えりんぎ さん プロフィール

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えりんぎさん: HOTミンな関係
ハンドル名えりんぎ さん
ブログタイトルHOTミンな関係
ブログURLhttp://eringi1023.blog.fc2.com/
サイト紹介文天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなホミンペン
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供184回 / 365日(平均3.5回/週) - 参加 2015/04/19 13:14

えりんぎ さんのブログ記事

  • あなたが笑えば〜渇愛〜20
  • チャンミナ、──と伸ばしたユンホの手をチャンミンは勢いよく取る。それはまったく色気などなく、跳び跳ねんばかりに喜ぶ無邪気なチャンミンだった。「ユノ!課題テストで初めてトップになった!」「ああ、そうか。よかったな。」「ん、今まで5番前後でうろうろしてたから、今回は目標もできたし、頑張ったんだ。」興奮ぎみに話すチャンミンの腰に回した手が変な動きをしてしまいそうで、ユンホはぐっと堪える。テスト勉強をチャンミン [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜19
  • デスクに肘をつき片手で口を覆うが、その下に隠れる表情をジノは何となく想像できた。「もしかして、…心当たり、ありとか?」だからついジノは聞いてしまい、シマッタと思う。心当たりなどあるわけない、あのDVDをもう一度貸してほしいなんてチャンミンがその気になった証拠で、それをわざわざユンホへ伝えるとか無神経としか言い様のない自分を責めた。「…まあな、…あるにはある。」「だ、だよな〜、そんなのあるわけ、…っ、はぁ? [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜18
  • 指定された料理屋は一見して分かりにくい店構えで、如何にも敷居の高そうな暖簾をユンホはくぐった。店へ入ってすぐ女将に案内された奥の座敷でユンホを待ち構えていたのは、組の若頭でありジノの父親であるシム・ロジンだった。「坊っちゃん。わざわざお呼び立てして、」「オジサン、…」息子のジノと兄弟のように育てられたとはいえ組長の息子だからと礼儀を尽くす律儀な男だが、ユンホにとっては親友の父親で幼い頃から気に掛けてく [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜17
  • 課題考査の為に数日バイトを休み、あっという間に夏休みが終わった。そしてまたユンホとチャンミンはすれ違いの日常をおくる。チャンミンは朝起きて寝ているユンホの為に食事を用意してから学校へ行き、学校から帰ると掃除をし、エナのおつかいなどもこなした。ユンホは家で夕食を摂らないからチャンミンはエナのところへ行く。本宅で給仕の手伝いをしたあと、エナ達使用人と食事を共にするのだ。夏休み中はバイトもあり離れでひと [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜16
  • チャンミンの朝は早い。本来ならもうとっくに起きてる時間なのにその気配はなく、一組だけ敷かれた布団にこんもりとふたつの山が重なりあっていた。昨夜ユンホがチャンミンを抱いたのは一度だけ。もちろんまだまだ欲望は尽きないが、これ以上はチャンミンの負担を考え無理だと判断し、何とか我慢したのだった。それでも、“僕の布団も持ってきていい?”と可愛く問うチャンミンを自らの布団へ引き込んだのはユンホの最大の譲歩だ。 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜12
  • 「チャンミン?早く来いよ。」待ちきれずユンホが浴室からチャンミンをよぶ。扉の向こうでは洗面台の水音がなかなかやまない。べとついた下着を脱がされるくらいなら死んだ方がマシ!と大袈裟に騒ぐから、仕方なくユンホは先に浴室で体を洗っていた。チャンミンは多分洗面台で下着を洗っているのだろう。その様子すらユンホには可愛く思えて知らず知らず口元が緩んでしまう。こうして幸せに酔ってるようで、何の問題も解決していない [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜11
  • 「っ、やだ、…っ、ユノ、…///」さっさと脱衣所へ入っていくチャンミンをユンホは素早く捕まえた。せっかく一緒に風呂へ入るのだからユンホは自分の手でチャンミンを脱がせたい。嫌がるチャンミンも頬を染めていやいやと頭を振るがユンホのシャツの裾を握って離さないのだからあまり説得力はない。「初めて会った日もこうして脱がせてやったのに?」いつの話をしてるんだとチャンミンは目を丸くしてしまうが、ユンホの目は冗談を言っ [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜10
  • おはようございます、えりんぎです!いよいよユノが帰ってきましたヽ(〃∀〃)ノキャーツラいこと不安なこと、きっとたくさんあったでしょう。それでもユノは変わらずユノでしたね。誠実で前向きで、常に全力。私たちファンの誇りです。あっという間の1年9か月でした。まったく2人への想いは変わっていません。はやく、圧巻のステージが見たい!チャンミンの隣で、同じ夢を見て同じ目標へひた走る、真摯な2人の姿が見たい。そしてい [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜9
  • 「あれが、──ユノだよ。」ユノが来てくれた。その途端、ピンと張りつめた緊張の糸を今さらのように感じる。目の前の、静かなのに圧倒的な迫力、触れれば切れそうな鋭さ、周囲の空気さえ制圧する立ち姿にチャンミンは胸が張り裂けそうだった。青い炎だと、シドは息をのむ。全身で怒りを顕にしてるのとは違う、凝縮された怒りが沸点を超え静かに底へ沈んでるような。チャンミンの肩へ置いた手を思わず引っ込める。一瞬そこへ感じた視 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜8
  • 一旦屋敷へ戻ったユンホは離れに寄ることなく何台も置かれた車庫へ足を向けた。ユンホの車はアウディR8。史上最強のエンジンでありながら、滑らかな走りを可能にする機能性と派手すぎないデザインが気に入っていた。比べるものではないが、手のひらに吸いつくような本皮のステアリングやあるべきところに配置された感触のよさにまでこだわったスイッチ類など、それはユンホにぴったりとマッチしてユンホはなぜかチャンミンを思っ [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜7
  • チャンミンがいなくなったと必死で探したのはつい先日で、見つけるまでの焦燥感や苛立ちは相当なものだった。名前を言えない子供じゃあるまいし背格好も大人と変わらない、そうは言ってもユンホにとってチャンミンは宝物のような存在で、もう二度とあんな思いはゴメンだとそう思っていたのに。「っ、…ユノ兄!!」ビルの最上階、ユンホが所有しているメンテナンス会社の社長室へ、酷く取り乱したハイルが飛び込んできた。これほど狼 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜6
  • 簡単な傷の手当てを終え、ハイルは朝帰りだからと言い眠そうに帰っていった。続けてデイルも本宅へ戻り、離れはまたユンホとチャンミンの2人きりになる。ここ最近のユンホは仕事が終われば早めに帰っていて、だから早朝チャンミンに起こされることなく起きることができた。起きて正解だったと思う。自分のいないところへ兄が来て弟が来てチャンミンと話すのはやはり面白くなく、あの低い生け垣がいけない、まったく庭が覗けない高 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜5
  • あの日ユンホが宣言したようにユンホとチャンミンは出来る限り共に時間を過ごした。鯉の餌を一緒にやって、あれがイッ太でそっちがゴン太とチャンミンが勝手につけた鯉の名前をユンホへ覚えさせる。ずっとチャンミンの役目だった鯉の餌やりがもう出来ないかもしれない。名前を呼んでやると鯉が喜ぶからとユンホへ教え、もともとユンホの鯉なのだ、あっという間に名前と鯉が一致する。そんなことも嬉しいチャンミンだった。「お、め [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜4
  •     『しのぶれど 色に出にけり わが恋は   ものや思ふと 人の問ふまで』───静かだった。ユンホもチャンミンも一枚の札に視線を落としたままひとことも発しない。言うまでもなくユンホはその句の意味を知ってるとチャンミンは分かったけれど、それでも敢えて言葉にした。「───私の恋の気持ちを、誰にも知られないようにじっと包み隠してきましたが、とうとう顔色に出てしまったようです。恋に悩んでいるのですかと [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜3
  •      「ハイルに電話しないとな。きっと心配してる。」チャンミンの頭をゆっくり撫でてからユンホはスマホを取り出す。「…今夜は心臓に悪かったから本当はこのまま帰ってほしいんだけどな、…」そう言いながら、やはり過保護だと言われたことが引っ掛かっているのか帰れとは強く言えない。スマホをタップする指を遮り止めたのはチャンミンで、ふと視線が絡む。「…もし、ユノも一緒に帰ってくれるなら、…ハイル兄には謝って今度 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜2
  • 夏休みも残すところ10日ほどになっていた。あと少しでチャンミンのバイトが終わるとホッと一息のユンホだったが、土日だけでも。という店長の要望でチャンミンもその気になってるようだ。本来ならにべもなく断るユンホだが、過保護だと言われて以来2人はどこかぎこちなく口が出せる雰囲気でもなかったのだ。最近のユンホは以前より女遊びが減った。少しずつ落ち着きを取り戻してきたのだと自分で思う。 あまりチャンミンの夢を [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜渇愛〜1
  • ユンホは病院にいた。 総合受付を素通りしエレベーターに乗る。 入院病棟の最上階だけ他の病棟とは内装からして違う。 数室しかない特別室へ向かう廊下で何人も組員とすれ違い、その人数の多さに苦笑した。 「デイル兄さんはそんなに悪いのか?」 適当に捕まえた若い組員に聞けば緊張した面持ちで馬鹿みたいに丁寧な受け答えをしてくる。 「は、はい。あ、いえ、…夏風邪をこじらせての肺 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜愛慕〜12(完)
  • 玄関を一歩入っただけで、とっくに帰ってるはずのチャンミンが居ないことに気配で気づく。約束の時間はもう1時間ほど過ぎていて、ユンホは帰りの確認を怠った自分を後悔した。今夜のユンホは女を抱く気になれず、そのままアクアリウムバーで飲んでいた。何度となくかかってきた電話で話すうちに仕事を終えた友人達が集まり、結局いつもの帰宅時間になってしまった。ユンホはチッと舌打ちをしてスマホを手に取る。ハイルはやんちゃ [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜愛慕〜11
  • お互いの想いは胸に秘めたまま、一見、今までと変わりない生活を送るユンホとチャンミンだったが。「なんだよ、お前。」いつものようにチャンミンのバイト終わりに合わせ店へ来たユンホを出迎えたのは、ユンホの弟ハイルだった。「へへ。ジノさんに頼んでバイトさせてもらうことになったんだ。」「っ、…お前はそんなことしてる場合か。落第ぎりぎりのくせに。勉強しろよ、勉強を!」兄の説教なんてどこ吹く風で涼しい顔をして知らんぷり [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜愛慕〜10
  • ※ユノが女性と絡むシーンが少々あります。ご注意ください。ユンホは馴染みのバーに居た。仕事が入ったと適当に言い訳し、様子のおかしいチャンミンをエナへあずけて家をでた。あのまま離れで二人きりでは自分を抑える自信がなく、ユンホは逃げたのだ。まだ早い時間、カウンター席とテーブル席が3席ほどの小さなバーは客もまばらだ。カウンター席に座り、先程呼び出したジノを待つ。ジノがチャンミンへ何をふきこんだのか、どうし [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜愛慕〜9
  •   すっかり日が落ちても静まり返った部屋は仄かに明るい。満月が近いのだろうか。でもそれを気にする余裕などユンホにはなかった。片膝をついたユンホへ体を捻るように膝立ちのチャンミンがすがりつく。両腕でユンホの頭を抱き込むから、チャンミンの熱い息遣いが首筋を擽る。ユンホはそれを意識的に受け流した。「チャンミン?ジノんちで何があった?」ユノユノとユノの名前しか呼ばないチャンミンは出会ったばかりの子供に戻った [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜愛慕〜8
  • 「俺は正直気が進まないんだけどさ、親父の言いつけだから仕方なくって分かってくれよ、チャンミン。」そんな前置きされて通されたジノの部屋は、以前ユンホと一緒に訪れたはずなのに同じ部屋とは思えないほど余所余所しい。広いリビングへ通されソファに座るよう促される。ジュースでも飲むか?というジノへ無言で首を振った。「ジノ兄さん。ユノに内緒で話があるってなに?僕、やんなきゃいけないこと忘れてて、あまり長く居れない [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜愛慕〜7
  • せっかくの休みだから買い物にでも連れていってやろうとユンホは予定していた。夏休みになり制服を脱いだ私服姿のチャンミンはあまり格好を気にしない。子供の頃はエナが身の回りのものを揃えていたし、今でもちょくちょくチャンミン用にと洋服を買ってくる。それに組の幹部連中がスタイルのいいチャンミンを着せ替え人形のように扱うのだ。自分好みの服装をさせたがるからテイストがバラバラだったりする。それでもチャンミンはニ [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜愛慕〜6
  • ───そうだろうと予想はしてたけど、これほどユノがモテるなんて。バイトをはじめて2週間。今まで自分がいかに何も知らなかったのかと、チャンミンはそれを目の当たりにしていた。「ね、チャンミン。ユノさん、今夜も来るのかしら?」「さ、さあ?どうでしょう。」「チャンミンがバイトに入ってからもう連続で2週間よ。ユノさんってば余程心配なのね。お兄さんのジノさんはたまにしか来ないのに、ユノさんは毎日毎日。おかげで私達 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜愛慕〜5
  •     ───すべてのはじまりは、あの夢から。ユンホはその日、夢を見た。辺り一面むせかえるような薄桃色だ。何気なく手のひらをかざせば、ヒラヒラとそれはユンホの手を覆いつくす。よく見れば桜だった。桜の花びらが吹雪のように舞い散る。息をのむような美しさにユンホがまず思ったのは。──ああ、チャンミンにも見せてやりたい。夢だと認識してるのに現実のような、ひどく曖昧な境界線。分厚い桜のカーテンをかき分け走っ [続きを読む]