玉川 照 さん プロフィール

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玉川 照さん: 超ショート笑説
ハンドル名玉川 照 さん
ブログタイトル超ショート笑説
ブログURLhttp://ameblo.jp/bungo1/
サイト紹介文ショートコントみたいな超短編小説です。
自由文超短編小説ショートショートとショートコントの融合。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供3回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2015/05/22 19:28

玉川 照 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 得意な楽器は?
  • あなたはクラシックがお好き? え?あ、バレーのほうね。 僕って、クラシックが好きな人じゃないですかぁ、 そんなこと知るかっ!て、でも言っちゃいますね、 昔はよく管楽器、演奏してたんですよ、 なんの楽器だって? そうねぇ、フルート、クラリネット、あと・・・・・・、 トランペット、ホルンまあ、いろいろ吹きましたね、   [続きを読む]
  • あらすじ笑説1
  • <豆腐屋三代目> 老舗豆腐店「きぬや」を受け継いだ二代目佐川正男(50)は、早朝から壁に向かい、豆腐をぶちまける毎日だった。 そんな夫に愛想をつかした妻、佐川絹子(45)は、あみだくじで離婚を決意する。 そんなときイギリスに留学中だった長男、佐川健斗(20)は、母から離婚の相談をうけるが、健斗のダジャレは母にはウケなかった。 健斗は実家に帰国し、夫婦で営んできた「きぬや」を、もう一度二 [続きを読む]
  • スーパードリンクの福作用
  • わたくし高校生。多感な時期と人は言うが、なにをもって多感なのか・・・おそらくこのことだろう。ズボンのテントが納まらない!のだ。大変なことになってしまった。家の親父が、うまそーに飲んでる「スーパーミラクルみなぎる力!夜の帝王ドリンク」をこっそり盗んで飲んで、からというもの、ボクの下半身の一部が異常をきたしている。現在、ボクは引きこもりだ。布団から出れないし、そのわけも恥ずかしくて、家族にも相談でき [続きを読む]
  • 泣けそうで泣けないストーリー
  • ある村に、幼い少年と母親が二人で暮らしていた。水さえ恵まれない、枯渇した生活ぶりだった。そして、ついに母親が過労で倒れ、病床についてしまった。「すまないね、小太郎。母さん、もうすぐよくなるからね・・ゴホッ、ゴホッ・・・」「だいじょうぶ?母さん。ぼく、母さんが元気になるまでがんばるから、心配しないで」「ありがとう小太郎。でもね、おまえがそばにいてくれるだけで、じゅうぶんだよ」「あっ、そうだ。川へ水 [続きを読む]
  • もっと殺されたい女
  • 女が帰宅すると、リビングに人の気配がした。「だれ!?か、いるの・・・・・・」いきなり男がナイフをかざし目の前にあらわれた!細身で瞳の美しい青年だった。「おまえを殺しに来た。おまえには罪がある」「え、・・・いや、たすけて。私がなにをしたっていうの?」「おまえの美しさは罪、だからだ」「は?言っている意味がわからないわ。私、どこにでもいるただのOLよ」その刹那、女の首にはナイフがあてがわれていた。「じ [続きを読む]
  • まんまとのせられる男
  • 帰宅した青年が玄関のカギを開けようとすると、開いていた。まさかと不安げな面持でそっと中に入ると、部屋を物色している男がいる。「だれだっ!!」「オレかっ?人間だっ!!」「そ、そんなことはわかっている!」「じゃあ聞くが、あんたは人間なのか?」「ああ、人間だ」「じゃあ、おたがい人間でいいじゃないか」「人間でも、山田さんとか鈴木さんとか斉藤さんとか、あんだろ」「そのなかの、どれかだ!」「え?3人のうちの [続きを読む]
  • おふくろ食堂
  • 営業マンが、昼食を取ろうとウロウロしていた。田舎町でそう安易には見つからず。駅のほうに向かうと食堂の看板が見えてきた。「おふくろ食堂」北風にヒラリと、のれんが揺れている。安堵の笑みを浮かべ男は、この店に決めた。「いらっしゃい」年配の女が、一人で切り盛りしているようだ。客は男ひとりだった。閑散としている。壁のメニューに目をやり注文する。「おばちゃん。おふくろ定食ちょーだい」「あいよっ」数分後・・・ [続きを読む]
  • 霊能者
  • いわくつきのマンションがあった。そこに二十歳くらいの若い青年が住んでいた。近年の不動産屋も隠さず公表の上、紹介をするところも多い。そういうオカルトのようなものを信じない気質で、安いというだけで青年は賃貸契約をすませた。しかし、度々起こる怪現象。深夜の女の奇声。不自然な浴槽の長い髪の束。ついにいたたまれなくなり、知人からの紹介で、霊能者を招いた。引っ越すのは悔しい、だから追い払うという選択をしたの [続きを読む]
  • ボンビー家の1コマ
  • とあるアパート。黄色い帽子にランドセルを背負った少年が、かけ足で帰宅してきた。ドアを開けると、母が早々に夕飯のしたくをしている。野菜を炒める音とフライパンの焦げついたような匂いが、奥の台所から漂っていた。息子 「ただいまー。あ、父ちゃん帰ってたの?」父 「おうヒロシ、おかえり。お向かいさんの自販機どうだった?」息子 「下覗いたけど、落ちてなかったよ、お金」父 「今日は、収穫なし・・か」息子 「そ [続きを読む]
  • なんなんだよ!ドッグカフェ
  • とある森に、オシャレなカフェがあった。ログハウスっぽい、丸太で作られた店構えだ。「 Dog Cafe 」 ドッグカフェと焼印されている。ドッグカフェといっても、おばさんたちが愛犬をつれてウチのワンちゃんどうかしら、と自慢話に花を咲かせあう憩いの場ではないようだ。犬が経営する店である。ある枯葉がそよぐ夕暮れ。その店の前を一匹のトラ猫がウロウロしていた。この店で夕食を済まそうとしているようだ。入ろうか入るまい [続きを読む]
  • なんなんだよ鉄アレイ
  • 友人が引っ越す時、もういらないからと、鉄アレイ5キロ×2コをゆずりうけた。我がボンビー邸には、健康器具たるものが一つもなかった。なんともありがたい。ツイている。昨日10円を拾ってからというもの、まだツキが続いているようだ。運動不足で筋肉も衰えてきている。バイバイするたび震えるこの二の腕。コイツをなんとかしてやろうではないか。いやもっとがんばれば、筋肉隆隆たる肉体美で、いよいよ私にもモテ期が到来す [続きを読む]
  • ポッコリ星人てどうなの
  • 私が、このデバラ星にやってきたのは、正直モテたいからである。いやもっと言うと早く結婚して、幸せな家庭を築きたいと思っている。この星の人々は、地球人となんら変わらない。ただ、女性も男性もお腹だけが、ポッコリ出ていることだ。それは単に脂肪がついたわけでもなく、生まれてからそういう体型に成長する人種のようだ。この銀河系ではポッコリ星人と呼ばれている。ここでは、りっぱなお腹ほどモテるらしいのだ。私にとっ [続きを読む]
  • 仕事と家庭
  • 妻は夫のことを誰よりも愛していた。妻の言うことは何でも素直に聞き入れてくれる。そんな夫が大好きだった。数年後、社内で才能が認められ瞬く間に出世して行く夫。しかし、いつしか家庭をかえりみることがなくなっていった。家庭のために懸命に働いていてくれる。それをわかっていてはいるものの、二人でいても一人になって行くのが、耐えられなくなったのだ。「ねえ、あなた。聞いてほしいことがあるの」「なんだい?うかない [続きを読む]
  • リサイクルロボット
  • 私は死んだ。そして蘇った。といっても人間や動物、ましてや植物でもない。まさかこんな姿になるとは、創造をはるかに超えている。こんなことならいっそのこと死刑にしてほしかった。しかたのないことだ。私はそれだけの罪を犯してきたのだ。重罪者はそう簡単に死なせてはくれない。それがこの時代の政府の方針らしい。この世で生き地獄を味わうことが被害者への償いとなる。心は人間として生きている。しかし体はロボット。この [続きを読む]
  • アンボロイド
  • アンドロイドのアウトレット市は、以外にも人気を集めていた。出店されたM社の製品名はコードネームで呼ばれているようだ。日本ブランドを強調するためか、日本名がつけられているものが多い。この市に並べられた製品は、YAMADA TAROU.SUZUKI HANAKO.のような類のものがほとんどだ。私が手に入れたアンドロイドは通称アンボロイドと愚弄されている。まあ、そう言われてもしかたない。なにをやらせても、超テキトーなのである。け [続きを読む]
  • 秋の超ショート3連発
  • <へんなセキ>サラリーマンふうの男が、町医者をたずねてきた。「先生。最近へんなセキが出るんです」「涼しくなりましたからねえ、風邪かもしれませんなあ。で、どんなセキですか?」医者がそうたずねると同時に、苦しそうに咳き込みだした。「ゴホン、ゴホン、ゴホン、ろっぽん。」「・・・・・・なるほど。吉本興業に紹介状だしときますね」<オーダーストップ>食欲の秋。その中華飯店にやってきた男は、食べに食べ、フード [続きを読む]
  • 扇風機漫談
  • 家には親父の代から長年愛用している扇風機がある。顔つきが昭和を語っているが、アンティーク調のこの部屋にはマッチしているのだ。今年の猛暑にも老体にムチ打ってよく貢献してくれた。まるで介護するかのように綺麗に拭いてやり、クローゼットにお蔵入りした。その夜。私は、可笑しな夢を見ていた。突然、あの扇風機が私に向かって語り始めたのだ。「いつもいつも、お坊ちゃん。お引き立てありがとうございます。お礼と言っち [続きを読む]
  • 激突
  • 遅刻だ!なんてことだ、今朝から重役会議があることを忘れていた。従来のアラーム時刻のままだったのだ。車に飛び乗り、高速をぶっ飛ばす。異変に気づいたのは、一つ目のインターチェンジを越えたあたりだった。ブレーキが効かない!!顔面から血液が枯渇してゆくような恐怖に怯える。安かれ良かれと、古ぼけた整備工場に修理を依頼したときから、地獄の入り口に脚を踏み入れていたのかもしれない。約200メートル先に料金所の看板 [続きを読む]
  • 関西人のあいさつ風景
  • 台風が根こそぎ夏を連れて行ったようだ。ここで夏のみやげ話をしよう。あれは盆休みに墓参りに来ていたときの話である。霊園の広い敷地のなかにあるカフェでくつろいでいると、その隣で話すおっさん二人の会話がすっと耳に入ってきた。あきらかに関西の人間だとわかった。私は、関西でもディープな大阪人だからである。営業マンか何かはわからないが、どうやら二人は初対面のようだ。「どないでっか、もうかってまっか?」いきな [続きを読む]
  • 役者志望
  • とある森に、動物劇団があった。そこへ役者志望の猿が、入団を申し出た。団長はなにやら、険しい表情である。猿 「役者になりたいんです! おねがいです、劇団に入れてください!!」団長の前にひざまずき、顔を見上げて懇願した。団長 「そう、いわれてもねえ・・・・・・」猿 「私の、なにがダメなんですか?」団長 「でもねえ・・・、あなた猿でしょ。」猿 「猿のなにがいけないんですかっ!」猿は、おしりをいや顔を真 [続きを読む]
  • お待ちのお客様ぁ
  • 夏休みも終わったというのに、この店は相変わらずの行列だ。パスタ専門店「Umavolare(ウマボラーレ」は、夏限定で勤めていたバイト先である。店長に気に入られ、9月から再び勤務することになった。客層も学生からお年寄りまで、味はもちろんのこと、リーズナブルで肩のこらない点がうけているのだろう。入口の待合の席に向かって、ボードに記入されたお客様の名前を呼ぶのが僕の役目になっている。「次お待ちの、高橋さまぁ。ど [続きを読む]
  • 晴れのち晴れ
  • いよいよ夏休みのエンディングテーマがながれる頃。久しぶりに、高校時代の友人らと、ドライブをする約束をしていた。ノリのいいアイツらとなら、最後の夏休みも盛り上がること間違いなしだ。その朝、窓を叩きつける雨。「今日、どうする?無理でしょ」「はあ。なにいっちゃってんの、海パンもって早くこいよ」「海パン?」スマホの向こうから、すでに集合している仲間の声が聞こえてくる。どしゃぶりの雨のなか、まるで貸切のよ [続きを読む]
  • 人生は前向き
  • 夏。海岸沿いを歩いていると、大きな岩陰の向こうから、男の声が聞こえてきた。誰かに何かを諭しているようだ。耳を澄ましてみる。「いいか、人生というのはだな、前向きに生きて行かなきゃならんのだぞ。」そっと覗いてみると、座り心地のよさそうな流木に、淡い紺色の作務衣を着た白髪の男が一人、背を向けて腰掛けている。ひとりごとのようだ。ヘコんだ缶ビールの空き缶が、砂の上に数本散乱している。酔っ払いのたわごとか・ [続きを読む]
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