昭和のマロ さん プロフィール

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昭和のマロさん: 昭和のマロ
ハンドル名昭和のマロ さん
ブログタイトル昭和のマロ
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/to3300
サイト紹介文昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供341回 / 365日(平均6.5回/週) - 参加 2015/03/30 05:40

昭和のマロ さんのブログ記事

  • 小説「レロレロ姫の帰還」(3)神社の森(3)
  • 「そうか、お腹が空いているのか・・・」 宮司はここへ来た本来の仕事を簡単に放棄した。「付いて来なさい」 社務所を出て、道端に停めてあるレクサスに向かいながら思った。 ・・・こんなカワイイ娘をこのまま放置するわけにはいかない・・・       「おうちは熊本市内?」 彼女を助手席に乗せ、サイドブレーキを解きながら宮司は訊いた。 彼女は黙って頭を振った。 白い脚が光もののように目に入った。  賽銭箱の [続きを読む]
  • 小説「レロレロ姫の帰還」(2)神社の森(2)
  • 「お嬢さん! どうしました? だいじょうぶですか?」 宮司はその柔らかそうな肩に手を触れて声をかけた。  ぴくっとからだが動いて、大きな目が見開いた。「あっ、スイマセン!」 彼女はスカートを整えながらいきなり立ち上がると、爽やかな声を発した。 少なくとも病人には思えない。「だいじょうぶ? どうしました?」 小山内は神職という立場を意識して、優しい声をかけた。「家出して来ちゃった・・・」  彼女は申 [続きを読む]
  • 小説「レロレロ姫の帰還」(1)神社の森(1)
  •  昨日の雨と風で神社の境内は濡れた落葉に敷きつめられていた。 拝殿に向かう参道の右手の、たぶん最近増築したと思われる社務所の白木もしっとりとした薄茶色に染まっている。 小山内は秋祭りを控えて、その準備のために久しぶりで境内に足を踏み入れた。 小山内茂、56歳。 熊本市の中心部にビルをいくつか所有する不動産を営みながら、宮司として郊外の神社に催事の時だけ顔を出す。 がっちりとした体躯に顔はいささか厳つ [続きを読む]
  • エッセイ(397)安室奈美恵引退表明
  •  さて、昨日の予告の通り「レロレロ姫の帰還」を掲載すべきところであるが、臨時ニュースが飛び込んできた。  NHKテレビの臨時ニュースだ!  北朝鮮が暴発したのかと思った。 テレビであまり見かけない歌手の、しかも来年の9月のことだというのに!  各局でも取り上げた。 「昭和の歌姫・美空ひばり」に模して「平成の歌姫」と唱えるところもある。  たしかに、デビュー当時のもて方は凄かった。  1997年8月16日、 [続きを読む]
  • エッセイ(396)トランプ大統領の国連演説
  •  アメリカのトランプ大統領が初めての国連演説を行った。 冒頭、北朝鮮のならず者ぶりを横田めぐみさんの拉致問題も取り上げながら、その<核・ミサイル開発>戦略を非難、国家の壊滅にもつながりかねない、と強い言葉で警告した。 と同時に、「アメリカ第一主義」を強調したのには違和感を覚えざるを得ない。  国際協調を図るべき場で、<自国ファースト>で行こうではないかと発言したのだ。 まさに北朝鮮と同じではないか [続きを読む]
  • エッセイ(395)今月、わが目を惹いた3人
  •  「今月、わが目を惹いた人」 先ずは、「宮崎あおい」 NHKテレビドラマ「眩(くらら)北斎の娘」ではまさに迫真の演技を披露した。 その眼力は圧倒的でした。 映画「怒り」でも渡辺謙を圧倒するばかりだという。ぜひ観覧したい。 北朝鮮制裁決議を仕切った、アメリカの「ニッキー・ヘイリー国連大使」。   魅力的ですね。 次期アメリカ大統領候補と噂されている。  期待しよう。 もうひとり、かつての漫才コンビと [続きを読む]
  • 小説「社長、ちょっと待って下さい!」(169)社長随伴世界一周(10)
  • 「そろそろ搭乗案内があってもいいころですがね・・・」  村田部長は空港の大時計に目をやって、くだらない会話にけりをつけるように言った。 いいかげんに搭乗者を通関ゲートに送り込んで、センスのない会話の堂々巡りから退散したいのだ。 ・・・それにしても渡辺社長はどこへ行ったのだろう?・・・ 一度顔を出した社長は「ちょっと・・・」と言い残して姿を消してから、所定の集合時間が過ぎたというのにまだ戻って来てい [続きを読む]
  • 三鷹通信(211)三鷹市民大学・哲学コース(16)
  •  ベルグソンに心酔していたジョルジュ・ソレルの「暴力論」によれば、彼は必ずしも<暴力>を否定的な意味でとらえていない。 バイオレンスとフォースを使い分けている。 慎重に考案された<神話>が大衆を一致した行動に導くと考えた。 彼の労働者に対する行動指針は<ゼネスト>だった。 フランスの哲学者メルロー・ポンティは、「ヒューマニズムとテロル」の中で述べている。  「われわれは純粋さと暴力のあいだで選択を [続きを読む]
  • 三鷹通信(210)三鷹市民大学・哲学コース(15)
  •  昨日は夏休み明け、久しぶりの市民大学だった。 合田正人先生 相変わらずの黒装束で、2時間めいっぱい熱弁を振るわれた。 本題に入る前に、「今度、哲学の講義に関しまとめて一般の市民の方に公表するつどいがあるそうですが、その資料を10月の10日までには運営委員の方にお送りしておきます」と、ご丁寧にも先日わざわざ我々運営委員の要請で三鷹までお出でいただいた件に触れられた。・・・その誠実なご対応に感謝・・・  [続きを読む]
  • 小説「社長、ちょっと待って下さい」(68)社長随伴世界一周(9)
  • 「ウチの業界だって同じだよ。M工業の岡部なんてその典型だな・・・」  業界の見張り役みたいな岡部の疑い深い、奥目の顏が浮かんだ。「みんなその色に染まっていくんだ・・・」「・・・」「やつらはまわりに気を使ってうまく立ち回るのを何年やったかで評価されるんだ」「・・・」「我々のようなよそ者は相手じゃないんだよ」 ・・・我々?・・・ 村田部長の言葉が頭を素通りしていった。「言い換えれば、義理人情、派閥、コ [続きを読む]
  • 小説「社長、ちょっと待って下さい!」(68)社長随伴地球一周(8)
  •  ボクは一度だけ村田部長に誘われて飲んだことがある。 銀座の灯りを見下ろす高層ホテルのバーの窓際に並ぶスツールにボクらは座っていた。 「一流企業や官庁の社会人1年生の座談会があって・・・」 ウチの会社はあの辺りかな? と窓の外に見とれていたボクを振り向かせるように村田部長は話し出した。「大蔵省に入ったばかりのエリートが、組織の中で働くということがどういうことなのかについてしゃべっているのだが・・・ [続きを読む]
  • エッセイ(394)どうしようもない大相撲9月場所
  •  豪華4横綱そろい踏みのはずの大相撲9月場所  三人の横綱が休場、おまけに注目力士、大関高安、人気の宇良までもが怪我!   合計7人も休場  しかも、独り頑張っていた横綱日馬富士、昨日は待ったして琴奨菊に負け!         どうしようもない場所になっちゃった! <好奇心コーナー>  財政破綻でどうしようもないギリシャ 最大の港も空港も売りに出します。    どうしようもないんだよね! [続きを読む]
  • エッセイ(393)日本は「和を以って貴しとなす」国か?
  •  日本は「和を以って貴しとなす」国か? 国際日本文化研究センター教授であり、建築を専門とされる井上章一氏は、これを疑っていると言う。  時は第二次世界大戦末期、イタリアは日本、ドイツと共にアメリカ等の連合国と戦っていた。 アメリカ空軍は東京空襲の1年3か月後に、ローマにも爆弾を落とした。  まさかバチカンやコロッセウムなどローマ帝国の遺跡がいっぱいあるローマに爆弾を落とすはずがないと高をくくっていた [続きを読む]
  • 小説「社長、ちょっと待って下さい!」社長随伴地球一周(7)
  •  ボクの不安にもかかわらず、幸か不幸か渡辺社長は「息子の先生」であるボクの決断に、不安のそぶりも見せなかった。      さて、招待主のS社を代表して見送りに来ていた村田営業部長は30代後半、渡辺社長と付き合っている中では、新人類のグループに属している。 外資系の社員らしく考え方はドライだ。「いやあ、外国ではそうはいかんでしょう!」 ・・・渡辺社長は外国に行っても、好奇心旺盛に勝手に歩き回るだろう・ [続きを読む]
  • エッセイ(392)北朝鮮問題を哲学的に考察する
  •  安倍首相はプーチン大統領と会談し、北朝鮮にさらなる圧力をかけることで話し合ったが、・・・  一方トランプ大統領も中国にさらなる圧力をかけるべく働きかけをして北朝鮮に核放棄を迫る戦略を採っている。  しかし、いずれも戦争になることは望んでいない。 そして、北の核保有容認論も浮上している。 その上で、昨日のブログでご隠居は「南北民族統一策」を提唱した。 ボクは、今世紀最大の哲学者といわれるドイツのマ [続きを読む]
  • エッセイ(391)北朝鮮問題解決策
  •  <落語談義16>   熊さん「北朝鮮は水爆を成功させたらしいですな」 ご隠居「広島原爆の10倍の威力があるらしい・・・」    熊さん「国連ではさらなる制裁を! なんて言ってますが」 ご隠居「中国・ロシアにその気がないから効果は期待できないね 実際これまでの制裁もかご抜けらしいし・・・」  熊さん「プーチンなんかは、北は雑草食っても核を手放さないだろうって言ってるらしいじゃないですか」    ご隠 [続きを読む]
  • 小説「社長、ちょっと待って下さい!」(64)社長随伴世界一周(5)
  • 「社長のご意向に添った旅行プランを作ってまいりました」 旅行代理店の若い担当者が現れたとき、既に出発5日前に迫っていた。「えっ? パリへも行くの?」  ドイツのハノーバーからスエーデン。そしてアメリカへ渡る前にパリへ寄ることになっている。 しかもアメリカはニューヨークから五大湖畔、ロスアンゼルスからハワイへも一泊することになっている。「すごい!地球一周旅行じゃない!」「そうなんですが・・・」 若い [続きを読む]
  • 小説「社長、ちょっと待って下さい!」(62)社長随伴地球一周(3)
  • 「渡辺社長は鼻が利くというか、地方に出かけるとかならずその土地で一番うまい小料理屋を探し出すからね・・・」 金沢のT製作所の福田所長が巨体をゆらしながら言った。 「ウチの地元でも、うまくてしかも安い所を知っているもんね。逆にうちらが教えられるくらいだから・・・」 九州福岡のK製作所の関東京出張所長が付け加えた。 「獲物を嗅ぎつける感覚は抜群だからね。業界の最先端を行く渡辺商会の取引商品群は、社長の [続きを読む]
  • 小説「社長、ちょっと待って下さい!」(61)社長随伴地球一周(2)
  •  これまでボクの社会に対するイメージは、理解を超える事件はあったにしても、基本的には目に見える通りに分かりやすく構築されたものだった。  しかし、社会へ出てわずか4年そこそこだったが、その表層の内側には赤黒くのたうつ血管がうごめく醜悪な部分が存在していることを、最近漠然と感じ始めるようになっていた。 出発ロビーの大時計は19時ジャストを示していた。「社長はどこへ行っちまったんだ? 渡辺社長からは目を [続きを読む]
  • 小説「社長、ちょっと待って下さい!」(60)社長随伴地球一周
  •  入社5年目の9月、ボクは羽田国際空港にいた。   何人かかたまっていた人の群れが少しづつ崩れて、白髪や、禿げ頭、七三分け、いろいろな頭が同じ方向に次々と巡らされた。  グレイの濃淡のスーツにブルーのネッカチーフを首に巻きつけ、黒い携帯カートを引いた5,6人の一群が、緑の森を割って流れる清流のようにスマートな足並みで颯爽と搭乗ゲートへ向かっている。 ボクを軽く囲んでいる数人の男たちが一瞬途絶えた会話を [続きを読む]
  • 小説「社長、ちょっと待って下さい!」転機(11)
  • 「本日は、生産技術のF主査をはじめ5名の方々に遠路はるばる横浜までお越しいただき心から御礼申し上げます・・・」 S社の横浜工場の会議室で、H精機の技術に関するキーマンを前に、S社の営業、技術、製造各部門の責任者、それに渡辺商会から渡辺社長、猪熊課長、そしてボクが対峙する中、村田営業部長がプレゼンを行った。「世界に先駆け切削工具のスロアウエー化を開発し、蓄積した切削データをデーターバンクとしてご提供 [続きを読む]
  • エッセイ(390)北朝鮮はどうなるか?
  •  今回は久しぶりに<落語談義15>で語り合ってもらいましょう。   熊さん「ご隠居! たいへんですぜ」 ご隠居「いったいどうしたってんだ・・・」 熊さん「北朝鮮がグアム向けは遠慮するって言ってたのが、日本上空にミサイルを飛ばしてきましたぜ!」 ご隠居「トランプから脅されて、方針変えしたのが日本向けだったとは恐れ入ったね・・・」 熊さん「しかも、通告なしにぶっ飛ばしたってことですぜ? 日本は舐められ [続きを読む]