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プロフィール

ハンドル名ufit さん
ブログタイトル雨読夜話
サイト紹介文読んだ本の感想をつづったブログです。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供529回 / 1066日(平均3.5回/週) - 参加 2005/06/27 21:13

ufit さんのブログ記事

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  • 2008/05/13 22:07『占星師アフサンの遠見鏡』
  • 占星師アフサンの遠見鏡 (ハヤカワ文庫SF)キンタグリオと呼ばれる恐竜人類の見習い占星師が、旅に出てから住んでいる世界についての真理を発見し成長していく過程を描いたSF。主人公のアフサンは好奇心旺盛で、師匠のサリードが語る神話的世界観に飽き足りないものを感じていたが、やがて巡礼の旅に出てさまざまな体験を積むうちに世界や宇宙について驚くべき発見をしていくことになる。最初からしばらくは中世ヨーロッパ版 [続きを読む]
  • 2008/05/11 18:32『占星王をぶっとばせ!』
  • 占星王をぶっとばせ! (新潮文庫)宇宙を股にかけた詐欺師一家がさまざまなドタバタを引き起こすスペースオペラ。主人公たちは軽薄さの塊のような父に首から下がサイボーグ化された母、オタクの兄と比較的まともな妹という一家で、惑星ファンファンで詐欺を働いてからさまざまなトラブルに巻き込まれる。そして軽薄さでは父といい勝負のキャプテン・パープルという銀河のヒーローも登場して、色々あって恐怖の独裁者とされる占 ... [続きを読む]
  • 2008/05/10 22:32『大河文明の誕生』
  • 大河文明の誕生 (長江文明の探求)(2000/03)梅原 猛、河合 隼雄 他商品詳細を見る環境考古学を創始した著者が、メソポタミア、エジプト、インダス、黄河の4大文明の他に長江流域にも稲作をベースとした文明があったという説から古代文明の成立を環境との関わりから論じている本。古代の地層にあった花粉を分析した結果、ヒマラヤ山脈の気候変動などによってそれぞれの地域が寒冷化・乾燥化したために水の豊かな大河流域に人口 ... [続きを読む]
  • 2008/05/05 09:05『自然に学ぶものづくり』
  • 自然に学ぶものづくり―生物を観る、知る、創る未来に向けて(2005/12)赤池 学商品詳細を見るタイトル通り、植物や昆虫、微生物など自然で行われているメカニズムに着目した製造業の取り組みを描いた本。『昆虫力』 の著者によるもので、以下のような点が印象に残った。・現代の人工的な製造方法がさまざまな元素を用いて高温や高圧といった特殊条件でなされるのに対し、生物が物質を生成するのは水素や炭素といった軽元素のみ ... [続きを読む]
  • 2008/05/04 10:57『日本共産党』
  • 日本共産党 (新潮新書)(2006/04/15)筆坂 秀世商品詳細を見る少し前にスキャンダルで失脚した元共産党ナンバー4が、共産党の内情について語っている本。組織の構成や一般党員の実情、権力体制などが平易な文章で語られていて分かりやすい。自らは常に正しいと言うところや数字を都合のいいように利用するあたりは、ジョージ・オーウェルの『動物農場』で皮肉られたスターリン体制のソ連を連想させられた。 ... [続きを読む]
  • 2008/05/03 21:55『ターミナル・エクスペリメント』
  • ターミナル・エクスペリメント (ハヤカワSF)(1997/05)ロバート・J. ソウヤー商品詳細を見る『さよならダイノサウルス』 や 『スタープレックス』 の著者によるネビュラ賞受賞作のSF小説。医学博士のホブソンは死につつある人間から電磁波のようなものが抜け出ていることを発見して魂波と名づけるとともに、友人のサカールの協力を得て自分の脳波をスキャンし、コンピュータ上に自己の複製を3種類作成して研究を進めることにし ... [続きを読む]
  • 2008/05/02 22:22『マグマ』
  • マグマ (朝日文庫 ま 27-1)(2008/03/07)真山 仁商品詳細を見る地熱発電のプロジェクトをめぐるさまざまな駆け引きを描いた経済小説。冒頭はエネルギー関係の国際会議で日本代表が原子力発電をやめるように欧米から圧力をかけられるところと、ハゲタカファンドに勤める主人公の妙子が地熱発電の会社再建を任されるところから始まる。そこから日本の原子力発電のチェック体制の甘さと事故隠し、そして地熱発電が原子力がらみの ... [続きを読む]
  • 2008/05/01 01:05『黒笑小説』
  • 黒笑小説(2005/04)東野 圭吾商品詳細を見る『怪笑小説』 、 『毒笑小説』 に続く東野圭吾のブラックな笑いを描いた短編集。特徴的なのは文壇における作家や編集者たちにまつわるどろどろした部分を描いている作品が4作ある点で、文学賞が欲しくてならないがかっこつけて欲しくないふりをする作家や作家のことを消耗品くらいに考える編集者などが登場する。どうやら著者の経験が大いに反映されているようなので少々複雑だが、 ... [続きを読む]
  • 2008/04/30 00:33『メコン・黄金水道をゆく』
  • メコン・黄金水道をゆく (集英社文庫 し 11-30) (集英社文庫 し 11-30)(2008/02/20)椎名 誠商品詳細を見る椎名誠がインドシナ半島のラオス、カンボジア、ベトナムをメコン川に沿って旅行した紀行文。普段日本にいるとそれほど意識することはないが、メコン川は中国からミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムと5ヶ国を流れる国際河川で、しかも長江、黄河に次いでアジアに3番目に長い川ということを初めて知り少し驚い ... [続きを読む]
  • 2008/04/29 19:37『博士の異常な発明』
  • 博士の異常な発明(2002/03)清水 義範商品詳細を見るコントでしばしばネタとして扱われる、マッドサイエンティストがあやしい発明をして・・・というテーマの作品を集めた短編集。唐の時代にバカ殿タイプの皇帝に変な発明を次々に披露する「袁孫の発明」や目立たなさを極限まで高めることで透明人間を実現しようとする「半透明人間」、121世紀に現代の日本が発掘された際の対談として書かれた「鼎談 日本遺跡考古学の世界」な ... [続きを読む]
  • 2008/04/28 06:16『株主代表訴訟』
  • 株主代表訴訟 (幻冬舎文庫)(2000/04)牛島 信商品詳細を見るいまいち認知度の低い、監査役が商法で規定される最大の範囲で活動したらどこまでできるかをテーマとした企業法律小説。ワンマン会長とその愛人に公私混同で支配されている百貨店の赤木屋で監査役を務める水上は、ある日30万株以上の株主の代理人と称する人物の接触を受ける。そこで「監査役の義務として取締役を訴えなさい。さもないとあなたも義務を怠っていて同罪 ... [続きを読む]
  • 2008/04/27 09:14『不確定世界の探偵物語』
  • 不確定世界の探偵物語 (創元SF文庫 か 2-1)(2007/07)鏡 明商品詳細を見るひとりの富豪がワンダーマシンと呼ばれるタイムマシンを利用して過去を改変する事が日常的に行われる世界で、ハードボイルドタイプの私立探偵が助手の美女とともに活躍するSF連作。主人公のノーマンはある日、ワンダーマシンを管理するブライスから依頼を受けて調査を行うことになり、その後もこの世界特有の事件の数々に関わっていく。過去の改変によ [続きを読む]
  • 2008/04/26 07:13『虎よ、虎よ!』
  • 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)(2008/02/22)アルフレッド・ベスター商品詳細を見るテレポート能力が普及した結果として治安が悪化してしまっている時代、宇宙で難破して通りかかった船に見捨てられた主人公が復讐に燃えるという設定の長編SF。宇宙船ノーマッド号の乗組員だったフォイルは敵国にノーマッド号を撃墜され、奇跡的に生き残り船の残骸から救助を待つことになった。やがてヴォーガ ... [続きを読む]
  • 2008/04/24 20:51『日本文明 世界最強の秘密』
  • 日本文明・世界最強の秘密(2008/02/21)増田 悦佐商品詳細を見る日本の先行きが明るいことを、都市と鉄道網の視点から語っている本。著者が以前書いた 『国家破綻はありえない』 や 『大阪経済大復活』 が面白かったのでこれも読んでみた。論旨としては、欧米では立派だが無駄が多く利便性の低い頭端駅が主流となったために鉄道が衰退してクルマ社会となったことで、都市の発展が頭打ちからジリ貧になっているのに対して、日本 [続きを読む]
  • 2008/04/20 22:31『スタープレックス』
  • スタープレックス (ハヤカワ文庫SF)(1999/01)ロバート・J. ソウヤー商品詳細を見る著者の別の作品である 『さよならダイノサウルス』 がかなり面白かったので、今度はSFの王道と言う感じの宇宙船で探検をするストーリーの本書を読んだが、これも期待を裏切らない内容のものだった。宇宙でショートカットと呼ばれる瞬間移動を可能とする謎のルートを発見されて異種族との交流もなされている時代に、人類、イルカ、ウォルダフー [続きを読む]
  • 2008/04/19 20:20『第三の買収』
  • 第三の買収(2007/09)牛島 信商品詳細を見る企業のMBO(経営陣による企業買収)やTOB(敵対的買収)について書かれた企業法律小説。龍神商事の社長である大日向はMBOを実施することを決定し、監査役の狭間と法務室長の日夏にその調査や遂行を命じるところから始まる。そこで狭間と日夏はとりあえず顧問弁護士の大木に相談したところ、コンフリクト・オブ・インタレスト(利益相反)と龍神商事に社外取締役がいない点がネックに ... [続きを読む]
  • 2008/04/17 06:02『老ヴォールの惑星』
  • 老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))(2005/08/09)小川 一水商品詳細を見る特殊な環境を舞台とした4作からなるSF短編集。冒頭の人間不信に陥るよう設計された迷宮へ放り込まれた主人公が社会を作り出そうと奮闘する「ギャルナフカの迷宮」で引き込まれ、木星型の惑星に住む知性体の物語である表題作、ファーストコンタクトを扱った「幸せになる箱庭」に、海だけだが陸地のない惑星に ... [続きを読む]
  • 2008/04/14 23:30『失われた原始キリスト教徒「秦氏」の謎』
  • 失われた原始キリスト教徒「秦氏」の謎 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)(1995/06)飛鳥 昭雄、三神 たける 他商品詳細を見る少々トンデモ本気味な体裁の、秦氏について論考している本。平安京遷都の影に山背派として秦氏の力が大きかったことを導入部として、古代日本に大きな影響を与えたと思われる秦氏の素性を考察することになる。その中で秦の始皇帝の子孫からチベット人、ユダヤ人景教徒などの説を取り上げては反 [続きを読む]
  • 2008/04/12 21:19『本の雑誌血風録』
  • 本の雑誌血風録 (新潮文庫)(2002/01)椎名 誠商品詳細を見る『哀愁の街に霧が降るのだ』、『新橋烏森口青春篇』、『銀座のカラス』に続いて、椎名誠が本の雑誌社を仲間たちと立ち上げる過程を描いた私小説。きっかけは椎名の会社での元部下の目黒が書いた本のレポートが面白くて皆が読みたがったことで、沢野や木村といった友人たちとともに本の雑誌を出すに到る。この間椎名は勤務するストアーズ社で新規事業をいくつも成功さ [続きを読む]
  • 2008/04/07 19:53『銅像めぐり旅―ニッポン薀蓄紀行』
  • 銅像めぐり旅―ニッポン薀蓄紀行 (祥伝社文庫)(2006/09)清水 義範商品詳細を見る歴史上の人物の銅像をキーとして、その人物と建っている都市の関わりなどさまざまなうんちくを語っている旅行エッセイ。伊達政宗と仙台、武田信玄と甲府といったよく知られている組み合わせよりも、ヘボンと横浜やティムールとサマルカンド、太田道灌と東京といったややマイナーと思われる章の方が新たな知見が得られて面白い。また、著者とアシ ... [続きを読む]
  • 2008/04/06 23:21『逆転リベンジ』
  • 逆転リベンジ (幻冬舎文庫 う 2-5)(2007/06)牛島 信商品詳細を見る『買収者(アクワイアラー) 』 や 『MBO―マネジメント・バイアウト』 など企業法律小説の著者による短編集。本社の理不尽な都合で退職を迫られたり、関係会社に出された後に裏切りにあった主人公たちが法律や当時の経済環境を利用して闘いに挑むといったものが多く、MBO(経営陣による企業買収)や非競合条項(ライバル社への3年間の移籍禁止)など最近の商法に [続きを読む]
  • 2008/04/04 22:05『MM9』
  • MM9(2007/12)山本 弘商品詳細を見る怪獣が災害と同じような頻度で現われる世界で、これらの調査・対策策定を行う気象庁特異生物対策部、略して気特対の活躍を描いたSF連作。タイトルは”モンスター・マグニチュード9”の略で、地震のように怪獣の大きさによる被害度を表している。怪獣は巨大植物や人間の少女の姿をしているもの、放射能を吐き出す怪鳥タイプなど様々なものが出現する。それ以外は大方が現代日本のままであり ... [続きを読む]
  • 2008/03/31 20:47『斗宿星―田釐子・成子伝』
  • 斗宿星―田釐子・成子伝 (時代小説文庫)(2004/06)塚本 青史商品詳細を見る中国の春秋時代、東方の大国であった斉を後に乗っ取ることになる田乞(田釐子)と田常(成子)の親子の活躍を描いた歴史小説。斉の大臣だった田乞は、領民に種籾を大きな升で貸し、小さな升で返してもらうという少々露骨な人気取りをする一方、出入りする商人から情報を集めるなど地道な活動を行い地歩を築いていく。当時は晋や呉、楚などの諸侯国間の [続きを読む]
  • 2008/03/30 19:05『さよならダイノサウルス』
  • さよならダイノサウルス (ハヤカワ文庫SF)(1996/10)ロバート・J. ソウヤー商品詳細を見る恐竜時代へのタイムスリップを描いたSF小説。古生物者2人が恐竜絶滅の謎を解明するために白亜紀末期にタイムスリップしたところ、出合った恐竜がなぜか英語を話し、それは身体にとりついた謎のゼリー状の物体によるものだったとか、地球に第2の月があったりと、予想外の事がいくつも発生する。これ以上内容に触れるとネタばれになっ ... [続きを読む]
  • 2008/03/29 20:29『宇宙エレベーター』
  • 宇宙エレベーター(2006/06/22)アニリール・セルカン商品詳細を見るトルコ人初の宇宙飛行士であり、宇宙物理学者でもある人物による、宇宙や時間、科学技術などについて語った科学エッセイ。最近放送されていたガンダム00に出ていた軌道エレベーターを思い起こさせる宇宙エレベーターに関心があって購入したが、著者の提唱した宇宙エレベーターはとりあえず地上ではなく軌道上に乗り換えポイントを造るタイプで、地味だが実現 [続きを読む]
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