まるネコ堂 さん プロフィール

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まるネコ堂さん: まるネコ堂ブログ
ハンドル名まるネコ堂 さん
ブログタイトルまるネコ堂ブログ
ブログURLhttp://marunekodoblog.blogspot.jp/
サイト紹介文言葉の場所「まるネコ堂」のブログです。 言語、現代、ライフスタイル。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供77回 / 365日(平均1.5回/週) - 参加 2015/03/15 20:34

まるネコ堂 さんのブログ記事

  • 【396】音がなくなるとき。
  • そう言えば最近夕日を見てない。いや見てる、と思うのだけど、あの夕日を見ていない。うちの庭からちょうど真正面に見えるあの夕日を見ているときのあの圧倒的な感じをしばらく感じていない。感じたという感じがそう言えばしばらくしていない。あの感じを思い出す。あれはどうなっているのか。あのときの僕はどうなっているのか。よく圧倒的な場面に遭遇したときに「言葉を失う」という慣用句を用いるし、実際何かをしゃべろうとい [続きを読む]
  • 【395】低速ライフ満喫中。
  • 3月末に自宅のADSLを解約しました。今はfreetelのSIMです。普段は「節約モード」にしていて(速くて)200kbps。時々、必要なときに節約モードを解除して使ってます。というわけで、とたんにブログ更新もフェイスブックも滞ります。まぁ、こういうものだと思っていて、これで何か都合が悪いかというと、ほとんどありません。いざというときに高速化できるという選択肢があるのは、僕にはとても使い勝手がいいです。MacBook Airは、 [続きを読む]
  • 【393】『この世界の片隅に』は「反戦映画」ではない。
  • 決定的なネタバレを含みます。『この世界の片隅に』を観た。終盤のあるシーンまでとても良いと思った。これは良い映画を観たと、あとで思うだろうなと思って観ていた。しかしそうではなかった。問題のシーンの直前のシーンはこうだ。すずと周作が原爆が落ちて焼け野原となった広島市内の橋の上にいて、その後ろを「バケモノ」が通り過ぎていく。「バケモノ」の背負う籠からワニが顔を出す。このシーンで映画は終わるのだと思った。 [続きを読む]
  • 【392】矛盾の距離。
  • 言葉というのは高濃度に矛盾を含んでいる。許容しているとも言える。「相手のことを考えなさい」という言葉を発する話者は、その言葉を言う相手のことを考えているようには見えない。どちらかというと自分自身の苛つきや怒りに重心があって、それを相手にぶつけることが主眼になっているように見える。この自家撞着は中距離のループを描いている。つまり投げつける相手を想定し、経由している。「自由でなければいけない」という言 [続きを読む]
  • 【催し】今週土曜日「絵を描く会」です。
  • 今週の土曜日、まるネコ堂で山根澪の「絵を描く会」です。前回参加して思ったのは、あぁ僕は物心ついたときからずっとこんなふうにしか描けない。小学校や中学校で絵の描き方を何か習ったような気がしたけれど、ちっとも上達なんかしていなかった。ということでした。正直、自分が絵を人に見せるなんてことはこれまで脳裏の片隅にもなかったし、そもそも絵を描くということは僕にとって遠い遠い霞んだ景色なのですが、それでもまぁ [続きを読む]
  • 【390】「読む・書く・残す探求ゼミ」のサイトができました。
  • 「読む・書く・残す探求ゼミ」のサイトです。小林健司さんがサイト制作をしてくれました。「書く講座とは」のページでバカ丁寧に読むだけで世界は驚くほど豊かになると、小林健司さんが書いているのですが、これは本当にそうで、たったそれだけのことをやってきたのでした。この講座、ひたすら読んでいるのですが、不思議な事にこの講座に来てくださった人が「書く」ようになったりします。それぞれの人が、自分にとっての「読むと [続きを読む]
  • 【389】『言語3』できました!
  • 『言語3』納品されました。大谷が連載していた『書かれたものはその時点での書いたものの死体である。』は今回で最終回です。小林健司さんの『人と言葉の関係論』はいよいよ佳境を迎えた感じで、これまでコツコツと築いてきた基礎の上にいよいよ独自の世界がたちあがります。人の認識とはどうなっているのか。そこに言語はどう関わっているのか。この号だけでも面白いと思います。おすすめです。ご注文はウェブからどうぞ。https: [続きを読む]
  • 【388】アンチな広告。タイムラインを流れる安倍さんと蓮舫さん。
  • フェイスブックでタイムラインをなんとはなく見ていると、安倍さんの写真がいくつも目につく時がある。スクロールさせてざっと眺めているだけだと写真ばかりが目に入ってきて、 なんとなく「安倍さん、なんかやってるな。活動してるな」という印象を持つ。でも実は、そういう安倍さんに関する投稿のほとんどは「左」よりの人から流れている。同様に、最近はちょっと下火なんだけど、蓮舫さんの写真が目につく時期があった。 「あ、 [続きを読む]
  • 【催し】言葉の表出、夏合宿2017
  • まだまだ寒いさなかですが、夏合宿のご案内です。これまでの合宿から一日増やして4日間です。定員も少しだけ増えています。合宿の日程中、最初のミーティングと作品を読む時間は一堂に会しますがその間は自由です。仕事に行ったり、人と会ったり、ひたすら寝ていたり、もちろんずっと机に向かったり。そんなふうにバラバラに過ごしていても、なぜかともにいる感じがするのがこの合宿の不思議なところです。ともに過ごしている時間 [続きを読む]
  • 【386】「読み明かす会」のはじまりに寄せて
  • トップページにいきなりけんちゃん(小林健司さん)と僕の名前が出てきたのもあってドキドキしている。あぁこんなふうに思ってもらっていたのかとうれしい。海底深くもぐっていくイメージは本当にそうで、そうそう、そうなんだよという気分になる。そう書いてくれていることにうれしい。そのあとを読んでいくとそのうれしさを追いかけるように焦りが出てくる。すでに、こんなにも鮮やかに文字にできていることに嫉妬が交じる。そし [続きを読む]
  • 【385】freetelの「節約モード」でGoogleドキュメント。
  • freetelの節約モード。MacBook Airをテザリングで使った場合。使用スマートフォンはPuriori3 LTE。(2017年1月19日時点)できること・Googleドキュメント・Googleスプレッドシート・Bloggerの投稿(画像を扱わない場合)いずれもMac版Google Driveはインストールせず、ブラウザ(Chrome)上での動作。最初の読み込みに時間がかかるけど作業自体は問題なさそう。できるかもしれないけどやりたいと思わないこと・フェイスブック画像 [続きを読む]
  • 【384】「日本国憲法をバカ丁寧に読む会」第4回の感想。
  • 7回シリーズで行っている「日本国憲法をバカ丁寧に読む会」。第2回の第一章天皇、第二章戦争の放棄の感想は、こちら。第3回の第三章国民の権利及び義務の感想は、こちら。第4回(2017年1月12日)は、第四章国会。無味無臭の手続き感に裏返された思想性第三章までは思想性とも言うべき、「良いこと」への方向感が濃厚にあった。例えば、第十一条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。など。日本という国にとどまらず [続きを読む]
  • 【催し】「ぼくたちの一年会議」のご案内
  • 日程を毎週水曜日に変更しました。(2017年4月18日追記)===小林健司と大谷隆が続けてきた「会議」はちょっと変わっています。一年ほど前、二人で「ナニカ」をしようという漠然としたスタート地点から、ほとんど毎週、ただカフェでお茶を飲んだり、河原でお酒を飲んだり、ときには全く何も話さない「会議」をしてきました。他の人からはただダラダラしている二人組にしか見えず、とても会議をしているとは思われなかったでしょ [続きを読む]
  • 【383】久しぶりにラーメンズ「銀河鉄道の夜のような夜」。
  • ラーメンズと言えば傑作「銀河鉄道の夜のような夜」。傑作すぎて途中で見ていられなくなる。何かがギリギリまで張り詰めていく。この張り詰める感じは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」と同質のもので、予感と予兆、つまりあらかじめ起こってしまっていることへ向かってしまわざるを得ない感じと兆しの密度だ。コント中盤でお母さんの声が舞台全体に響いて、しかもなんとも怪しく、本当にそれがお母さんなのか、本当にそこにいるのかわか [続きを読む]
  • 【382】無題
  • 「言葉の表出、冬合宿2016」で僕が書いた文章です。===大谷 隆もうこれでおしまい。たったいま書き終わった。書き終わる直前は息が止まっていて、とてもくるしいからもうこれ以上無理だと思う。けれどまだ書き終わっていないから終わらないと思っている。息の根が止まらないとと思う。息ができなくてくるしいのに息の根が止まることを望んでいる。のは困る。といっても息を止めていることなんて思ってもみないのだから困っている [続きを読む]
  • 【催し】『無為の共同体』ゼミ
  • おかげさまで満席となりました。以後キャンセル待ちにて受付いたします。===研究のためでもなく仕事のためでもなく「ただ読むこと」を通して本を体験します。ジャン=リュック・ナンシー『無為の共同体』アマゾン http://amzn.to/2hJpGCT第1回 2月11日(土) 第一部 無為の共同体 46ページ 7行目まで第2回 3月11日(土) 第一部 無為の共同体 46ページ 8行目から第一部最後第3回 4月8日(土) 第二部 途絶した神話 [続きを読む]
  • 【催し】一年ことわ坐、やります。
  • 小林健司さんと一年間に渡る企画です。とてもとても楽しみです。===周りからは止まっているように見えても、なんにもしていないように見えたとしても、本当にじぶんの声を聞き続けていれば、周りがアッと驚くようなものを生み出したり作れたりする。ここ5年ほど、人生を使ってそれを確認してきたけれど、もうこれは間違いないんじゃないかと思う。たとえば雑誌「言語」。http://gengoweb.jimdo.com/たとえば東京の夫婦友だちと [続きを読む]
  • 【381】本をすすめる。『無為の共同体』
  • この本面白いよと人にすすめてもほとんど成果らしい成果を得られないことは本好きの孤高な楽しみでもあるのだけれど、それでも時々真に受けて買って読んじゃう人がいて、そういうときにこのちっぽけな場所にもう一人、人が増える感じにドキドキする。とかって、これまではやってきたのだけど、ここに来て真面目に真剣にもう一度、この本面白いよと人にすすめることをやってみている。共同体というとちょっと堅苦しいし、「ともに」 [続きを読む]
  • 【催し】1月15日 新年の句会
  • 最近知り合ったというか話をするようになった方が以前よく句会をやっていたとのこと、それではとやってみることにしました。とは言っても僕は句会などやったことがありません。僕が理解した句会のやり方は、最初にちょっとルールを決める。どこまで俳句の決め事を守るかとか。それから句をそれぞれで作る。歳時記で季語を調べたりしながら。できあがった句を、誰が詠んだのかわからない状態で全員に配る。全員がそれぞれの句につい [続きを読む]
  • 【380】山根澪の「絵を描く会」によせて。
  • 山根澪が絵を描く会をはじめます。満を持して。なのだと思います。澪の案内文にある、絵を見ることで、もともと目の前に存在しているものなのに、絵に描かれることによって初めてそれが現実に見えてくるようなことがあります。ときには、描いた人の広大な世界がその絵から出てくるようなこともあります。という「ようなこと」は、どういうことなのか。たぶん、絵を描くという行為は、網膜に写った映像や心の中の情景のアウトプット [続きを読む]
  • 【379】12月8日の日本国憲法をバカ丁寧に読む会の第3回を終えて。
  • 7回シリーズで行っている「日本国憲法をバカ丁寧に読む会」。第2回の第一章天皇、第二章戦争の放棄の感想は、こちら。第3回は、第三章国民の権利及び義務。「は、これを」文の効果第三章でどうしても目につくのが「〜は、これを〜」という文体。すでに二章から使われているが、三章で頻出する。第十九条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。この「は、これを」文は、日常の日本語としてはあまり見かけないが、意味と [続きを読む]