t.akita さん プロフィール

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t.akitaさん: 路地裏のランナー
ハンドル名t.akita さん
ブログタイトル路地裏のランナー
ブログURLhttp://run-0318.blogspot.jp/
サイト紹介文陸上競技、特に中長距離、駅伝、マラソンについて綴っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供82回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2015/05/28 11:37

t.akita さんのブログ記事

  • 想像力と洞察力の必要性|障がい者スポーツ
  • 障がい者スポーツ(陸上競技)に関わる中で、コーチングには「想像力」と「洞察力」が必要であると常々感じています。そしてトレーニングには「独創性」が求められると。以前の記事「知的障がい(自閉症スペクトラム)の選手と走り続けて」にも書きましたが、自閉症の選手の場合、私たちが五感から得る普段気にしない情報であっても、重要なものとしてインプットしてしまうことがあります。街を歩いていれば、看板、物音、臭い…情 [続きを読む]
  • 大森郁香さんのフォーム
  • 性別、世代を問わず、私が実際に見た中では最も綺麗な足運びをしていると思うスプリンターが大森郁香さんです。今年2月、東邦銀行の合宿に参加していた大森さんのアップ風景です。レースでもジョグでも、大森さんは綺麗なミッドフット着地で走ります。膝を上げ切った後に膝から下がすっと前に出るので、滞空時間が長く見えます。関東インカレの決勝、ラストで順大の伊藤さんと競っている場面です。ラストなので力みも見られますが [続きを読む]
  • 小さなハードラー|安田志織さん
  • 今年、高校の後輩が環太平洋大学に進学しました。秀明八千代を卒業した安田志織さんです。安田さんは秀明八千代に中等部から6年通いました。中学生の頃から100mHで全国大会に出場し、高校3年生で岡山インターハイに出場します。南関東大会ではハードルを2台引っかけ、2台倒してギリギリ6位で全国大会の切符を手にしました。その前の予選や準決勝でも何だか危なっかしい走りをしていたようで、ヒヤヒヤしながら速報を見ていましたが [続きを読む]
  • 林田玲奈さんのこれから
  • 高校生の頃から見続けているランナーに林田玲奈さんがいます。林田さんは宮崎日大を卒業後、ユニクロ女子陸上部に所属、今年社会人4年目になるランナーです。初めてその走りを見た時はとても不思議な感覚でした。周囲の選手と比較すると、明らかに体幹が弱いのに1500mでは4分31秒台で、しかも1000mの通過は3分を切っていました。3000mでは9分28秒台。腕の振りも鋭くはなく、接地はスプリントに適しているとは思えません。にもかか [続きを読む]
  • 競歩50?は残すべきだと思う
  • 陸上競技の中で種目そのものを「すごいな」と思うのは棒高跳、3000m障害、ハードル種目、そして競歩です。競歩の何がすごいってその速度。世界記録は3時間32分33秒。フルマラソンを3時間切るペースで歩き、さらに50?まで歩きます。日本記録でも3時間40分ですから、フルマラソンを3時間6分くらいで通過します。競歩50?は、国際大会では男子のみの種目です。この種目が、2018年以降、国際大会から消えようとしています。女子は今の [続きを読む]
  • 双極性障害を克服するには
  • 2年くらい前のことでしょうか。初めて心療内科に行きました。自分がうつ病だろうと考えたからです。元々心配性な性格もあったのですが、不安になればなるほど落ち込みが激しくなり、ひどいときには死ぬことをぼんやりと考えてしまう。そんな日々が続いて、ふと思ったのです。「このままでは壊れる」と。藁にもすがる思いで心療内科を探しました。多分「心療内科に行こう」と決意した人は皆、切羽詰まった思いでいます。ところが、 [続きを読む]
  • 集中力の大切さ|日大中距離ブロックの沖縄合宿を見て…
  • 先日、南風原町にある黄金の森陸上競技場で行われた日大陸上部の練習を見に行ってきました。短・中距離ブロックの練習が行われており、OB選手も参加していたので、同じ時間帯に練習していた高校生の視線はケンブリッジ飛鳥選手に釘付けだったようです。私はというと、気になるのはやはり中距離ブロックです。この日のメニューは500m×3(r:15min)。「少ない!」と思われた方が殆どだろうと思います。それはまた後述するとして、この [続きを読む]
  • 知的障がい(自閉症スペクトラム)の選手と走り続けて…
  • 私は今、パラリンピックを目指す選手の練習をサポートしています。パラリンピックでは、知的障がい者の陸上種目は1500mしかありません。短距離が得意な選手でもマラソンが得意な選手でも、選択の余地はなく、1500mで目指さなければなりません。そもそも種目が何であれ、トレーニングを行うには様々な壁を乗り越えなければなりません。まず初めの壁は外的要因です。知的障がい者を知恵遅れだとする偏見のような固定観念がある人が多 [続きを読む]
  • 安藤友香さん、21分台|名古屋ウィメンズ
  • 昨年3月、世界ハーフで10位に入ったスズキの安藤さん、およそ1年後の名古屋ウィメンズで初マラソン。もうニュースなどで相当話題になっていますが、日本歴代4位、2時間21分台でゴールしました。映像を見た方なら感じたと思いますが、安藤さん、そしてチームメイトの清田さんも手の位置を随分下げた腕振りです。里内コーチの指導ということです。見るからに省エネ走法です。ピッチを維持するには最適なのかも知れません。踵着地であ [続きを読む]
  • LT値と乳酸についての誤解とトレーニング方法
  • アスリートやランナーであれば多くの人が知っているであろうLT値。「LT値を意識してトレーニングすると効果的」であるとして練習に取り組んでいる市民ランナーの方もおられるようです。220から年齢を引いた値が一般的にその人の最大心拍数であると言われています。この最大心拍数の65〜70%程度までがいわゆる有酸素運動であり、無理のない運動のレベルとされています。つまりLT値です。計算式を正確に記述すると以下のようになり [続きを読む]
  • 藤本彩夏さん、10代日本最高記録|東京マラソン
  • 先日の東京マラソン、女子4位、日本人トップでゴールしたのは京セラの藤本さん。そのタイムは2時間27分8秒。おきなわマラソンで優勝した際のことを以前取り上げましたが、あれからまだ2年。すごい成長を見せています。市立船橋高校時代、それほど速いという印象ではなかった藤本さんですが、おきなわマラソンのあのコースを2時間47分で走り切った姿にマラソンの可能性を感じました。実業団に入ってもいない高校生がこれだけ走るの [続きを読む]
  • 藤井彩乃さん青山学院大学へ
  • 市立船橋の藤井さん、青学へ進学するそうです。400mでは国体で8位入賞した実力者です。青学の女子短距離というと体育系のテレビ番組にも出演していることもあって、進学後の注目度が高まる予感があります。それでなくとも、藤井さんには大きな可能性があると思います。同郷でもあるので、千葉県出身の選手は少し贔屓目に見てしまうのですが、藤井さんの走り方はとても素直なフォーム。素直なフォームというのは変な言い方かも知れ [続きを読む]
  • 吉田香織さんと重友梨佐さん|大阪国際女子マラソン
  • 2時間24分22秒で優勝した重友さん。一度離されて後半から追い上げるという、とんでもない展開を見せてくれました。こういうレース運びを見たのは谷川真理さん以来じゃないかと思います。ペースメーカーが10?過ぎにペースを上げて、そこについていったのが吉田香織さん。中間点過ぎ、ペースメーカーがいなくなってからは前に出てレースを引っ張る積極的な走りに熱いものを感じました。途中棄権になったとはいえ、吉田さんには新し [続きを読む]
  • 原田紋里さん第一生命へ
  • 市立船橋高校の原田さん(右)、高校卒業後は第一生命だそうです。中学生の頃から注目され続け、人気選手となった原田さん。走りのタイプとしては第一生命にいる上原美幸さんに近いのかもしれません。第一生命の新人は薫英女子の嵯峨山さんと世羅の向井さん。この二人と比べると、原田さんの持ちタイムは厳しいようにも思えてきます。原田さんの走りは未完成な部分が多い。特に上体の力のバランスが左右で大きく異なるため、足の運 [続きを読む]
  • 昔の選手はすごかった?
  • 昔、沢村栄治という投手がいました。彼の球速は160?を超えていたと言われていますが、一方で「昔の人にそんな体力があるはずがない」として、実際は140?くらいじゃないかとする意見もあります。私たちは「昔の人の体力」を想像する事しか出来ないのですから、様々な意見が出るのは当然のことでしょう。ですが陸上競技であれば、かなり正確な記録が残っています。3人の選手に注目してみましょう。女子選手ですぐに名前が浮かぶの [続きを読む]
  • 竹地志帆さん|全国女子駅伝2017
  • 前回の記事から少し時間が経ってしまいましたが、全国女子駅伝で9区を走ったランナー、最後はヤマダ電機の竹地さんです。 竹地さんは兵庫のアンカーでした。結果は33分4秒で区間13位。平凡なタイムじゃないかと思われるかもしれませんが、恐らく、竹地さんは名古屋ウィメンズに照準を合わせていると思います。初マラソンとなった一昨年の名古屋では2時間31分、昨年は2時間25分台に記録を伸ばして7位。ロンドン世界陸上を狙えるラン [続きを読む]
  • 関根花観さん|全国女子駅伝2017
  • 9区を走ったランナー、3人目は東京のアンカーは日本郵政の関根さんです。今大会は9区の区間賞候補でもありました。結果は32分3秒で区間2位。素晴らしい結果ですし、何だか貫録までついてきたように見えます。リオを経験した若手ランナーの中で、私が一番期待してしまうのは関根さんです。日本郵政という場所で、鈴木さんと走れていることも大きい。何より、関根さんの走りには速いとか強いとかとは別の魅力があるように感じます。 [続きを読む]
  • 西原加純さん|全国女子駅伝2017
  • 群馬のアンカーはヤマダ電機の西原さん。33分27秒で区間18位。これも寒さの影響なのか、それとも状態が理由なのか定かではありませんが、ちょっと西原さんらしからぬ走りでした。見る限りでは状態は悪くなさそうだし、走り込んでいるようにも見受けられます。ラストのスプリントを考えた時、西原さんは世界に通用する力を秘めていると思います。今年は世界陸上。前大会での忘れ物を取りに、戻らねばならないはずです。 [続きを読む]
  • 上原美幸さん|全国女子駅伝2017
  • 最終区間、10?を走る選手で何名か注目していたので、一人ひとり見ていきます。先ずは第一生命の上原美幸さんです。リオ五輪で5000を走って次の東京はマラソンで、と考えているようです。となれば、10000mは当然走らなければならなくなります。今回のタイムは32分28秒で区間6位。寒さの影響もあったでしょうし、現時点の状態も分からない状況であることを考えると、良い走りだったと言って良いでしょう。マラソンでオリンピックを [続きを読む]
  • 片山弓華さん|全国女子駅伝2017
  • 優勝した京都…1区の一山さんが区間賞と同タイムの2位で好発進をし、その流れに勢いをつけたのが2区の片山さんでした。片山さんの3000mの持ちタイムは9分7秒。既にトップランナーだとはいえ、まだ高校2年生。大きな舞台で、しかも神奈川の2区を走る立命館大学の佐藤さんと競り合う展開で、堂々とした走りを見せてくれました。今大会、一山さんが優勝のきっかけを作り、片山さんが優勝の流れを作ったと言ってよいかと思います。後の [続きを読む]
  • 風間歩佳さん|全国女子駅伝2017
  • 今大会、中学生区間を走るランナーで目を引いたのは千葉の風間さん。軸がぶれなくて腕振りが強い。これほど肘をしっかり後ろに引ける中学生はそういないと思います。このフォームを見て高校駅伝でも活躍しそうな予感を抱いた視聴者の方も多いのではないでしょうか。今大会、千葉は3位に入りました。1区の加世田さんが作った勢いをつなぎ、3区の風間さんは2位で襷をつなぎました。千葉は中学生区間の8区でも土井さんが区間3位の健闘 [続きを読む]
  • 森田香織さん|全国女子駅伝1区
  • 注目していた1区は埼玉の阿部さんが区間賞。京都、ワコールの一山さんが同タイムで2位。森田香織さんは2秒差で区間3位でした。極寒の大雪の影響か、それとももともと本調子でなかったのかは分かりませんが、本来の実力を出せていない選手も多く見受けられる中、先頭集団で走った選手たちは本当に素晴らしいと思います。大注目していた熊本の矢田さん。19分51秒で区間11位。先頭とは14秒差は立派です。高校生では山梨の小笠原さんが [続きを読む]
  • 宮田佳菜代さん|全国女子駅伝2017
  • 静岡の4区4?を走った宮田さん。この区間は長崎の高校1年生、廣仲さんが11人抜きの区間賞で1人12分台。宮田さんは8人抜き、13分3秒で区間2位の快走。廣仲さんの走りが驚異的だったのであまり目立ちませんでしたが、4区を重視するチームが多く有力選手が顔をそろえる中、素晴らしい走りだったと思います。 [続きを読む]
  • 全国女子駅伝2017|直前予想
  • いつも予想というほどのことはしていませんが…今大会、区間では1区に注目していますので、1区を中心に見てみます。1区は例年通り、実業団から高校生まで実力者が揃いました。その中でも注目選手は、熊本県、ルーテル女学院の矢田みくにさん。高校2年生の矢田さん、昨年5000mで15分25秒の好タイムを出しています。今年は日本選手権も視野に入れているでしょうから、実力者が揃った1区での走りが楽しみです。区間賞もありえると思い [続きを読む]