カボ さん プロフィール

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カボさん: オドサマの採集食生活
ハンドル名カボ さん
ブログタイトルオドサマの採集食生活
ブログURLhttp://kabo0605.blog41.fc2.com/
サイト紹介文山菜、キノコ、漁り、魚釣りなど、自然の恵みを採集調理して食べる喜びをお伝えするブログです。
自由文青森県は八甲田の山裾に育った津軽衆「オドサマ」が新潟県東頸城の山間に暮らし、蝦夷と呼ばれた古人への憧憬を抱きながら海山川の恵みを採集する楽しみ、料理する楽しみ、そして食べる喜びを綴っています。郷土食や発酵食などの珍味の話題も豊富です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供11回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2015/04/21 22:42

カボ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 秋の塩漬けに春を和える
  • 細かな雨が降りつづいて、少し緩んで湿った空気が、残雪の上を静かに流れる。こんな日はあの赤らんだ杉の木も花粉を飛ばしてはいないだろうから、マスクを外して青味がかった空気を味わう。わずかに冬の匂いがするのは、雪の中に閉じ込められていたオゾンの匂いかもしれない。今日は少しだけフキノトウを摘んで帰る。ちょっと試してみたい料理を思いついたのだ。昨年の秋口に採集して塩漬けにしておいたアミタケを、塩出しして醤油 [続きを読む]
  • アカモクを拾って食べる
  • 冬の間はとくに採集物もなく、雪の始末や何やらに忙殺されつつ、時間があればコタツで猫と寝て過ごす。毎年この時期は確定申告に泣かされるのだけれど、あいも変わらず現実逃避の日々。岩海苔の季節なので、2月下旬の日曜日、潮回りが大潮の日の干潮の時間帯を見はからって海岸に行ってみた。風が強く、時折雪も吹きつける中、カッパを着て階段状のコンクリート護岸に付着している海苔を摘まんでいると、手がかじかみ、腰が痛くな [続きを読む]
  • 沢庵と鰊のピクルス
  • 仕事で伺ったお宅で沢庵を頂戴した。去年も頂いたのだけれど、とても美味しかった。この地域の気風というか、慣習というのか、来訪者があると誰彼となく簡単に家に招き入れてお茶を勧める。といってもすでに若い世代にはそういう風は無くなっているので、今は年配の方々に残るだけの長閑な美習である。お茶を飲みながら食べるのは菓子ばかりでなく、漬物や煮物など、ご飯のおかずのようなものも色々並べて食しながら、その料理の作 [続きを読む]
  • 十一月の最後の土曜日
  • 十一月の最後の土曜日が久しぶりにお天気だったので、午後から裏の山を歩いてみた。すっかり落葉して見通しのきくようになった森を歩くのは気持ちがいい。でも、少し緊張感もある。先日、地域の会合後の懇親会で同席した初対面の方に、「きのうクマの目撃情報がありましたね」とクマのことを話題にしてみたところ、「ええ、それ私です」と、おもむろにブリーフケースから引き延ばされた写真を取り出して見せてくれた。写っていたの [続きを読む]
  • ナラタケのつみれ汁
  • 秋は何かと忙しい。稲刈りは、機械類の準備から始めてその後始末まで・・・その間に地域の行事なども種々入り込むので、コンバイン(稲刈り機)がまだ格納できないでいる。キャタピラまわりに詰まった土は刻まれた稲わらが混じって乾燥し、藁スサで固めた壁土のようで取り除くのが容易でない。停めてあるコンバインに頭上の柿の実が落ちてきてベタベタになってしまうので、梯子を引っぱりだしてきて柿もぎをした。カラスがつついて [続きを読む]
  • アミタケ
  • 10月に入りすっかり日が短くなった。雨上がり、仕事帰りの道端の濡れた枯れ葉の中に黄色いものが見えたので車をバックさせて確認すると、アミタケだった。斜面の藪の中にも点々と姿が見えていて、よく見ると結構な範囲で発生している。でももう日が暮れそうだし、身支度も純白の半袖ポロシャツにスリップオンシューズという営業仕様だし、濡れた藪斜面を徘徊するのはためらわれたのだけれど、やってしまった。アミタケは傘裏がス [続きを読む]
  • ムラサキヤマドリタケ
  • キノコの本を眺めていると、先生方が異口同音に美味しいと評する無名キノコが幾つかある。この美しいキノコ、ムラサキヤマドリタケもその一つ。滅多に出逢うことがないし、あってもスレて溶けかかっていたり、虫やナメクジに先を越されてボロボロになっていたりで、今回のような綺麗な状態のものに出逢うと、結構うれしい。発生も単発的だし、なかなか狙って採れるキノコではない。この日は他にも数種の食毒不明キノコなどを採集し [続きを読む]
  • ヤマドリタケモドキとヤマドリタケモドキモドキ?
  • 仕事帰りの道端にやや大柄なキノコを見つけた。ヤマドリタケモドキかな?と思ったけれどもなんとなく微妙に違う気がする。柄の網目模様が傘近くには確認できるのだけれど、全体に不明瞭だ。少量をかじって味を確認してみる。傘裏がスポンジ状のこの仲間には苦い連中も多いのだけれど、このキノコは苦くもない。自宅に持ち帰り手持ちの図鑑で調べてみたけれど、結局ヤマドリタケモドキ以外に似たキノコが見当たらず、発生条件で容姿 [続きを読む]
  • 友情ピータン
  • 六月下旬、千葉から友人夫婦が訪ねてくれた。忙しかった仕事が一段落して時間がとれそうなのでと電話をもらい予定表を確認すると、不思議にその週末は空いていた。「焚き火がしたい」というリクエストで本当なら山間地にあるオドサマ小屋にお招きしたいのだけれど山からの引水が枯れてしまっていて何かと不自由なので毎年家族で利用しているお気に入りのキャンプ場で待ち合わせした。新潟県境を越えて富山県に入ってすぐの海岸にあ [続きを読む]
  • へそほや
  • (5月の連休に仙台へ行った時のお話しです・・・)今回の帰省も行きは旧関川村から山形を通っていく経路。切り立った磐山の木々はまだ緑色も淡く、川は雪解けの水を湛えて翡翠色に流れていた。小国町あたりの直売所で蕎麦を食べ、お店を覗いてみるとさすがは山菜の宝庫!!他ではあまり売られていない野菜山菜が多くて嬉しくなる。今回は行者ニンニク、赤コゴミ、洋ワサビを購入。赤コゴミは図鑑では「キヨタキシダ」という名で紹 [続きを読む]
  • オオバギボウシ(ウルイ)
  • この春から一人暮らしを始めた娘を迎えに長岡へ。旧大島村からから峠道を越えて柏崎へ抜け、そこから高速道路に乗る山越えルート。残雪の山の斜面を縫うように走る細道には誘惑が多く、寄り道ばかりしていてなかなか前へ進まない。アカメガシワオオバキスミレとタチツボスミレトキワイカリソウ雨上がりの植物たちは瑞々しく、美しい。尾神岳を左に見ながら北上する。道端の斜面にアザミとウルイを見つけて、少量を採取した。採集物 [続きを読む]
  • 2016春 仙台帰省(タネツケバナ・馬ハツ ほか)
  • 現在は仙台で暮らしている両親のもとへ実家帰り。寝たきり状態になっている父を腰掛けさせたり、立たせてみたりしてみようかと思っていたのだけれど数日前にまた救急車のお世話になって入院してしまったらしい。今回は軽い脳梗塞だったようだ。土曜の午前の仕事を終えて、大島青空市場で山アサツキと舞茸耕太郎農園の麩饅頭、雪割草一鉢を購入。それと自家製玄米30kgを土産に上越を立ち到着は夕方遅くになった。今回はカーナビの設 [続きを読む]
  • 春の原木シイタケ他(2016)
  • 午前の仕事を終えて、保倉川の土手を歩いてみた。もうじき桜並木で華やぐこの土手も今はまだ雪が消えたばかりで冬枯れの景色。それでもよく探してみるとフキノトウが見えたりノカンゾウが芽を出していたり。まもなくそこここで目につくようになるとくに珍しくもない山菜だけれど春一番に出会う時はやはり嬉しくてそれぞれ一回分ほどを採集した。ノカンゾウとは言いながらじつはヤブカンゾウと区別が出来ていない。花が咲くと判るの [続きを読む]
  • ニシン
  • 正月に仙台へ行って、ヨーカドーの魚屋でニシンの切込みを見つけてニヤついている僕を見て、母が呆れたように微笑んだ。午後には上越へ戻るのでお土産さがし。銀だこの鯛焼きが目につき、母も食べたことがないと言うので一つ買い、テイクアウトのコーヒーを探しにいって戻ると、母はすでに鯛焼きを食べ終えていた。半分ずつ食べようかと思っていたのだけれど。ほぼ寝たきりとなった父の顔を、帰り際、これが今生の別れになるかもし [続きを読む]
  • 2015 初冬・後編 ムキタケ
  • (ハナビラニカワタケ項の続き・・・)ハナビラニカワタケを採取した枯れ木の近くに、秋にウスヒラタケの出ていた倒木があるので向かってみた。冬の自然林は夏場とは比較にならないほど見通しがよく、離れた所に横たわっている朽ち木もよく見える。それらを後回しにして向かった倒木にヒラタケが出ていた。この日の狙いがムキタケとヒラタケであったので、期待した収穫があってまずは一安心。ヒラタケは海外でも認知度の高い安全な [続きを読む]
  • 2015 初冬・前編 ハナビラニカワタケ
  • 今年は雪が遅かったけれど、この週末には降るぞと天気予報が脅かすので、雪降り間際のキノコたちに会っておきたくて昼休みにあたふたと裏山へ。この時期にしては珍しく数日続いたお天気も今日で終わりのようだ。ムキタケが採れたらいいなぁと思いながら、数年来収穫のあった場所へと向かう。この時期のキノコは樹上性のものが主で、落葉して見通しの良くなった森の中に枯れ木や風倒木を探して、その表面にキノコの姿がないかと確認 [続きを読む]
  • 干し柿
  • 今年は果樹の実りが良かったらしく我が家の柿の木もたわわに実を付けた。渋柿なので食べるには一手間二手間かかるのだけれどもカラスの餌にしてしまうのはもったいないので皮を剥いて紐に吊るしたりヘタを焼酎に浸けて袋詰めにしたり。焼酎柿は渋が抜けると直に軟らかくなってしまうので追われるようにしてせっせと食べた。肝臓に良いらしいので飲兵衛にはありがたい。その一方で干し柿は日々少しずつ萎びて色が濃くなり透明感が出 [続きを読む]
  • ケンポナシ
  • 米の収穫作業を終えて、機械類の片付けをしていたら足元に妙なものが落ちていた。「これは・・・ケンポナシ?」山菜の本で見たことがある。でも手にするのは初めてだ。ただ、印象違いな部分もあって所々から種子のようなものが生えている。なんとなく姿が奇怪だ。あまり美味しそうには見えない。種が外に付いているということはこの肥厚した小枝のような部分は果実ではないのだろう。少し囓ってみた。「・・・?!」ちょっとビック [続きを読む]
  • スギヒラタケ 他
  • 10月に入って「ズランボでてるよ」と声が掛かるようになってきた。ナラタケのことである。新潟は東頸城のこの地ではそのように呼ばれている。けれども近隣の集落に行けばまた呼び名が異なり、ズベリ、モグラ、ヤブタケ、アマンダレなどとも呼ばれている。愛称の多いキノコである。それだけ親しまれているのだろう。郷里の青森ではサモンダシと呼ばれている。稲刈り作業の合間に自宅近くの森へ探しに行ってみた。始めに目についた [続きを読む]
  • フジツボ(2015夏仙台帰省)
  • 仙台で弟と暮らす両親のもとへ盆帰り。夕方に上越を発ち、関川村から山形を経て深夜に宮城に入った。車内で一眠りし、早朝、インターチェンジ近くの川で寄り道。釣り竿を出し、その場で捕まえたクモやバッタを餌にして魚の反応を探るも、当たり無し。川は減水して魚の潜んでいそうなポイントも少なく、間もなく釣りは諦めた。到着当日は父の受診に付き添った。現在は3日と空けずに点滴を受けないと、血液中のアンモニア濃度が高く [続きを読む]
  • 夏のキノコと野イチゴ
  • 「さすがにまだ早いかな・・・」と思いながら通りがかりの森林公園の駐車場に目を向けたら、キノコの出ているのが見えた。車を降りて観察。カワリハツ…かな?カワリハツはベニタケ科のキノコで、傘の色が赤〜紫〜緑と変化にとんでいる。食べてもクセがなくてわりと美味しいキノコだ。初夏はベニタケ科のキノコの盛期のようで、色々の種類を見ることができる。ベニタケ科というだけに傘の赤いやつだけでも何種類もあって見分けが難 [続きを読む]
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