千円でべろべろに酔える店を巡礼する、せんべろ探検隊活動を紹介するブログです。いざ、せんべろ劇場へ!
コピーライターです。安くて美味しい、千円前後で飲めるお店を探検してます。現在、大阪を中心に紹介していますが、日本全国のせんべろ店を探検できたらいいなぁ。と、思ってます。
どて焼きとおでん。 通天閣から、動物園前方面に僕たちは歩いていた。「関西弁が飛び交ってて面白いの」と、埼玉から来ているかおりんが云った。 みんな漫才師みたいなんだもの、とも。 確かに、ボケとツッコミで話してる人って、お江戸にはあまりいない気がする。新幹線
新世界探検 その2「山本どうしてる?」と、僕が訊いた。「山本くんは、徳島で公務員してるよ」と、かおりんが云った。「じゃぁ、モリトは?」「出版社で編集長してる」「リクルートで、みんなが会社回っていたのが昨日のことに思えるよ」「ススムは?」と、僕が訊いた。「
埼玉せんべろ隊長来阪!!「さらわれたりしない?」「たまにはな」 と、僕が云うとかおりんは不安げな顔をした。 僕たちは、新世界へ。 阪神の帽子を被ったおじさんが自転車で何やら歌いながら移動してたり(本当にいる)、賭け将棋をしてたり、派手なパンチパーマのおば
両国『ゆきだるま 両郷部屋』(東京)久しぶりのジンギスカン。
娑婆でジンギスカン。 アライが港署に引っ張られたのは、大晦日の夕方だった。 ノックの音がして、探偵事務所の扉を開けるとお馴染みの身分証明書をかざし、男たちが部屋に入ってきた。白髪交じりの年長の男が先に入り、アライの顔を凝視した。 若い刑事は、ドアの前に立
酒と蕎麦と幽霊。 幽霊を連れて、蕎麦を食べに行った。 チサトという若い女の幽霊だ。やり残したことで、成仏できないと言う。「やり残したことってなんなの?」 そば切り『天笑』のテーブル席に着くと、僕は質問をした。「いろいろあんのよ幽霊にも」と、チサトははぐら
クリスマス・ストーリー。 立ち飲み餃子屋ができたらしい。 紹興酒で餃子でもと覗いてみることにした。 今日は、冬至であたりはすっかり暗かった。僕は枚方公園駅を降り、サラリーマンたちが歩く細い道に入ると、遠くに赤い提灯が見えた。冷たい風が吹いていた。 中華ら
せんべろ探検隊のまんべろ忘年会。 能楽師・辰巳満次郎氏をお誘いし、忘年会をしてきた。 秋の中秋の名月『千人の月見の宴』で、舞っていただいたご縁である。 当初僕は、四条大橋袂にある『東華菜館』などはいかがかと伝え、満次郎さんに「どこかよいところはございます
枚方『適塾牛鍋パン』(大阪)日本酒に合うパン作ってみました。
せんべろなパン。 福沢諭吉が適塾の塾頭だった時、よく牛鍋屋に通ったという。 諭吉が牛鍋を食べる様子を日記で読んで、当時の味を食してみたいな、と思った。 丁度、枚方マルシェで何かを出さないか、と云われてたしね。 そこで平安時代の食と江戸時代の食、明治時代の
アルゼンチンからの手紙。 君がこの手紙を読んでいると云うことは、俺はこの世にいないのだろう。 俺はブエイノスアイレスにあるホテルでこれを書いている。ロス・アンデスという名のホテル201号室だ。 そんなことはどうでもいい。すまん、気が動転している。 クルマ
老舗の串揚げを食べながら。「麻雀やったことある?」と、僕は佐々木に訊いた。「モノポリーならやるけど、麻雀はないな。ルールは少しだけ」 僕たちは、梅田にある老舗の串揚げ屋にふらっと入って、瓶ビールを頼んだ。ウズラとキス、ウィンナーも。「秘伝のソースらしいで
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