シマヅ さん プロフィール

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シマヅさん: 医学書の感想
ハンドル名シマヅ さん
ブログタイトル医学書の感想
ブログURLhttp://igakusho-rev.hatenablog.com/
サイト紹介文実際に購入した医学書のレビュー
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供18回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2015/04/07 19:33

シマヅ さんのブログ記事

  • 【書評】 脳卒中治療ガイドライン2015 【感想】
  • 6年ぶりの改訂となる本書は、従来からの項目については2009年版(〜2007年4月)以降の2007年5月から2013年12月までの文献を、新規・変更項目については1992年以降(初版同様)の文献を検索し、さらに2014年1月以降の文献からも、委員会として妥当と判断した重要文献はハンドサーチ文献として採用した。その結果、2009年版で検索した1万件を遥かに凌ぐ、2万3,000件以上の文献から、本委員会のエビデンスレベル分類に従っ [続きを読む]
  • 【書評】 胃と腸 2016年1月号 慢性胃炎を見直す 【感想】
  • オススメ度 ★★ (専門知識を学びたい人におすすめ) 内容 「慢性胃炎」の歴史、病理診断、内視鏡診断(拡大内視鏡診断)、臨床診断(血清診断)、A型胃炎の診断、残胃炎などの知見をまとめた一冊です。胃炎の歴史は古く、多様な分類が呈示されていますが、日本では2014年の第85回日本消化器内視鏡学会総会から「胃炎の京都分類」が新たな胃炎分類として提案されるようになりました。本書ではこれまでの胃炎分類の [続きを読む]
  • 【書評】 胃食道逆流症(GERD) 診療ガイドライン2015 【感想】
  • オススメ度 ★★ (専門知識を学びたい人におすすめ) 1. 内容 日本消化器病学会が編集した「胃食道逆流症(GERD:Gastroesophageal Reflux Disease)の診療ガイドライン2015」です。他のガイドラインと同様にクリニカルクエスチョンをエビデンスに基づいて統合・編纂した構成になっています。内容としては「疫学」「病態」「診断」「治療」のほかに「上部消化管術後食道炎」「食道外症状」が記載があり、胃食道に逆 [続きを読む]
  • 【感想】 腹部超音波ポケットマニュアル 【書評】
  • オススメ度 ★★★ (超音波をする機会のある人におすすめ:検査技師、医師) 1. 内容 腹部超音波の初心者から指導者や中級者まで幅広い層を対象とした本です。2011年出版のちょっと古めの本ですが、これまで第5刷まで増刷されています。「日本超音波学会推奨の走査手順」を基本として、手書きのシェーマとエコー・CT画像の対比が各臓器別にまとまっています。臓器別としては「肝臓・門脈」「脾臓」「胆嚢・胆管」「 [続きを読む]
  • 【書評】 ERのTips 【感想】
  • オススメ度 ★★★ (知識をさらに深めたい人におすすめ) 1. 内容 2016年3月出版。iPhoneアプリ「ERのTips」から生まれた初期研修医向けの本です。様々な疾患において、治療方針の判断基準となるルール(=Clinical Decision Rule; CDS)をエビデンスに基づいてまとめた内容になっています。たとえば、肺炎なら「A-DROP」「CURB-65」「PSI」など色々と指標がありますが、これらの成り立った背景(日本なりにアレンジ [続きを読む]
  • 【感想】 組織病理カラーアトラス 第2版
  • オススメ度 ★★ (専門知識を学びたい人におすすめ) 医学生・研修医にとって必要となる組織病理写真を1冊に凝縮。医学生には国試に向けた知識の整理、初期研修医には研修義務化で必須となったCPCに役立つ。カラーアトラスとして写真を大きくレイアウトし、その解説はポイントを絞った箇条書を主体としている。シェーマも適宜取り入れ、病態の理解はもちろん、組織写真のイメージ(顔つき)が一目でわかるよう工 [続きを読む]
  • 【書評】 薬がみえる vol.2 【感想】
  • オススメ度 ★★★★ (医療関係者みんなにおすすめ) 1. 内容 薬がみえるシリーズ 第2弾です。代謝内分泌、産婦人科、血液、免疫アレルギー、眼・耳・皮膚の「薬と病気の関連」を、お馴染みの紙面構成でわかりやすく解説してあります。内容の半分くらいは糖尿病と内分泌の説明に割かれています。薬に関しては、最近の流行り(?)のSGLT2阻害薬やNOAC(最近はDOACと言うみたいですが)の作用機序や懸念点についても書 [続きを読む]
  • 【書評】 ポケット呼吸器診療 2016 【感想】
  • オススメ度 ★★★★ (呼吸器疾患を診る機会のある人におすすめ) 1. 内容 呼吸器内科医向けに書かれたポケットに入るほど非常に小さな本ですが、感染症(肺炎)、閉塞性肺疾患、間質性肺疾患、肺悪性腫瘍、アレルギー性肺疾患、じん肺、SAS、肺高血圧症など一般的な肺疾患は全て網羅しています。診療のポイント、検査の手順、治療の選択肢が小さい紙面にしっかりと書いてあります。各疾患ごとに「患者さんからよ [続きを読む]
  • 【書評】 人工呼吸ケアのポイント400 【感想】
  • 1. 内容 聖路加国際病院の看護師の方が書かれた看護師向けの人工呼吸器ケアに関する本です。2005年発刊の少し古い本ですが、内容は今の本と比べても全く見劣りしません。呼吸のアセスメントから基本的な処置、人工呼吸器のモードと機能、気管チューブの取り扱いとカフ圧管理、鎮静・鎮痛など人工呼吸器の基礎から応用までの疑問点400ポイントが詳細に解説されています。 2, 本書の特徴 看護師による看護師のための [続きを読む]
  • 【書評】 救急外来 ただいま診断中! 【感想】
  • 1. 内容 2015年12月に発売された、順天堂大学練馬病院の屋根瓦式の研修医教育プログラム(勉強会)から生まれた研修医向けの救急本です。内容は全部で22項目に分かれており、意識障害、失神、けいれん、ショック、アナフィラキシー、敗血症、頭痛、胸痛、腹痛、吐下血、めまい、低血糖、脳卒中、めまいなど救急外来で出会うcommonな疾患を中心にまとめられています。約480ページと分厚い本ですが、用語の定義・分類や鑑別診断 [続きを読む]
  • 【書評】 あらゆる症例に対応できる!消化器がん化学療法 【感想】
  • 1. 内容 消化器癌(食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、胆道癌、膵癌、NET、GIST)に使われる抗癌剤の作用機序、薬物動態、副作用の詳細な説明から始まり、各疾患の基本的なレジメン、対応が難しい病態の治療の進め方、副作用・合併症対策についての症例呈示があります。 2. 本書の特徴 対応に困る病態や副作用の症例が豊富で、その対応についてしっかりとまとめられています。症例メインの本なので、実際の現場で困るよ [続きを読む]
  • 【書評】 研修医当直御法度 百例帖 第2版 【感想】
  • 1. 内容 寺沢先生の書かれた救急の症例本です。筆者の周囲の失敗談をもとに構成された本で、意識障害、失神・けいれん・呼吸・循環、ショック・乏尿、急性腹症、消化管出血、頭頸部外傷、胸腹部・骨盤外傷、特殊救急、検査・手技・輸液・薬品・チームワーク・人間関係まで幅広く扱っています。第1版よりも診療姿勢や謝罪などの項目が増えて78例から100例に増量し、「症例帖」→「百例帖」に名前が変わっています。 2. [続きを読む]
  • 【書評】 専門医のための腎臓病学 第2版 【感想】
  • 1. 内容 2009年発行の腎臓病(腎臓専門医向け)の成書です。600ページ超のゴツい本で、内容は大きく分けて症候編と疾患各論の2つに分かれています。前半180ページ程度は症候編で、蛋白尿、血尿、膿尿、糖尿、乏尿、無尿、多尿など尿に関する分子機構や臨床的意義が詳細に説明されていて検査値の本のような内容になっていて、そのあとに浮腫、高血圧、電解質異常、酸塩基平衡などの一般的な腎臓内科の症候が並びます。後半40 [続きを読む]
  • 【書評】 臨牀消化器内科 2015年6月増刊号 「胃癌の診療」 【感想】
  • 臨牀消化器内科 6月増刊号 「胃癌の診療」を読みました。 1. 内容 臨牀消化器内科としては2004年以来10年ぶりの「胃癌」の増刊号です。胃癌診療に必要な基礎知識、診断、治療(内科的治療、外科的治療、緩和治療)から胃癌類縁疾患(残胃の癌、AFP産生胃癌、胃GISTなど)、最新のトピックスまで胃癌に関連した内容をほぼ完全に網羅しています。日本の胃癌罹患率および死亡率は海外に比べて極めて高いこと、日本人における胃 [続きを読む]
  • 【書評】 誰も教えてくれなかった「風邪」の診かた 【感想】
  • 1. 内容 “風邪の診かたとその周辺”を医師目線で可能な限り体系的に整理してみた本です。風邪を風邪と診断するアプローチ、風邪に紛れた風邪ではない病気を診断するアプローチが症状に分けてひとつひとつ解説されています。風邪の典型的な症状(最初に軽度咽頭痛があり、咽頭痛は軽快傾向だが咳・鼻汁もでてきた)というところから始まり、副鼻腔炎、伝染性単核球症などの上気道炎症状を呈する疾患、不明熱の原因となりう [続きを読む]
  • 【書評】 日本臨床 2015年7月号 特集:酸関連疾患 【感想】
  • > 1. 内容 GERD、FDなどの胃酸に関連した疾患の特集です。胃酸の分泌機構(H+,K+-ATPase)の図説、欧米との酸関連疾患の比較、日本人の年代別胃酸分泌の推移についての総説から、GERD、NERD、NSAIDs潰瘍、胃十二指腸潰瘍、急性胃粘膜病変、バレット食道、機能性ディスペプシア、好酸球性食道炎、H.pyroli陰性胃癌の病態の解説、カリウムイオン協業型アシッドブロッカー(P-CAB)、漢方薬など最新の薬理学まで幅広くまとめられて [続きを読む]