sayo さん プロフィール

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sayoさん: sayoなライブラリー
ハンドル名sayo さん
ブログタイトルsayoなライブラリー
ブログURLhttp://7cct.blog.fc2.com/
サイト紹介文先日、大切に集めていた本を一気に手放しました。私と本の思い出を少しずつ書いていけたらと
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供61回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2015/05/02 15:46

sayo さんのブログ記事

  • 『MOONLIT SUMMER TALES』 ANRI
  •  夏と秋の境目。 窓を開けて、机の灯だけで本を読むのが好き。 読書の伴奏は、鈴虫と このCD。 馴染みのないオシャレなパッケージも、幼心にとても印象的。 お酒もあれば、なお心地いい秋の夜長だ。  生れてはじめて母と出かけたライブが、杏里だった。 音楽好きは共通しているものの、会場に子供が行くことにはあまり いい顔をしない人で、少し緊張しながらチケットを取った。 その時はすでに可能な限り色々ライブに行っ [続きを読む]
  • 『MARTINI II 』 鈴木雅之
  •  ものごころ つく前から家で流れていたCD。 想い入れのある一枚。 これから少しずつ書いていこうと思う。 幼い頃から聴いていた。 となると母のコレクションが大半になるが、私の音楽の基盤はココにある。   私が昭和音楽を推す理由の一つに「役割分担・適材適所」というキーワードがある。 最近のセルフプロデュースの波も、それでまた大きな、アーティストとしての形なので素直にすごいと思う。 しかし収入面でそうせ [続きを読む]
  • 『ふたりはともだち』 アーノルド・ローベル
  •  雨続きで、梅雨が遅れてやって来たようだ。 洗濯カゴが悲惨なことになっているが、一人で澄んだ空気の中を歩くのは悪くない。 近所を少し散歩しながら、ふと最近カエルに触っていないなと思った。 500円玉くらいの、綺麗な黄緑色のが可愛い。 実家の方を思い出すと、思い浮かんだのがとんでもなくデカい茶色のガマガエル。 自然豊かでノビノビ育ったのであろう。 あれは流石に持てなかった。 小学校の教科書に載っていた [続きを読む]
  • 『ねじ式』 つげ義春
  •  歪み。 パースを歪ませた歪みではない。 本当に歪んでいる。 異次元にいる気がするのだ。 作風によって絵の描き分けが見えて、いわゆる様々なレパートリーがある。 それだけ多彩な絵があれば、毛色がガラッと一つくらい違うのが有ってもよさそうだが、どれにも共通して悲壮感。 読んでる間も、気を抜いたら絵の中に連れ去られて、そのまま戻ってこれないような感覚。 そうゆう意味で怖かった。  最近やたらと大人数で殺 [続きを読む]
  • 『こころ』 夏目漱石
  •  やはりこの作品になった。 こころ は、純文学という響きが非常に似合う。 大好きな本だ。 よし、ここはなにか読書家っぽく。格好いい事でも述べてみたい。 いつもより少し下調べに時間を使ってみた。 のがいけなかった。 アイスクリーム製造(機業務用)を購入した程の甘党、という逸話を読んだあたりから、果たしてこの人が偏屈で感情的な旦那なのか、はたまた寂しがりやなロマンチック乙女なのか、恥ずかしさを隠したい [続きを読む]
  • 『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子
  •  スナックから聴こえる歌声は、荒んだ学生の心にも沁みてきた。 学校をサボり、家にも帰りたくない。 それでも駅へ向かう帰り道。 不器用に揺らぐ襟裳岬が、お前なんて まだまだ なんだと諭す。  年を重ねることは、素晴らしいことだと思う。 人にもよるが、乗り越えてきた壁や 見てきた物事の多さは、そう易々と埋められる差ではない。 なぜこうも悲観的な人が多いのか。 自虐的に語る人の多くは、見た目のことを嘆く。 [続きを読む]
  • 『ドリフェス!』
  •  「男の子版アイカツが始るんだよ!」という友人からの触れ込みで、アニメの1話を観た。のだが。 歴代のアイカツ同様、一番最初にキャッチのようなタイトルコールが入る。 これがもう、色々な意味で最高を超えていた。素直に書きます。ひどかった。 おいおいおい!と思いながらも、いやいやいや!でもきっと熱いんだ、アイカツなんだから!と観ていくと…もうすでに冒頭で風船を配る奏君の笑顔にノックアウトされている私がい [続きを読む]
  • 『ガンダム ビルドファイターズ』
  •  それまでガンダムに足を踏み入れるのを ためらっていた私が、見事に陥落。 最終回、涙もぬぐわず08小隊を観ることとなった。 オタクの端くれなので、やはりガンダムが気にならないわけがない。 ファーストガンダム1話を見て、これはハマりそうだと止めた。 少し我慢できずオリジンの漫画をパラパラと読んでいたが、やはりどうせなら網羅したい。 しかし超ド素人にとって、この超巨大コンテンツにどこから攻め入ればいいのか [続きを読む]
  • 『宮野真守 アーティスト・スコアブック Masterpiece』 yamaha music media
  •  初めて彼のライブを訪れた時、もちろん役者として好きな部分もあるが、それ以上に、シンガーとしての在り方に感銘を受けた。 それからまた何年か経ち この本が出版されて、その想いはより強いものになっている。 スコアブックでもあるので、歌手としての考え方を沢山読めるのも嬉しい。 宮野さんスゴイ、と思うのは?制作との関わり” 「一緒に仕事をしたい」と思わせる力だ。 ステージに上るにあたり、ダンサーやバンドや [続きを読む]
  • 『School of Rock』 リチャード・リンクレイター
  •  これはもう、最高にロックな映画だ。 ロックを追求する映画ではない、ロックを通して、みんなが成長する映画。 音楽のパワーと、楽しさに巻き込まれる。 ロックとはなんぞや、という疑問に色々な面から答えを聴かせてくれる。 もう最高だ。 最高にクールだ。 よく何かにつけて「ロックだな」「ロックだぜ」とロックロックと言いまくるキャラクターが様々な作品に登場するが、これがあながち外れていない。 ビートは心臓の [続きを読む]
  • 『SOUL CATCHER(S)』 神海英雄
  •  少年漫画の魅力は、読んでいる方が恥ずかしくなってしまう程の?熱さ”だと思う。 『LIGHT WING』もまさにそれで、打ち切りになったのは最近流行のスタイリッシュ傾向が原因かもしれない。 熱血系は、ウケないのか。 いや そんなことは ないはずだ。 なぜなら今でも一晩中練習し続けるとか、技名つけて叫んじゃったりとか、昨日の敵が今日の友になったりとか、丼3杯食べるまで席を立てないとか、通り名付けちゃったりとか、 [続きを読む]
  • 『ふらいぱんじいさん』 神沢利子・堀内誠一
  •  ワインのように美味しいブルーベリージャムを いただいたので、パンに付けるだけでは もったいない! ヨーグルトに混ぜようと買い出しに行ったのだが、むしょうにカレーが食べたくなり、脳内がそれでいっぱいになる。 次にお菓子とアイスの誘惑と闘って、なんとか卵コーナーへ這い出た。 なかなか下がらない値札の上に高々と積み上げられている卵を見て、卵かけごはんが食べたくなった。 母方の祖父が生きていた頃は、祖父宅 [続きを読む]
  • 『よくわかる楽典の教科書』 小谷野 謙一
  •  分野による。 簡単に分けると、理系科目は理論的。文・芸術系は感覚的に捉えている気がする。 運動も感覚でいきたいが、頭でっかちなので体が追いつかない。最近は特に。 だから難しい。 楽典が、難しい。 音楽理論、全部難しい。 読んでも読んでも何冊読んでも、理解しきれない。 数学は答えまでの道筋がある、理科も現象が起きるには仕組みが有る。 点数をつけやすい。 振り返ってみると、国語では解答に難癖をつけ、 [続きを読む]
  • 『闇の子供たち』 阪本順治
  •  「どうだった?」と聞いてくれた人がいた。 子供がこういった系統の作品を観たり読んだりすることに、あまりいい顔をする人は少なかったので、驚いた。 いや、いままでも避けられがちな事を示唆してくれる人はいたが。 それが友人のお父様だったので驚いたのだ。 でも確かにその方は おもしろい人お父さんの一人で、そう話しかけてもらえたのも納得。 いろいろと面白いお話も聞かせてもらった憶えがある。 子供が感じる ? [続きを読む]
  • 『69 sixty nine』 村上龍
  •  将来の夢は何?と、大人は聞く。 小学生くらいまでは何を言っても大人を笑顔にさせる。 雲行きが怪しくなってきたのは「進路」という言葉が生活に投げ込まれるようになった頃だ。 そこで気付く。 夢とは、大人にとっては「どんなふうにお金を稼ぎたいの?」なのだと。 まるで呪いだ。  校長の机に脱糞するくだりがかなり面白かった。 父が作者と同郷であり、お気に入りの作品だったようだ。小学生の頃に読んだ気がする。 [続きを読む]
  • 『変態村』 ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
  •  ここにもまた、邦題で大損している作品がある。 と言っても観る人を選ぶ映画なので、低評価なレビューが多いことに関して そう思っている。 そもそも日本では、ビジュアルや『ゴルゴダの丘』という原題から、瞬時にキリストを絡めた解釈ができる人が多くはない。 十字架はファッションや赤十字だし、ゴルゴダの丘もどっかの国のどっかの丘。 国教ではないのだから、馴染みがなくて当然だ。 しかし少し調べてみると、この映 [続きを読む]
  • 『マックス』 ボアズ・イェーキン
  •  犬映画のつもりで観たのだが、違った。 いや、犬について語るつもりでいるのだが。 簡単にこの映画を表すと、 「パパ…」「パパ…」「パパ…?」「パパ!?」 「おとーーーさーーーん!!!!!!!」 パパ通り越してグランパに会いたくなってしまうくらいイイトコ奪取。 この後にグラントリノでも観ようかなって気分になってしまいました。 それはさておき、やっぱり犬です。 なにせ自分が犬が好きでたまらないもので。 [続きを読む]
  • 『地獄変』 芥川龍之介
  •  過去の文学作品が今でも絶賛され、不朽の名作として名を連ねているのは、圧倒的な芸術性が有るからだと信じている。 これはもう綺麗な言葉とか、正しい文章とか、作家のバックグラウンドとか、飽きのないストーリーとか、共感を呼ぶ主人公とか、社会風刺、一切の理屈を超越した作品のコトだ。 小説に限ったものではないが、この世に溢れている芸術、 称賛されなければ芸術足りえないというのも、おもしろいところだ。 ここで [続きを読む]
  • 『蒲団』 田山花袋
  •  蚊に刺された。 美しいラストシーンに なぞらえて、もっとロマンチックな香りに包まれて書きたかったのに、残念ながら塗りすぎたカユミ止めの匂いが充満している。いや、スース―して涼しいんだけれども。 その最後のシーンばかりが有名になって、出版当時も性欲の吐露、懺悔、果てはロリコンなんて言われていますが、私小説なんてのも忘れて、純愛小説として感動していました。 最後だけ読んだにしても、文学らしい味のある [続きを読む]