Ununz さん プロフィール

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Ununzさん: Ununzプロジェクト
ハンドル名Ununz さん
ブログタイトルUnunzプロジェクト
ブログURLhttp://ajtgpdmwwmdpgtja.blog.fc2.com/
サイト紹介文小説(今のところ習作のみ)・エッセイ・他雑文・夢日記・旅行記を発表していきます
自由文小説:いわゆる純文学指向。最近はあまり書いていません
エッセイ:多くが過去の子供時代から、また二十代の頃を題材に扱っています
日記:期間が飛び々々フリーター時代や学生時代、長いものもあります
雑文:政治・社会事象に関する散文、他にゲーム・映画・読書それぞれ軽めの感想文
夢日記:眠りのあいだに見る夢を可能な限り鮮明に書いている、つもりです
旅行記:東南アジアのタイに行ったときのことです
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供7回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2015/03/17 12:51

Ununz さんのブログ記事

  • 日記帳から2003-2004【5】月刊○○ケアの事後報告を兼ね〜2
  • (1543字) 仕事を始めてわずか数週間、果たしてこの事務所が本当に存続していけるのかと不安に覚えることが何度となくあった。個人事務所を立ち上げたばかりだから仕方が無いのは分かるが、半ば投げやりな行動を取らせた理由の一つでもあったことはあった。 二回目の給料の支払い日が未定になっている、初回の給料が事前に話していた金額よりも若干少なかった等々。喉の奥に色々と引っかかっていた。自分はそれなりに頑張ってい [続きを読む]
  • 日記帳から2003-2004【6】月刊○○ケアの事後報告を兼ね〜1 修正版
  • [貴方の応援が励みになります!!]エッセイ・随筆ランキングへにほんブログ村※前回のエッセイ『壊れた時計と五十時間』の続きはそのうち投稿します私の文章は基本的にパソコンに保存されたものを手直ししての発表ですので、本来はそこまで時間はかからないはずなのですが、最近は駄目なのですね。本来書き下ろしを分割して投稿する、いわば書き下ろし連載が基本のつもりなのですわ。でも、筆が進まない……なんてのはちょっと違い [続きを読む]
  • エッセイ(雑記)【13】壊れた時計と五十時間〜1
  • (1732字) 僕のことを語ってみたい。壊れかけた安っぽい時計は部屋の隅に打ち捨てられ、次第に積もる塵埃をも、気の端へわずか思わずに済ませられる。自身へ限ってみれば僕の語りは、その類のものではないはずだ。 この物語はすでに産まれたときから始まっていたのかもしれない。それでも、このことに気がついて考え始めたのは最近になってだった。常に自分とともにあったこのあやふやな、掴みどころのない塊の形は、大体世間一 [続きを読む]
  • エッセイ1話まとめ(物語構成)【12】僕らはイカロス
  • (※1)昔ギリシャのイカロスは蝋で固めた鳥の羽(全5327字/2012.10.22記す) 小学校三年生までの僕には友達が一人もいなかった。微かにでも憶えている顔といったものすら一つもない。他の文章にも書いた通り、近所にそのような関係とおぼしき子供が一人住んでいたはずが、彼の姿は学校では一度も確認しなかった。だから正確に言えば、学校には一人も友達がいなかったということになる。 いつ初めて声を掛けられたのかは全く記 [続きを読む]
  • エッセイ(物語構成)【12】僕らはイカロス〜3(了)
  • (2332字) 引越しをすると知ったのは小学校四年生のいつのことだったか。もう学校に来なくなった彼は、その日僕を自宅まで迎えに来て新築寸前の家に招いてくれた。つまり、個人的なお披露目を受ける運びとなったのだ。もうじき引き払う予定のアパートも結構遠いとは感じていたが、新居はそこから歩いてもさらに数十分の距離があり、学区が異なるために転校することになるのだという。引越し先までの道のりの長さは子供の身の丈と [続きを読む]
  • エッセイ(物語構成)【12】僕らはイカロス〜2
  • (1520字) 彼の家は坂の上にあるという。普段から外遊びなどしない僕は体力もあまりなかったので、随分と息を切らしながらこんな急な道を毎日登り降りするのは本当に大変だろうと喘いだ。 考えも碌にまとまらないままにほとんどうつむきながら、時々空を仰いて大きく息を吐き出しつつ。彼は少し先を歩き指先で方向を指示し、顔を上げて確認をした僕は再び地面に視線を落とす。霞んだ遥か彼方にしか見えもしない行き先をこの目に [続きを読む]
  • エッセイ(物語構成)【12】僕らはイカロス〜1 訂正版
  • (※1)昔ギリシャのイカロスは蝋で固めた鳥の羽(1475字/2012.10.22記す) 小学校三年生までの僕には友達が一人もいなかった。微かにでも憶えている顔といったものすら一つもない。他の文章にも書いた通り、近所にそのような関係とおぼしき子供が一人住んでいたはずが、彼の姿は学校では一度も確認しなかった。だから正確に言えば、学校には一人も友達がいなかったということになる。 いつ初めて声を掛けられたのかは全く記憶 [続きを読む]
  • エッセイ(物語構成)【11】BONBON!〜4(了)
  • (1430字) 結局店を訪れる頻度はいくらか減ったにしろ、今までと同じような感覚で通った。店員の対応も変わりなく、不明瞭と多少でも疑らせる会計は一回もなかった。やはり勘違いだったと思いたいしそう信じている。 ただ、経営が上手くいっていないのではないかとの予想は間違ってなかったらしく、数カ月後には暖簾が取り外され、いつもならば夜になると表の通りまでを照らす明かりは落とされていた。ちょっと気になってガラス [続きを読む]
  • エッセイ(物語構成)【11】BONBON!〜4
  • (2297字) 私はトイレに立ち上がった途端に後ろへ向かってふらついてしまい、両手を中空に漂わせ何か掴む物はないかと足掻くも、どうやら無駄だったらしい。奥の半個室を仕切っている壁とそれを支えている柱に左肩をしたたかに打ち付けた。 なにか尖った部分が深く肩に食い込んだ有様で、一瞬痛みのあまりに素っ頓狂[スットンキョウ]な声を挙げそうになり、それを堪[コラ]えの顔を上げてからカウンターのほうに向き直ると、 [続きを読む]
  • エッセイ1話まとめ(物語構成)【11】BONBON!
  • (全7216字)〔1〕/〔4〕 行きつけの店――なんとも甘美な響きである。八百屋の主人と天気についての話から始まり、最近の景気云々といった頑是[ガンゼ]ない流れ、隣のお茶屋ではいつも暇そうにしている若旦那と趣味の渓流釣りについてひと談義、綺麗な白髪紳士のマスターがいる喫茶店ではほどよい距離を保っての穏やかな笑みの混じった視線が交わされる。 別に、昔ながらの商店街ばかりにしかそういったことがないわけではな [続きを読む]
  • 日記帳から2003-2004を通しで【5】元女王
  • (全11324字)〈1〉/〈6〉 特に書くことが……いや、書くことはいくらかある。重要な問題ならばいくらかはあるし、そうでない問題なら数え切れないほどある。頭が痛い。酒の種類によっては私はすぐに酔ってしまうが、アルコール度数の点では勝る(高い)ウィスキーやブランデーの類は、胃の中を熱くさせ口腔から下の感覚を鈍麻させるだけだ。ダブルで5杯飲んでも、せいぜい頭を軽く押さえられている程度の感覚にしかならない。  [続きを読む]
  • エッセイ(物語構成)【11】BONBON!〜2(タイトル訂正)
  • ※タイトルとカテゴリが一部間違えていたため訂正しました。失礼しました(1917字) 大学生だったN上やI岡とは主に駅近くのチェーン店に行くことが多かった。数カ月ぶりにあった彼らはすっかり大学生のノリを習得していて、しかもどちらかというと新入生を乗せていくための雰囲気作りのやり口や、ちょっとした場の仕切り方まで心得ていたのだ。 他にもよく参加した友人としてK尾がいる。彼は若いうちから仕事をしていたせいも [続きを読む]
  • エッセイ(物語構成)【11】BONBON!〜1
  • (1817字) 行きつけの店――なんとも甘美な響きである。八百屋の主人と天気についての話から始まり、最近の景気云々といった頑是[ガンゼ]ない流れ、隣のお茶屋ではいつも暇そうにしている若旦那と趣味の渓流釣りについてひと談義、綺麗な白髪紳士のマスターがいる喫茶店ではほどよい距離を保っての穏やかな笑みの混じった視線が交わされる。 別に、昔ながらの商店街ばかりにしかそういったことがないわけではない。時々夕方過 [続きを読む]
  • 日記帳から2003-2004【5】元女王〜5(了)
  • (3878字) 世の中で本当に何が起きているかにほとんど関心がなく、政権与党・大企業の広報機関としてのマスメディアの報道にどっぷり浸かり、疑うことすらしない人々がいる。メディアから発せられる情報の読み取り力の低さへとりあえず注意喚起しつつ、彼らも前述したように、具体的にあるいは自分の生活へ直接関わってくる問題については、しっかりと知っておく必要はある。 しかし、多少乱暴な物言いであることは覚悟している [続きを読む]
  • 日記帳から2003-2004【5】元女王〜4
  • (1624字) やはり金銭の誘惑に勝てなかったのか。しかし今では中高生でも知っているように、一度裸を見せてしまえば上、つまりTVショウビジネスに片足を踏み入れたかどうか程度のタレント候補、あるいは他の世界から転向を目指す人は芸能界の少なくとも王道的場所には働けない。タレントであっても一定以上の地位にいなかった場合、戻れないといった暗黙のルールがある。 どうしても必然性のあった映画上の表現以外で、若いう [続きを読む]
  • 日記帳から2003-2004【5】元女王〜3
  •  (1669字)「競技Xの女王」は本物なのか偽者なのか。これは女王の定義にも発展させることもやろうと思えば出来る。利害の絡みあう人間同士が納得する結末とはどのようなものか、いずれの結果であるにせよ一旦もつれ始めれば時間のかかりそうなところである。 つまり前段で真偽はすぐに決着がつくと書いたが、それは言ってみれば所属している組織の影響を無視出来ない程度に受け、普通に考えればまずあり得ないが未だに従わざる [続きを読む]
  • 日記帳から2003-2004【5】元女王〜2
  • ※2003年のものも含まれていたため、カテゴリ名を少し変更しました(1780字) ところで「神聖な――」という点について、こういう言い方自体が時代錯誤的な意味のないものなのだと皆が考えていると、私は思っている。Y先生もトピックの取り上げ方からして同様に、まず上記の文言をかなり批判的に捉えているのだろう。 しかしそれらが作り出されたイメージに過ぎなくとも、男性で言えば高校球児は甲子園を死に物狂いで目指すし、 [続きを読む]
  • エッセイ1話まとめ(雑記)【10】昔見た女に再び出会う
  • (2004年6月記す/2014年9月補筆修正/3482字)〈1〉/〈2〉 十数年ぶりに会った。彼女はおそらく家にひきこもりがちな生活を送っているのだろうと思う。僕はいつものように家から最も近い交差点に向かって歩き、途中で当然彼女の家の前を通り過ぎることになっていた。 あれは衝撃的な出来事で、確かに出会ったそれ自体は確率として捉えるまでもなく非常に珍しいことだ。であるとしても、それを偶然と呼んで済ませるのを否定したく [続きを読む]
  • 日記帳から2003-2004【5】元女王〜1
  • ※カテゴリ名を少し変更しました※※2003年のものも含まれていたため、カテゴリ名を少し変更しました(2373字) 特に書くことが……いや、書くことはいくらかある。重要な問題ならばいくらかはあるし、そうでない問題なら数え切れないほどある。頭が痛い。酒の種類によっては私はすぐに酔ってしまうが、アルコール度数の点では勝る(高い)ウィスキーやブランデーの類は、胃の中を熱くさせ口腔から下の感覚を鈍麻させるだけだ。ダ [続きを読む]
  • エッセイ(雑記)【10】昔見た女に再び出会う〜2(了)
  • (1792字) 相手は当然忘れてしまって(というよりも記憶しているはずがない)いることは言うまでもないだろうが、当時通っていた学校の通学路か、近くの商店街だったのかはっきりとは憶えていなくとも、であっても初対面の時の印象だけは強く残っている。 その時は何かに恥じ入るような、または恐れる気持ちが強かった。同時に小学生の男子にありがちな反応、しかし僕にとっては珍しいといっていい、異性に対して不自然に映るく [続きを読む]
  • タイ旅行、後日まとめ記【全7月18日】(了)
  • ※脱落していた一話分(〔2〕/〔4〕)を加えました〔1〕/〔4〕(703字)【7月18日】記 25日目について25日目 朝から歩いて伊勢丹の紀伊国屋を探した。途中寺院に立ち寄り、たまたま声をかけてきたシンガポール人(彼曰く)と少し話をした。自分の着ている立派なスーツのことや奥さんのことなど。話をしているうちは人懐っこい笑顔でいい人なんだろうと感じていたが、話を一方的に聞かされているうちに段々と彼の身に着け [続きを読む]
  • エッセイ(雑記)【10】昔見た女に再び出会う〜1
  • ※私自身のネット環境が変化したため、一時的に更新が滞っておりました。このようなブログへわざわざ訪問くださる皆様、いつもありがとうございます(2004年6月記す/2014年9月補筆修正/1694字) 十数年ぶりに会った。彼女はおそらく家にひきこもりがちな生活を送っているのだろうと思う。僕はいつものように家から最も近い交差点に向かって歩き、途中で当然彼女の家の前を通り過ぎることになっていた。 あれは衝撃的な出来事で、 [続きを読む]
  • タイ旅行、後日まとめ記【7月18日分】〜23(了)修正版
  • (1907字) 考えも碌に定まらずふらふらと20分近く歩いていたところで、路肩に停車しているトゥクトゥクを発見した。もつれ気味の脚で小走りに近寄り、早速運転手に声を掛ける。特に自分一人になってからというもの、色々な人間にいいように騙されているが、それでも気温がもっとも高くなる昼時に右も左も分からない異国の街をうろつく気力は、その時の身体にはほとんど残されていなかった。風の通り道が少なく湿度の高い街中で [続きを読む]