世孜 さん プロフィール

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世孜さん: カンポウクエスト
ハンドル名世孜 さん
ブログタイトルカンポウクエスト
ブログURLhttp://yoshinventions.seesaa.net/
サイト紹介文漢方の解説をゲームに例えながらわかりやすく説明したいブログ
自由文西洋医学、東洋医学、両方の視点を大切にしています。医療用医薬品、OTC医薬品、漢方、薬膳を勉強しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供16回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2015/05/13 23:47

世孜 さんのブログ記事

  • 疑義紹介をしなかった処方箋シリーズ その2
  • 「むむっ!」と思ったけど、疑義照会をしなかった処方箋の紹介シリーズ2回目になります。今回は泌尿器科の処方箋。1)ハルナールD(0.2)  1T 朝食後 42日2)アボルブカプセル(0.5) 1T 朝食後 42日3)トピロリック錠(20)   2T 朝夕食後 42日分他、内科から以下の処方がされていることを泌尿器科のドクターは把握しています。1)ワーファリン(1)   3T 朝食後2)ワーファリン(0.5)  1T 朝食後さて、ここ [続きを読む]
  • ステロイド外用剤のデギュスタシオン
  • 【ステロイド外用剤の強さ】ステロイド外用剤には血管を収縮させる作用があり、これが実際の臨床でのステロイドの強さによく相関しているので、血管収縮指数というものがステロイドを比較するうえで利用されています。つまり通常はステロイドを5段階にしか分けないことが多いですが、実際にはもっと細かく理解することが可能であり、患者個々によって強さの微調整が可能となっております。では実際にステロイドの血管収縮指数を見 [続きを読む]
  • ED治療薬のデギュスタシオン
  • バイアグラ             1999年発売持続時間 5〜6時間性交渉の約1時間前に服用する。食事の影響をうけやすいので空腹時に服用するのが望ましい。(効果が発現する時間が遅くなる。)アルコールを過剰に摂取すると効果がなくなるので適量に控えなければならない。ジェネリック医薬品も存在する。副作用 顔のほてり、眼の充血、動悸、頭痛、鼻詰まりレビトラ              2004年発売性交渉 [続きを読む]
  • 疑義照会をしなかった処方箋シリーズ その1
  •  「むむっ!」と思ったけど、疑義照会をしなかった処方箋の紹介をしたいと思います。第1回目の今回はこんな処方箋!1)タケプロンOD(15) 1T 朝食後 28日2)ツムラ小建中湯 3包 毎食前 28日3)ツムラ桂枝加朮附湯 3包 毎食前 28日 とこんな感じです。みなさんはどんな第一印象ですか?この内容だとドクターが結構漢方に詳しい可能性と、全くわかってない両方の可能性がありますよね。 さて今回登場の [続きを読む]
  • ギャクリアをアナライズしてみる
  •  今回はOTCのギャクリアの紹介をしてみたいと思います。中身は六君子湯(りっくんしとう)です。六君子湯は以前にも紹介してあるのでぜひそちらもご覧になって下さい。今回はギャクリアということで逆流性食道炎にフォーカスして六君子湯をアナライズしてみたいと思います。 まず六君子湯が逆流性食道炎に効くのか?と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、プロトンポンプ阻害剤(ラベプラゾール10mg)が効果不十分であ [続きを読む]
  • コフト顆粒をアナライズしてみる
  •  CMで宣言をしているのでドラッグストアの薬剤師の方は質問されることが多いのではないでしょうか、今回はコフト顆粒のアナライズをしてみたいと思います。 コフト顆粒は西洋薬と葛根湯を組み合わせた融合魔法です。まずは成分の方を確認してみましょう。☆コフト顆粒の成分一覧【葛根湯】(桂枝湯に麻黄と葛根を加えた派生魔法)1)ペア魔法 麻黄+桂皮 解表2)ペア魔法 甘草+生姜+大棗 胃薬3)芍薬 節々の痛みに対応 [続きを読む]
  • ペア魔法 柴胡+黄芩 ダブルブースト
  •  ペア魔法「柴胡+黄芩」再びです。以前はブースト「守備範囲拡大」のペア魔法として紹介しましたが、実はこのペア魔法は優秀でブーストを二つもったダブルブーストのペア魔法になっています。二つ目のブーストは「薬効強化」で対象薬効は抗炎症作用です。☆復習☆【ペア魔法 柴胡+黄芩】1)柴胡 理気 守備範囲 胸部の上 五性:寒 薬性:燥2)黄芩 理気 守備範囲 胸部の下 五性:寒 薬性:燥☆代表方剤☆【小柴胡湯 [続きを読む]
  • 派生魔法 五虎湯
  •  今回は麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)からの派生魔法、五虎湯(ごことう)を紹介したいと思います。麻杏甘石湯は「ペア魔法、麻黄+桂皮、麻黄+石膏」の回で紹介していますので忘れてしまったかたはぜひ戻ってみて下さい。 さて、まず五虎湯の構成生薬を見てみましょう。【五虎湯の構成生薬】1)麻杏甘石湯2)桑白皮(そうはくひ) 以上。麻杏甘石湯に桑白皮が加わっただけですね。桑白皮はマルチな効果を持っていまし [続きを読む]
  • 疑義照会 その1
  •  本日の疑義照会 難易度〓?【処方内容】1)ジプレキサ(2.5) 1T 寝る前 28日2)ベンザリン(10) 1T 寝る前 28日3)クラシエ抑肝散加陳皮半夏 7.5g 朝・夕食前 28日 現役の薬剤師なら情報が欠けててもきっとあれだろうとわかると思います。あれなんかも指摘できると最高ですね。ーーーーーーーーー以下に答えーーーーーーーーー 答えは、他院で糖尿病の治療を受けているのでジプレキサが禁忌です。精神 [続きを読む]
  • 誰かが覆さない限り世の中のものは覆えらない
  •  認知症の患者数は2012年には460万人と発表され、予備軍も含めると800万人。65歳以上の4人に一人と言われています。将来は1000万人を超え、人口の10%が認知症という状況になっていくことでしょう。また認知症は患者本人のみならず家族や周りの人まで巻き込む性質があるため、間接的に苦しむ人を含めると膨大な人達が認知症に影響を受ける時代がやってくるでしょう。 国や自治体に取り組んでほしいことに「認 [続きを読む]
  • 【mac】完全に壊れました。
  • はんだクラックをオーブンで焼いてリフローさせて使っていた話の続きです。3回焼いた時点でかなり安定して動いていたのですが、3週間前あたりからまたおかしくなってしまいました。ブログの更新が滞ってしまい申し訳ありません。オーブン履歴1回目 190℃ 9分2回目 200℃ 9分3回目 210℃ 9分4回目 210℃ 9分5回目 220℃ 9分6回目 220℃ 9分7回目 230℃ 9分7回目焼いてパソコン [続きを読む]
  • ものさし 五臓
  •  今回は新しいものさしを紹介したいと思います。五臓(ごぞう)です。この五臓から漢方が飛躍的に難しくなるかと思います。実際分かりやすく説明している書物を見たことがありません(笑)。 五臓は肝、心、脾、肺、腎の5つなのですが、まずこれ、日本語が指すものを指していません。例えば腎は腎臓を指しているわけではなく、泌尿器、生殖器、ホルモン、髪、老化、骨等々、これら全てを指している言葉となっております。 そも [続きを読む]
  • 去寒剤について
  •  以前は体の余分な熱を取り去る生薬、清熱剤の勉強をしました。その基本方剤は黄連解毒湯でしたね。今回は体を冷やす生薬、去寒剤(きょかんざい)について紹介したいと思います。去寒剤は理気薬と同様守備範囲が大事になってきます。まずは生薬と守備範囲を見ていきましょう。【去寒剤の生薬一覧】麻黄(まおう) 表附子(ぶし) 裏 四肢細辛(さいしん) 気道乾姜(かんきょう) 体幹山椒(さんしょう) 腹部桂皮(けいひ [続きを読む]
  • ペア魔法 麻黄+薏苡仁
  •  今日は新しいペア魔法、麻黄+薏苡仁の紹介です。薏苡仁(よくいにん)というとすぐに思い浮かべるのが「イボ」だと思います。イボを含め、皮膚炎やにきびなどの肌症状に使っていく生薬として有名ですね。西洋医学的にはウイルスの増殖を抑えることがわかっているようでウイルス性のイボに良く効くようです。 さて、今回はとりあえず「薏苡仁=イボ」というイメージは捨てましょう。薏苡仁は麻黄と組んで関節の腫れを押さえたり [続きを読む]
  • Evidence-based medicine?
  •  EBM(Evidence-based medicine)が言われるようになってしばらく経っているわけですが、この考え方って本当に大切なのでしょうか?少し疑問を投げかけてみたいと思います。 EBMとは簡単言うと「現時点で論文になっている情報を判断材料にして医療をおこなおうね」ってことですよね。その1)論文に書かれている結果を患者は求めていない。 まず、この場合があります。例えばある薬の服用を続けると命に関わる病気になる確率 [続きを読む]
  • 最初に覚えると良い方剤
  •  今回はカンポウクエスト再スタートということで苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)を紹介したいと思います。漢方の勉強の順番として四君子湯→四物湯→ 四苓湯がいいですよーとブログを書いてきましたが、四君子湯の前に苓桂朮甘湯を覚えると良いのではないかと思いました。というのも苓桂朮甘湯の構成生薬は名前に全て入っているため覚える苦労がゼロなのです。【苓桂朮甘湯の構成生薬】1)茯苓(ぶくりょう)2)桂皮( [続きを読む]
  • macをオーブンで焼いて修理してました
  •  どうもお久しぶりです。パソコンが壊れてしまってブログの更新が滞ってしまいました。すみません!新しいのを買おうかと思ったのですが、どうせ捨てるんだったらそのまえに自分でいろいろいじってみようと思って直し方を勉強してみたところオーブンで焼くと直るよっていう記事があったので試してみました。薬剤師なのでなんでもセルフメディケーションの精神でございます。何が壊れたのか?                   [続きを読む]
  • 【症例検討】 のど、胸辺りのつまり
  •  昨日ちょうど例えに出した患者さんが今日別の病院にいって処方箋をもらってきました。せっかくなのでご紹介したいと思います。【主訴】 50代女性。既往歴、併用薬なし。のど、胸の辺りがつまったような感覚があるとのことで受診した。【処方内容】1)ワイパックス(0.5) 3T分3 毎食後 30日2)マイスリー(5) 1T分1 就寝前 30日 これが3回処方されました。【患者自身どう思っていたか】 服用して確かに少し [続きを読む]
  • ほうれんそうと疑義紹介
  •  報告・連絡・相談を広めた方が1年前ほどに亡くなっていたんですね。自分も誤認していたのですが、ほうれんそうとは部下の上司に対するビジネスマナーではなく、上に立つものがほうれんそうをしやすい雰囲気になるよう努力しなさいという意味だったのですね。末端社員の意見や提案が伝わる風通しのよい会社を作るために提唱されたものだったようです。 ほうれんそうの概念は疑義照会にもまさに言えることだなと思いました。現実 [続きを読む]
  • 【アイデア】 何日間服用しているか表示してくれるアプリ(デモ)
  •  こんなアプリがあったらいいなぁと思いついたもののデモを作成してみました。薬漬けになってしまうひとつの理由に患者自身もドクターも何日間服用しているか分かっていないというのがあるような気がします。それを見える化できたら少しは違ってくるのではないかと思いました。さらに服用期間の長さに応じてこんな副作用やあんな副作用は出ていませんかー?と確認してくれれば重大な副作用を初期の段階で対処することができると思 [続きを読む]
  • ペア魔法 黄連+黄芩
  •  じゃんじゃんペア魔法を覚えていきましょう!今回は黄連+黄芩です。芩連剤(ごんれんざい)と呼ばれたりもします。この二つは非常によく似た生薬でブーストは薬効強化です。【ペア魔法 黄連+黄芩】ブースト:薬効強化1)黄連(おうれん) 清熱 寒 燥 守備範囲:胸腹部2)黄芩(おうごん) 清熱 寒 燥 守備範囲:胸腹部 黄連+黄芩が配合されている方剤には清熱の基本方剤である黄連解毒湯がありましたね。だいぶ昔 [続きを読む]
  • 融合魔法 パブロン50
  •  昨日に引き続き融合魔法のご紹介です。今回は最近リニューアルをしたパブロン50です。東洋薬からは麦門冬湯(ばくもんどうとう)が配合されています。まずはこちらから見てみましょう。【麦門冬湯の構成生薬】1)麦門冬(ばくもんどう) 滋潤 寒2)粳米(こうべい) 滋潤 平3)甘草(かんぞう) 滋潤 平4)半夏(はんげ) 燥湿 弱化エンチャント 温5)人参(にんじん) 補気 温6)大棗(たいそう) 補気 温 [続きを読む]
  • 融合魔法 ビスティーSC
  •  今回はOTC医薬品のビスティーSCの紹介です。この商品は西洋薬と東洋薬が混ざった処方になっており、このブログではこのような処方を「融合魔法(ゆうごうまほう)」と呼ぶことにします。東洋の方からは小柴胡湯(しょうさいことう)が採用されています。まずはこちらの構成生薬から見ていきましょう。【小柴胡湯の構成生薬】1)柴胡(さいこ) 理気(胸部) 涼 燥2)黄芩(おうごん) 理気(胸部) 寒 燥3)半夏( [続きを読む]
  • ペア魔法 柴胡+黄芩とブースト一覧
  •  今回ご紹介するペア魔法は「ブースト(守備範囲拡大)」を持った、柴胡+黄芩です。過去に登場したペア魔法は同じ薬効を組み合わせた「ブースト(薬効強化)」を持つものや、よく付随する症状に対応できるようにした「ブースト(付随症状対応)」を持つもの、作用の方向を決める「ブースト(方向指定)」を持つものがありました。ちょっと振り返ってみましょう。【ペア魔法ブースト一覧】ブースト(薬効強化)■大黄+芒硝 便通 [続きを読む]
  • 株式投資と薬物治療
  •  株式投資って実は薬物治療に似ているじゃないかと思うんですよ。例えば値上がりしそうな株を150円で買って200円で売って儲けを確定させようと計画を練ったとします。インとアウトを決めておくのは大切なことですね。で、実際150円で買って、上がると思っていたら予想に反して140円に下がってしまいました。この時選択肢は2つあって、予定と違う結果になってしまったのだから潔く諦める「損切り(そんぎり)」の選択 [続きを読む]