紀之介 さん プロフィール

  •  
紀之介さん: 銀曜日の戯言
ハンドル名紀之介 さん
ブログタイトル銀曜日の戯言
ブログURLhttp://kinosuke.blog.jp/
サイト紹介文主に漫画等のエピソードの再現。たまにショートショートと駄文。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供368回 / 365日(平均7.1回/週) - 参加 2015/03/10 15:31

紀之介 さんのブログ記事

  • どうやって捜せば…
  • あたる君は、20年前に学校の裏の森に埋められた、タイムカプセルを探す事になりました。どうやって捜せばよいか、姉の晴さんに相談してみます。「足裏で感知するの!」普通の人には出来ないような事を、晴さんは平然と言いました。「─ ここをひらくのが、コツよ」自分のおでこのあたりを指さす晴さんの姿を見ながら、あたる君は思います。「なんて参考にならない、やり方だろう…」戸惑うあたる君に気付く様子もない晴さん。名案 [続きを読む]
  • さて
  • 「事件の現場に…当時、この家にいた方全員に、ご足労願った訳ですが…」集まった人の前を、探偵は ゆっくりと歩きました。「さて…」ある所で、ピタリと止まります。体の向きを変える探偵。そこに立っていた男の肩を、ポンと叩きます。「貴方が犯人で、いいです。」「ええっ!?」「そういう事に、しましょう!」選ばれた男性は、猛然と抗議しました。「おい!なんで俺が、犯人なんだよ!」「犯人は、現場に戻るって、言うでしょ? [続きを読む]
  • まだ余裕あるし。。
  • 「おーわーらーなーいー」夏休みも残り少なくなったある日。必死で宿題を片付けてた池子さんは、三つ子の姉達が、平然とくつろいでいる事に気が付きました。「お姉ちゃんたちは、もう宿題…終わったの?」確認した池子さんに、一斉に姉達が答えます。「まだよー」「…まだ余裕あるし」「夏休みの最終日に始める」「科目ごとに、提出日が違うから、大丈夫だし。」「まあ、手分けしてやれば楽勝!」「うん、3分の1ずつやって、後で [続きを読む]
  • 迂闊に量ったら…
  • 「体重を迂闊に量ったら…」自分の体重計の数字思い出して、初音さんは言いました。「ダイエットしないと、不味い事に気付いてしまったんだよね。。。」それを聞いた、二葉さんが答えます。「…一緒にやれって、暗に求めてたりする?」「そうだけど?」「自分に必要ないのに…ダイエット、したくないんだけど。」「もう痩せる余地がない体型だって、言えるのかな?」「…そう言う事、言うかな。。。」二葉さんを、何とか自分のダイ [続きを読む]
  • 誰ですか?
  • 「人のアルバム見て、何を悩んでるの?」「この、可愛い女の子は…誰ですか?」「その可愛い女の子は、わ・た・し・よ!」「でも…」「何?」「─ 笑ってますよ?」「…」「それも…すごく、いい顔で!」「それが…何か?」白衣さんとロボ 1 (バンブーコミックス) [コミック]柴竹書房2017-02-07 [続きを読む]
  • かわいー?
  • 「おー?」披露された制服姿に、姉は歓声をあげました。「春から入学する中学校の?」頷ずく妹のカナリさん。姉が褒めちぎります。「かわいー?」「ホント?」「いやー 金髪でセーラー服は、破壊力が激しいわね!」「ちょっと、ブカブカだけど…」「すぐ大きくなるわよ」「そう…だよね。」「─ そう! 大きくなるの。カナリは、すぐ大きくなるわ!!」「どうしたの。おねーちゃん?」「小さくないと…セーラー服は、似合わないの! [続きを読む]
  • 勇気はありません!
  • 「お嬢様!! この子はいったい!!」保護されてきた浮浪児を見て、メイドは抗議しました。「こんなに汚れて臭い子を、客間に寝かせる勇気はありません!」「…お風呂に入れてあげて」−−−−−−−−−−「わーっお湯が真っ黒になったよぉ。1回目で!」浮浪児をお風呂に入れたメイド達が、驚愕の声をあげます。「新しいお湯持ってきて」「石鹸の泡も立たない!!」「早く前のお湯抜いて!!!」「もっとお湯ちょーだい」「浴槽、洗わない [続きを読む]
  • 思い付いた話を。。。
  • 「小説」を書くには、それなりの条件を満たす必要があります。まず、文字を知っていて、書けないと いけません。そして、紙等が簡易安価に手に入る環境が必要です。思い付いた話を文字化し、書き残して初めて小説と言えます。もし、平安時代の庶民が、世紀の大傑作な話を思い付いたとしても、文字を知らなければ、仮に読み書きが出来ても、紙を手に入れられなければ、小説など書けないのです。。。−−−−−−−−−−文字を知っ [続きを読む]
  • そわそわと
  • 「ちょっと、緊張してきたかも…」まだ、人影も まばらな講堂の玄関ホール。入学式会場に足を踏み入れるや否や、佳子は、そわそわと落ち着かない様子を見せ始めました。私が密かに噛み締めていた、高校と言う新天地に立った事への感慨には、微塵も気づく素振りも見せず。またかと呆れながら、案内板を目で辿って、あるものを探します。目的の場所は、廊下の少し奥にありました。他人には、ほとんど同一人物に見えるらしい双子の姉 [続きを読む]
  • インテリの…
  • 「何かありましたら、こちらに」探偵は名刺を差し出しました。「どうです? インテリの私らしい、拡張高いデザインでしょ」レモンさんは内心で思います。「自分で、インテリって言った。。。」受け取った名刺を眺めるレモンさん。その目が、ある箇所で止まります。「め、名探偵って、自分で書いてる。」出そうになる言葉を、何とか飲み込んだレモンさんは、名刺を裏返しました。「…え?」そこに書かれた文言を読んで、思わず声を [続きを読む]
  • 一番大事
  • 「さて、女子会で…」「…」「一番大事な事は、何でしょう?」「んー 店選び?」「違います!」「じゃあ…値段とか、味とか…」「─ メンバー選びです。」「え…?」「誰を呼んで、誰を呼ばないのか。女子とは幼稚園の頃から、そんな生き物なのです!」ラディカル・ホスピタル (24) (まんがタイムコミックス) [コミック]ひらの あゆ芳文社2013-01-07 [続きを読む]
  • 思い余った末に。。。
  • ある日人魚は、海で溺れていた人を助けます。その人の事が好きになる人魚。会いに行きたくなりますが、魚の様な下半身のままでは、地上には上がれません。思い余った末に、魔法使いの所に、相談しに行きました。「足が欲しい!」「まあ…そういう魔法もあるけど。」「かけて!」「─ 相手とラブラブできないと、泡になっちゃうよ?」「いいよ!」「ラブラブできるまで、声が出なくなるよ?「いいよ!」「…陸に上がると、乾燥肌に [続きを読む]
  • すげーなー
  • 「血に頼らず生きてるバンパイアもいるけど…」亜人の生徒に、教師が向き直ります。「─ そういう人たちの事、どう思う?」問い掛けに、バンパイアの女生徒は答えました。「どうって…すげーなーって…」「…」「─ えーと。菜食主義者って…いるじゃない?」「ああ」「肉、食べないで生きてるんだよ。どう思う?」「…どうって。すげーなーって…」「そう! そう! それ! その感覚!!」「あー なんか、すごい わかった。。。」 亜 [続きを読む]
  • またか…
  • 「おかえりなさい…」プロの漫画家の妻が、仕事から帰宅したばかりの夫に縋ります。「あのう…この原稿を、宅配センターに、持ってってくれない…?」「またか」妻が差し出した原稿の袋を、呆れた目で見る夫。「けど、まあ…」気を取り直して、袋を受け取ります。「ママは、偉業をなした人だから、断れない!」「?」「あんな可愛い子を、うちに授けてくれたんだから!!」−−−−−−−−−−夫が、宅配センターに行くのを見送った [続きを読む]
  • 効果あったの?
  • 「睡眠学習ていうの、やってみたの」「寝てる間に、聴いて覚えるってやつ?」「うん!」「で…効果あったの?」「よく、わかんない。」「…」「でもね…あれ聴いてると、すっごく よく眠れるから…試験中に、眠くならなかった!」「よかったねぇ。。。」かてきょん 3 完結 (バンブーコミックス) [コミック]あづま 笙子竹書房2014-09-27 [続きを読む]
  • 不思議ですね。
  • 「ロボットなのに読書?」「書き溜めた日記を見てるんですよ!」「…」「読み返すと、新鮮な気持ちになるから不思議ですね。」「─ それって…あなたの記憶容量の問題だったりして」「え?」「容量…ケチられてたりしてない?」「もしかして、日々の記憶が…上書きされてるんでしょうか…」「容量…増やしてくれる様に、頼んでみたら?」「そうします。。。」白衣さんとロボ 1 (バンブーコミックス) [コミック]柴竹書房2017-02-07 [続きを読む]
  • お洒落のためでなく
  • 靴下を買う時は、黒かグレーか紺の様な、地味な色の物がおすすめです。同じものを、なるべく沢山買いましょう。そうすれば、片方に穴が開いた時、使いまわせて節約になりますし、靴下を仕舞う時に、対にせず、適当に引き出し等に放り込む事も出来ます。しかし、1足ぐらいは、可愛い靴下を買いましょう。お洒落のためでなく、生活の知恵で。「そろそろ洗濯せよ」のお告げを、可愛い靴下にしてもらうのです。1足だけ買った色目の違 [続きを読む]
  • 何度も
  • 期待と待ちきれない気持ちで、家の中と外を何度も往復する事。単独で これを意味するユニークな単語があります。それが、イヌイット語の「IKTSUARPOK(イクトゥアルポク)」です。この1語だけで「誰かが来ているのではないかと期待して、何度も何度も外に出てみる事」と言う意味なんだとか。。。翻訳できない世界のことば [単行本]エラ・フランシス・サンダース創元社2016-04-11 [続きを読む]
  • でも。
  • 「ミカちゃん。サンタさんにお願いするプレゼント、もう決めた?」「うん!」「─ なにを…お願いするの?」「ミカは…お子様ネイルセット。」「ボクはね、金魚の飼育セット…」「…でも」「?」「ミカん家…お兄ちゃんがいるから、予算がね…」「ああ、2人分か…」「お兄ちゃん。高校生なのに、サンタさんにプレゼントをお願いするの! しかも、高いのを!!」動物のおしゃべり 15 (バンブーコミックス) [コミック]神仙寺 瑛竹書房 [続きを読む]
  • まさか…
  • 「ただいま!」再び現れた女の子を目にして、男が狼狽えます。「まさか…確かに、夢の世界から、送り返したのに…」「根性で戻って来たのよ!」「そんな…一体どうして…どうやって?」「どうして? どうやってですと!?」女の子は、得意げに微笑みました。「自称『夢のプロフェショナル』から教わった、続きの夢の見方を、実践しただけ。」「…」「何時、如何なる時でも寝られる『眠り姫』の称号を持つ私には…容易い事だわ?」あ [続きを読む]
  • ご挨拶ねぇ。
  • 「くれるよね?」の続きです。−−−−−−−−−−「いらっしゃい。」外向きに開かれる玄関のドア。出迎えた人物を見た瞬間、真一君が不機嫌になります。「…何で桔葉?」「いきなり、ご挨拶ねぇ」「葉月ねーちゃんは?」姉の居場所を確認された桔葉さんは、秘事を明かすかの様に呟きました。「ある男性に、会いに出かけてる。。。」「…」「気になる?」「お気にの店員さんを…ドラッグ島津に見に行っただけでしょ」「─」「道野 [続きを読む]
  • カミングアウト
  • 「初対面で…」「ん?」「『わたし、マンガとかアニメとか好きなんだ!』ってカミングアウトする人って、まず本物じゃないと思わない?」「…思う!」「周りの目が、全く気にならない人間なら、あるいは だけど…」「─ 初対面で言える人は、本物じゃないと思う」「そうだよねぇ」「本当の人は、なかなか明かさないし」「同じ匂いを…お互いに嗅ぎ取る感じ?」「今まで…フツーだと思ってた子の、ひょんなことからね」「持ち物とか [続きを読む]
  • よかった!
  • 「で、どんな感じですか?」「…元の体重に、戻ったわ。」「ダイエットに協力した甲斐がありました」「…」「よかった、よかった!」「そうね…」「これからは、節制して下さいね?」「でもね…」「?」「どんなに管理しようとも…人は必ず、怠け肥え太るものなの。」「─ 気を付ける気、全然…ないみたいですね。。。」白衣さんとロボ 1 (バンブーコミックス) [コミック]柴竹書房2017-02-07 [続きを読む]