ミラーボール さん プロフィール

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ミラーボールさん: ミラーボール
ハンドル名ミラーボール さん
ブログタイトルミラーボール
ブログURLhttp://mirar.sblo.jp/
サイト紹介文もう、一生恋なんてしないと思っていた。 なのに、恋をしてしまった・・・。
自由文シングルマザーの私が、30歳の娘を心配して結婚相談所などに顔を出し、娘の結婚相手を見つけようとして、恋をしてしまう・・・。「娘や「母子との関係」や「やりとり」などについて
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供346回 / 365日(平均6.6回/週) - 参加 2015/03/27 13:00

ミラーボール さんのブログ記事

  • でも、あれを見てしまうと・・・
  • 佐伯先生の次のバンドも、良かった。 男女4人編成のバンドで、 演奏もしっかりしているし、 男性ボーカルの声にも魅力があった。 と、思えたのですが・・・。 でも、あれを見てしまうと・・・。佐伯先生の唄を知ってしまった後では、私には、そこまでガツンと来ることは無かった。のです。彼らのバンドが終わるまでに、私たちはハイネケンを飲み干していた。また10分の休憩になり、田辺さんが煙草を吸う。 「あ、すみませ [続きを読む]
  • 凄いものを共有してしまった
  • 「ちょっと、すぐに立てませんでした」ライブが終わり田辺さんがポツリ、と口にした。 私と同じだった。私「・・・はい。圧巻でした」田辺さん「凄いですね、あの先生」「凄いものを、見てしまいましたね」私たちは横に並んだまま、視線も合わすことなく会話した。 凄いものを共有してしまった。 まるで犯罪を見てしまったかのような、 いや、例えは悪いけれど・・・ そんなことを感じずにはいられなかったのでした。「ああ、 [続きを読む]
  • もっともっと聴いていたい。
  •  ああ、まだ終わらないで。 もっともっと聴いていたい。 もっとこの素晴らしい音楽の中にいたい。佐伯先生の唄を聴きながら、私はそう思っていた。 伸びのおる高音が、 とても壮大な自然を思わせるし、 ゴスペルっぽく力強く唄いあげるときは、 大きな壁に立ち向かってゆく勇気を感じた。もう、私は、佐伯先生の唄の虜だった。『かのんにも聴かせてあげたかった。』切実にそう思った。『次のライブは、絶対にかのんと来よう [続きを読む]
  • 何て世間はイジワルなのだろう・・・
  • 演奏が始まった・・・。佐伯先生は、輝いていた。ギターを手に、時にキーボードに代えたり、自分の唄を、言葉を、メロディーに乗せて唄っていた。私は、全身の毛穴が開くほど、感動を覚えた。 何でだろう。 何でこんなに凄い子が、まだ売れていないんだろう。 何て世間はイジワルなのだろう・・・。 だって、こんなにも圧倒されているんだから。チラ、と隣を見ると?田辺さんは、何だか私以上に感動を覚えているように見え、口 [続きを読む]
  • 真顔で言われたので
  • 私たちは狭い階段を降りて、ライブ会場の中へと入った。「いやぁ、僕みたいなおじさん、場違いですかね?」田辺さんがソワソワしながらそう言った。「そんなこと言ったら、私だって」と答えた。「いやいや、先生はそんな心配ないですよ」真顔で言われたので、また返しに困った・・・。受付で、予約したチケット代を払う。財布を取り出した田辺さんを、私は、慌てて制した。「いつもお世話になっているので、 今日くらいチケット代 [続きを読む]
  • たぶん・・・もう20年ぶりぐらい
  • 下北沢に行くなんて、ホント久し振りだった・・・。下北沢に行ったのって?確か、高校の同級生がやっていた演劇を観に行って以来だと思う。だから、たぶん・・・もう20年ぶりぐらい(笑ー)下北沢って若者で活気がある街。駅前には、どこで売ってるのか?聞きたくなるような衣服を身に付けた男女たちで溢れていた・・・。って、そう思うことが、私が歳を取ったんだなぁ・・・、なんて実感する。どこで売ってるのか?聞きたくなる [続きを読む]
  • ダメ、そんなの伝えられない
  • 「今、美咲といる。離れられない。 本当にごめん。もし嫌じゃなかったら、代わりにお願い」 かのんからのそのラインを読み、私はすぐに着替えた。オシャレを考えている時間などなかった・・・。走って駅に向かい、電車に飛び乗る。とりあえず、連絡しなければ。何があったのか分からないけれど、きっとかのんはそこまで余裕はないだろう。と私は思った。田辺さんにも連絡を。かのんが行けなくなり、私が行けるようになった・・・ [続きを読む]
  • まさかの連絡
  • ライブ当日・・・。かのんから、まさかの連絡が入ったのでした・・・。私はすぐにかんのに電話をかける。長い間呼び出し音が鳴り、やがて途切れた。出ない・・・。ライブ当日に突然かのんから、「今日行けなくなった」とだけ、ラインが入っていたのでした。私は、かのんが『嘘をついているのだ』と思っていた。だって、そんな、タイミングが良すぎるもの・・・。やっぱり行きたくないのか?それとも今日、田辺さんと何かあったのか [続きを読む]
  • 皆、そうやって恋愛をしているのだから
  • これで良い。かのんが、好きな相手とライブへ行く。好きな相手と距離を縮めたいなら?仕事とは違って、プライベートな部分もいっぱい見れた方が良いに決まっている。仕事中は特に意識しない相手だって、その後に飲みに行ったり趣味の催しでバッタリ会っちゃったりして、意外な一面を見たり、皆、そうやって恋愛をしているのだから。恋愛対象になるには?仕事以外で、時間を作ること。私だって、もし、館林さんがピアノ教室の生徒な [続きを読む]
  • 自分に向けて
  • 「そうだね」かのんはもう1回、しっかりと呟く。それはまるで、自分に向けて言うかのようでした。「それとね、かのん」私のその言葉に、何か感じ取ったかのんは、置こうとしていた緑汁を再び手に取った。かのん「何?」「私、館林さんと交際してること、田辺さんに言ったから」かのんは、私を見つめた・・・。私も、かのんの瞳を捉えた。そう、ピアノ教室でちゃんと、誤魔化したりしないで自分の口から伝えた。ことを。そして、田 [続きを読む]
  • 凄く怖い・・・
  • 好きな相手と一緒に居られるのは、嬉しいけどその半面、凄く怖い・・・。それは、分かる。私にも分かる。「田辺さんはね、 ただ純粋にライブに行きたいのだと思うよ」「うん」と、かのんは頷いた。 「特別に感じることないよ。 いっぱい話さなきゃとか、 嫌われたらどうしようとか、 そういうこと考えなくて良いじゃん。 ライブ楽しんで、ライブについて話したり、 そのついでに、 田辺さんの好きな音楽聞いたりさー、 少 [続きを読む]
  • 何だか、甘酸っぱくて可愛いな
  • かのん「嫌なわけないけどさー、 そういうイベント的なの、  どうやって接したら良いのか分からなくて・・・」意外だった・・・。 でも、そっかー。 好きな相手と何を喋ったら良いのか? 楽しそうにしてくれるのか? そういう不安で いっぱいになってしまうことって、確かにある。好きな相手だから、そうなるのだろうなーと。私は娘に対して『何だか、甘酸っぱくて可愛いな』と思った。かのん「昨日食べ過ぎちゃったんだ・ [続きを読む]
  • そんな気を遣わなくて良いのに・・・
  • 「うん、そうなの。ごめんね」私はかのんに謝った。すると、かのんは、「行けなくなっちゃったって、嘘でしょ?」と、私を見透かして、そう言った。「だって・・・」田辺さんが掲示板のチラシを見て、行きたいと言ったので、代わりに譲ったことを説明した。「そんな気を遣わなくて良いのに・・・」かのんは、少し残念そうにそう言った。でも、だって、私と二人でなんて行けないし、三人でも・・・。「私、田辺さんとライブに行くの [続きを読む]
  • ライブ前夜
  • スーパーで材料を買い、私はさっそく準備に取り掛かった。つけっぱなしになっていたテレビの、 下町人気料理店にだって 負けない料理を振る舞いたい。私はそう意気込み、そしてそれは、憂鬱な翌日のことを考えないようにしているかのようでもあった・・・。そして、朝が来た・・・。結局、佐伯先生に何も伝えられないまま、ライブ当日になってしまった。「ねぇ、お母さん今日行かないの?」ライブ前夜、かのんにそう言われた。「 [続きを読む]
  • 小さな小さな溝
  • 2日後に館林さんをうちに招くことになっていて。「豚の角煮」及び「猫のジャーニー」事件で叶わなかった招待。 あの時、『豚の角煮を振る舞う』と言って用意していたのに、色んなことが重なり、そして私たちには小さな小さな溝が生まれてしまったように感じていた。それははたから見たら?ほんのささいな小さな小さな溝。解決したかのように見えるかもしれないけれど、きっとそれはそう想い込もうと必死になっているというのもま [続きを読む]
  • ・・・あっ!
  • 私は、結局、佐伯先生のライブに行けなくなった・・・。という事を・・・。ちゃんと告げられなかった。憂鬱な気持ちを引きずったまま、マスターの喫茶店へ寄ることもなく、家へ帰宅した。そして、「・・・あっ!」家に帰り、テレビを点けた時に思わず声を上げた・・・。夕方のワイドショーでは、下町人気料理店の特集をやっていた。それを見て思い出した。「今日、スーパーへ寄って帰ろうと思っていたのに・・・。」そう、この二日 [続きを読む]
  • あの、明日、ライブ・・・
  • 「先生!」そう声をかけると、佐伯先生は屈託ない笑顔を見せた。「あぁ、先生! 久し振り!」私が「あの、明日、ライブ・・・」と、しどろもどろになっていると、「うん、明日頑張るから!」と言い、佐伯先生は行ってしまった・・・。「・・・あ、そうじゃなくて」佐伯先生は、ひどく急いでいるようだった。私は、結局ちゃんと告げられなかった・・・。佐伯先生のライブに行けなくなった・・・。という事を・・・。結局、私は、憂 [続きを読む]
  • あっち走って行きました
  • 佐伯先生の声がした!ので、私はすぐに給湯室を飛び出した。でも、その姿はどこにもなかった・・・。あの声は、絶対に佐伯先生の声だった。先程、声がした生徒を見つけた。私「佐伯先生、いたの?」生徒は「いた!」と元気よく答えてくれた。「どこに行ったのかな?」私は尋ねる。生徒「あっち走って行きました」「ありがとう!」私はそう言って、その生徒の指差した方へ向かって更に駆け出した。見つけた!佐伯先生は、今まさにピ [続きを読む]
  • 先生、どうしたの?
  • 伝えなくては・・・。本当に、伝えなくては。この日、私がピアノ教室の空き時間に、給湯室で珈琲を淹れてアーモンドを食べていた時のことだ。「先生、どうしたの?」という、生徒の声がした。「ちょっとね、用事あって!」その声を聞いて、私はすぐに給湯室を飛び出した。佐伯先生の声だったのです!そして、私はすぐに給湯室を飛び出した。伝えなくては・・・。本当に、伝えなくては。とにかく急いで私は佐伯先生を探したのでした [続きを読む]
  • 伝えなくては・・・
  • 私は、佐伯先生のライブに行けなくなった・・・。娘と一緒に行くはずだったそのライブ。佐伯先生には、すでにチケットを二枚予約してもらっている。私だって、行きたくて仕方ないのだけれど・・・。田辺さんに、つい嘘をついてしまった・・・。「行けなくなってしまった」と・・・。「代わりに行きますか?」と聞いたら、田辺さんは「行く」と言った。「かのんと一緒に。」私がライブに行けなくなっってしまったことを、佐伯先生に [続きを読む]
  • 気付いたらそう口にしていた
  • 「今週の日曜かあー」田辺さんがそう言った。佐伯先生のライブの事でした。私「興味、あります?」なぜそう言ったのか?自分でも分からない・・・。気付いたらそう口にしていた。「こういうのも良いですよね。最近外に出てないので」田辺さんはチラシの時間帯を指でなぞって確認した。私「もし良かったら、行きます?」あっ!!!私は何を言っているんだ。言ってから、激しい後悔が襲った・・・。「ああ、良いですねえ」と田辺さん [続きを読む]
  • どこか淋しかったように感じた
  • 私は「はい」と答えた。そして、全部話した。田辺さんに。 あの時会ったのは、私の彼氏だと。 田辺さんの気持ちを考えると、 凄く心が痛かったけど、 ずっと隠すのは無理だし、 失礼だし、 娘のかのんにとってもそうだ。これが私の精一杯の誠意でした。田辺さんは「良かった、良かった」と、その後何度も口にした。「いや〜久し振りに鍵盤に触るなあ」と言って、田辺さんはレッスンを始めた。ひどく真面目に、一生懸命ピアノ [続きを読む]
  • 正直に打ち明けることにした
  • かのんから・・・聞いた? いや、違う。 かのんは、言って無い。「何も言わなかった」と、私は、あの後聞いた。田辺さんは、館林さんが私の彼氏だと気付いている。  「いや〜凄いイケメンですねえ!」『私の彼氏だと気付いて、そう言っているのだ。』と思った。私は少し悩んだが、正直に打ち明けることにした。 「そうなんです」そう正直に打ち明けてから、私たちの間には、少しの時間が流れた・・・。手を握れば掴めそうなは [続きを読む]
  • 彼氏さんですよね?
  • そして、翌日のこと・・・。「前回はすみませんでした」田辺さんは、そう言ってピアノ教室にやって来た。風邪のことは、口にしなかった・・・。きっとピアノ教室に来なかった理由が?仮病だということ、私がそれを感づいているということを田辺さんだって分かっている。のだと思いました。「それより、あの、こないだ……本当にすみませんでした」今度は私が謝罪する番。何だか私たちは、謝ったり謝られたりが多い気がする・・・。 [続きを読む]
  • 来てくれますように
  • 佐伯先生に、ライブのチケットを2枚、予約した。「ありがとう〜! 嬉しい〜!」私は、佐伯先生に、手を握って感謝された。 今から楽しみ。 日曜日も月曜日も。でもその前に、私にはやるべきことがあったのです。 田辺さんのことです・・・。あの一件以来、↑はこの時↓です。http://mirar.sblo.jp/article/178226973.html一度も私は田辺さんに会えていない・・・。前回のピアノ教室は、急にお休みになった。 きっと、仮病だ [続きを読む]