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こだわり絵本〜まめつぶの本棚〜 https://mametsubu-ehon.hatenablog.com/

息子と娘と一緒に読んだ絵本の記録です。小学校での読み聞かせボランティアにも参加しています!

まめつぶ
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2015/03/06

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  • おりこうねこ

    おりこうねこ かわいい表紙に惹かれて借りた絵本でしたが、いや、何かすごく深〜いお話しでした。 無責任な飼い主、あくせく働く辛さ、本当にお利口なのは誰か。現代社会への風刺がききまくった大人の絵本です。 猫がかわいそうで読むのがツライですが、最後はニヤリ。 このブラックユーモアがわかるのは高学年以上かな?

  • ぼくといっしょに

    とっても素敵な絵本に出会ってしまいました! オランダ発の冒険絵本。 ところどころに読者の助けを求める参加型のストーリーで園児さんたちに読み聞かせしたら盛り上がりそう〜。 細部まで書き込まれた絵にはお馴染みの絵本の主人公たちもチラホラ。1人読みで絵探しするのも楽しいです。 何と言っても絵が素敵〜!! 想像力を刺激する素晴らしい絵本です。 おうちから 子どもの本屋さんを応援しませんか?|山縣彩|note

  • このまちのどこかに

    この まちの どこかに (評論社の児童図書館・絵本の部屋) 短い文章と素晴らしい絵で、静かに物語が紡がれていく絵本です。 最後まで読み終えたら、改めて表紙を眺めてしまいます。 絶対にネタバレしたくない絵本です。

  • しあわせなときの地図

    しあわせなときの地図 戦火を免れるために住み慣れた町を離れなければならなくなったソエ。 町の地図を眺めながら思い出の場所を辿っていきます。いつかこの町に戻ってきた時に、大切な場所を忘れないように。 今も世界には大勢のソエが、思い出がたくさん詰まった町から逃げ出す準備をしています。 素朴で温かい絵がなおさら切ないです…。 1日も早く戦いのない世界になりますように。 自分にできることは何かを探していきたいと思います。

  • ぼくのポーポがこいをした

    恋の絵本 (5) ぼくの ポーポが こいを した なんとも不思議な絵本です。 クマのぬいぐるみポーポが僕のおばあちゃんと結婚するお話。 インパクトのある素敵な絵と不思議すぎるストーリーが情報過多で一度ではとてもじゃないけれど消化できません。いや、別に消化する必要もないのですが。 私は少しずつ子どもに戻っていくおばあちゃんのピュアな恋のお話と受け止めましたが、みなさんはどうでしょうか。 意外と子どもの方がすんなりと受け入れるのかもしれません。 子どもたちの反応を知りたくなる絵本です。

  • ヴォドニークの水の館

    ヴォドニークの水の館 チェコの昔話。 水辺で死のうと思っていた少女を捕まえて水の館で働かせることにしたヴォドニーク。 チェコでは日本の河童のような存在らしいです。 いろいろな解釈ができるストーリーで何度も読みたくなります。 なんと言っても降谷ななさんの絵が素晴らしい〜!! 降谷さんは河童好きなのかな? 『おっきょちゃんとかっぱ』も読みたくなりました! ↓ 素敵な絵本屋さんがたくさん紹介されているサイトです。 おうちから 子どもの本屋さんを応援しませんか?

  • 梨の子ペリーナ

    梨の子ペリーナ: イタリアのむかしばなし (世界のむかしばなし絵本シリーズ) とにかく酒井駒子さんの絵が素敵な絵本です。 額縁に入れて飾りたい。 物語の雰囲気にもピッタリでイタリアの伝承話が新鮮に感じられます。 なんと言ってもラストの王子様が愛おしいこと!!! 何度読んでも幸せな気持ちになれますよ。 ↓ 素敵な絵本屋さんがたくさん紹介されているサイトです。 おうちから 子どもの本屋さんを応援しませんか?

  • うっかりおじさん

    うっかりおじさん 読者参加型のストーリー展開が楽しい絵本。 インパクトのある絵に引き込まれ、本当におじさんとやり取りしている気分になれます。 忘れ物だらけのうっかりおじさん。 子どもたちはオチに喜びそう! ↓ 素敵な絵本屋さんがたくさん紹介されているサイトです。 おうちから 子どもの本屋さんを応援しませんか?

  • まっくろいたちのレストラン

    恋の絵本 (3) まっくろいたちのレストラン (恋の絵本 3) 平岡瞳さんの版画絵をたっぷり楽しめる贅沢な絵本。 寒い冬を表現したブルートーンが本当にすてき~。 ストーリーは直木賞作家の島本理生さん。 シンプルな文章ながら、優しいいたちの孤独が痛いほど伝わってきて…。 恋の絵本というよりは「深く強い愛」を感じます。 ↓ 素敵な絵本屋さんがたくさん紹介されているサイトです。 おうちから 子どもの本屋さんを応援しませんか?

  • お月さんのシャーベット

    お月さんのシャーベット 月が綺麗な夜に読みたくなる絵本です。 斬新で独特な絵がやみつきになる素晴らしさ! 長谷川義史さん訳の関西弁がベストマッチで何とも不思議な雰囲気を醸し出しています。 ペク・ヒナさんの絵本はあまり手に取ることがなかったのですが…、これはホントにお気に入り! ↓ 素敵な絵本屋さんがたくさん紹介されているサイトです。 おうちから 子どもの本屋さんを応援しませんか?

  • ヨハンナの電車のたび

    ヨハンナの電車のたび 絵本の筆者が描いたブタのキャラクターが筆者にいろいろな注文を出し、互いのやりとりの中からお話しが進んでいく斬新で面白い設定の絵本。 ブタの注文が実に多彩で、小さな仕掛けがいくつもあって楽しい! なにより絵が素敵。絵本の中と現実との描き分けが素晴らしいです。 もっともっと、いろんなもの描いてって筆者に注文して欲しくなりますよ。 ↓ 素敵な絵本屋さんがたくさん紹介されているサイトです。 おうちから 子どもの本屋さんを応援しませんか?

  • いつか、きっと

    いつか、きっと 華やかな表紙に惹かれてジャケ借りした絵本。 内容は、私のイメージとは全く違う深~いお話でした。 子どもの目に映る世界が小さな棘のようにチクチク刺さり、ラストはグサッ!っとかなり衝撃的。 この世界を作ってきた大人として、いろいろなことを考えさせられます。 ブックトークで高学年に紹介したい絵本です。 ↓ 素敵な絵本屋さんがたくさん紹介されているサイトです。 おうちから 子どもの本屋さんを応援しませんか?

  • わたしのふうせん

    わたしのふうせん シンプルでかわいい絵が素敵な絵本です。 お母さんにもらった風船をおばあちゃんに見せにいく赤ずきんちゃん。 赤ずきんちゃんのヒントを元に道中で出会う動物たちを想像する楽しみも。 ラストについに狼が!! オチがとってもいいです。 ↓ 素敵な絵本屋さんがたくさん紹介されているサイトです。 おうちから 子どもの本屋さんを応援しませんか?

  • あおのじかん

    あおのじかん ちょくちょくオンラインショップを覗いてはお世話になっている絵本屋さん「絵本のこたち」さんでジャケ買いした絵本です。 コロナやオリンピック、その他諸々のニュースでイライラがMAXになり、メンタル崩壊を防ぐために絵本屋さんでネットショッピング。 はぁ~、本当に心が落ち着く~。 とにかく、絵が美しい絵本に癒やされたい!と購入したのがこの絵本。 あまりにもドンぴしゃにハマり本当に生き延びました! 日没後の数十分(いわゆるブルーアワー)の世界をバリエーションたっぷりの青で描いた絵が素晴らしい~! ページをめくるたびに刻一刻と移りゆく青い世界が広がります。 読後は体感温度がちょっと下がったよ…

  • むこう岸

    むこう岸 裕福な家庭で毒親に育てられた少年と貧困家庭で生活保護をもらって暮らす少女が登場人物のお話。 読み初めは「おぅ、またこのパターンか…」と思ってしまったのだが、読み進めるうちに止まらなくなってしまった。 生活保護という人からの施しで生きていくことへの罪悪感やそれによって受ける差別、妬みに対するやり場のない怒り。あきらめなければいけない将来の夢。 常に努力と結果を出し続けることを求められて苦しむ少年の葛藤。敷かれたレールを走り続けてもみえてこない将来の夢。 いわゆる「親ガチャ外したわ」な中学3年生の2人が出会い、互いの境遇の違いに愕然とする様がとてもリアルに描かれています。 ラストが泣けた…

  • 52ヘルツのクジラたち

    52ヘルツのクジラたち ひねくれ者なので流行りものは3年くらい寝かす主義なのだが、爺さん(私の父)と中2娘に推されて手に取った本。 何もかもを放り出して一気読みしてしまった。 娘は、学校の休み時間に読んでいたら友達が恋バナをしに来て、 「あの、その話、今じゃなきゃダメ??」と3回聞いてしまい、友情壊れたわと言っていた。 わかる。それくらい、この本の世界に入り込むと抜け出せないというか、抜け出したくないというか・・・。 3年寝かせなくて本当によかったな。 中高生にも大人にも、1日も早く手に取って欲しい本です。 装丁もお洒落なので、プレゼントにもオススメ。 漢字へのルビのふり方から、小学校高学年に…

  • 王さまと王さま

    王さまと王さま 日本でも画期的な判決が相次いで出て、いよいよ性的マイノリティの方々への風向きが変わって来た今日この頃。 「恋する相手は異性とは限らない」ということを描いた絵本です。 運命の王さまに出会えた時の王さまの可愛らしいこと!! 〜恋に落ちるのに理由は必要ない〜 同性同士の恋も異性同士の恋と何も変わらないんだという事を自然に知る事ができます。 同性婚についてはこの方の意見に全面的に賛同しています。名演説です。 2013年にニュージーランドで同性婚を認める法案が出来たとき、賛成票を投じた1人のおじさん議員が議会で語った内容。当時も世界中で賞賛されたスピーチ。知らない若い人に向けて。 pic…

  • ヤマネコ毛布

    ヤマネコ毛布 ザ・木版画!!という感じの版画絵がとっても、とっても素敵な絵本。 旅に出るヤマネコに森の仲間たちが思い出を刺繍した毛布をプレゼントすることに。 悲しかった思い出や意地悪された思い出なんかもあって綺麗事だけじゃないのが面白い。 ヤマネコが好奇心いっぱいで、全然寂しそうじゃないのもすごくいい! 版画絵と対照的な優しい刺繍のページにホッコリ。 お気に入りの一冊になりました。 落ち着いた色味が大人可愛くてお洒落。プレゼントにもオススメです。 遠目が効くので、大勢への読み聞かせにもよさそう。

  • ふるいせんろのかたすみで

    京都の素敵な絵本屋さん「絵本のこたち」さんで購入した絵本です。 cotachi.thebase.in この絵本屋さんのセレクトがバリバリ好みで時々WEBショップを覗いてはポチっているのだが、今回も大当たりしてしまった! なんといっても絵がすごくいい!! 繊細な線なのにものすごく強いインパクトで打ちのめされます。 線路の側にある6軒の長屋に住む老人たちのお話。 まぁ、老人たちのキャラが濃ゆいこと!! 1人1人のこれまでの人生とこれからの人生が絵でしっかりと表現されていて、何度も読み返したくなる絵本です。

  • ストロベリー・ブルー

    ストロベリー・ブルー (角川文庫) はぁ〜、なんとも甘酸っぱい本であった。 中学2年生の男女5人を主人公にした連作短編集。 もうね、自分の中学時代のストロベリーでブルーな思い出が蘇ってきて、切ないー!!! 「中学時代の恋って、人生の中でホントに特別だよね」という話をしたら、別学育ちの友人達は全くわからないと言っていた。 あの思い出がないなんて…。憐れみしかない…。 恋する中学生&かつて恋する中学生だった人全員に読んで欲しい本です。

  • 女王さまのぼうし

    女王さまのぼうし (児童図書館・絵本の部屋) 風に吹き飛ばされた女王さまの帽子を大勢で追いかける楽しい絵本。 ビッシリ描き込まれた絵の中にワンちゃんや執事さんを探したり、お茶目な衛兵さんを発見したり、子どもたちが夢中になる事請け合い! ロンドンの名所巡りや最後のオチを楽しめるのは大人かな? 親子で楽しめるかわいい絵本です。

  • さあ、犬になるんだ!

    さあ、犬になるんだ! (村上春樹の翻訳絵本集) 大好きなクリス・ヴァン・オールズバーグ氏の絵本。 登場人物たちの表情がとっても素敵です。 ハラハラ&ドキドキのストーリーもテンポよく、遠目の効く絵は大勢への読み聞かせにもオススメ。 オチにニヤリとできるのは中学年以上かな? もう一度、最初から読みたくなりますよ!

  • 退屈をあげる

    退屈をあげる 人間に拾われた捨て猫が語る退屈な日常のお話。 保護犬飼いの私は、涙なしには読めない…! 本当にいろんなことを想像してしまいました。 モノトーンの版画絵がとっても素敵です。 薄くて小さな可愛いサイズなので、猫好きさんへのプレゼントにもピッタリ。

  • きんぎょ

    きんぎょ 真っ赤な表紙にひかれてジャケ借りした絵本。 セピアカラーに差し色の赤が効いたノルタルジックな雰囲気の絵が素敵! 図書館で借りたのでラミネートコーティングされていたけれど、表紙のきんぎょの絵の部分は四角く切り抜かれた凝ったデザインで、プレゼントにも良さそう。 お爺ちゃんが働く「森の奥の古い図書館」での密やかな冒険。静と動が絵で上手く表現されています。 他の作品も読んでみたい作家さんです。

  • ヴァイオレット・エヴァーガーデン

    ヴァイオレット・エヴァーガーデン www.kyotoanimation.co.jp 人生2回目のライトノベル読み。 そもそも、ラノベって何だ?? と調べてみると…、明確な定義はないらしい。 共通する大きな特徴は、登場人物のビジュアルを設定してキャラクターイメージを固定することかな? この本はアニメの原作。 オタク娘に勧められ、アニメを観て泣いて、映画を観て泣いて、原作小説を読んで泣いた。 時間をかけて、自分自身と向き合って、ゆっくりと言葉にしていく誰かへの想い。 書けない手紙、出せない手紙、返事の来ない手紙。 いつでもどこからでもスマホで送って即レスを求めるのとは真反対。手紙っていいなぁとつく…

  • はかれないものをはかる

    はかれないものをはかる 数値化できない様々なものの量?長さ?重さ?を想像しながら自分自身を見つめ直せる軽やかでズッシリ重たい絵本です。 思春期の中学生娘にも成人ちょい前の高校生息子にもテレワーク疲れの夫にもオススメ。 お題を読んで目一杯妄想した後は、心がちょっと軽くなってます。 本好きの方へのプレゼントにもピッタリですよ。

  • レッド あかくてあおいクレヨンのはなし

    レッド あかくてあおいクレヨンのはなし 本当は青なのに赤色の紙を巻かれたクレヨンが主人公のお話。 赤色を描くことを期待し励ます仲間と期待に応えられずに苦しむレッド。 本当の自分に気づいたレッドの喜びとそれを受け入れる仲間が素敵です。 LGBTの人の気持ちがクレヨンたちのやり取りを通じてとてもよくわかります。 絵本って、すごいなぁ。

  • ねこはるすばん

    ねこは るすばん 本屋さんで立ち読みして帰ってきたら、あと20 回くらい読みたくなり、購入が決定している絵本。 留守番中のネコの過ごし方が何とも粋で、ネコの表情がどれも絶妙に良くて悶絶! そして、ラストページにやられました!! 今度本屋に行ったら買おう〜と思っていたら、出版社からステキなお知らせが!! なんと! この絵本がメチャクチャ無理やりクリスマス商戦に参入するそうです! これは楽しみに待とう!! クーリスマスが 今年も やあてくる〜♪『#ねこはるすばん』にもやってきますよ〜♫ #町田尚子 さんに書き下ろしてもらったサンタねこイラスト かわいい😍 帯作っちゃいました!11/4辺りから順次書…

  • 九色のしか

    九色のしか (世界の絵本) インドから伝わった中国の昔話を台湾の作家さんがアレンジした絵本です。 と〜にかく絵が素敵!! どのページも見惚れてしまう〜! 九色のしかの神々しさが効果的に表現されています。 敦煌の壁に描かれた壁画を題材にした物語らしく、巻末に壁画の再現画が載っているのですが、それも素晴らしい〜!現物を見てみたいなぁ。 物語は至ってシンプル。 人間の弱さ、強欲さは各国共通なのね。

  • ブルーピリオド

    ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス) まだ未完の漫画なのでオススメするのは若干ためらわれるのですが・・・、すっごく面白くてドはまりしています!! 漫画オタクの娘の影響でハイキュー!! を40巻以上読んだら、苦手だった漫画がスラスラ読めるようになり、調子に乗ってこちらも8巻まで読了。 知り合いの芸大関係者が絶賛しているだけあって、本当に面白いし為になる。 読んだだけで次に描く絵が数段上手く描けそうな錯覚に陥ります。 心に響く名言の数々。登場人物のキャラ設定もいい。 都立芸校と東京芸大で学んだ作者の画力はいわずもがなの満足度。 続編が楽しみ!! 作画メイキング動画までアップしてくれるサ…

  • 檻の中のライオン

    檻の中のライオン 憲法の基本をしっかりと教えてくれる入門書。 ライオン=国家権力、檻=憲法 という例えがとてもわかりやすく、結構難しい事も含めて憲法の大まかな概念を確認できます。 この本を読んでから今流れてくるニュースをみたら、「え?おかしくない?それ、許されるの?許していいの??」という疑問が次から次へと湧いてくることでしょう。 気づいたら、私たち国民が檻の中に閉じ込められていた…となりかねない今日この頃。 知らなかった…となる前に自分が持つ権利を確認しよう! 高学年への読み聞かせやブックトークにもオススメです。

  • 山はしっている

    山はしっている とーっても素敵な絵本に出会ったしまった! 動物たちの山での日々の営みを淡々と描いた作品。 とにかく絵が素敵!! 絵を邪魔しない詩のような翻訳も心地よく、ゆっくりと森の中に引き込まれます。 これはお買い上げ決定~! 心がざわついた時、何度も手に取りたい絵本です。

  • めうしのジャスミン

    めうしのジャスミン お洒落な表紙の絵に惹かれて借りた絵本。 みんなと違うことをしたら白い目でみられ、仲間はずれにされ・・・。 農場の動物たちの妬みや嫌がらせがとってもリアル。 世界中、どこにでもある根の深い問題を素敵な言葉と絵で表現した素晴らしい絵本です。 あなたは、あなた。私は、私。それで何の問題もない。 他人の目が気になるお年頃の子ども達に読んで欲しいなぁ~。 中学受験に毒されかけている保護者にもオススメです。

  • オットー 戦火をくぐったテディベア

    オットー―戦火をくぐったテディベア (児童図書館・絵本の部屋) 戦争によって引き裂かれたユダヤ人とドイツ人少年の友情、アメリカ兵救出劇など、第二次世界大戦の戦火をくぐり抜けたテディベア・オットーの自叙伝です。 短いお話ながら、戦争の理不尽さが胸に響きます。 ぬいぐるみ目線で淡々と語られる戦争は、低学年への読み聞かせにもピッタリ。 ラストの奇跡が救いとなっています。 大人もいろんなことを考えさせられる深~い絵本です。

  • すいかのプール

    すいかのプール 夏はスイカと枝豆ととうもろこしだけで生きていると言っても過言ではない私が、大満足したスイカ絵本です。 グッ、ジュッ、ジュワーッ~。 がこれでもか!と表現されていて堪らない~!! すいか洞窟づくり好きなら納得の仕掛けもありますよ。 甘くて冷たいすいかのプール。入りたい・・・。

  • 地球に住めなくなる日

    地球に住めなくなる日 「気候崩壊」の避けられない真実 怖ろしい本を読んでしまった。英米で大ベストセラーの気候変動に関する本。 多くの科学者たちが導き出した客観的事実に基づいて気候変動による未来を予測しているのだが、もう絶望しかない・・・。 しかも、絶望的予測がされているのは今からたった30年後の未来・・・。 我が家の子ども達がちょうど今の私ぐらいの歳になり、もしかしたら孫なんかを育てている頃。 こんな事実を知ってしまったら、そりゃあ、グレタさんも無視を決め込む権力者たちへの怒りに震えるわなーという内容です。 グレタさんと同い年の息子は環境後進国・日本の高校生そのもので、グレタさんへの共鳴はなく…

  • おふとんのくに

    おふとんのくに 著者のD【di:】さんの絵本は衝撃のデビュー作しか読んだことがないので、この絵本も「なに、この可愛い展開? どうなるの? この後どうなるの??」とハラハラしながら読み進めましたが、本を閉じてビックリ! 普通にかわいい、わくわくするだけのお話でした!(誉めています)絵もお話も小さな子が大好きなテイストでお休み前の読み聞かせにピッタリ。 独特の色使いがD【di:】さんらしくてよいです。 衝撃のデビュー作はこちら。 ファンタスティック・サイレント 大人には切なく悲しく、子どもが読んだらトラウマになりそうな絵本です。

  • 小学館版学習まんが少年少女日本の歴史

    なんと太っ腹な企画!!小学館の歴史漫画が夏休み中、こちらのリンクから無料で読み放題~!! 小学館版学習まんが少年少女日本の歴史 学習歴史漫画シリーズはいろいろあるけれど、我が家は小学館で揃えています。 理由はこちらの過去記事をご覧下さい。 mametsubu-ehon.hatenablog.com

  • さよなら、田中さん

    さよなら、田中さん 知り合いの薦めで何も知らずに手にした本。 主人公は貧しい母子家庭で育つ小学校6年生の女の子。 貧困の中でも生きることを目一杯楽しんでいる母子の明るさと逞しさがとにかく面白い! 中流家庭との格差がしっかりと、ものすごくリアルに描かれているのに、嫌味や刺が全くなくて逆に切ない…。 読み終えて著者のプロフィールを見たら、な、なんと! 息子と同じ2003年生まれ! 執筆同時は中学2年生!! これからが楽しみな作家さんです。 覚えておこう!

  • 23分間の奇跡

    23分間の奇跡 (集英社文庫) さいたま市の全公立学校で「医療従事者への感謝の拍手実施」というニュースをみて、頭に浮かんだ本。 以前紹介した記事です。 mametsubu-ehon.hatenablog.com 医療従事者へ感謝することはもちろん素晴らしいし、コロナと戦う医療従事者への不条理な偏見や差別が是正されたらいいなぁと思ったりもするけれど、あらゆるどんな感情表現も「日時と方法を指定されて一斉に表現させられる」ことには違和感しかない。 今日、感謝の拍手をした子ども達は、自分が誰に対して何を感謝しているのか、なぜ拍手しているのか、しっかり理解していたのかなぁ。 何に感謝しているのかわからな…

  • スモーキーナイト ジャスミンはけむりのなかで

    mametsubu-ehon.hatenablog.com 以前紹介した絵本です。 昨年、6年生への多様性のブックトークでも紹介しました。 あのとき、この絵本を読んでくれた子たちは、きっと今、「また同じ事が起こっている!」と気づいてくれているかな・・・? なぜ、同じことが繰り返されるのか。 とても易しい言葉でわかりやすく書かれた記事。 note.com

  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

    ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 外出自粛につき、長らく我が家の本棚に置かれていた本をやっと読んだ。 著者は、イギリスに住む元底辺託児所の職員で、現・元底辺中学校に通う息子のお母さん。忌憚ないリアルなお話が面白くて一気読み!時事ネタ満載なので、積本にせずもっと早く読めばよかった~と激しく後悔。 イギリスならではの話も多いけれど、私はむしろ、同世代の子を持つ親としての「あるある感」が多いことにビックリ。この本に書かれていることは、まさに今、日本でも問題になっていることばかり。 遠い国のこととはとても思えなかった。 日本と全然違うなぁと一番感じたのは、ティーンエイジャーたちのグレタさんへ…

  • 茶色の朝

    茶色の朝 外出自粛のお供にオススメの本。 ファシズムの始まりを淡々と描いたフランスのベストセラー小説。 「茶色の猫しか飼ってはいけない」という政府からのお達しに違和感を感じながらも、何となく受け入れ続けてきた「俺」の運命やいかに…。 人々の事なかれ主義、思考停止、無関心を利用して意のままに操る全体主義者たち。 今、私は「俺」になっていないか。 常に確かめ続けなければ、私もいつか茶色の朝を迎えるだろう。

  • フジモトマサルの仕事

    フジモトマサルの仕事 (コロナ・ブックス) 谷中の素敵な絵本屋さんのTwitter で流れてきた入荷情報を見てから、間違いなく5分後には購入手続きを完了した本。 中1娘が、小学校低学年の頃から大好きで何度も読み返していたフジモトマサルさんの漫画の数々。 訃報を知った時の衝撃は忘れられない…。 毒とか全然ないのに何故かシュールで、とにかく不思議と癒される。 フジモトマサルさんの仕事がギッシリと詰まった贅沢な一冊です。 朝風呂しながらのんびり読む本として、最高 of 最高。 谷中の素敵な絵本屋さん ひるねこBOOKS https://www.hirunekobooks.com

  • ルイーズ・ブルジョワ 糸とクモの彫刻家

    ルイーズ・ブルジョワ 糸とクモの彫刻家 京都の絵本屋さんの絵本セレクトが好きで、この本屋さんで買えば外しはないだろう!とジャケ買いした絵本。 外さないどころか、ツボ過ぎた! ルイーズ・ブルジョワの波乱万丈人生を詳細に描くことをスッパリ捨てて、母親との関係だけに絞ったのがとてもよい。 何より絵が素敵です! ルイーズ・ブルジョワの代表的な彫刻作品『ママン』は世界に9つ展示されているらしく、読後はGoogleマップで世界のママン探し! 六本木ヒルズのママンがすごい迫力! コロナが終息したら絶対に見に行こう〜。 お気に入りの絵本屋さん 絵本のこたち TOP of cotachi books

  • ネットで素敵な絵本屋巡り

    仕事と家事とチョビっと育児(ほぼ終了)でいっぱいいっぱいで、休日に一人でゆっくりお出かけする時間が全くない私。 Twitterで素敵な絵本屋さんをたくさん見つけてオンラインショップを眺めていたら…、はぁ〜、癒される〜!! 補償なき休業要請で小さな本屋さんたちの臨時閉店が相次ぎ、「また開店する事ができるだろうか…」という呟きを見て、今更ながらふと気づいた。 このブログには絵本の表紙を合法的に表示するためだけにAmazonのリンクを貼っていたが、こういう行為がこういう素敵な絵本屋さんの仕事を奪っているということに。 素敵な絵本屋さんのオンラインショップには、AmazonにはないまたはAmazonで…

  • 休校中の暇つぶしフリーコンテンツいろいろ

    コロナウイルスによる休校期間中に楽しめそうな、会員登録不要なサイト(これ結構大事。解除し忘れて料金発生とかよくあるので)を集めてみました。 よかったらどうぞ~。 ★絵本作家さん、ご本人による朗読です! 聞いてみたい!! NHKラジオセンターでは、絵本作家や童話作家の方々の自作絵本のご自身の朗読を期間限定にてWEB上に掲載しています。 絵本なのに映像がないのですが、家で過ごす子どもたちや親たちのためにと作家さんや出版社が著作権フリーにてご協力くださいました。 作家ご本人による朗読です。← コレ重要! www.nhk.or.jp ★アリス館 おうちあそびシート www.alicekan.com ★…

  • ぼくのしましまテッド

    ぼくのしましまテッド コロナウイルスの猛威で外出自粛の週末。 やる事はいっぱいあるのに何も手につかなくて、現実逃避に絵本を開いたら…。 とっても素敵な絵本に出会ってしまった〜! いろんな物語を彷彿とさせる楽しい冒険の数々。 ボロボロになったテッドに林明子さんの『こんとあき』を思い出していたら…、全く違う展開にグッときた。 コレはコレで、すごくいい。 私にも大切なスヌーピーのぬいぐるみがいた(というか、一緒に引越しし続けて今も居る)ので共感しかない。 写真は、春から中1娘が大切にしているぬいぐるみ。 きっと、娘にとってはテッドみたいな存在なんだろうな。 遠目の効く素敵な絵は大勢への読み聞かせにも…

  • ふしぎなボタン

    ふしぎなボタン 王女さまが落としてしまったボタンを巡るフィンランドの絵本。 大切なボタンをなくし悲しみにくれる王女さまにかける王様の言葉がステキ。 時代を越えて受け継がれていく伝統の素晴らしさが伝わる絵本です。 何よりも絵が素晴らしい〜!! 穏やかな名人の暮らしと色味を抑えた優しい絵に癒されます。

  • ピンクがすきってきめないで

    ピンクがすきってきめないで (講談社の翻訳絵本) ジェンダーバイアスにイラッとしている女の子が主人公のフランスの絵本です。 インパクトのあるお洒落な絵が素敵。 女の子らしさ、男の子らしさって何だろう?と改めて考えさせられます。 でも最近は、子どもの世界では随分この手のバイアスが薄れてきていると思うのは私だけなのだろうか? むしろ、大人の世界の方が、いまだに女の勝負服はハイヒールとタイトスカートみたいな偏見に満ちているような気がするが…。 4月から中学生になる娘は、パンツスタイルの制服にリュックタイプの指定バッグで通学予定。 いろんな選択肢が増えて誰もが「らしく」いられるって素晴らしい〜!

  • キツネと星

    キツネと星 布張りの表紙を見ただけでウットリしてしまう美しい絵本。 どのページもファブリックパネルにしてずっと眺めていたくなるような、抜群のセンスの良さ。 慌しい日常に追われた大人の秘密の宝物みたいな絵本です。 家で1人っきりの時に美味しいお茶を淹れてゆっくり読み返したいなぁ。 そんな時間、どこにもないなぁ〜。

  • コップってなんだっけ?

    コップってなんだっけ? どこの家にもあるなんの変哲も無いコップから膨らむ想像がすごい! デザインが生み出される時の頭の中をのぞいたような絵本です。

  • アーモンド入りチョコレートのワルツ

    アーモンド入りチョコレートのワルツ 森絵都さんのお話にいせひでこさんの挿し絵という、なんとも贅沢な本。 シューマン、バッハ、サティのピアノ曲をベースに多感な中学生の心を丁寧に紡いだ短編集。 もう絶対に子どもではないけれど、絶対に大人でもない中学生。 あぁ、わかる、わかる、この感じ!! と自分の中学校時代を思い出してなんとも言えない甘酸っぱい気持ちが蘇ります。 来春、中学生になる娘にも読んで欲しいなぁ。 一時期、中学受験で頻出された本らしいのだが、このお話を部分的に切り取って白枠で抜いたものを読むなんてもったいないっ!! 過去問解いてなんとなく読んだ気になっている子にも是非読んで欲しいです。

  • セーターになりたかった毛糸玉

    セーターになりたかった毛糸玉 編物シーズンの秋にピッタリの絵本。 セーターになるのを夢見て出番を待っていたのに…。 波瀾万丈な毛糸玉の人生(玉生?)にハラハラ・ドキドキ! 最後はほっこり。 優しい色合いの絵に癒されます。 この冬に備えて、今年は押入れに放置していた毛糸玉で何か作るぞー! 毛糸玉ちゃんたち、ごめんなさい!

  • ジョージと秘密のメリッサ

    ジョージと秘密のメリッサ トランスジェンダーの10歳の子どもが主人公のお話。 性の多様性に関する本を探していて出会った本。 ジョージのことを「女の子の心を持った男の子」ではなく「男の子の体で生まれてしまった女の子」という認識で読むと、その苦しさと嬉しさがよ〜くわかります。 物語の柱になっている学芸会の演目が『シャーロットのおくりもの』なので、この本の前に読んでおくといいですよ。

  • タンタンタンゴはパパふたり

    タンタンタンゴはパパふたり イギリスの保育園には必ず置いてある(らしい)性の多様性を伝える絵本。 ニューヨークの動物園で実際にあったゲイカップルのペンギンが子育てをするお話。 パパ2人に大切に育てられたタンゴがかわいい! 幸せなら、パパが2人でいいじゃない! と自然に思える絵本です。 調べてみると、野生動物の世界にもゲイやレズビアンのカップルというのが結構いるらしくビックリ。知らなかった!

  • ジャーニー国境をこえて

    ジャーニー 国境をこえて カラフルでお洒落な表紙からは想像もつかない、過酷で厳しい難民家族のお話。 戦争でメチャクチャになった祖国を捨て、必死にこえた国境の先には、終わりの見えない長い長い旅が・・・。 大切なものをいっぱい詰めた大量の荷物が、旅の途中でどんどん少なくなっていく様子に胸が苦しくなります。 高学年のブックトークで紹介したい絵本です。

  • もみじのてがみ

    もみじのてがみ 大好きな きくちちき さんの絵本。 本当に、きくちさんの絵本は、絵本なんだよなぁ。 大自然の秋がページいっぱいに描かれていて、森に行きたくなりますよ。

  • どろぼうのどろぼん

    どろぼうのどろぼん (福音館創作童話シリーズ) 物心がついた時から千件以上の泥棒をしてきたどろぼん。 モノたちの声に引き寄せられて、コッソリと持ち主の家から盗んできたモノはみな、持っていたことさえ忘れられたモノばかり。当然、被害が発覚する事もない。 なのに、なぜか、ある日どろぼんは逮捕されてしまいます。 10日間の勾留期間中の取り調べ室で、どろぼんがする不思議な自供に引き込まれます。 捉えどころのないどろぼんの雰囲気と優しい挿絵もピッタリ。 どろぼんを取り巻く人たちの温かさがグッくる、とっても素敵なお話です。

  • 100年たったら

    100年たったら 草原で出会った一匹のライオンと一羽の小鳥。 100年という時を経て、いろいろな姿で出会いを繰り返す輪廻転生のお話。 余韻を残したラストがいいわぁ~。 もしかしたら、今、すぐそばに100年前に別れた何かがいるのかも・・・。 絵もお話もとってもステキな絵本です。 遠目の効く綺麗な絵は大勢への読み聞かせにも。 高学年に読んだら、ラストページにドキッとするかも?!

  • ガール・イン・レッド

    ガール・イン・レッド 現代版『赤ずきんちゃん』 大都会という森に迷い、オオカミと出会い、最後は・・・。 細部まで丁寧に描かれたインノチェンティ氏の絵がとーにかく凄くて圧倒されます。 そして、怖い~!! 都会の恐ろしさが存分に余すところなく描かれていて、これから一人で外出する機会が増えるであろう小6娘に強く勧めました。 芸術作品としても高学年なら楽しめると思います。 逆に、まだまだ大人達に守られている低学年にはオススメしません。 トラウマ絵本になりそう・・・。

  • はるとあき

    はるとあき 「やっぱり秋が一番好きだなぁ」 「私は花粉症発症前までは春が一番好きだったよー」 という会話を娘とした翌日に図書館で借りてきた絵本。 温かみのある絵がすっごく素敵〜。 決して会うことのない春と秋の交流が優しくて切なくて…。 脇役の夏と冬もいい味出してます。 本のサイズはやや小さめだけど、遠目が効くので、春と秋の読み聞かせ絵本に追加決定〜!

  • おもちのおふろ

    おもちのおふろ ほのぼのとした絵がとっても可愛い絵本。 小ネタ満載の絵とツッコミどころ満載の展開に盛り上がります! いろんなモノのいろんなお風呂を想像するのも楽しいですよ。 スーパー銭湯もいいけれど、たまには昔ながらの銭湯にも行きたいなぁ。

  • うえにはなあに したにはなあに

    うえにはなあに したにはなあに (福音館の科学シリーズ) 横長の表紙を縦に開いて読む、細長い絵本。 大地の下のモグラから、上へ上へ。 丁度真ん中のページにきたら、本を逆さにひっくり返して下へ下へ。 遠目の効く美しい絵は大勢への読み聞かせにピッタリ! 次のページに何が出てくるのか、想像しながらワクワク読めますよ。

  • さがしています

    さがしています (単行本絵本) 広島に落とされた原爆で、この世からいなくなった持ち主を物たちが語り部となって探し続ける写真絵本。 主人公の物たちは、どれも広島平和祈念資料館の所蔵品。 1945年8月6日午前8時15分に時が止まったままの物の写真に胸が締め付けられます。 高学年のブックトークで紹介したい絵本です。

  • 石はなにからできている?

    ちしきのぽけっと (23) 石はなにからできている? (ちしきのぽけっと23) 夏、川や海に行く前に読みたい写真絵本。 身近なところにたくさん転がっている色や形が様々な石について、一体何から出来ているのか、詳しくわかりやすく紹介されています。 我が家には、小さい頃から石拾いが大好きな娘のお宝石がたくさんあるので、この石はこんな風にできたのかぁ〜と、とても興味深く読みました。 地球って、すごいなぁ〜!

  • 問題だらけの女性たち

    問題だらけの女性たち 女の脳みそは小さくて軽くてスカスカ。 女が医学を勉強すると胸がしぼんでしまうから医学を学ばせない。 女の手は男を称賛する拍手をするためにある。 歴史上の偉大な天才たち、ダーウィン、ルソー、ショーペンハウアー、モーパッサンなど(もちろん全員男性)が大真面目に説いた女性像を皮肉たっぷりに描いた大人の絵本です。 ものすごくブラックだけど、ユーモアはない。 なぜなら、全然笑えないから。 今も世界中のたーくさんの男性が多かれ少なかれ同じように考えているから。 おそらく、人間が絶滅するまでこの考えはなくならないんだろうなぁ。 そして、絶滅寸前にこう言われるんだろう。 人間が絶滅するの…

  • コンビニたそがれ堂

    コンビニたそがれ堂 (ピュアフル文庫) 大切な何かを探している人だけが、黄昏時に辿り着ける不思議なコンビニのお話。 読み始めて早々に「え?! これ、銭天堂と設定がそっくりなんですけど?! パクったの? パクられたの??」とビックリしてしまったが、数ページ読むうちにそんな事は本当にどうでもよくなった。 温かくて、切なくて、胸にグッとくる5つのお話がギュっと詰まったステキな児童書です。 幸福な読後感に満たされますよ。 反抗期の小6娘にぜひ読んで欲しい。

  • ぼくからみると

    ぼくからみると ある夏の日のひょうたん池を池の周りにいるさまざまな生き物の視点から描いた絵本。 片山健さんの力強い油絵に圧倒されます。 同じ場所にいろんな生き物がいて、それぞれが精一杯生きている。 当たり前だけれど、なかなか気づくことができない多角的な視点を気づかせてくれる絵本です。 遠目の効く絵は夏休み前の読み聞かせにもピッタリ!

  • 赤いペン

    赤いペン (文学の森) 都市伝説のように語られる不思議な赤いペンの噂に興味を持ち調査を始める女の子。 不器用な彼女をサポートする人々も素敵だし、不思議な赤いペンを手にした人々のお話もとてもよかった! 優しい読後感に浸りながら本を閉じると…、 表紙の絵が怖いー!!! なんでこの表紙なのー?!?! 表紙だけが、ただただ残念な本。 ブックカバーをかけて読むのがオススメです。

  • 6この点

    6この点 点字を発明したルイ・ブライユのおはなし 今では多くの人に認知されている点字。 6個の点で文字をあらわす点字を発明したのが、たった1人の15歳の少年だったと初めて知ってビックリ! 本が読みたい! もっとたくさんの言葉が詰まった本を! という動機から始まった点字作り。 「必要は発明の母」とはまさにこの事! シンプルで完成されたものほど作るのが難しいことがよくわかります。 ルイ・ブライユの情熱と根気に感謝。

  • こちら『ランドリー新聞』編集部

    こちら『ランドリー新聞』編集部 (世界の子どもライブラリー) 教育に対する情熱を失い、授業を放棄しているラーソン先生が、友達を1人も作らない転校生のカーラが張り出した手作り新聞の社説を読んで衝撃を受け…。 言葉によって情報や意見を伝えることの重さや表現の自由の重要性、みんなで共同作業をする過程などなど、学級新聞づくりを通じて子どもたちが自発的に考え、学んでいく姿が生き生きと描かれた本。 読むだけで素晴らしいアクティブラーニングが疑似体験できます!! SNSなどで個人が気軽に情報発信できる時代だからこそ、たくさんの子どもたちに読んで欲しい本です。

  • あと少し、もう少し

    あと少し、もう少し 部員が足りない小さな陸上部が、6人で襷を繋ぐ駅伝大会で県大会出場を目指すお話。 まるで駅伝を見ているような、リレー形式で語られる6人のストーリー。 あの日、あの時、同じ場面でのそれぞれの心情が別々の語り手によって語られ、全てのピースがハマっていく感覚が心地いい。 ページをめくる手が止まらず、一気に読了。 目一杯背伸びした多感な中学生の思いに涙…。 そうだよね、中学生って、ホントにこんなだよね! と激しく共感。 陸上部新顧問の上原先生がいい味出してます。 女子の登場人物はほとんどいないけど、女子も好きそうな本です。 読後、タイトルが想像していたのとは真逆の意味だと気づく。なる…

  • 月とアポロとマーガレット

    月とアポロとマーガレット: 月着陸をささえたプログラマー (児童図書館・絵本の部屋) 今からちょうど50年前、人類がはじめて月に足を踏み入れたアポロ11号の成功を裏で支えた女性の伝記絵本。 あの時代に! NASAの! コンピュータープログラミングの責任者が! 女性だったとは!!! 何にでも興味を持ち、ハテナ?がいっぱいのマーガレット。 お勉強しているマーガレットの絵が本当に楽しそうで、数学が苦手な私まで幾何の勉強をしたくなってしまった。 勉強は楽しい! 楽しく勉強したことが人類の歴史を変える! いうことがワクワク伝わる絵本。 中高学年への読み聞かせによさそうです。

  • 江戸のお店屋さん

    江戸のお店屋さん (ほるぷ創作絵本) 江戸時代の大通りにズラリと並ぶいろいろなお店屋さんの様子を見やすい絵とわかりやすい説明で丁寧に描いた絵本。 今も浅草あたりで売っていそうな馴染みのある品もあれば、用途不明のモノもあり興味深い。 湯屋がすっごくステキ!! こんな銭湯に行ってみたい〜! 時代小説を読んでもいまひとつビジュアル化できなかった江戸の町が本の中にギッシリ詰まっています。 シリーズで読めばプチ江戸博士。 絵本の力を感じる絵本です。

  • 月おとこ

    月おとこ (評論社の児童図書館・絵本の部屋) コントラストが綺麗で洒落た絵のトミー・ウンゲラー氏の作品。 地球の人々が楽しそうで羨ましくて、月から落ちてきた月おとこのお話。 ストーリーはちょっと切なく、何ともつかみどころのない不思議な感じ。 私は結構好きです。

  • ポビーとディンガン

    ポビーとディンガン 小5娘のリクエストで図書館で借りた本。 主人公はちょっと変わった妹をもつお兄ちゃん。 妹は、自分にしか見えない空想上の友達(ポビーとディンガン)と生きている。 ある日、ポビーとディンガンが行方不明になってしまい…。 悲しみに暮れ、痩せ衰えていく妹のために架空の友達の捜索をはじめるお兄ちゃんの不器用な優しさが心に響きます。 娘は1日に2度読んで2回泣いてしまったそう(2度目は号泣)。 わかるなぁー。悲しくて切なくて温かい本です。

  • ぼくはワニのクロッカス

    ぼくはワニのクロッカス 春になると読みたくなるお花がいっぱいの絵本。 明るくて優しい絵に癒されます。 奥さんのワンピースがかわいい〜。 強面ゆえにみんなから怖がられてしまうワニのクロッカスが、花が大好きな奥さんと友達になりたくて一生懸命自分の気持ちを伝えるお話。 その伝え方がとっても素敵。 遠目の効く明るい絵は大勢への読み聞かせにもピッタリです。

  • こわがりのかえるぼうや

    こわがりのかえるぼうや 甘えん坊で怖がりのかえるぼうやがとってもカワイイ絵本。 どのページもかえる親子の表情がすごく素敵でニヤニヤしてしまいます。 安心して眠る寝顔に癒されますよ。 それにしても、かえるの家ってこんなに水浸しなのね。想定外でちょっとビックリ。

  • ともだちは海のにおい

    ともだちは海のにおい (名作の森) 心が芯からじわ〜っと温かくなる児童書です。 長新太さんの挿絵もじわ〜っといい。 ギスギスした毎日に疲れ切っている心がふんわりします。 同調せず、干渉せず、互いを思いやりながら寄り添うだけ。 クジラとイルカの友情が本当〜にステキ。 友達関係でささくれ立っている娘にも読んで欲しいけど、きっと響かないだろうなぁ。 いつか手に取れるよう、今はそっと本棚に置いておこう。 小さな子へは寝る前の読み聞かせがオススメ。 読み手の温かい気持ちが聞き手に連鎖して、ステキな夢がみられそう。 コチラもよいです。 ともだちは緑のにおい (名作の森)

  • まばたき

    まばたき (えほんのぼうけん67) 大好きな酒井駒子さんの表紙に惹かれて借りた絵本。 このタイトルにこの内容!ラストページの衝撃!! まさにこれは、絵本でしか表現できない世界観。 偶然なのか、計算づくなのか。 この絵本ができたプロセスを知りたいような、 そんな事どうでもいいような。

  • 和菓子のほん

    和菓子のほん (たくさんのふしぎ傑作集) 四季折々の美しい和菓子が美味しそうな絵でたくさん紹介された絵本。 お菓子づくりが大好きな娘が食い入るように読んでいました。 和菓子の原料や作り方が詳しく載っています。 お菓子づくりって、完全にアート! 素朴な和菓子もいいけれど、季節感を表現した凝った和菓子もステキ〜。

  • みかづき

    みかづき (集英社文庫) 大好きな児童文学作家(だと思っていた)森絵都さんの長編小説。 基本的に塾好きな私にはとっても共感することが多かった。 私自身、学校より塾の方が断然好きだったし、いまでもマニアックで面白そうな塾をせっせと探しては自分の子どもたちに勧めたりしている。 塾って、世渡り下手で一癖ある、ちょっと変だけど何か凄い大人に出会える貴重な場所。 この本に出てくる塾関係者たちの素敵なこと! 塾オタクにとっては非常に読み応えのある本です。 よくわかるのは、戦後のこの国の教育が本当にブレブレなこと。 ブレブレ以前にそもそも軸がないというか…。 軸がないならないで、民間丸投げでお金だけ出してく…

  • THE RED BOOK レッド・ブック

    レッド・ブック (児童図書館・絵本の部屋) 可愛らしい絵がとってもお洒落な字のない絵本。 えー、なにこの展開ー! 好きだわー。 有名な『漂流物』と似ているけれど、似ていない。 ハテナ? とワクワク!とドキドキとホッコリが詰まった素敵な絵本です。 続きを想像したくなるラストもいいなぁ。

  • ぞうくんのはじめてのぼうけん

    ぞうくんのはじめてのぼうけん (ぞうくんのちいさなどくしょ) 色味を抑えた絵がとってもお洒落な絵本。 はじめての冒険の仕度を整えるぞうくんが愛らしく、ぞうくんを送り出す家族が本当に温かい。 ただひたすらホンワカ優しい気持ちでぞうくんの冒険を楽しみにしていたら…。 オチが最高です!

  • 希望の牧場

    希望の牧場 (いのちのえほん23) 東日本大震災後の原発事故で「立ち入り禁止区域」に指定された牧場で、被爆した牛たちを世話し続ける牛飼いを描いたノンフィクション絵本。 無駄な装飾や大人目線の説教臭さが一切ない、ストライクゾーンど真ん中の直球絵本です。 牛飼いさんと森絵都さんの潔さを余すところなく表現した絵も素晴らしく、絵本の力を感じます。 これは希望なのか? 生きている意味とは? 食べられない肉牛にはなくて、私にはあるのか…? いろんなことを考えさせられます。 命のブックトークに追加決定。 希望の牧場のその後はコチラで知ることができます。 希望の牧場・ふくしま (@kibounobokujyo…

  • あたごの浦

    あたごの浦―讃岐のおはなし (こどものとも傑作集) ジワる絵本とはまさにこのことか! という感じの絵本です。 個性的な絵がなんとも雄大で素晴らしく、方言の語りに癒され、魚やタコの一発芸と拍手喝采とともに囃し立てる「妙々々々々々」というかけ声がジワジワと面白い。 読後はみんなで、あたごの浦ごっこだね!

  • こわがりやのクリスだっしゅつだいさくせん

    こわがりやのクリス だっしゅつだいさくせん こわがりやのクリスの用心深さが何とも可愛らしくて笑いを誘います。 完全なる引きこもりなんだけど、それなりに幸せそうだし、別に誰にも迷惑をかけていない。 この引きこもりへの肯定感は作者のプロフィールを読んで納得! 大事件が起きてクリスの引きこもり生活に大きな変化が起きるのだが、端から見るとものすごいマイナーチェンジっぷりで、それもまたカワイイ。

  • 九月姫とウグイス

    九月姫とウグイス (岩波の子どもの本) 1922年発表の童話。 これ以上女の子を産んだら殺される?! 八月姫も名前変わってないけど?! 窓を開けると美人になるのか?! と、とにかく突っ込みどころ満載なお話なのだが、武井武雄さんの絵がステキ過ぎて全てが帳消しに〜。 美しい絵は何度見ても飽きません。 愛するウグイスを危険から守るため、籠に閉じ込めてしまう九月姫と自由を奪われて歌を忘れ、死にそうになるウグイス。 現代の毒親と子どもの関係に酷似している…。 やっぱり、「可愛い子には旅させよ」だね!

  • アトリエのきつね

    アトリエのきつね 絵本では、ちょっと悪意を持って擬人化されることが多いキツネ。 そんなキツネ像が覆される素敵な絵本です。 ありのままのキツネが写実的にたくさん描かれています。 その表情の愛おしいこと!! ノンフィクションのドキュメンタリーを観ているような不思議な雰囲気は、見つめる側の一方的な情の深さゆえ。 野生動物のしたたかさ、逞しさに感動。

  • この計画はひみつです

    この計画はひみつです どことなくワクワクした大人たちが描かれた表紙とタイトルから壮大なSF絵本かと思いきや、ニューメキシコの名もない町に集められた優秀な科学者たちが極秘裏に作り上げたものは原子力爆弾。 1945年7月16日にニューメキシコの砂漠で行われた世界初の核実験を描いたノンフィクション絵本です。 淡々と語られるストーリーゆえにラストのインパクトがすごく効果的で、理屈抜きに、こんなものは二度と使ってはいけないんだと読者に伝える十分な説得力がある。 科学者たちの純粋な知的好奇心を利用する恐ろしさ。 実験結果の凄まじい破壊力に満足して、実際に広島、長崎に投下する狂気。 高学年へのブックトークで…

  • キオスクおばさんのひみつ

    キオスクおばさんのひみつ (1979年) とにかく絵がステキな絵本です。 町のひろばにあるKIOSK(キオスク)で店番をするおばあさんと子どもたちの交流のお話し。 キオスクの装飾一つ一つについておばさんが教えてくれる秘密に夢中の子どもたち。 じゃあ、あれは?? と絵を見ながらどんどんお話しに引き込まれます。 それにしても何て素敵なキオスク!! 今も実在しているらしい。行ってみたい~!!! oldcastiron.blogspot.com

  • でんごんでーす

    でんごんでーす (講談社の翻訳絵本) 「そろそろ ばんごはんだから かえっておいで」 お母さん鳥から息子への伝言を個性豊かな鳥たちが次々と伝えていくお話。 その伝言のいい加減なこと!! いい加減さが鳥のキャラクターにマッチしていて面白い! 低学年には大ウケ絵本として、高学年には情報って、こんな風にメチャクチャに伝わっていくんだよと警鐘を鳴らす本として紹介できます。 遠目の効く絵と5分で読める手軽さは大勢への読み聞かせにもオススメです。

  • 石たちの声がきこえる

    石たちの声がきこえる 大きさ、色、形が様々な石を使って描いた絵?写真?が新鮮な絵本。 でも、この斬新な技法で作者が描き出す世界は、非常に厳しくて悲しくて切ない、シリア難民のリアルな現実…。 爆弾から命を守るためにあてもなく逃げる。 逃げる途中でも命を落とす仲間たち。 石のように、ズッシリと重い絵本です。 たくさんの子どもたちに手に取ってほしい。

  • サラちゃんとおおきなあかいバス

    サラちゃんとおおきなあかいバス シンプルで優しいタッチの絵がとってもお洒落な絵本。 学校へ行くスクールバスが苦手なサラちゃん。 ある日、いつも一緒に学校へ行くお姉ちゃんがお休みし、サラちゃん一人でスクールバスに乗ることに…。 ビックリな展開にハラハラしながらも、無邪気で可愛いサラちゃんに癒される〜。 余韻が残るラストも素敵。 遠目の効く絵は大勢への読み聞かせにもピッタリです。

  • おうさまがかえってくる100びょうまえ!

    おうさまがかえってくる100びょうまえ! 王様が出かけているすきに家来たちは王様の部屋で遊び放題やり放題! ところが、予定より早く王様の馬車が戻ってくるのが窓から見えて・・・。 王様が部屋へ戻るまで100秒! スピード感とバタバタ感がすごく楽しい絵本です。 元通りにした(つもり)の部屋の間違い探しも楽しいですよ!

  • そして、ぼくは旅に出た。

    そして、ぼくは旅に出た。: はじまりの森 ノースウッズ カメラマンを夢見る著者が世界的に有名な写真家に弟子入りしようと 「アポなし、金なし、知識なし、行く宛なし」で旅に出る冒険物語。 手がかりは写真集に載っていた自宅周辺の簡単な地図と小屋の写真のみ! 命知らずとも無謀とも言えるカヤックでの1人旅。 その過程での自然と動物と人々との出会いが素晴らしい!! 目指した写真家はジム・ブランデンバーグ氏。 氏のいろいろな裏話を知ることができてナショジオ読者には堪らない本です。 偉大な冒険家・写真家たちの行動力とアドバイスに震える・・・。 平易な文章でとても読みやすいので、小学校高学年から中高生にぜひ読ん…

  • ことばのかたち

    ことばのかたち 折にふれ何度も読み返したい(子ども達にも読み返してもらいたい)絵本。 もしも言葉の形が、色が、目に見えたら・・・。 想像力が無限に膨らむ素晴らしい絵本です。 柔らかな水彩画がとっても綺麗。 いろんな言葉の形を想像すると自分が発した言葉の重さ&軽さが本当によくわかります(そして深く反省・・・)。 言葉を覚えはじめたばかりの幼児から、言葉にするのが面倒くさい大人まで、すべての人にオススメです。 言葉のない世界の描き方もステキ。

  • かしこいさかなはかんがえた

    かしこいさかなはかんがえた 海で一番かしこい魚にもできないこと。 それは陸の上を歩くこと! 地球上で初めて(?)陸の上を歩いた魚のお話。 好奇心と諦めない気持ちが世界を変えた。 人間の祖先は猿ではなく魚だった!! カラフルな絵を楽しみつつ、生物の進化が学べる絵本です。 大勢への読み聞かせにもピッタリ。

  • 23分間の奇跡

    23分間の奇跡 (集英社文庫) かわいい表紙と読みやすい文章とは裏腹に・・・、お話の内容が怖ろしい~。 教育現場における洗脳が、かくも自然に短時間でできてしまうとは! そして、それをやってのけてしまう新任教師の実態がまた怖ろしい。 でもそう考えると学校なんて同調圧力だらけだし、多かれ少なかれ同じシステムでできているような・・・。 子どもとは、教育とはを深~く考えることのできる素晴らしい本です。 高学年のブックトークで紹介してみたい!

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