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フェラーリのブログ https://automotive-blog.hatenablog.com/

フェラーリ購入ともろもろの出来事 フェラーリF12 フェラーリディーラー フェラーリ保険

フェラーリを買おうと思い立ち、ディーラーに行き、試乗し、注文して、車庫を探し、保険の契約をし、納車され、乗りはじめましたが、その間に色々な事がありました。その色々起きた事、感じたこと、考えたことを書きます。

フェラーリのブログ書いてみました
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2015/03/30

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  • 「ありがとうございました」

    商用車を運転するのはたのしい。これまでも仕事にかこつけて小型トラックや4ナンバー1BOXを運転する機会を作ってきました。身を乗り出し前後を確認し、大げさに身体をねじり左右を振り向く。ステアリングはグイグイ回して、段差が大きいとみれば身構える、そんな運転が実に楽しい。 シートを倒して踏ん反り返り片手運転しているよりもよほど面白い。以前からそうした思いがあり今度、選んだクルマは車体が大きくて背の高い、サスペンションのストロークのあるクルマを選びました。 このクルマを加えてまたしばらくクルマを楽しみたいと思います。 かつてはクルマに乗らなければ仕事にならなくて、何十万キロという距離走ってきました。い…

  • 「あと2回」

    2015年3月8日の投稿からこれまで307回(たしか307回)の投稿をしてきました。 フェラーリの購入をきっかけにしてこのブログの投稿を始めたわけですが、以来4年間、300回余りあれやこれやと書き連ねてきました。 以前は書きたいこともあり、書いているうちに様々な思い出がよみがえったり、あらためて考えを深めたりすることも多く、書き続けることが自分にとって価値のあるものだと考えていました。でも長く読まれてきた方はお気付きかもしれませんが、この一年くらいは内容も付け焼き刃的だったように思います。わたしも無理にひねり出している記述も多いと思い、内容も良くないと考えている以上、潔くやめる方が良いと考え至…

  • 「あれこれ思うこと4」

    ついこのあいだ通勤途中、後ろから異常に車間を詰めてくる黒いアルファード(ベルファイアだったか)があった。 信号で止まると数十センチまで近づいてくる。こちらが発進するとぴったり2、3メートルに付いてくる。 「黒いアルファードか、いかにもありそうな…」、と思う。 朝の通勤時間帯だから交通量は多い。よほど急がなければならない事情があるのか、それともわたしの運転に苛立っているのか。 わたしはそれほどスピードをだす方ではないが、かといって遅いわけではない。それにいまわたしの前にもずっとクルマが連なって走っているから、わたしの速度うんぬんではないはずだ。アルファードのドライバーの気持ちをうかがい知ることは…

  • 「あれこれ思うこと3」

    クリスマスの近い日、仕事で都内に出向いた。歩道を歩いていると、後ろの方から大きな音のクルマが走ってくる。バイクの音ではではないし、いわゆる族車の音でもない数台が後方から近づいてくる。おそらく…、と思ったところで空ぶかしをしながらそれらのクルマが通り過ぎていった。 都内の繁華街でアクセルを煽り爆音を上げて走るフェラーリやらランボルギーニ。何年か前からこうした走り方をするフェラーリやランボルギーニ(ポルシェやマクラーレンもあったかもしれない)を見るようになった。 速度と関係なくアクセルを煽って存在を目立たせているのだから、道ゆく人から注目を集めたいということだろう。 「スゴいクルマに乗っているんだ…

  • 「あれこれ思うこと2」

    あけましておめでとうございます。ことしもよろしくおねがいします。実際には大掃除が終わった後、一杯やりながらダラダラと書いてます。いつも以上に思いつくまま書いてみます。…では、前回のつづき。 アダプティブハイビームの車に乗っている。街中ではハイビームになることはまずないが、大通りを離れて走るとハイビームに切り替わる。そのとき前走車がいるとそのクルマに直接ハイビームが照射しないように調節しているのがわかる。 その道は谷の切り通しのようなところを通っていて道路の両脇に壁が迫っている。前走車とその横の壁面がすこし暗くなっているから、くだんの機構が作動して前走車にこちらのヘッドライトが直接当たっていない…

  • 「あれこれ思うこと」

    ながながと昔のクルマのデザインについて書いて来たけれど、今回はかねてより気になっていたことを羅列してみる。 すっかり陽が落ちるのが早くなった今日この頃。渋滞の連なるテールランプの眩しさがつらくなる。で、大型車の装飾で鏡面仕上げになったバンパーやらマットガードに反射したヘッドライトがまぶしい。信号待ちや渋滞であればこちらのヘッドライトを消すなど対策できるが走行中は無理だ。マットガードは走行中、前後にゆらゆら揺れる。発進の瞬間はことさらまぶしくなる。当の大型車は運転席が高いからそうした眩しさを実感することはないのだろう。 大型車のドライバーはこういうアクセサリーが昔から好きらしい。子供の頃、トラッ…

  • 「デザインで記憶に残っているクルマ 8」

    このテーマもこれぐらいにしようと思います。 子どもの頃、テレビでフェラーリに乗った警察官が泥棒グループのシトローエンとカーチェイスを繰り広げる映画を見た。あらかじめ見ようとチャンネルを合わせたわけではなくて、休みの日(もしかしたら夏休みや春休みの時期だったかもしれない)テレビのチャンネルを回していたら偶然、放送していた。だからストーリーもちゃんと覚えていない。 たしか、泥棒グループの自動車逃走がうまくて警察が捕まえられない。普通のパトカーじゃなくフェラーリで追いかけろとかそんな内容でフェラーリが登場することになるのだが、出てきたフェラーリは308GTBでも512BBでもなく古いフェラーリだった…

  • 「デザインで記憶に残っているクルマ 7」

    デトマソ マングスタも記憶に残っている。 丸目4灯のヘッドライトにフロントフードがかぶさって、けものが薄目を開けたように見える。うまいデザインだなぁ、と思った。ヘッドライトはクルマの目。人はクルマを擬人化というか擬動物化して見るのか、と妙にわかった気になる小学生(のわたし)。 角目4灯ヘッドライトがでてきたのはいつのころだろうか。わたしが記憶しているのは三菱ギャランラムダ(Λ)だった。この角目4灯ヘッドライトが出るまでは丸目2灯、丸目4灯のどちらかだった。で、わたしは丸目2灯より丸目4灯の方が高級で高性能だと思い込んでいた。いずれかの本で、四灯式ヘッドライトの中側二つはハイビームと言って遠くを…

  • 「デザインで記憶に残っているクルマ その6」

    富士スピードウェイにヘリコプターが下りられるとは知らなかった。 一方でずいぶんなお金持ち企業があるもんだと思った。業務に使えるとは思えないテスタロッサ を買い、平日の昼間にヘリコプターでサーキットにくる企業。社会に出たばかりの小僧っ子の私には理解しにくいものがあった。 テスタロッサ のデザインだけれども、はじめて見た時やっぱりフェラーリ、ピニンファリーナはちがうと思った。特徴的なサイドビューのフィン形状がリアフェンダーを形成していくデザイン。馬鹿みたいに幅広いデザインで日常の使い勝手なんか考慮していないデザイン。こういうことをしてまで、「オラはフェラーラだ!」と押し出す。 そのころ、セリカダブ…

  • 「デザインで記憶に残っているクルマ その5」

    ランボルギーニ カウンタックのカッコ良さに気づいたのはスーパーカーブームになってカウンタックを様々な角度から撮影した写真があふれてからだ。 カウンタックのドアを開いた写真を見たのはどの本だったかポスターだったか忘れたが、左右のドアを上げて、エンジンフードを開け、低いカメラ位置から撮影した写真があった。色は黒か紺色に見えた。インテリアは記憶に残っていないのでブラックだったのだろう。このカウンタックも記憶に残っている。 もう一つ記憶に残るカウンタックはいとこの住む町のアーケード商店街の出店で買ってもらったパネル貼りポスターで、赤と白のツートンカラーのカウンタックだった。この赤白のカウンタックは見覚…

  • 「デザインで記憶に残っているクルマ その4」

    ランボルギーニカウンタックをさえないクルマに見せたこの本は、カウンタック以外のランボルギーニは載っていなかった。時代から言えばミウラやエスパーダが載っていても良いはずだが掲載されていない。 フェラーリは246GTディーノだけだった。ディーノの解説はあまり記憶していない。向かい合わせのページにはフィアットX1/9が載っていた。カウンタックの不鮮明な写真ではわからなかったがX1/9のヘッドライトが隠されたデザインに目がいった。その時はリトラクタブルヘッドライトという用語はわからなかった。 用語は分からなかったがヘッドライトを格納していることはすぐに見てとれた。当時はジャイアントロボなどといった子供…

  • 「デザインで記憶に残っているクルマ その3」

    二回にわたってデザインで記憶に残っているクルマのことを書いてきた。今回は日本車ではなく海外の車について書く。前回まで話しはわたしがある程度車に詳しくなってからのことで、いわゆる自動車デザインとして評価できる車種を書いた。今回はそういう視点ではなく、より子供の頃の記憶に刻まれたカッコいいクルマについて書いてみる。 デザイン的な視点はなくて、小学生の子供が本で見た印象が全てだった。当時はスーパーカーブームの前で海外の車を目にする機会はほとんどなかった。Googleで検索すれば画像も動画もスペックも一瞬で調べられる今では考えられない情報の少なさだった。 小学生の頃のわたしは様々な理由で学校の行事に参…

  • 「デザインで記憶に残っているクルマ その2」

    前回のつづき。 1990年型4代目カムリ、4代目コルサ(ターセル) これも上のコロナと同時代のトヨタデザインでバブル景気の中にあたる。10代目コロナに比べるとオーソドックスな3ボックスデザインだったが、綺麗な曲面でまとめられていた。特にリアコンビネーションランプ周りとプレスドア(特に後部ドア)が綺麗だと思う。 それまでのカムリは発売されるたびにイメージが変わっていたように記憶している。コロナのラグジュアリー版とかスポーツ版というイメージだったり、実直なFF大型セダンだったりした。この4代目カムリは小セルシオのようなデザインだけれども余計なモール類を無くして面の綺麗さを見せた。これが新しい高品質…

  • 「デザインで記憶に残っているクルマ」

    デザインの良さで記憶に残っているクルマのことを書こうと思う。ただすでに評価の高いクルマのことを書いても今更だと思うので、そうした評価がされていない、ただわたし個人でデザインが優れていると記憶している車種について書こうと思う。では…。 1986年型2代目ソアラ 初代ソアラはオーソドックスな2ドアセダンだった。発売された時、弱々しさのないガッチリ角ばったデザインだと思った。かの徳大寺有恒御大がソアラのデザインを評して、 「ボディ幅に対してタイヤをなるべく外側に配置してタイヤのサイドウォールに影が落ちないようにしている。ホイールハウスの中があまり覗かれないようにしている。車体断面の下側を鉛直に切り落…

  • 「クルマの広告の記憶 その4 クロモドラのフェラーリ512BB」

    輸入車の広告の写真は拙かったと前回書いた。しかし輸入部品のそれはしっかりした写真が使われていたのだ。アルミホイール、いや正確にはマグネシウムホイールの広告だった。 当時は外国製部品の広告が多くて、タイヤ(ピレリ、ミシュラン、グッドイヤー…)、ホイール(ATS、カンパーニョロ、クロモドラ…)ショックアブソーバー(コニー、ビルシュタイン)ステアリング(ナルディ、モモ)、シート(レカロ)、マフラー(アンサー)、ライト(マーシャル、ボッシュ、シビエ)、ミラーやフォーン(警笛)にも輸入品があった。 そうした数ある輸入部品の広告の中でひときわ目をひいたのが前回、載せたクロモドラの広告だった。 赤い512B…

  • 「クルマの広告の記憶 その3 フェラーリ512BB 2550万円也」

    カーグラフィック誌を買い始めたころはターボが流行していた時期で猫も杓子もターボである。サニーターボなんてのも発売されていた(TVコマーシャルは松坂慶子だったはず)。 フロントグリルに「TURBO」と裏焼きでレタリングする。バックミラーで見ると正転して読めるというのが流行った。 バックミラーで「TURBO」と読めたら道を譲れ、ということなのである。 後付けターボ(ボルトオンターボ!)の広告もずいぶん出ている。カーグラフィック誌ではなかったかもしれないが、他誌ではボルトオンターボ特集をよく掲載していた。しかししばらくしてターボは燃費が悪いと言われて流行は去った。 輸入車のチューニングカーが知られ始…

  • 「クルマの広告の記憶 その2」

    前回のつづき。クルマの広告について。 まずは前回、触れたコロナクーペ。 マツダの広告の近くに掲載されたトヨタコロナクーペの広告の写真が変なのだ。 えらくフロントノーズが長く見える。フロントオーバーハングが異様に長い。 当時はあまり気づかなかったがこのディフォルメは強烈である。 考えてみれば昔の日本車のデザインは欧米車の縮小コピーばかり、当時は気づかなかったが今、見ると恥ずかしいくらいパクリなのだ。昨今メディアで中国車のパクリを揶揄しているけれども日本だって同じだったのだ(今でも褒められたもんじゃないと思いますが) 前回、映画007のロジャー・ムーアがピストル(当然、ワルサーPPKだろう)を構え…

  • 「クルマの広告の記憶」

    今回はクルマの広告について書きます。 最近、どんなクルマのコマーシャルが流れているかよくわからないのだが、おおよそテレビCMと言うのは雰囲気先行でその製品の実を表すものはあまりないように思う。クルマが走って竜巻が起きたり稲光が光ったり、見ててシラケるのである(フェラーリのビデオも同じような映像をアップしているから、こういうのは万国共通なのかも知れない)。だからクルマに多少なりとも知識やこだわりがあると、そういうあざとい加工映像や車とまったく関係がないタレントが出てくるテレビCMはつまらないのだ。 かつてはそういうCMを見ていると、「このCM見た開発担当者は忸怩たる思いなんだろうな」、と思いを巡…

  • 「これまでを振り返りまして…」

    かつての3日毎、4日毎の投稿から一週間毎の投稿になり、内容もかなりたどたどしいものになっていたのはご存知のとおりです。 以前は書きたいことが色々あり、折にふれ書き溜めていたことを夜間や休日に記憶を掘り起こしながら投稿するのは楽しみでもありました。 しかしその投稿数も250を超えたくらいから徐々に思い浮かぶことが少なくなりました。 子供の頃からクルマが好きで少しでもクルマのことを知りたくて、見かけたクルマに近寄ったり、買ってもらったクルマの本を何十回となく読み返し全部、記憶したりしていました。 社会に出てからは望んだ仕事ではなかったけれど毎日、営業車を使って多くの時間と距離を運転する生活になりま…

  • 「正しい運転」

    自分の運転は正しいと思っている、大抵みんなそうだ。 でもその思い込みはかなり怪しい、正しくない場合も多い、そう思う。 だってわたしはかれこれ40年(四捨五入したらね)近くクルマを運転しているが、その時その時つねに正しい運転をしてきたつもりなのだ。でもその40年近くをふり返ると正直ずいぶん危なかったと思う。 要するに一度だって安全な運転だったことはないということだ。 路地から通りに出るとき車道のところで一旦停止するドライバーは多いが、規則では車道に出る前の歩道のところで一旦停車しなければならない。これを守らずに実技試験は合格しなかった筈だが実際にこれを行なっているドライバーは半分も居ないのではな…

  • 「ネタがないので」

    すみませんGWで遊び呆けていてストックがありませぬ。 いよいよこのブログも末期症状かと思います。 …でここ数ヶ月、たまった質問にお答えします。 Q フェラーリは二度と買わないのか? 万に一つの確率があるとすればGTC4ルッソかもしれません。フェラーリと言えど日常に供するキャラクターの方が良いと思うからです。やっぱりクルマは乗ってなんぼ、見栄やカッコではなく、シチュエーションをなるべく選ばないクルマに越したことはないと思うからです。 Q 後悔したミッドシップカーは何か? アウディR8でした。発売当初から大型ミッドシップカーとして大人しいキャラクターだと評されていましたが、たしかにその通りだと思い…

  • 「クルマの中の過ごし方3」

    30年以上、運転していると車内の過ごし方も変化する。 ある時期、クルマの中で朗読を聴くのがすきだった。 オーディブルというのをご存知だろうか。以前はオーディオブックと呼ばれたこともある。 ほとんどが本を朗読したデータ配信で朗読ラジオのようなものだ。時間が何時間にも及ぶ大作もある。毎日、少しずつ数週間をかけて聴く。クルマで聞いているとやはり注意力がすこし散漫になるのだろう、本を読むより理解が薄い。だから同じオーディブルを何度も聞く。3、4回聞くと頭に入る。 まだるっこしいかと思うがさにあらず。 実に面白い。薄皮を剥がすように物語が頭の中に浮かび上がり、まとまっていく。まるでモヤの中から人が近づい…

  • 「クルマのなかでの過ごし方 2」

    前回、若かりしころ夏の雨の中、伊豆を走った時のクルマと音楽と風景の記憶を書いた。 当時はカーナビなんてものはなく。クルマの中に地図をおいておくのが普通だった。 当時のドライブは適当に走り回った。地図はクルマの中においてあったがほとんど見ない。見るのももどかしく走り続ける。そもそも目的地を定めて走り出さない。なんとなく西に行こうか、東に行こうか、くらいしか決めていない。だから地図を見ずに行き当たりばったり、道路の看板を見てあっちに行ってみよう、こっちに行ってみようと走る。観光する気もなく、走ったことのない道を走れればそれでいい。それだけで充分たのしい。 関東であればおおよそどこに向かっているかわ…

  • 「クルマのなかでの過ごし方」

    クルマのなかでどんなことをして過ごすか、という話し。 かつて営業車で都内を目指す時はAMラジオを聞くことが多かった。FMラジオは音楽ばかりで聞いたこともない曲を聞かされるのは苦痛で、女のDJの空気のような喋り方が馴染めなくてほとんど聞かなかった。 AMラジオは交通情報を聞くためにつける。AMは会話がうるさいのでボリュームを低くしておき交通情報になったら音量を上げる。NHKがだいたい毎時28分と57分の2回、交通情報を放送する。他のTBSや文化放送、ニッポン放送をザッピングすると1時間に4回くらい渋滞情報を仕入れることができる。 昔の首都高速の渋滞はいまよりずっとひどく、事故など発生すれば尚のこ…

  • 「みんなのくるま」

    仕事で多くのスタッフにクルマを運転させている。荷物を持ちながら身体の負担が少なく機動性よく移動するにはクルマが一番いい。 十数台の車両が年間、何十万キロも走る。一年で月まで行って帰ってくる距離だ。あまり口には出さないがかなり責任を感じている。 事故を起こすのではないか、事故に巻き込まれるのではないか、いまどんな状況で運転しているのか、どんな精神状態で運転しているのか、寝不足で居眠り運転していないか、車両の状態は大丈夫か、タイヤの空気圧は大丈夫か、(わたしは二度、高速道路でスローパンクチャーを経験している)、台風が来たら来たで、雪が降ったら降ったで心配になる。 何度か事故を起こしている。軽い追突…

  • 「クルマは雰囲気をはしる 2」

    前回のつづき。雰囲気を感じながら走る、について。 運転していると前を走るドライバーが何を考えているのか分かったり、数秒後に何が起きるか予想できたりする。このブログを読んでいる人も大抵そうだと思う。「わからない」、そう思った方も明日、クルマを運転してみると自分がかなりのことを事前に察知して運転していることに気づくはずだ。 前々回、レベル2の自動運転を使っていると書いたけれどこの自動運転、そうした予想などということはできない。すべて発生してから反応する。 例えば、前を走る車が交差点を左折しようとしている。減速して方向指示時を左に点滅させ、すこし車体を左側に寄せながらハンドルを切り始めたところで停止…

  • 「クルマは雰囲気をはしる」

    前回、レベル2の自動運転について書いた。そのつづき。 街をふつうに歩いている時、人は前から歩いてくる人にぶつからない。ラッシュアワーの駅構内であれば別だが、前から歩いてくる人の動きを凝視しなくてもぶつからない。 不思議なことに相手の目を見て、相手もこちらの目を見て歩いて来る時こそぶつかる。目と目で見つめ合うとそこにばかり注意が行きそのほかの情報が遮断されてしまうのだろう。 見ない方が良いのだ。目で見ずに雰囲気で感じる。その方が多くの状況(雰囲気)を感じられる。多分そうだ。 車の運転が下手な人がいる。いつまでたっても上手くならない人がいる。下手な人は大抵、この雰囲気を掴んでいない。 クルマの運転…

  • 「レベル2自動運転」

    ここ数ヶ月、レベル2の自動運転を作動させて走ることが多い。高速道路だけでなく一般道でも試している。 高速道路(信号や交差点のないバイパスも)の混雑時には重宝する。ただしこの重宝というのは運転が楽、というレベルであって、運転をクルマに任せるというには程遠い。 隣の車線から割り込んで来た時や、前走車が隣の車線に出て行った時などまったく安定しない。毎回違う反応をするので気が抜けない。 前走車が隣車線に出ていったとき、前方の車のなくなった空間に猛然と加速し始める時がある。もちろん前が空いていれば問題ないのだが、大抵はその先に前走車が走っている。前走車を検出せず加速をしていき、衝突警報が鳴ることも度々あ…

  • コルベット グランスポーツ

    先日、現行コルベットに乗る機会があったのでその時の印象を書いてみる。 実はコルベットに乗るのはこれがはじめて。 「今のコルベットはイイですよ。ガチッとした本物のスポーツカーです」、 そう薦められた。 今をさかのぼること35年前、通っていた学校の近くの駐車場にコルベットが停まっていた。三代目のコルベットで鮮やかなブルーメタリックに白い革シートがついていたように記憶する。そのコルベットのオーナーは長髪のミュージシャンのようないで立ちで白いマルチーズ(だったかチワワだったか)を連れてコルベットに乗り込む。 日本車にはない陽光に輝くブルーメタリックと白い内装、オーナーと子犬のいでたち。この光景がわたし…

  • 「あらためて フェラーリF12の最後 その4」

    F12のことを振り返っておりますが、今回が最後です。 色々とF12の気になったところを書いてきたけれども、F12の記憶の濃さというか深さはそれほど濃くも深くもないのだった。むしろあっさり、薄いものだと言っていい。 それはF12で長い距離を走らなかったこと、走るシチュエーションがパターン化して単純であったことが原因かもしれない。基本的に休日の午後が多く、走る道は同じところばかりでロングドライブを言えるものは数回しかなかったのだ。 やはりクルマとの記憶は、長距離を走ったり、朝昼晩24時間を共にしたり、春夏秋冬、雨雪台風をくぐり抜けた方が濃密になる。 これまで度々、営業車のことを書いたのもクルマその…

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