小浜逸郎・ことばの闘い さん プロフィール

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小浜逸郎・ことばの闘いさん: 小浜逸郎・ことばの闘い
ハンドル名小浜逸郎・ことばの闘い さん
ブログタイトル小浜逸郎・ことばの闘い
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/kohamaitsuo
サイト紹介文評論家をやっています。ジャンルは、思想・哲学・文学などが主ですが、時に応じて政治・社会・教育・音楽な
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供60回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2015/06/10 12:13

小浜逸郎・ことばの闘い さんのブログ記事

  • 日経のウソ記事にだまされるな
  • 8月14日の日本経済新聞ネット記事で、「雇用改善で内需拡大 4〜6月実質GDP4.0%増」という見出しが躍りました。http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS14H0F_U7A810C1EAF000/?n_cid=NMAIL001ほんとかね、と思って記事を読んでみると、やはり肝心のところを見ていない浮かれ記事です。まず、名目GDP成長率については何も書かれていません(新聞記事には1.1%との記載がありますが、なぜかネット記事では省かれています)。 [続きを読む]
  • 大岡 信 編訳『小倉百人一首』をテキストに語り合う(その3)
  •         【概説その2】 以上のように、百人一首の恋歌には、相手への思いがそのまま自分の命や死に対する自意識と折り重なって表現されるという特徴が強く見られます。恋の情熱に燃え尽きんとすること、秘めたる恋をそのまま墓場まで持ち越すこと、こうしたリズムと振幅の激しさのうちに、宮廷歌人たちの心のあり方をうかがうことができます。平安時代の詩歌を少しでも理解しようと思ったら、まずはその異常なまでの心拍 [続きを読む]
  • 大岡 信 編訳『小倉百人一首』をテキストに語り合う(その2)
  •         【各歌感想】 それでは、私が選んだ十首について、簡単にその感想と批評を述べてみます。とはいっても、この十首に絞るに当たっては、たいへん迷いました。恋歌だけに限定しても、心に響く捨てがたい歌がたくさんあるからです。ここに掲げた歌には、文句なく「入選」するものもありますが、こっちは捨ててやっぱりあっちを拾っておくべきだったかなあ、というのもあります。そういう未練がましい思いがいつまでも [続きを読む]
  • 大岡 信 編訳『小倉百人一首』をテキストに語り合う(その1)
  •          以前このブログで、「大岡 信 編訳の『小倉百人一首』はすごい」というタイトルの記事を載せました。http://blog.goo.ne.jp/kohamaitsuo/e/2507469c96bd504ccae3a9c6d1e533c8これをきっかけとして、親しい仲間六人で、「それぞれのメンバーが百人一首から感銘を受けた歌十首を選び、それを発表しながら口頭または文章で感想と批評を述べ、みんなで自由に語り合う」という趣旨の会を開きました。文学研究者はい [続きを読む]
  • 前記記事の訂正とお詫び
  •         前記記事「日本よ、外国人観光客誘致などに浮かれるな」において、訪日外国人が日本でモノやサービスを購入してもGDPにカウントされないという趣旨の文章を書きましたが、複数の人からのご指摘があり、これは間違っていたようです。訂正してお詫びいたします。なお既出の当該記事はそのまま残し、以下に新たに、削除と訂正を加えた文章を掲載します。【新記事】2020年東京五輪を控え、外国人観光客をもっともっ [続きを読む]
  • 日本よ、外国人観光客誘致などに浮かれるな
  •         2020年東京五輪を控え、外国人観光客をもっともっと迎えようではないかという機運が高まっています。実際、ここのところ訪日外国人数はうなぎ上りに増えています。2014年と2016年とを比較すると、わずか2年間で、1340万人から2400万人、倍率にして1.8倍という目覚ましさです。http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/since2003_tourists.pdfまた先ごろ、2016年の「旅行収支」が1.3兆円の黒字を記録したことがマスコ [続きを読む]
  • 劉暁波氏の死去に際して「自由」について考える
  •         2017年7月13日、中国の民主活動家、劉暁波氏が死去しました。劉氏は、コロンビア大学客員研究員として米国に滞在していた1989年、本国で起きた民主化運動に参加するためにただちに帰国、同年6月の天安門事件で投獄され、以後、民主化運動と獄中生活とを繰り返しました。2008年12月、彼が中心となり、303名連名で、三権分立、司法の独立、人権尊重、言論、集会、結社、宗教の自由の保障、公職選挙、社会保障など [続きを読む]
  • いやな予感
  •         東京都議会選は、都民ファーストの圧勝、自民党の惨敗に終わりました。自民党もまさかこれほどとは思っていなかったでしょう。投票結果を見ると、自民党は、定数の多い地区で今までどおり2人候補者を立てていたために、共倒れや一人だけ当選というケースが多くなっています。党選対策本部の警戒感がまったく足りなかったのが最大の敗因だと筆者は思います。各紙、「もりかけ」問題、豊田問題、稲田問題などにおけ [続きを読む]
  • バニラ・エア問題を冷静に考えてみる
  •         6月5日、奄美空港で、関西空港に向かう超格安航空バニラ・エアの搭乗の際、下半身不随の障害を持つ木島英登さんが、車椅子ごと同行者に担いでもらってタラップを昇ろうとした時、バニラ・エアーのスタッフから止められたため、腕の力でタラップを這い上りました。これに対してもスタッフは制止したそうですが、木島さんはそれにかまわず昇ったそうです。 バニラ・エアは、「不快にさせた」と謝罪し、今後車椅子 [続きを読む]
  • もうすぐ「いざなぎ景気」だとよ!
  •         驚くべきことがあるものです。6月15日、内閣府が、景気の拡大や後退を判断する景気動向指数研究会なるものを、約2年ぶりに開きました。座長はあの悪名高き吉川洋東大名誉教授です。その報告によりますと、安倍政権が発足した2012年12月から今年4月までの景気拡大期間が53カ月で、バブル景気の51か月を抜き、このまま9月まで続けば昭和40年代の「いざなぎ景気」を抜いて、戦後2番目の好景気となるそうです! ( [続きを読む]
  • 誤解された思想家たち・日本編シリーズその8 一休宗純(1394〜1481)
  •          今回は一休さんを取り上げてみたいと思います。ところが書く方は一休みどころではなく、短い期間とはいうものの、この難物相手に格闘呻吟すること並大抵ではありませんでした。 理由は、第一に、私自身に禅思想や漢詩についての素養がまるでないため、彼の主著である漢詩集『狂雲集』(中公クラシックス)にほとんど歯が立たなかったこと。 第二に、この人物が非常に謎めいていてこれまで多くの揣摩臆測を呼ん [続きを読む]
  • 憲法改正と「橋下大臣」
  •         安倍総理は、2020年までに憲法を改正し、9条1、2項はそのままにして新たに自衛隊の存在を盛り込む考えを今年の憲法記念日に明らかにしました。あたかもこれに呼応するかのように、5月31日、日本維新の会法律政策顧問の橋下徹氏が現職を辞しました。両者の間には関係がないといっても、「そりゃ聞こえませぬ」ですね。憲法改正は自民党の党是であり、悲願と言ってもよいでしょうが、これまで同党では、改正憲法 [続きを読む]
  • 紫陽花と生きる
  • 2年前に今の家に引っ越してきました。築年数はだいぶたっていますが、庭がわりと広く、いろいろな木が植わっています。キンモクセイ、ドウダン、サザンカ、ツツジ、ビワ……。ずいぶん昔、テラスハウスに住んでいて、そのころガーデニングにちょっと凝ったことがあったのですが、その後はさっぱりでした。今度の家の庭木も、勝手に花が咲くまま、実がなるままにして、格別何もしませんでした。1年前、青アジサイと赤アジサイの鉢 [続きを読む]
  • 日本虚人列伝――立花隆(その2)
  •          次に『脳死』(一九八六年)『脳死再論』(一九八八年)『脳死臨調批判』(一九九二年)。 脳死に関する議論は、厚生省が八五年に脳死の判定基準〈竹内基準〉を公表してから、九九年に「法的脳死判定マニュアル」を発表するまでの一五年間にわたって続きました。このうち前半の八年間、立花氏は精力的にこの問題に精力的に取り組み、右の三冊を発表します。 その主旨は、脳死を人の死と認めることに反対すると [続きを読む]
  • 日本虚人列伝――立花隆(その1)
  •       以下2回にわたってに掲載するのは、『正論』2017年6月号に寄せた論考にほんの少しの修正を施したものです。 立花隆? あんな人、もう終わってるよ――そう思われた人は多いのではないでしょうか。しかし仮にそうであるにしても、なぜ七〇年代から九〇年代にかけてあれほど日本の言論ジャーナリズムでもてはやされたのか、そこには当時の日本のどんな文化風土が背景としてあったのか、こうした歴史学的、文化人類学 [続きを読む]
  • 経済音痴が日本を滅ぼす
  •         以下は、5月13日付「日刊スパ!」デジタル版に掲載された、「自衛隊を守る会」顧問・梨恵華氏の記事の一部です。https://nikkan-spa.jp/1329422《ここでさらに防衛大綱で潜水艦の新造艦や延命措置によって大幅に増やされることとなり、人員を増やす計画がなされないまま潜水艦だけが増やされた形となっています。 財務省としては、防衛予算を毎年、少しでも削減することが目標ですから、潜水艦が増えた分のコスト [続きを読む]
  • 中野剛志著『富国と強兵』読書会のお知らせ
  • 読書会のお知らせです。6月11日(日)、美津島明氏が主宰する「日本近代思想研究会」にて、中野剛志著『富国と強兵』の読書会が行なわれます。当日は、中野氏ご自身が参席されます。実施要領は以下のとおりです。どうぞふるってご参加ください。ご予約申し込みは特に必要ありません。直にお越しください。《実施要項》日時:6月11日(日)午後3時〜7時会場:ルノアール新宿区役所横店6号室アクセス:https://tabelog.com/tok [続きを読む]
  • サイコパスは生まれつきか
  •       *以下に掲げるのは、『Voice』2017年5月号に寄稿した記事にほんの少し訂正を施して転載したものです。◆独り歩きして濫用される言葉『言ってはいけない』(橘玲著・新潮新書)や『サイコパス』(中野信子著・文春新書)がよく売れているそうです。背景には、相模原障害者施設殺傷事件や小金井女子大生傷害事件の加害者がサイコパスではないかとの世間の判断があると思われます。森友学園問題の渦中の人もそういう悪口 [続きを読む]
  • プレミアム・フライデー狂想曲 働かなくてほんとにいいの?
  •       *以下に掲げるのは、『正論』2017年5月号に寄稿した記事にほんの少し訂正を施して転載したものです。◆「早く帰った」は3・7% 去る2月24日、私はある用事があって都心に赴きました。終わったのが四時半くらい。ラッシュアワーにはまだ早いのに、郊外に向かう帰りの電車が勤め人風の人でけっこう混んでいました。みなさん、何の日だったか憶えていますか。 そう、初めてのプレミアム・フライデー(プレ金)だっ [続きを読む]
  • 「教育、教育」と騒ぐなら金を使え
  •       5月1日付の産経新聞「産経抄」によりますと、日本の小、中学校の先生の労働時間は世界でも突出して長く、小学校教諭の33%、中学校教諭の57%が残業時間80時間を超えており、「過労死ライン」を上回っているそうです。先生の多忙というと、平教員の忙しさをイメージしがちですが(それももちろんあるのですが)、なかでも多忙を極めるのは、副校長、教頭で、調査報告書の作成、休んだ教諭のフォロー、会計業務などあ [続きを読む]
  • 誤解された思想家たち・日本編シリーズその7
  •       北畠親房(1293〜1354) 北畠親房の『神皇正統記』は、その考え方にいくつも屁理屈や矛盾があって、突っ込みどころ満載の書ですね。主なものを挙げておきましょう。①皇統の正統性の根拠を三種の神器(八咫鏡、八尺瓊勾玉、草薙剣)の継承に置いているにもかかわらず、三種の神器を具した安徳天皇が海の藻屑と消えて以後、後白河院の「伝国詔宣」のみによる後鳥羽天皇践祚を認めています。 これについては原文を引用 [続きを読む]
  • 日本学術会議というアホ集団
  •       北朝鮮の核実験やミサイル発射が度重なっています。アメリカはこれを阻止すべく、「あらゆる選択肢をテーブルに乗せている」として、空母カール・ビンソンを朝鮮半島沖に近づけつつあります。日本の自衛隊もアメリカのこの動きに対して協力体制を固めています。また日本本土への北朝鮮のミサイル攻撃に対して、政府をはじめとした国民の間に、防衛意識が一気に高まっています。一方、中国の大連では、国産初の空母「山 [続きを読む]
  • カジノ法案――米中のはざまで亡びの道を歩む日本
  •       政府は4日午前、カジノを含む統合型リゾート(IR)導入に向けた推進本部の初会合を首相官邸で開きました。以下、日経新聞電子版4月4日付より、一部を引用します。推進本部の本部長を務める安倍晋三首相は「世界最高水準のカジノ規制を導入する」と表明。政府はカジノの運営方法や入場規制について本格的な検討を進め、秋の臨時国会にIR実施法案の提出を目指す。ギャンブル依存症対策なども議論し、詳細なルール作 [続きを読む]