えりんぎ さん プロフィール

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えりんぎさん: HOTミンな関係
ハンドル名えりんぎ さん
ブログタイトルHOTミンな関係
ブログURLhttp://eringi1023.blog.fc2.com/
サイト紹介文天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなホミンペン
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供175回 / 365日(平均3.4回/週) - 参加 2015/04/19 13:14

えりんぎ さんのブログ記事

  • APPLAUSE−告白−93
  • 「ん、…っ、チャンミ、」「ふ、…ん…っ、…」とまらない。ベッドに腰かけ後ろについた手が深く沈む。僕から絡ませた舌を最初戸惑いがちに、静かな部屋に唾液の混ざる卑猥な音だけが響く。「こら、チャンミナ!」肩を押されボフンと柔らかいクッションを背中で感じた。「ふぁ?」「急がなくていいって意味が違う。」仰向けに倒され真上にユノ。さっきまでのキスで急ぐとか急がないとか何だっけ?と思ってしまう。ユノだって上気した頬に荒い [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−92
  • 彩りも鮮やかなオードブルにフルーツ。そしてよく冷えたシャンパン。ワゴンの上にはもうひとつ、スエード素材のトレイがあって。「…ユノ、これ、…」「ん、本当は会場内で渡すつもりで用意したけど、やっぱ恥ずかしいし潰しちゃいそうでさ、」それは一輪のブルーローズ。ひょいと取って僕の胸ポケットに挿す。満足そうに笑みを漏らすユノを見て、ああコレがしたくて上着を脱がせなかったんだとわかった。出逢った日、正確には僕が振ら [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−91
  • 大広間を出てヨーロッパ調重厚な雰囲気の廊下を歩いていく。違うな、走ってると言った方が正解かもしれない。僕の手を引きぐんぐん進むユノ。結構飲んだ僕は息もきれぎれなのに呼吸ひとつ乱れず広い背中を晒している。いろいろありすぎて胸がいっぱいだった。ユノがセギュンさんの孫で。イ・ダルが僕のイタリア行きを条件に事務所へ手を回したのをユノは知っていた。そしてユノが動き僕を取り巻く状況が変わった。「っ、ユノ、…ユ [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−90
  • 「ユノ、…あんた、チョンユンホ、なのか。」心底驚いたような掠れた声。同じような境遇で自分の祖母がお気に入りの坊やと言うくらいだ、名前だけは幾度となく聞いて知っていたらしい。「…あんたがイ・ダルだってのも最近知ったよ。」それはどうやらお互い様らしく。あれ?僕、いつ名前を教えたっけ?写真集の正式な発売日はまだ先で、ユノの目には触れてないはず。「チャンミナ。」ゆっくりと目線を移しユノが歩み寄る。昨夜呆れるほど [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−89
  • ホテルの大広間で開かれたパーティはとても豪華だった。芸能人や著名人もチラホラ混じって華やかな盛り上りをみせている。こういう場はあまり得意じゃない僕も社長の後ろについて少しだけ高揚し笑顔を振りまいていた。「女性芸能人のドレス姿よりもチャンミナの方が綺麗。」ボソッと耳元で囁かれ腰に手がまわる。「痛っ、」無言のまま手の甲をつねってやった。コイツさえいなきゃ所狭しと並べられたブッフェ形式の料理も色とりどりのシ [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−88
  • そろそろ寝ようというタイミングでインターフォンが鳴った。エントランスじゃない、玄関だ。「チャンミナっっ!」ドアを開けた途端飛び込んできて息苦しいくらい抱きしめてくる人。「っ、ユ、…ユノ?」「ん、…会いたかった。」あまりに突然で。でもユノの匂いを認識したとたん血が逆流する。心臓が音をたて沸騰しそうに体が熱い。驚きと愛しさと、嬉しさ。───と同時に勝手にいなくなったユノへ怒りまでわいてきて。「っ、このっ、」「 [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−87
  • ハヌルsideとぼとぼと、そんなに足が重いのか?と聞きたくなるくらいの様子でカフェへ戻ってきたチャンミン。「あ、…ハヌルさん。」そう言ったっきりカウンターにうつ伏せてしまった。俺はといえば、…急いで仕事を片付け駆け込んだ店で、チャンミンはいないしセギュンさんはのらりくらりと掴めない会話でイライラしていた。そもそもこのチャンミンの荒れっぷり。原因は知らないけど関わってるヤツは間違いなくアイツだ。イ・ダル、 [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−86
  • 「今日はもう雑誌の打ち合わせだけだから体調が悪いってことで俺だけでいいよ。おまえ、もう帰れ。」大きなため息が頭上から聞こえる。ああ、呆れられた。いい大人が子供みたいに泣きじゃくって恥ずかしい。しゅんと項垂れ一歩踏み出したところで止められた。「…やっぱ帰るな。落ち着いたら顔洗ってユリさんとこで待ってな。俺も終わったら行くから。」「…ハヌルさ、」「わかったな!待ってろよ。」トントンと背中を小突き僕の返事も待た [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−85
  • ───俺なら絶対無理。いっそソイツのこと、記憶から消去して何もなかったように逃げるな。そう言ったのはいつだったか。ああ、そうだ。イ・ダルが事務所へきて写真集の話をしていった日。どうしてもユノに会いたくて玄関前にうずくまりユノの帰りを待ってた日だ。拷問のようなセリフを言わされたっけ。「本当に愛しい人は手に入らないから尊いんだよ、チャンミナ。」そんなこと言えてしまうハヌルさんへユノのコンプレックスは大き [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−84
  • 「っ、…痛い、ユノ、…やだ、離せ、っ、」容赦なく掴まれ引っ張られる腕がもげそうに痛い。事務所の脇から裏道へ入りさらに細い路地裏。日が落ちてまだそう経ってない。密集したビル郡のわずかな隙間から1等星が鈍い光を放っていた。───チャンミナ、おまえはあんなヤツを選ぶのか?いきなり言われて何のことかと。もしかしてふざけてる?僕は今そんな気分じゃないんだよと軽く睨んで目的方向へ先を歩いた。「っ、痛!」後ろ手を取 [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−83
  • 今日はずっと楽しみにしていたチェコビール飲み比べのやり直しで、ユノと2人、…楽しい夜になるはずだった、───。「そろそろ返事を頂いても宜しいでしょうか?あちらのエージェントにも都合がありますので。」いきなりやってきたイ・ダル。社長室では社長とイ・ダル、そして僕、それになぜかハヌルさん。「祖母が写真集を見てチャンミナを気に入りまして。それにこの事務所の誠実な仕事ぶりや実績も大きく評価してるようです。」「 [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−82
  • ユノside「半信半疑っつーかさ、正直あのユノが?って、相手のヤツはどんなだよ?ってあったけど、チャンミンさ、マジいい子。おまえの気持ち分かるわ、うん本当に納得した。次も連れてこいよ。」そんな電話をツレからもらって。急いでたのか一気に喋って一方的に切られた。まあな。人見知りするし、それを隠そうと変な行動にでるから未だに本心が分かんないことあるし。ぐるぐる思考回路が複雑で素直じゃない。でもさ、誰より正直で [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−81
  • ユノsideアルコールでほてった体も夜気に晒されればやはり寒い。半ば強引に連れ出した学生時代からのツレとの飲み会だったけど。「ユノぉ、みんないい人ばかりで楽しかったですねぇ〜。」真っ直ぐ歩けないのか俺の腕にしがみつく酔っぱらいのチャンミン。俺は急きょ入った仕事のせいで飲むタイミングを逃しほろ酔い程度だった。「あーあ、おまえ酔っぱらい過ぎ。見せたくないとこ見られちゃったじゃんか。」口を尖らせブツブツ言えば、 [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−80
  • 友達(邪魔者さん)side「は〜い、邪魔者さんで〜す!」必死にチャンミンを探すユノがおかしくてふざけてみる。「は〜い、チャンミナで〜す!」酔ってノリノリのチャンミンも同様に。酔っぱらいの中へシラフの人間を入れるものではない。「っ、おっまえ〜っっ!」まったく冗談が通じないからだ。狭い部屋の奥で壁に凭れ隣り合う俺とチャンミン。どうしたってこの部屋では肩が触れてしまう。チャンミンはユノの学生話を聞きたがるし、そんな [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−79
  • 友達(邪魔者さん)side止めるべきか、…止めざるべきか、───。飲むほどに可愛くなる目の前の塊を。ああ、ユノに叱られる!それは明白なのに次々とグラスへ注ぐ自分の手が恨めしい。───「妖精くん!」ユノのヤツがなかなか名前を教えたがらないから勝手にそう呼んでた。何度誘っても断られたのに今回はなぜか連れてくると二つ返事で。まあ会社という組織で仕事してると突発的なこともあるだろうし遅刻するのは仕方ない。「チャン [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−78
  • ───ユノは何も変わらなかった。仕事から帰って取りあえず一服らしい。僕はといえば相変わらずストーカー気味に覗いてるからすぐに気づく。そんな僕の生態を知ってか知らずか、煙を吐き出しぐるっと中庭を一望、そのまま視線が僕んちの窓あたりへ向けられる。見えるはずない僕を見てるユノの視線が好きで、ほぅ〜///とため息ついてる僕はやっぱりストーカーだ。この生活を手離せるのかと聞かれれば答えは否で。それなのに僕はそ [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−76
  •   「ごめんなさい。」と彼女が言った。僕は最初何のことか分からず目をパチパチさせてたと思う。ハヌルさんが言うには、「サランちゃんが友達同士の集まりで知り合った超イケメンくんってのがどうもイ・ダルみたいだな。」ってことで。妙にこのカフェのことや宅配サービスについて聞くから変だなとは思ったらしい。「でもね、格好良かったからついペラペラ喋っちゃって、…その、ユノにも少し似てるでしょ?」「サランちゃん、まぁ分か [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−75
  • 「っ、どうした、チャンミナ?」「……、」優しく肩に手を置かれゆっくりと向き合う。でも僕は、何も、…としか言えずうつ向いたまま。「これは?」余程目立っていたのかハヌルさんの指が僕の首筋に触れた。赤く鬱血した痕。こんなのさっきまではなかったとハヌルさんの目が言ってる。誤魔化しようがなかった。ズズーっと鼻をすすって渡されたティッシュで鼻をかむ。赤い鼻先をきゅっと摘ままれ、「ほら、言えよ?」と促されてポツリポツリ [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−74
  • 「──イ・ダル。」思わず口についた名前。ざっくりとした黒のセーターに細身のパンツ。洒落たスーツでもシンプルな白Tシャツでもないカジュアルな2か月ぶりのイ・ダル。待ってましたとばかりに口角をあげ、「ご覧の通り。」と笑った。「…どうして、…っ、」僕の手のなかには緋色の薔薇が6本とカスミ草で彩られた花束。それをヤツに渡せというのか。じりじりと近づくヤツと、強張ったまま1歩も動けない僕。「ああ、ここは社長やってる [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−73
  • 「───すげぇな、…イ・ダル。」秋頃から急に忙しくなり新しいバイトくんを入れたユリさんのカフェで、発売前の写真集を見たとハヌルさんに言われた。「チャンミナだけどチャンミナじゃなくてさ、…ありゃ芸術品だな。海外で評価されてるってのも頷けるよ。」「あ、…ですね。カメラ持ったら別人でしたもん、あの人。」撮影から2か月、季節はもう真冬だ。結局撮影後の確認作業は僕なしで行われ、打ち上げなどとわざわざ席をもうけるの [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−71
  • ユノは何も言わなかった。それはもう気味悪いほどに。「アイツ、…球場で会ったヤツ。」それだけをポツリと。「うん、…あの人がカメラマン。でもさ、あの時とはまるで違って仕事熱心で、…ホントに別人みたいなんだ、…」日の入りが最もはやい季節はまだ夕方だというのに薄暗く。車が走り去った方向をいつまでも見てるユノの肩越しからではその表情を確認することもできない。──そう。とだけ小さくつぶやき。暫く沈黙のあと振り向い [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−70
  • 憂鬱で堪らなかった写真集撮影初日。撮影を終え、足に根が生えたようにその場に立ち尽くす僕がいた。どうやって帰ったのか記憶も定かでなく。呆然と現実と夢の境をさまようようにただ歩いた。イ・ダルがイ・ダルではなく。違う、僕の知ってる《イ・ダル》という金持ちを鼻にかけた軽薄で傲慢な男がスタジオには存在しなかった。かわりに、カメラを掲げたカリスマ。細かな気遣いと柔らかい物腰。別人のような向けられる視線の熱さ。 [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−69
  • あれから結局ユノが奢ったのか割り勘だったのか、先に店を出てしまった僕にはわからなかった。気軽に奢ってなどと言うハヌルさんや彼女を見て、そういえばユノは金持ちだったと気づく。でも本人は至って普通で。特にハデな生活をしてるわけでもなく、無駄な買い物もしない。ビール代は奢りだけど、僕が持ち込む食材や土産代わりのケーキだって馬鹿にならないんだ。ただ気にして部屋を眺めれば家具のひとつひとつが高級メーカーのし [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−68
  • 「女性におすすめのビールはベルギー産のヒューガルデン ホワイトですね。爽やかでフルーティな味わいが辛口の白ワインのようなんです。」結構酔ってた僕はユリさん達にまでうんちくを垂れた。「チャンミナ、すご〜い!野球だけかと思ったらビールにも詳しいのね!」「ユリさん、駄目だって。あんまり褒めたらチャンミナのビール講義が止まんなくなるからさ。」「っ、失礼だな、ユノ。いつも、…っ、」そこまで言って慌てて口をつぐむ。「い [続きを読む]
  • APPLAUSE−告白−67
  • 内心シマッタと舌打ちしてるであろうユノ。けどこの人のハヌルさんへ対する対抗心は相当なものだから。「ああ、ちょうどよかった。」なんて余裕綽々に口角をあげる。「チャンミナぁ、移動しな。」と先ずは僕へ指示して腰を浮かせたところを性急に引っ張られた。自分も立って僕を壁際へ押し込む。「相変わらずだなぁ、」と苦笑いのハヌルさんへぽってりと色っぽくも可愛いい唇を突きだし。「ハヌルさん、反則技使ったから今夜は奢り返しで [続きを読む]