青き魂の風音 さん プロフィール

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青き魂の風音さん: 上越の青き魂の風音のブログ
ハンドル名青き魂の風音 さん
ブログタイトル上越の青き魂の風音のブログ
ブログURLhttp://ameblo.jp/blue-wind-go/
サイト紹介文理想は、想像力で天翔る創作の天使。「たいまつ新聞」のごとき自由な言論。やさしく深く情けあり。
自由文北国の海辺に暮らす青き魂の風、すなわち私である。風であるから梢を鳴らしてやってくる。又三郎のように。といってもネコではない。ケンジでもない。大震災1ヶ月と7日、わたしは慟哭し、胸を熱くし、心からのエールを送る。ちなみにいまはひげはない。少ししわのある少年のようである。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供34回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2015/05/07 12:49

青き魂の風音 さんのブログ記事

  • 幻想の直江津キッズ102 「賃餅」と「お飾り(鏡餅)」は大変なんだ 
  •   という号令が発せられ、ぼくら子どもは総動員で団扇を扇ぐ作業に駆り立てられるのである。  うーん、もう全速力! 手が痛い!  あっああ、割れ目ができたあ!  だから一升餅のお供えなんかはそれりゃ職人の技だわ。失敗すると、もういちど餅をつき直してからやり直し。成功すると、赤ちゃんの冬のほっぺたの肌みたいで、産毛というか、かさかさしているようなしっとりつやつやした半濁した白色の美しい表面に仕上がる。  [続きを読む]
  • 幻想の直江津キッズ101 Xmasケーキづくりは大変なんだ
  • 幻想の直江津キッズ101 Xmasケーキづくりは大変なんだ  いろいろ奮闘努力はするけれど、いかんせん和菓子だけでは零細な菓子屋は生きてゆけない。そこでわが家は意を決し、あるとき「パン焼き窯」を導入するのである。製菓業界の雑誌で見当をつけ、?田の東本町にあった菓子の道具や材料を扱う問屋を通して「日本一の道具」街といわれる東京「かっぱ橋」に注文したらしい。 店先ではおふくろが「大判焼き」から「たい焼き」 [続きを読む]
  • 幻想の直江津キッズ100 目次予定
  • 幻想の直江津キッズ100 目次予定  もっか全面改定、再構成中の「幻想の直江津キッズ」は、概ね以下の目次になりそう。この予告編で、この項、締めにて候。 改めて全編、再掲載の可能性あり……。 幻想の直江津キッズ目次序章 直江津という町  直江津という町 [続きを読む]
  • 補遺 幻想の直江津キッズ98 銭(ぜん)勘定と「行水」
  • 補遺 幻想の直江津キッズ98 銭(ぜん)勘定と「行水」   で、そんな夜、傍らでおふくろの「銭(ぜん)勘定」が始まる。一日のかき入れ時が終わってその成果を、さて、きょうの売り上げはいくらになったかや? 店の表のストッカーの裏に置いておいた高級洋酒の縦長の箱をひっくり返す。千円札はなどは、その度に通り土間を行き来して奥の食器ダンスの戸棚の中のもう一つの箱に入れているから、それも茶の間のちゃぶ台の上に [続きを読む]
  • 増補 幻想の直江津キッズ97 蕎麦を打って親せき中に配る
  •  二本木のおじさんとかが新そばのそば粉を持ってくる。  とうちゃん、そば、打ってくんない。おじさんのそば、うんまいねかねー!  ……ってな具合だ。おやじさんは大のそば好きで、何十年も「つなぎ」に苦労しながら手打ちそばを打ってきた。基本は二八そばで、つなぎに、つなぎというのはそばを切れずに長くつながるようにする材料というか、工夫なのだけれど、普通は二割の小麦粉だが、それだけでは季節やそば粉の保存管理、 [続きを読む]
  • 改訂版 幻想の直江津キッズ96 「式菓子」と「とりまん」のこと
  •  「とりまん」といったらたいていの直江津の人は知っているが、祇園祭の行われる八坂神社の参道の一角にある歓楽街のなじみの店である。 大広間や座敷では披露宴や様々な飲み会や宴会が開かれている、焼き鳥でも知られ、その料亭というか料理店の名物、独特のだみ声の女傑とでもいう「とりまんのばあちゃん」こそ、だれあろう、わが家のおやじさんの姉なのである。つまり親せきなのだ。 で、とりまんのばあちゃんは、一日に千 [続きを読む]
  • 改訂版 幻想の直江津キッズ95 わが家は「清菓堂」というのでござる
  •  ちなみにわが家は「清菓堂」という。この店の名を墨跡あざやかな白文字で書いた孫悟空の「觔斗雲(きんと雲)」みたいな、木目を強調した流木のような異形の額が店の一角に掛けられていた。いまはわが家の仏間の長押の上に記念として飾られている。 季節に応じて様々なお菓子がつくられた。 幼いころ、学校から帰ってランドセルを茶の間に放り投げたとき、奥の仕事場でおやじさんがお菓子を作っていることに気づくと、ぼくは店 [続きを読む]
  • 補遺 幻想の直江津キッズ92 鬼ヶ島へ、鬼退治に行ってまいります
  •  本家の蔵は、家の一番奥の、台所の土間続きの仕事場から裏口に抜ける曲がり角の突き当たりで、艶のある黒い石の段が二段あって、それを跨いで朱の格子戸なんかをガラガラと引くと、黒くて重い鉄の鋲を打った扉があり、目の前に大きな南京錠がかかっていた。 それを外して、ゴーっと引く。するとヒンヤリとした粉っぽいような、カビ臭くもある蔵の独特の空気が垂れ込めていて、草履に履き替えて、石の床をひたひたと歩く。 蔵の [続きを読む]
  • 補遺・幻想の直江津キッズ  金魚のお墓と弟妹たちの遊び
  • 補遺・幻想の直江津キッズ 金魚のお墓と弟妹たちの遊び(ダブっているかも)  そんなころ通りにやってくる。  きんぎょーい、きんぎょい。 きんぎょーい、きんぎょ。  夏の明るい日射しの表通りを天秤棒にタライを担いだ「金魚屋さん」だ。 フタをしたタライの上には水草のホテイアオイ。やがて天秤棒はリヤカーになったと思うけれど、ガラスの風鈴も吊り下げられていたのではないだろうか。鈴なりの風鈴を肩に担いだ「風 [続きを読む]
  • 恥ずかしながら、こういう切実なことがあるのだということを
  • 恥ずかしながら、こういう切実なことがあるのだということを  恥ずかしながら、こういう切実なことがあるのだということをこれまで知らなかった。朝日新聞経済面の連載「ろう者の祈りⅡ」。 筆談すればわかるだろういう安直な思い込みがあるのか、生まれついて日本語を聞きながら育った「聞こえる人(聴者という)」であるぼくには想像の及ばないことだった。(友人関係みたいな交流がないから体験的に知らなかったのでしょう) [続きを読む]
  • 林京子さんのご逝去の報に接し ちゃんと死ねると……
  •  林京子さんのご逝去の報に接し ちゃんと死ねると……  作家の林京子さんが死去した。ぼくには思い出がある。鎌倉に赴任していた時代、神奈川版の「人」欄だったかの取材で逗子の自宅を訪ねた。独り暮らしだったか、静謐な感じと飾らない人柄が印象的で、ぼくは「祭りの場」(1975年)を雑誌「群像」で(直江津に帰郷して)読んでいたので、驚かせようとして「ぼくは先生のあの作品を群像で読んでいるんです」と、つまり [続きを読む]
  • 司令官が言った それは私の仕事じゃない
  • 司令官が言った それは私の仕事じゃない  昔の手帳を開いたら、こんなメモがあった。  1991年1月、テレビで、湾岸戦争の司令官は(目がすごい、人殺し作戦の現場にいた人間のぎらぎらした目だ) 「何人の、イラク兵は死にましたか?」の質問に、 「それはわたしの仕事じゃない。死んだ人間の数を数えるなんて、バカげている……」 と言った。  あれから25年、シリアでいまも同じことが行われている。 [続きを読む]
  • 人生は短い……気落ちしている
  • 人生は短い……気落ちしている  このところ気落ちしている。四〇年余のつきあいの親友の伊藤伸太郎さんが1年前の8月12日に亡くなっていたことがわかったからだ。昨年の春にメールをやりとりしてからしばらく疎遠になっていた。あのリベラルで知的な硬質な文体で詩を書いて「野薔薇忌」(影書房)というすごい詩集をⅠ冊残した、井上光晴を師と仰いでいた文学伝習所の雄が、だんだん教養ある変なジジイになってるんじゃない [続きを読む]
  • あの日はずーっとふさぎ気味
  • トランプの件であの日はずーっとふさぎ気味  トランプの件であの日はずーっとふさぎ気味。翌日にはチャンスを与える? なんて良い方向に考えたい認知的不協和という心理らしい。人間の心は小さい。世界が破滅に向かっていてもきっと大丈夫、そんなことにはならないとみんな自分に都合よく考えてしまうってことでしょうか。 ただ、トランプがああいう言葉を吐いた、身を震わせる言葉、女性に。人の心を傷つけた。根拠なくひ [続きを読む]
  • (増補)幻想の直江津キッズ 87 ウサギ当番っていうのがあった
  •  で、もう終わったから、じゃあ、帰ろうとなって、それぞれ校門から出て帰るのだけど、さよなら、って言って、帰り始めてから、夏休み中にもう一度、ぼくらの当番の日が来るのを思い出し、今度は遅刻しないようにちゃんと時間を申し合わせようと、引き返して彼女にいおうとするのだけれど、彼女はさっさと東映の映画館前の道を帰っていって、結構、足が早くて、ぼくは追いかけて、通りで走るのも変だからと、早足になるけれどなか [続きを読む]
  • (増補)幻想の直江津キッズ 85 別項おやつのこと
  • (増補)幻想の直江津キッズ 85 別項おやつのこと  ところでおやつの思い出も、菓子屋だけにいろいろある。  手ひねりでつまんだ白玉粉や上新粉の団子のお汁粉。こしあんだったり粒あんだったり、団子が白玉粉のときはつるつるし、上新粉のときにはもちもち歯ごたえがして、丸く厚みのある団子の真ん中をへこまして、まあ白い赤血球みたいにした団子もあった。歯にねちっとくっついてくる感じで、おやつに最適、お腹い [続きを読む]