mutu さん プロフィール

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mutuさん: 癌と共に生きる 手術→放射線治療→化学治療
ハンドル名mutu さん
ブログタイトル癌と共に生きる 手術→放射線治療→化学治療
ブログURLhttp://fanblogs.jp/satorutosiko/
サイト紹介文肺がんと闘った1年間、順調に見えて壮絶だった母の闘病記と、残された半身麻痺の父の介護を綴っています。
自由文母の闘病する姿からたくさんの勇気をもらいました。生きることが辛い・・・死ぬのは怖くないが、夫を残して先には逝けない・・・と母。
毎日のように涙を流している、強そうでも弱い母親の闘病生活を記すことで、闘病で苦しみもがいている方々と気持ちを共有させていただきたい。「生」への執着を「生」のパワーに変えていく諸先輩方の心のたくましさに感心する毎日です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供783回 / 365日(平均15.0回/週) - 参加 2015/05/02 16:19

mutu さんのブログ記事

  • がんの休眠療法・・・癌と共に生きるという考え方
  • がん休眠療法とは低用量抗がん剤治療とも、少量抗がん剤治療とも言います。字の通り、抗がん剤の効果を抑えた治療法です。ここで言う「休眠」とは、がんの原発巣・転移巣の腫瘍が長期にわたり増殖をしない状態、静止した状態のまま宿主(患者本人)に負担をかけずに経過する病態のことを言います。罹患している「がん」が進行もせず減退もせず、長きにわたって共存していくという考え方です。当ブログを開始した当初の私の考えにと [続きを読む]
  • ”ごめんね”を連発、母が遺した父への手紙
  • ごめんね。お父さんごめんね。辛かったね。悲しかったね。その表情からすべてを感じ取れた。ごめんね。私の頑張りがちょっと足りなかったかな?(中略)もう一度一緒に生活したいね。必ず会いに行くからね。ごめんね ごめんね ごめんねAD銀婚式を翌年に控えていた両親。それを迎えることなく引き裂かれた夫婦。父の介護を一手に引き受けてくれていた母が行きついた先は幸せなひとときではなく、残酷な現実であった。辛いことの連 [続きを読む]
  • 嘘に隠された母の想い
  • 大丈夫なはずがない肺がんなのに、ステージⅣの肺がんなのに、大丈夫なはずがない。どう?と訊くと、食欲がない・・・とか、倦怠感、だるい、気持ちが悪い・・・など、その日の、その時の体調の気になることを話してくれた母。そう言う時は具合が悪そうで、顔色も悪いことが多かった。そんな母に私は幾度となく「大丈夫?」と訊いた。母の返事は決まって「大丈夫」だった。ある程度の所で一線を引いていたのかもしれない。母は私た [続きを読む]
  • 片方だけ萎れてしまった
  • 今週は毎日お墓に行っている。朝の日課となりつつある早朝お墓参り。先週末くらいから気になっていた、片方だけ萎れていることに。お供えしてある香花が、片側だけ萎れ始めている。そして、日に日に少しずつ萎れていく。今のところ、改善する兆しはない。週末以外は一日おき、若しくは連日水替えをしている。日の当たりの違いかも・・・と左右を入れ替えたりもしている。だが、一向に変化はしない。むしろ、悪化しているようにも伺 [続きを読む]
  • 警告だった?!夢の中で怒られたというあの時の母
  • 突然脳裏に浮かんだ記憶。記憶って、何かの拍子に突如として浮かぶことが多い。あの日、あの時・・・母が言っていた・・・。「大家のおじさん」が凄く怒ってた・・・と。大家のおじさんとは、生まれ育った借家の大家さんの事で、そのおじさんは既に他界しているが、私の名付け親でもある。その大家のおじさんが、母の夢に登場し、その夢の中で物凄く怒っていたという話は印象が強くて忘れることはない。時々こうして何かの拍子に思 [続きを読む]
  • 末期の肺がんの母にモルヒネが効かなかった理由
  • 戦時中、痛みを麻痺させるためにも使用されていたモルヒネ。酷い怪我で、治療の施しようが無い戦士は死を待つのみだった。幸運な戦士は、モルヒネを打ってもらえた。次第に痛みから解放され眠るように逝った・・・。しかし数多くの犠牲者、戦死者の中でこのような最期を迎えることが出来たのはほんの一部だっただろう。モルヒネ・・・現代医学では今も尚使用されている。痛みから解放される・・・痛みを緩和させてくれる・・・「が [続きを読む]
  • 母親の手作り弁当
  • 何年経つだろうか・・・最後に母親の手作り弁当を食べたのは・・・。高校生活の終了と共にお弁当の持参をすることが無くなった。あれから25年以上が経つんだなぁ・・・。最後のお弁当の内容を覚えている筈もないが、でも、何だっただろう・・・。中学生の頃、コーンビーフにハマった。マヨネーズが大好きだったことも重なりお弁当にコーンビーフを入れるように注文することが多かった。もちろんマヨネーズ多目で。ウインナー、肉、 [続きを読む]
  • 母がくれたもの
  • 母の病気で一変した生活環境。母の事、父の事、兄姉のこと。色々なことががんじがらめでそれぞれの対応に日々を忙しく過ごした。幸いにして、母は突然逝かず一年と言う時間をくれた。決して長い時間ではなかったが贅沢も言えない。職場で倒れて入院した日、あのまま他界してしまっていたとしたら・・・そう考えると怖くなる。母にとっては辛く厳しい一年間でもあったはずだ。手術、放射線治療、抗がん剤治療・・・しかし、そんな母 [続きを読む]
  • 咳も出ないし苦しくもないけれど肺がん
  • 気づいたころには手遅れそんな言葉が胸に突き刺さる。母の肺がんが発覚した時既にステージⅣだった母の肺腺癌。いつから違和感を感じ取ることが出来たのか?いつから咳が出始めたのか?今となっては、その答を導き出すことは不可能。確度の低い推測と薄れた記憶と、根拠のない妄想が重なり合う。AD気づいていた母本人も、体調が芳しくない事には気づいていた。肺がんが発覚したのは2015年1月(入院は2014年末)。母が自分の身体の [続きを読む]
  • 夫婦になるということ
  • 死別、そして父は独り老人ホームには大勢の入所者がいるが、父は独り。車椅子の上で、日中の時間を過ごす。テレビを観る。三食のご飯をいただく。一日に一度訪れるおやつの時間。定期に訪れるトイレの時間とおむつ交換の時間。起床から、就寝までの時間を車椅子の上で過ごす。何が楽しいだろうか?楽しい筈はない。それでも父は笑顔を見せてくれる。溺愛する妻に先立たれ、施設で暮らす父。夫婦となったその日から決まっていた。必 [続きを読む]
  • 改善されない肩こり
  • 頭痛は伴わない。それが救いである。これで頭痛を伴っていたら、イライラが止まらないと思う。両肩、肩甲骨周りの筋肉が張っている感じ。凝り固まっているのだろうか。首を回すピキパキと音を感じる。しかも、思っている以上に首が回らない。首を傾けたり、回したりするのは癖になっているのだが、一向に改善の兆候が見えない日々が続いている。血圧の数値は一年以上140未満を推移している。係りつけの医師は現状の数値で良しとし [続きを読む]
  • 獅童さんの肺がんは早期発見で手術で根治の見込み
  • 奇跡的なことだと思います。肺がんを早期発見できたこと。手術で根治するとの見解を医師から頂いたこと。映画「いま、会いに行きます」で知った俳優さん。歌舞伎役者と知ったのはその後しばらくしてから。当時、竹内結子さんと中村獅童さんの熱演に魅せられて、大号泣した記憶があります。あれから13年・・・。小学校6年間、中学校3年間、高等学校3年間、合計12年間・・・それ以上の月日が流れていた・・・13年。気づけば母はいな [続きを読む]
  • 中村獅童さんが肺がんを告白
  • ステージなどの詳細はわかりませんが肺腺癌だということです。私の母も同じ肺腺癌でした。中村獅童さんがどのような治療を受けるのかも気になりますがいずれ詳細についても発表してくれることと信じて待たせていただこうと考えます。中村獅童さん44歳・・・私と同年代なので他人事ではありません。ましてや、自分の母親も肺がんで亡くしていますから・・・。中村獅童さんの今後の活動にも影響されると推測します。今は治療に専念し [続きを読む]
  • 時を超えて届いた母からのお小遣い
  • 約1万円。母から届いたお小遣い。本日、役場から一通の書類が送付された。社会福祉課からだった。介護保険料の還付金の知らせだった。丁重なお詫びの文章と共に、還付内容の内訳が記載された書面。還付金の振込先確認のためのものだった。母が納めていた介護保険料。雀の涙ほどの年金から自動に引かれる介護保険料。母が他界した年、還付されるべき保険料が滞っていた。今回の件、役場側が気づいてくれなければわからなかった。だ [続きを読む]
  • 逃げ道
  • 追いつめられると決まってそれを利用する。上手く生き抜くために作った逃げ道なのだろう。その行為が自分の価値を下げていることにも気づかずに。それを盾にして防御することが癖になっている。洞穴同然・・・頭隠して尻隠さず・・・本人は隠れた気になっているが・・・。周囲は気づいている。だって、分かり易いんだもの・・・。逃げ道はそこしかない。隠れ蓑にもなっていないのに・・・。都合が悪くなるとそこに舞い戻ってくる。 [続きを読む]
  • 想い出に囚われてはいけない。思い返し、懐かしむことは自由だ。しかし・・・それを立ち止まるための理由にしてはいけない。人生は、それほど永くはない。AD [続きを読む]
  • 妻のイライラ戦争
  • 妻の機嫌が悪い。悪いというよりは、イライラしている。息子が修学旅行の準備をしている。その息子の、何かが気に入らない様子。イライラ、イライラしている。仕事から帰宅した直後から繰り広げられているイライラ戦争。息子は空気を察し、比較的大人な態度を取っていた。どうにもこうにもおさまらない妻のイライラ。妻が息子に当たり続ける。何とかしてそれをかわしたいが、しつこいのは妻。こうなってしまうと、息子が何をしても [続きを読む]
  • 母のいない母の日
  • うらやましいが仕方のないこと。母の日。母はいない。母親がいる他人が目に付く。一緒に買い物している親子が目に付く。仕方のないこと。母はいない。親孝行したい時に親はいない。親がいるときは、親孝行しなければ・・・そのうちに・・・今度・・・また今度・・・その連続だった気もする。何を言っても、母はいない。母のいない母の日。母がいなくなって、二度目の母の日。母と同年代の人と接する機会があった。その男性は母親が [続きを読む]
  • 命の重さ
  • 残された家族の本当の不幸とは・・・!?遺族にはいろんなケースがある。産まれてすぐに永眠する赤ちゃん。産んですぐに他界してしまったお母さん。共に生きることの出来なかった同士。人生の楽しさも辛さも経験することが出来ずに亡くなって逝った赤ちゃん。残された母親の夫は、子供を宿した直後に事故で他界。母親は10か月足らずの間に家族を失い、天涯孤独となった。そんなことが・・・この世の中にはあるんです・・・実際に。 [続きを読む]
  • 健康志向だった母と非健康志向の父
  • 父アルコール中毒で入退院の繰り返し。ヘビースモーカーで、毎日2箱吸い続けた。基本歯磨きはしない。虫歯は放置、神経が溶けるまで我慢。医者には係らない。医者に行くときは入院する時。食事のバランスもくそもない、アルコール漬け。母アルコールは身体が受け付けない。ビール一口で酔える体質。タバコも吸わない。健康第一。健康に良いと聞けばすぐに飛びついた。食事、体操、健康器具、健康食品・・・歯磨きは毎日時間を10分 [続きを読む]
  • 期限切れの湿布薬
  • 腕が痛い。肘周辺の筋肉が痛い。筋肉痛ではない。もう・・・かれこれで、2か月以上が経つ。腱鞘炎・・・テニス肘・・・?!外科には行ってないので、情報を見聞きした結果の推測です。物凄く痛くはないが、結構痛い。じっとしている時は何ともないが、握力を伴う力作業に支障が出る。一番ひどい時は、お箸が使えない。外科に行っても湿布薬を処方されるだけだよ・・・同じような症状を経験したことのある人が笑いながら教えてくれ [続きを読む]
  • さみしい湯呑
  • 雨天も重なり、お墓に行ったのは2日ぶりだった。雨上がりで、水鉢には満タンの水が入っていた。お墓の正面に立つと、違和感を感じるとともに一瞬、心臓が強く鼓動した。お墓の湯呑が・・・ない・・・。風で飛ばされた・・・?!いや・・・大して風なんて吹かなかった。何かの不可抗力で割れてしまって片付けられた??慌ててゴミ捨て場の中を確認しに行ったが、それらしきものは捨てられていない。・・・どこに行ったのだろう・・ [続きを読む]
  • アルバム写真
  • 昨夜、おもむろに母のアルバム写真を手に取った。写真は凄い。笑顔の母がそこで生きている。笑い声が聞こえてきそうになる。今すぐに会話が出来そうな気分になる。何度も見たアルバム写真の中のほんの一部を見ただけ。時間にして数分だったと思う。見覚えのある写真なのに、なぜだか新鮮で、新たな発見でもしたかのような躍動感を感じた。今朝目覚めてすぐ、脳裏に母が浮かんだ。昨夜、母のアルバム写真を見たからなのか、母の夢を [続きを読む]
  • 玄関掃除
  • 中三の息子が玄関掃除をしていた。カブトムシの幼虫がそろそろサナギになる時期。その準備を玄関口でやっていた。作業を終えると、玄関周りを掃除していた。玄関を履く音。独特の音。あの音を聴くと、母の記憶が蘇る。毎朝、母は玄関掃除をしてくれていた。それは子供の頃から変わらない日常。住む家が変わっても、それは変わらなかった。綺麗好きだった母。そんな母にしてあげられること・・・、例えば、お墓周りをきれいにするこ [続きを読む]
  • 寝顔
  • 子供の寝顔を見ると思い出すことがある。私がまだ独身で、実家暮らししていた頃の事。休日の日の昼前に起きてきた私に母が一言。あんたの寝顔が可愛くって・・・眺めちゃった・・・そう言った母の・・・親の気持ちがわかるのは子供を持ってから・・・。何を語るにしても、その立場を経験しないと語れない。その気持ちも本当の意味では理解できない。大きくなった自分の子供の寝顔を眺めながら想う。母のあの時の気持ちはこんな感じ [続きを読む]