) この問題は、女子プロレス界の長年の懸案であったと思う。 そして非常な「難問」でもある。 なんたって、この性的写真を撮...

  • ヨシタツ、海野翔太に「最後の」敗北?-この言葉もヨシタツ幻想か

    6月9日、プロレス界メジャー団体のオールスター戦「ALL TOGETHER AGEIN」が両国国技館で開催された。 大注目だったのは、たった1試合シングルマッチが組まれた「ヨシタツ vs 海野翔太」だったが…… 結果は海野翔太が必殺のデスライダーで勝利。 そしてヨシタツはバックステージで、「最後に新日本の未来とシングルができてよかったです。ありがとうございました」と語った。(⇒ 東スポweb 2023年6月9日記事:【ALL TOGETHER】...

  • オカダ・カズチカvsブライアン・ダニエルソン実現へ-「元WWE」の是非

    新日本6.4大阪DOMINIONでは、日本時間6月26日にカナダ・トロントで行われる新日本-AEW合同興行において、オカダ・カズチカとブライアン・ダニエルソンの対決が実現することが示された。 ブライアン・ダニエルソンと言えば、元WWEである(そして元NOAHである)。 そして、「YES! YES!」男である。 あのYESアピール(及び観客のコール)は、世界のプロレス界を席巻したもの。 そのプロレス界での世界的スーパースターがまた...

  • 辻陽太、SANADAに「圧勝」す-新日本6.4DOMINION

    6月4日、新日本プロレスは(毎年上半期の決算とも言える)大阪DOMINIONを開催した。 目玉は何と言っても、メインイベントのIWGP世界ヘビー級戦――王者SANADA vs 挑戦者・辻陽太のタイトルマッチであった。 試合結果は、SANADAが勝利して王座防衛。 しかしこれは、誰もが思ったことだろうが…… 試合の空気を支配していたのは、どう感じても辻陽太の方である。 何と言っても、あの笑顔が素敵すぎるではないか。 あれは近年まれ...

  • NOAH、岡田欣也&矢野安崇と合意のうえ契約解除-オールスター戦直前の急転

    6月1日、NOAHは岡田欣也(30歳)と矢野安崇(26歳)を、両者合意の上で選手契約解除したと突如発表した。 理由は、何も語られていない。(⇒ 日刊スポーツ 2023年6月1日記事:【ノア】岡田欣也と矢野安崇、両選手合意のもと選手契約を解除) この両選手、NOAHの「期待の若手」だった。 いや、期待の若手と呼ばれない若手というのはいないものだが―― そうであってもこの2人は、大袈裟に言えば…… かつて存亡の危機に直面した...

  • ALL TOGETHER 3(AGAIN)対戦カードほぼ出そろう

    5月31日、6月9日に両国国技館で開催される「ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!」のカードがほぼ全て発表された。 あとは新日本で直前に行われる「SANADA vs 辻陽太」のIWGP世界ヘビー級の結果待ちというところだろうか。 なお、「ALL TOGETHER」オールスター戦は第3回目であるので、私個人は「ALL TOGETHER 3」と心の中で呼んでいる。 (⇒ 日刊スポーツ 2023年5月31日記事:国内メジャー3団体による「ALL TOGETH...

  • 7代目タイガーマスクは武尊-プロレス・格闘技界唯一の「襲名」

    5月24日、初代タイガーマスク(佐山聡。65歳)が会見を開き、同席した元K-1の3階級制覇王者・武尊(たける。31歳)が「7代目タイガーマスク」を襲名することが発表された。 すわ武尊がプロレス転向か、と色めき立つのがファンとしては当然だが―― これはそういう意味ではなく、あくまで「養護施設出身者の自立支援を中心とした社会貢献活動」を行うためだそうだ。 さすが「今でも誰でも知ってるタイガーマスク」であり、もうそ...

  • 赤井沙希、引退表明-あの細い体でよく10年も…

    5月24日、DDTの赤井沙希(36歳)が社長の高木三四郎と共に記者会見を開き、11月12日のDDT両国大会をもって引退することを発表した。 「長く続ける美学もあるけど、私は美しく散る花でいたい」 とのことだが、女子プロレスラーとして10年はむしろ「非常に長い」現役生活だった、と言うべきだろう。 なにせ、あの細い体をずっと維持して10年間である。 これは、ただの36歳の女性としても稀有なことだ。 この「あんまりにも...

  • 木村花事件いまだ終わらず-アジャコング誹謗中傷と「推しの子」問題

    木村花が2020年5月に自殺して亡くなってから、もう3年経つ。 ところがこの事件、今でも余燼が収まらない。 まず、なんと「木村花は実は(友人だった)アジャコングに殺されたのだ」という誹謗中傷デマツイートをした人がいて、アジャはこの5月23日に弁護士を通じた法的措置を取ったことをツイートした。(⇒ スポニチアネックス 2023年5月23日記事:アジャコング、デマ投稿に法的措置 木村花さん命日直前に許せない投稿「冗...

  • 1999年・桜庭和志vsホイラー・グレイシーはレフェリーストップなしだった

    1999年11月21日「PRIDE8」でのメインイベント、桜庭和志vsホイラー・グレイシーは、桜庭にとっても日本格闘技界にとっても記念碑的な試合だった。 ホイラーにアームロックを決めてニヤッと笑う桜庭の顔は、満天下の格闘技・プロレスファンを歓喜・興奮させたものである。 結局試合はレフェリーストップで桜庭が勝利、しかしグレイシー陣営はこれに不服で猛抗議したことは、よく知られている。 ところが2023年の今―― 桜庭は...

  • 全日本チャンピオンカーニバル2023は芦野祥太郎が優勝

    5月7日、全日本プロレス大田区総合体育館大会では、チャンピオンカーニバル2023の優勝決定戦が行われた。 優勝したのは、T-Hawkを破った芦野祥太郎(33歳)であった。 さて、芦野祥太郎―― 彼もまた、「どこからどう見ても強いに決まってる」ように見えるプロレスラーの一人だろう。 優勝後のマイクアピールで彼は、 「全日本の良さは、大きなレスラーがぶつかり合うことだと分かってます。 でも、俺のような小さなレスラー...

  • 中嶋勝彦、金剛脱退&潮崎豪とAXIZ再結成-裏切りの笑顔が似合う男

    5月4日のNOAH両国国技館で、長期欠場(8か月)していた潮崎豪が復帰した。 拳王・中嶋勝彦・征矢学の金剛軍と、潮崎豪・清宮海斗・稲村愛輝の6人タッグマッチだったが―― 結果は中嶋勝彦がバーティカルスパイクで潮崎を沈め、敗戦復帰となった。 ところがその中嶋が潮崎と握手し、かつて一世を風靡?したタッグチーム「AXIZ(アクシズ)」の復活を宣言したのだ。 もちろん金剛は脱退である。(⇒ 東スポweb 2023年5月5日記...

  • 矢野通、ファンの迷惑行為に真剣苦言-「ヘンな奴リスク」はプロレス界にも

    4月27日、新日本プロレスの矢野通(44歳)は、自身のツイッターで「ファンの迷惑行為」に苦言を呈した。 なんでも、地方巡業中に選手が宿泊するホテルでまで追いかけて待ち伏せ、執拗にサインを求めるなどするファンが、近年とみに増加しているとのこと。 つい先日のメルセデス・モネの「ストーカー的行為は止めて」の呼びかけに続き、本当にこういうことをする人は増えているらしい。 そして、今回の矢野通の苦言だが―― そ...

  • プロレスラー「フワちゃん」は改名すべきでないか論

    4月23日のスターダム横浜アリーナ大会では、あのフワちゃんがプロレス第2戦を行なった。 フワちゃん&葉月 VS 林下詩美&天咲光由組のタッグマッチで、結果はフワちゃんが林下詩美に敗れることとなったが―― この一戦で、プロレスラーとしてのフワちゃんの評価は(プロレスファンの間でも)ものすごく上がったようである。 とにかく、ことプロレスに関しては、「いい評判」しか聞こえてこないのだ。 試合の解説席にいた武藤敬...

  • モネ陥落、朱里が橋本千尋を下す…スターダム4.23横浜アリーナ

    4月23日、スターダムは女子プロレスとして20年ぶりに横浜アリーナで大会を開催した。 ひめかの引退試合もあったビッグマッチであったが、それを搔き消すがごとく王座移動が目白押しの大会でもあった。 主なところでは―― IWGP女子王座戦では岩谷麻優がメルセデス・モネを下して新王者に、 朱里vs橋本千尋の「女子プロレス最強決定戦」では朱里が勝利、 ワールド・オブ・スターダム王座戦では中野たむがジュリアを下して新王...

  • 国辱ストーカー-メルセデス・モネ、ファンの付きまとい行為に異例声明

    4月16日、スターダム参戦中のIWGP女子王者メルセデス・モネは、自身のSNSで(日本語で)日本のファンに呼びかけた。 自分の滞在するホテルなどでの出待ち行為、そのまま自分についてくるストーカー行為はやめてくれ、という内容である。(⇒ 東スポweb 2023年4月16日記事:メルセデス・モネがファンの迷惑行為に日本語声明「私の場所の特定はご遠慮頂きたく思います」) いやはや、こんなことする人がいるのである。 しかしこ...

  • 漁師式ヘッドロック、岸田首相を救い激賞-しかし「プロレス技」と呼ばれず

    4月15日の岸田首相襲撃(爆殺未遂)事件で激賞の的になっているのが、犯人の24歳の男を最初に取り押さえた漁師(漁港関係者というから、たぶんそうだろう)の咄嗟の行動である。 この男性は、犯人が爆発筒を投げ込んだ直後に背後から近づき、即座にヘッドロックをかけて犯人を制圧したという。(⇒ 毎日新聞 2023年4月15日記事:「漁港のおっちゃん」称賛の嵐 首相に爆発物、容疑者をヘッドロック) さて、プロレスファンなら...

  • 「ALL TOGETHER 3」開催発表-メジャー3団体3人代表について

    4月12日、新日本・全日本・NOAHのメジャー3団体が会見を行い、6月9日(金)に3団体参加のオールスター戦「ALL TOGETHER AGAIN~元気があれば何でもできる~」を両国国技館で開催することを発表した。(⇒ スポーツ報知 2023年4月12日記事:新日、全日、ノア3団体参加のオールスター戦、6・9両国で開催…棚橋弘至、宮原健斗、清宮海斗そろい踏みで発表) 「ALL TOGETHER」の第1回は、東日本大震災復興イベントとして2011年8月27日...

  • SAKURA GENESIS余話-メルセデス・モネと海野翔太

    4月8日の新日本サクラジェネシスで、メイン戦でのSANADA戴冠以外について2つ書いてみる。 一つ目は、日本での初試合となったメルセデス・モネのIWGP女子王座防衛戦、スターダムのAZMと葉月との3WAYマッチである。 この試合、「もちろん」モネの勝利・防衛はわかっていた。 こんな超大物が、1回も防衛せず王座陥落なんてことになるはずがあろうか。 肝心なのは試合内容だが、全員の動きの速い好試合だったと思う。 ただ、こ...

  • SANADA問題やっと解決-ついにIWGP世界ヘビー級戴冠

    4月8日、新日本プロレス両国国技館大会「サクラジェネシス」が行われ―― そのメインイベントで挑戦者SANADAが王者オカダ・カズチカを破り、新日本最高峰のIWGP世界ヘビー級王座を獲得した。 このブログで何度か書いてきた、そしてつい最近も書いた、いわゆる「SANADA問題」がついに(ひとまずは)解決したのである。 (⇒ 2023年3月17日記事:SANADAロスインゴ脱退、Just“5”Guys加入ーSANADA問題にやっと前進) しかしまあ、新...

  • WWEとUFC合併!-超巨大格闘技プロレス団体はうまくいくのか?

    プロレス・格闘技界にとって、間違いなく今年最大のビッグニュースである。 4月3日、世界最大の総合格闘技団体であるUFCと、世界最大のプロレス団体であるWWEが合併することが発表された。 もっとも完全な対等合併というわけではなく、新会社はUFCの親会社であるエンデバー社の株主が株の51%、WWEの株主が49%を保有、 トップにはエンデバー社のアリエル・エマニュエルCEOが就任、WWE会長のビンス・マクマホンJr.は「会長」...

  • 坂本龍一死去-全日本「カクトウギのテーマ」は永遠に

    3月28日、音楽家の坂本龍一が亡くなった。これについては、既に別ブログで記事を書いた。(⇒ 2023年4月3日記事:坂本龍一死去-ラストエンペラーは永遠に) 私にとって坂本龍一の音楽の最高傑作は映画『ラストエンペラー』のそれなのだが―― しかしプロレスファンにとっては、忘れがたき(そして今でも使われている)あの名曲、『カクトウギのテーマ』を欠かすことはできない。 これは全日本プロレスが地上波でやっていた1990...

  • 飯伏幸太ついに復帰-地上戦主体化の予兆

    2021年10月から1年5か月、負傷欠場していた飯伏幸太(40歳)―― とうとう所属の新日本プロレスからも(穏やかならぬ揉め方をして)退団してしまった彼が、3月30日(日本時間31日)、ついにアメリカマットで復帰を果たした。 舞台はロサンゼルス、あのジョシュ・バーネットが主催する格闘技イベント「ブラッドスポーツ9」において。 対戦相手はDDTで活躍していたマイク・ベイリー(40歳)。 試合結果は6分55秒「カミゴエ」で...

  • KINGレイナ、大麻で逮捕-プロレス界であまりこんなことがない理由

    3月6日、女子格闘家のKINGレイナ(26歳)が、相棒の男性ユーチューバー(37歳)と共に大麻(マリファナ)所持の疑いで逮捕された。 こういっては何だが、まさにイメージどおりというか、あのすごいゴンダクレの眼差しは伊達じゃなかったのである。 それどころかこの2人、ユーチューブ番組で堂々と大麻をモチーフにしたアパレルブランド「KIEF」を立ち上げ―― 男の方はまた堂々と(日本でのことではない、と言ってはいたが)「...

  • ジェイク・リーGHC王座戴冠、清宮海斗の暗黒期

    3月19日のNOAH横浜武道館大会において、ジェイク・リー(34歳)が王者・清宮海斗(26歳)を破り、GHCヘビー級王座を奪取した。 ジェイクが全日本を辞めてNOAHに来たのは今年1月だから、スピード戴冠と言っていいだろう。(⇒ デイリースポーツ 2023年3月19日記事:ノア ジェイク・リーがGHCヘビー級新王者に 「今日から俺がノアの舵を取る!」 清宮は王座陥落) もっとも、ジェイクがNOAHの頂点に立つのは、予想されてい...

  • SANADAロスインゴ脱退、Just“5”Guys加入ーSANADA問題にやっと前進

    3月17日の新日本プロレス後楽園ホール大会で、内藤哲也とSANADAのニュージャパンカップ2023準々決勝戦が行われ、SANADAが勝利した。 その直後、SANADAはロス・インゴベルナブレス・ハポンからの脱退とJust 4 Guys――これでJust 5 Guysになったが――への加入を宣明した。(⇒ プロレスTODAY 2023年3月17日記事:【新日本】SANADAが『NJC』準々決勝で内藤哲也から勝利後に事件!「今日をもってロスインゴを辞めます」タイチらと衝撃...

  • 諏訪魔は保護司だった…素晴らしきサプライズ

    3月13日、全日本プロレスの専務レスラー諏訪魔が、本名の諏訪間幸平(46歳)として横浜刑務所から感謝状を受けた。 保護司として再犯防止活動に尽力していることが理由だという。(⇒ 東スポweb 2023年3月13日記事:【全日本】保護司として活動の諏訪魔改め諏訪間幸平氏に横浜刑務所が感謝状「光栄に思います」) いや皆さん、知ってましたか、諏訪魔が保護司だったということを…… 2017年4月に任命されたとのことだから、もう6...

  • Sareee(サレイ)WWE退団、日本マット復帰へ-アメリカ女子マットは肉感的じゃないと難しい?

    日本名Sareee、アメリカ名「太陽の戦士」サレイ(26歳)が、WWEを円満退団し日本マットに復帰することが明らかになった。 5月16日の新宿FACE大会で日本復帰戦を行うという。(⇒ 日刊スポーツ 2023年3月9日記事:【WWE】Sareeeが円満退団し日本マット復帰、13日に会見 21年から参戦) さて、これまで鳴り物入り(と言ってもいいだろう)で日本からWWEへ行った選手を我々は何人も見てきたわけだが―― 多くの人は、「やはりWWE...

  • 原田大輔、首のケガで引退発表-残念だが良いことでもある

    3月2日、NOAHの原田大輔(36歳)が、3月9日後楽園ホール大会で引退することを発表した。 昨年8月のNOAH定期検査で首の負傷が見つかり、その後は色んな治療を試してみたが快方に向かわず、医療チームの判断もあり引退を決意したとのこと。 そして引退試合は「1分間」、相手は長年の盟友・小峠篤司と行うこととなった。(⇒ スポーツ報知 2023年3月2日:プロレスリング・ノア原田大輔、首のケガで現役引退…3・9後楽園で小峠篤司...

  • GHC王者・清宮海斗、オカダに惨敗-このアップダウンの激しさは何なのか

    2月21日の武藤敬司引退大会では、一つ注目されていた対戦があった。 それが新日本の現・IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(35歳)と、NOAHの現・GHCヘビー級王者清宮海斗(26歳)のシングルマッチである。 清宮のオカダへの「顔面蹴撃」から始まり、 両者のシングルマッチ決定、 しかしオカダからの長期にわたる対戦拒否宣言、 それからのオカダの乱入による清宮のKO、 大会直前になっての「時間無制限一本勝負」への...

  • 武藤敬司引退-90年代プロレス満漢全席と蝶野正洋戦

    2月21日、東京ドームにおいて武藤敬司引退大会が開催された。 メインイベントは、武藤敬司vs内藤哲也。 その結末は、内藤哲也のデスティーノによる勝利であった。 もちろんこの結果は、大方のプロレスファンにとっては想定内のことである。 いくら何でも、あれほど両脚のハムストリングを肉離れしたと言い続けて完治もしていない武藤に、内藤が負けることはほとんど考えられなかった。 しかし試合内容はと言えば、特に武藤...

  • メルセデス・モネ、木村花の姿でIWGP女子王座戴冠

    2月19日、米カリフォルニア州の新日本サンノゼ大会において―― 元WWEのメルセデス・モネ(旧名サーシャ・バンクス)が王者KAIRIを破りIWGP女子王座を獲得、2代目王者となった。(⇒ 2023年2月19日記事:【新日本】IWGP女子王者KAIRI、米国でメルセデス・モネに敗れ2度目の防衛に失敗) この結果自体は、大方のプロレスファンが予想していたことである。 なんたってメルセデス・モネ、天下の元サーシャ・バンクス。 彼女を参戦...

  • 永田裕志三冠ヘビー王座奪取、グランドスラム達成-過去の苦闘の報酬

    2月19日、全日本プロレス後楽園ホール大会で、永田裕志が王者・宮原健斗を破って三冠ヘビー級王座を奪取した。 これにより永田は、佐々木健介、高山善廣、小島聡、武藤敬司に続く5人目のメジャー3団体王座戴冠(グランドスラム)の達成者となった。 これに加え、新日本のIWGPタッグ、全日本の世界タッグ、NOAHのGHCタッグの3団体タッグ王座も全て戴冠したダブル・グランドスラムも、高山、小島、武藤に続く4人目になったそうだ...

  • ジェイ・ホワイト「日本追放」-これでハラハラできた日に戻りたい?

    2月11日、新日本プロレス大阪大会において―― バレットクラブのリーダーたるジェイ・ホワイトと、その同門のヒクレオが「敗者日本追放マッチ」を行った。 実績と格からは、むろんジェイの方が――元IWGPヘビー級王者――数段も上である。 だが結果は、ヒクレオの勝利。 ジェイは「日本から追放」されることとなった。(⇒ 日刊スポーツ 2023年2月11日記事:【新日本】ヒクレオ、前IWGP王者ジェイ・ホワイトを日本から追放も笑顔な...

  • ひめか電撃引退発表と全女25歳定年制

    2月10日、スターダムは“ジャンボ・プリンセス”ひめか(25歳)が4月に引退することを発表した。(引退セレモニーは5月) まさに青天の霹靂である。 引退の理由として本人は、●自分が20歳でデビューした時、5年経って自分が納得のいく立ち位置にいたら引退しようと決めていた。●目標が達成できたとは言えないが、今の自分が一番輝いているから悔いはない。●「良き挑戦者の立ち位置」が自分の限界だと思った。●自分は長期欠場と...

  • 飯伏幸太40歳、新日本退団-自由の先はどこへ行く

    2月1日、新日本プロレス及び飯伏幸太本人は、1月31日付で飯伏が新日本を退団したことを発表した。 理由は「契約期間満了」である。(⇒ スポーツ報知 2023年2月1日記事:飯伏幸太が新日本プロレスを退団「契約期間満了により」大けがで21年から長期欠場) もちろん飯伏幸太と言えば、欠場中の昨年は「飯伏幸太の乱」とも言うべき新日本との確執を起こしていた。 今回の退団も、契約期間(1年間)満了をあえて待ち、確執や問...

  • 知事レスラー馳浩の出場ギャラは10万円-キラー馬場の残像

    1月27日、石川県知事にしてプロレスラーの馳浩は、定例記者会見において―― 1月1日の新日本vsNOAH対抗戦興行に電撃出場した際の報酬について、「10万円」であり雑所得として処理した、と明かした。(⇒ 北國新聞 2023年1月28日記事:馳知事、元日のプロレスギャラは10万円)(⇒ 2023年1月1日記事:NOAH元日興行3大サプライズ-新日本追撃の大号砲?(上)) プロレスラーの出場ギャラが何円か、というのは、プロレスファンにとっ...

  • 22団体参加・新日本オールジュニアフェス開催発表

    1月23日、新日本プロレスは「22団体」からジュニアヘビー級選手が参加する「オールスター・ジュニアフェスティバル2023」を後楽園ホールで開催することを発表した。 これは、去年から高橋ヒロムがしきりに訴えていたことの実現である。(⇒ スポーツ報知 2023年1月24日記事:3月1日に国内22団体が集結しての「ジュニア・オールスター戦」開催…新日本プロレスが発表) そして、その参加する22団体の顔ぶれというのが、想像以上に...

  • グレート・ムタ「引退」-泣かせる魔界人

    1月22日、NOAH横浜アリーナ大会でグレート・ムタが「引退」して魔界へ帰った。 ムタのラストマッチ名は『End of Nightmare』。 ムタ&スティング&ダービー・アリン VS 丸藤正道&AKIRA&白使(新崎人生)の6人タッグマッチであった。(THE DIGEST 2023年1月22日記事:世界を席巻したグレート・ムタが最後の毒霧噴射でリングに別れ。白使の血を使った“27年前の再現”は「完」) 私の好きな外国レスラーの一人、かつムタとは色...

  • 新日本 (LIJ) vs NOAH (金剛) 全面対抗戦はLIJ勝利、武藤敬司引退相手は内藤哲也

    1月21日、新日本とNOAHの合同興行が横浜アリーナで行われた。 もちろん焦点は、新日本のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)とNOAHの混合というユニット同士の全面対抗戦――シングル5番勝負であった。 その結果は、次のとおり。(1) BUSHI(LIJ)× vs タダスケ(金剛)〇(2) 高橋ヒロム(LIJ)〇 vs 大原はじめ(金剛)×(3) SANADA(LIJ)× vs 征矢学(金剛)〇(4) 鷹木信悟(LIJ)〇 vs 中嶋勝彦(金剛)×(5) 内藤哲也...

  • ブリスコ兄弟のジェイ・ブリスコ、交通事故死

    1月17日(日本では18日)、AEWのトニー・カーン社長は、弟マークと共に「ブリスコ兄弟」として活躍中のジェイ・ブリスコ(38歳)が死去したことを明らかにした。 死因は交通事故だという。(⇒ 日刊スポーツ 2022年1月18日記事:新日本、ノア参戦のジェイ・ブリスコさん交通事故死、38歳 弟マークとブリスコ兄弟で活動) ブリスコ兄弟は、日本でもかなり活躍していたのは周知のとおり。 そして今でも、現役のROHタッグ王者で...

  • 大森北斗、コンプラ違反で「禁酒3か月処分」は史上初?

    1月16日、全日本プロレスは所属の大森北斗を、酒席でのコンプライアンス違反を理由に「減給30%を3か月」「禁酒3か月」、ともに3月31日まで、とする処分を行ったことを発表した。 これはもう、誰しも二度見したに違いない。 減給3か月はありふれているが、禁酒3か月とは見たことも聞いたこともない――と。 社会人経験の長い人でも、こんな処分を聞いたことのある人はいないのではないか。 いや、長いプロレス史においても、ひ...

  • 「下半身なし」ザイオン・クラーク、MMAデビュー戦勝利

    アメリカにザイオン・クラークという黒人男性がいる。 彼には生まれつき、下半身が丸ごとない。 しかしそれでも、なんとアマチュアレスリングの猛者でありタイトルホルダーである。 その身体能力は両手だけで20mを4.78秒で走るなど、健常者からは驚異的な光景だ。 その彼が昨年12月17日、カリフォルニア州総合格闘技コンペ「Gladiator Challenge」においてMMAプロデビューし、対戦相手(もちろん健常者)を判定で破って勝利...

  • 新日本1.4 オメガvsオスプレイの超凄惨試合

    新日本プロレス2023年1月4日の東京ドーム大会の第8試合は、王者ウィル・オスプレイと挑戦者ケニー・オメガのIWGP-USヘビー級選手権試合であった。 そしてケニー・オメガが勝利し、王座奪取の結末となった。 しかしこの試合、見た人は誰でもそうだと思ったはずだが、恐るべき凄惨な様相を呈した。 ウィル・オスプレイなんて頭部からかなりの量の出血をし、その血痕は場外マットにべっとりと「血だまり」となり―― それでも波状...

  • 新日本1.4 元WWEサーシャ・バンクス電撃登場

    新日本プロレス2023年1月4日の東京ドーム大会は、アントニオ猪木追悼大会でもあった。 そこでは第2試合で史上初、スターダムのIWGP女子王者選手権試合が王者・KAIRI、挑戦者・中野たむの間で行われ、KAIRIが勝利して王座防衛した。 ところが、本題はそれではない。(語弊があるが、本当にそうなのだ。) 試合後に会場が暗転して登場したのは、何と元WWEのサーシャ・バンクス…… 改め、「メルセデス・モネ」という女子レスラー...

  • NOAH元日興行3大サプライズ-新日本追撃の大号砲?(下)

    そして(3)、全世界のプロレスファン注目?の、中邑真輔VSグレート・ムタである。 この試合、ネット上では非常に評判が良く…… なんだか1月1日というしょっぱなから、早くも今年のベストバウトが決定したかのような雰囲気さえある。 私は正直、中邑真輔が「毒霧返し」をやるだろうとは、事前に思っていた。 もちろんグレート・ムタは毒霧を中邑に浴びせるし、それをしないのはまさに消費者を裏切る行為である。 しかし私は「...

  • NOAH元日興行3大サプライズ-新日本追撃の大号砲?(上)

    1月1日のNOAH日本武道館大会は、「超満員札止め」9500人を達成した。 そしてこの大会には、3大サプライズがあったようだ。(1) ジェイク・リーの登場(試合はせず)(2) 馳浩・現石川県知事の実戦参加(3) 中邑真輔、グレート・ムタの毒霧を「リップロック」で奪い取って勝利 まず(1)であるが、全日本退団後のジェイク・リーの去就については、実際に選手レベルで秋波らしきものが送られていた「新日本プロレス参戦」も有力視され...

  • プロレスラーになるのはユルいのかキツいのか-オカダ新人発掘プロジェクト

    新日本プロレス50周年記念の一環として、2023年1月9日(月)深夜から、『THE スピリット~闘魂レスラー発掘プロジェクト~』という番組が始まる。(なぜかテレ朝系でなく、フジテレビ系である。) そこでは、オカダ・カズチカが14歳から47歳(!)の練習生を直接指導する有様が映されるそうで―― 出演者の一人みちょぱ(池田美優)からすると、「内容がガチンコすぎて、引くレベルのすごいことをやっている」として、あまりの厳し...

  • プロレス大賞2022・オーカーンの躍進続く

    12月15日、2022年度のプロレス大賞が発表された。受賞状況は次のとおり。●最優秀選手賞(MVP) オカダ・カズチカ(新日本)●年間最高試合賞(ベストバウト) オカダ・カズチカ vs ウィル・オスプレイ(2022年8月18日・日本武道館 G1クライマックス決勝戦)●最優秀タッグ賞 グレート-O-カーン&ジェフ・コブ(新日本)●殊勲賞 宮原健斗(全日本)●敢闘賞 グレート-O-カーン(新日本)●技能賞 エル・リンダマン(GL...

  • 鈴木軍ついに解散-稀に見る長寿・歴史的ユニット

    12月14日、新日本プロレス仙台大会において、鈴木みのるが鈴木軍の年内解散をリング上で宣言した。 鈴木軍の誕生は2011年5月3日の新日本福岡大会、そのメンバーは鈴木みのる・タイチ・TAKAみちのく。 その後にランス・アーチャーやシェルトン・ベンジャミン、デイビーボーイ・スミスJr、エル・デスペラード、金丸義信、ザック・セイバーJr、DOUKIらも加入し、一大勢力となった。(⇒ スポーツ報知 2022年12月1日記事:鈴木みの...

  • ジェイク・リーら全日本退団-全日本の退団連鎖は何なのか

    12月8日、全日本プロレスはジェイク・リー、イザナギ、TAJIRIの3選手が12月31日付で退団することを発表した。(⇒ 東スポweb 2022年12月8日記事:【全日本】退団のジェイクが理由明かす「一度しかない人生だから、挑戦したい」) このうちイザナギは「中の人」の本籍が大阪プロレスなのだから、いずれゼウスの立ち上げた新生大阪プロレスに「戻る」ことは、多くの人が思っていたろう。 またTAJIRIは、もともとが風来坊というか...

  • 「ぱんちゃん璃奈、那須川天心のサイン偽造販売で逮捕」からの復帰

    これは、びっくりニュースである。 女子格闘家としてはかなり有名な有力選手であるキックボクサー「ぱんちゃん璃奈」28歳が、詐欺の容疑で兵庫県警に逮捕された。 いったい何をやったのかと言えば、「那須川天心や武尊らの直筆サイン入り限定ポスターを偽造」してインターネットオークションに出品し、買い手から99,900円を騙し取ったのだという。 なお、このサインは璃奈本人が書いたらしい(と、本人が供述している)。(⇒ ...

  • スターダム「棺桶爆破マッチ」ー日本プロレスの本流は大仁田厚になった?

    11月26日、神奈川県とどろきアリーナでスターダム「in showcase vol.3」が開催された。 そのメインイベントは、高橋奈七永&優宇&死神マスク vs ジュリア&桜井まい&テクラによる“棺桶入棺即爆破マッチ”であった。 これを報じる「バトルニュース」の記事を、抜粋してみると……●ジュリア、テクラ、桜井まい、ロッシー小川(スターダムEP)が爆破されて消滅した。●頭蓋骨型のマスクをかぶった死神マスクの不気味な動きにDDM(ド...

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