後藤ゆり さん プロフィール

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後藤ゆりさん: BLやさい室
ハンドル名後藤ゆり さん
ブログタイトルBLやさい室
ブログURLhttp://gotoyuri.blog.fc2.com/
サイト紹介文胸キュン&ハピエン! 完結編多数。(連載中) ひねくれ童貞男子がオレ様モテ男子に好かれたら!?
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供244回 / 365日(平均4.7回/週) - 参加 2015/03/11 16:01

後藤ゆり さんのブログ記事

  • 独壇場Baby (その後) そうちゃんとあぁちゃん①
  • ≪ 七浦 彬 ≫夏休みに入り、俺は、都内から電車で2時間程度の湯河原温泉に来ていた。旅行ではない、仕事だ。約1ヶ月、こじんまりとした老舗旅館での住み込みのアルバイト。 仕事内容は、皿洗いや掃除、草むしりなど。1ヶ月の住み込みとなれば就活に支障が出るのではと危惧したが、予定がある日は好きに休んでいいとのことで、問題ない。 日給3,000円と薄給だが、眼前が相模湾でリゾート気分を味わえるし、温泉付きだ [続きを読む]
  • 独壇場Baby (おまけ②) 諒太のお仕置き②
  • ライブではしゃぎ過ぎたのか、体がフラフラしてた。そう言えば、昨夜はろくに眠ってなかったし、時差ボケだし、最後のご飯は機内の朝食のクロワッサンとポーチドエッグだけだったし。雅先輩がやたらニヤけてるから、 「何ですか?」 って訊いたら、「今夜の諒太は乱れてくれる予感がする。」だって! こんなに体力減退してるのに、Hなんてするわけないじゃんっ!!・・・・・・って、実は俺も、したいけど。1年間離れてた恋人が [続きを読む]
  • 独壇場Baby (おまけ②) 諒太のお仕置き①
  • ≪ 向坂 諒太 ≫雅先輩の、バカっ。バカバカバカバカっ!。バカに100を掛けても1000を掛けても足りない。ヒースロー空港発羽田行きの機内。 ふわふわと真っ白い雲が穏やかに広がる空の上、俺の胸の中だけ、真っ黒な嫉妬の雲で覆われていた。一週間くらい前、チェリー寮で隣室だった瀬谷からメールが届いた。『雅先輩、国際の七浦といい仲だって噂。 向坂、帰国したら、戦う覚悟した方がいいかも。』何が 『戦う覚悟』 [続きを読む]
  • 独壇場Baby (おまけ①) 礼ちゃんのおねだり
  • ≪ 河村 礼 ≫雅さんが、今若者に人気の −miu− というロックバンドのライブチケットを欲していることは、随分前から知っていた。それが、向坂のためだということも。『チケットを手に入れること』 を条件にオケのコンマスを引き受けた雅さん。 オケのメンバーは、ネットでの一般発売開始時間ちょうどに(講義を休んでまで) ”購入” ボタンを したが、誰もチケットを入手出来なかった。俺なら・・・あの人に頼め [続きを読む]
  • 独壇場Baby (最終話) 独壇場
  • ≪ 七浦 彬 ≫眩しい。 暑い。 重い。 そんな不快な目覚めだった。眩しいのは朝だから。 暑いのは夏だから。 重いのは・・・多田の四肢が俺の体に絡んでいるからだった。こうして多田の横で目が覚めるのは、もう何度目だろう。 数えようとして、それはつまり、俺が醜態を晒した数を数えるのとイコールだと気付いて、恥ずかしくなって止めた。昨夜は特に・・・。多田の部屋に入った途端に玄関先でキスされて、腰が砕けて、 [続きを読む]
  • 独壇場Baby (46) 運命の人
  • ≪ 多田 颯介 ≫彬が・・・怒ってる。礼って人と別れてから、歩く間もバスを待つ間もバスの中でも、彬は黙りこくってた。俺のポジティブ思考をもってしても、怒っているとしか思えねぇ。そりゃそうだよな、楽しみにしてた −miu− のチケットを、俺ってば勝手に葛籠橋に譲っちまったんだから。 けど、あの時はあれがベストだと思ったんだよなぁ。「ごめん。」 って言うタイミングを掴めないまま、俺のマンションの前に着い [続きを読む]
  • 独壇場Baby (45) ゲネプロ ②
  • ゲネプロは、予定開始時間から30分押しで始まった。俺達は、客席の後方に陣取った。大ホールのステージ、指揮者の横に立ちメンデスゾーンのソロを弾いているのは、葛籠橋先輩だ。つまり、無事に、葛籠橋先輩の天岩戸は開いたわけだが・・・先輩の第一声は謝罪などではなく、「それ(チケット)、本物?」 だった。多田が財布から取り出し翳していた2枚のチケットを掠めるように受け取り、 「さぁ、気合入れて演ろっか。」 とメ [続きを読む]
  • 独壇場Baby (44) ゲネプロ ①
  • 金曜日、この日は3限・4限と彬と同じ講義だった。 隣に座ってれば当然、彬の太腿を撫でたくなるわけで・・・。けど、手を伸ばす度に払われたり甲を抓られたり、教室の長机の下での地味な攻防は授業中ずっと続いた。 おかげで、講義の内容は全く頭に入らなかった。「おはよ〜。 あれ、七浦ってば何で仏頂面してんの?」授業の終わりを告げるチャイムとほぼ同時に教室に入って来たのは、神谷だ。「多田が阿呆だから。」「えぇ? [続きを読む]
  • 独壇場Baby (43) てのひら
  • ≪ 多田 颯介 ≫彬を教室に送り届け、声を掛けて来る友人達を交わしつつ校舎を出た。 約束の時間まで、後5分しかない。正門に続くなだらかな坂を急ぎ足で下りながら、俺は、掌がくすぐったくて何度も手を結んだり開いたりしていた。チャペルの手前でバスケ仲間のジョシュアに会い、 「What's Up!?」 とハイタッチを求められた。 俺は、拳を握ったまま小手を十字に当て 「Good!」 と答えた。 ジョシュアは少し不思議そう [続きを読む]
  • *お知らせ*
  • 暑中お見舞い申し上げます。いつも当ブログにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。『独壇場』の更新記事じゃなくてすみません!連日、猛暑が続いておりますが、皆様、夏を楽しんでますか!?私は今、東京の端っこにある自宅を離れ、本州の端っこの県に帰省しております。田んぼが緑の波となって輝き、その隣には青い実をつけたりんご畑が延々と続いている。後数日もすれば、町からねぶた囃子が聞こえてくるはず。金曜 [続きを読む]
  • 独壇場Baby (42) バス乗り場の二人
  • ≪ 七浦 彬 ≫12時半、渕上駅北口の東側にある学バス乗り場は、午後からの授業に向かう学生で溢れていた。 朝程ではないが、列が蛇行してタクシー乗り場を侵食している。その列に、俺と多田は並んでいるわけだが・・・。「多田、授業もないのに学校行ってどうすんの?」火曜の多田は1限と2限だけで、午後はフリーだ。せっかく俺が、多田が1限に間に合う様にと早起きして朝食用意してやったというのに、「食後の運動。」 [続きを読む]
  • 独壇場Baby (41) 朝の二人
  • 「颯介っ! 早く早くっ。」素っ裸のキラキラ彬が、お花畑の中を駆けている。 「待てよ彬ぁ〜っ!」 と追い掛ければ、飛び交う小鳥たちが 「ラブラブねぇ! お似合いよぉ!」 と囀る。大丈夫、”これは夢だ” と分かってる。裸でお花畑で戯れる・・・なんていうベタな夢を見てしまうくらい、俺は今、幸せの絶頂にいるのだ! 夢の中、やっとのことで彬に追いつき抱き着いたら、勢いで二人で倒れ込んでしまった。 お花畑の地面は [続きを読む]
  • 独壇場Baby (40) R18
  • ≪ 多田 颯介 ≫はぁ・・・堪んね・・・。 彬が俺のをフェラしてるとか、これ、夢じゃないよな?正直、技術はいまいちだ。 けど、小さなお口で俺のデカいのめいっぱい咥えて、ウグウグ苦しそうにしながらも、一生懸命、俺を気持ちよくさせようと頑張ってる。 その可愛い顔をこの目で見たい! けど、シックスナイン中だから顔が見れねぇんだよな。告白(!) の後、彬を愛撫してたら何故か反撃にあってフェラされてしまっ [続きを読む]
  • 独壇場Baby (39) R18
  • ベッドの上、仰向けの俺を跨ぐように四つん這いになった多田に見下ろされれば、羞恥で全身が熱くなった。いや、熱いのは恥ずかしいからだけではない。 緊張? 不安? ・・・期待? バスルームでイッたのは俺だけだ、次は多田の番だろう、すぐに俺に挿入しようとするはず・・・。そんな俺の予想に反し、多田は、腰を高く浮かせたままキスをして来た。 執拗に口腔を嬲られる。多田のキスは気持ちがいい。 気持ち良さに引き摺られ [続きを読む]
  • 独壇場Baby (38) 彬の気持ち
  • ≪ 七浦 彬 ≫「彬、そっち、もうちょい引っ張って。」「こ、これくらい?」「OK。ぴったし!」ベッドに二人でシーツを敷く。 多田がクローゼットの中から出した、柔軟剤の匂いのする真っ白なシーツを皺なく張って、マットレスを包んだ。「俺と彬の、初めての共同作業だな。」多田がニヤけた顔で言う。 初めての共同作業が(セックスの前準備の)シーツ敷き・・・って、「馬鹿じゃないの。」「照れるなって。」『照れる』 [続きを読む]
  • 独壇場Baby (37) 多田の気持ち
  • 夢中でキスをした。 貪るように・・・ってやつ。 絡めた舌や口腔の感触は生々しいのに、合わさってる唇は、溶け合っているかのように境界線がぼやけていた。は・・・凄ぇ、超気持ちイイ・・・彬とのキスは、何でこんなに気持ちイイんだろ。当然、キスだけじゃ物足りなくて、彬の色んなとこを触りたくなる。ゆっくりと体重をかけて横たわらせながらTシャツの裾から手を差し入れれば、少し汗ばんだ肌が掌に吸い付いて来た。 指先 [続きを読む]
  • 独壇場Baby (36) 告白
  • ≪ 多田 颯介 ≫彬ぁ〜、てめぇ、ここまで来てキスを拒否るってどういう了見だよ!?ラブビーム飛ばしてたよなぁ? エロい顔で誘って来たのはお前の方だぞ? 俺が部屋に女連れ込んだって思って嫉妬したってことは、俺を好きってことだろうが。 この流れでいったら当然キスだろ!?なのに、超思いっ切り突き飛ばしやがって、お陰でベッドのポールで腰打って痛ぇの何のって。 これじゃ満足に腰振れねぇじゃん。「だ、だって、 [続きを読む]
  • 独壇場Baby (35) お片付け③
  • 「彬っ!!」大声で呼ばれて振り向いたら、多田の隣の女の子が気まずそうな笑顔で 「じゃぁね多田くんっ。」 と俺の横を走り出したところだった。 俺の横を疾走して行った彼女、少し化粧が派手目だが可愛い顔をしていた。 たわわに実った果実みたいな丸い乳房が揺れて、あんな子に見つめれたら、男なら、ラブビームに弱い多田じゃなくとも瞬殺だろう。 「イイところ邪魔して悪かったな。」 と、多田に軽口を叩く余裕はなかった [続きを読む]
  • 独壇場Baby (34) お片付け②
  • ≪ 七浦 彬 ≫何が 『心の友』 だ、お前はジャイアンか。 まぁ、思い込みが激しく、野放図な行動で人を振り回す辺り、多田とジャイアンは共通していなくもないが。『心の友』 と言っておきながら、多田の視線は熱を帯びている。結局お前は、 ”そういう目” でしか俺を見れないんだな。多分・・・俺も同じなんだ。「セックスした仲なのに 『心の友』 なんて、そこまで達観出来ないよ。」無理なんだ。 やはり、 ”友達” する [続きを読む]
  • 独壇場Baby (33) お片付け①
  • 脱いだ靴をきちんと揃え、「お邪魔します。」 と軽く頭を下げる律儀な彬。お邪魔? んなわけないじゃん、熱烈大歓迎に決まってんじゃん。実はちょっと、気まずさがないわけでもない。 彬にフラれたあの日から、初めての ”二人きり” なのだ。っつうか、彬さ、フッた男のマンションにわざわざ自ら来るなんて、やっぱ俺のこと好きだろ? 振り返ってキスしたいけど、焦るな俺、まずは 「フラれたことなんか気にしてねぇよ。 だ [続きを読む]
  • 独壇場Baby (32) 前向きな男
  • 理香が十八番の曲 (これまた別れた相手を想う歌だ。 嫌がらせか?) を熱唱するのを聞きながら、彬のことを思い出してた。あれ以来、彬からは電話もラインもなかったけれど、教室で偶に会う度、何か言いたげにジッと見つめられた。 それはまるで、ラブビームのような熱い視線。 違う違う、ラブビームじゃない・・・って自分を戒めて来たけど、・・・やっぱラブビームだったんじゃね?一度など、俺のマンション前で待ち伏せされ [続きを読む]
  • 独壇場Baby (31) フラれた男
  • ≪ 多田 颯介 ≫「多田さん、最近元気ないですね? 何か気になることでも?」リポーターよろしくカラオケのマイクを向けて来たのは、去年ちょっと付き合ってた理香。俺は今、理香と理香の友達のトモちゃんと、同ゼミの男二人と計5人で学校帰りに渕上駅前のカラオケボックスに来ている。 このボックスは、初ゼミ飲み会の二次会で来て彬と意気投合した思い出の場所・・・って、ちょっとセンチメンタルになったのがまずかった。 [続きを読む]
  • 独壇場Baby (30) 取引
  • 日が経つのはあっと言うまで、1週間、2週間・・・。 春学期の期末試験の慌ただしさもあって、殊更、日が過ぎるのを早く感じていた。桜ヶ丘50周年コンサートは今週末に迫っている。 その夜には横浜アリーナでの−miu−のライブがあって・・・。多田が、一緒に行こうと誘ってくれたライブ。 でも、この状況で多田に 「ライブの日、どうする?」 なんて訊けない。神谷の言葉が、ズンっと心に圧し掛かってた。 「今の七浦 [続きを読む]
  • 独壇場Baby (29) 噂
  • 人の噂に戸は立てられない、とはよく言ったものだ。つい先日まで学園内の噂のうの字の点にも引っ掛かっていなかった葛籠橋先輩が、ほんの1週間で、一躍 ”時の人” となっていた。「クールビューティがレジェンドに落とされたって!」 「レジェンドって誰?」「院でヴァイオリンやってる葛籠橋 雅って人。 子宮キュンキュンしちゃう超イケメンらしいよ。」「えっ、クールビューティの相手が男!?」「OGの間では伝説の人だっ [続きを読む]
  • 独壇場Baby (28) チケット
  • 「雅さん、13時からオケの特練だって毎日毎日毎日言ってるのに、何故、毎日毎日毎日忘れるんですか。」「忘れてたわけじゃないよ?」「では、何故、毎日毎日毎日さぼろうとするんですか。」「・・・反抗期だから。」「反抗期は10代にしか許されません、雅さん23歳でしょう? 大人なんですから無駄な抵抗は止めてコンマスの責務を果たしてください。」『コンマス』 って単語は知っている、オーケストラのリーダー役のことだ [続きを読む]