紙本櫻士 さん プロフィール

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紙本櫻士さん: 行け! せんべろ探検隊
ハンドル名紙本櫻士 さん
ブログタイトル行け! せんべろ探検隊
ブログURLhttp://senbero.blog.jp/
サイト紹介文千円でべろべろに酔える店を巡礼する、せんべろ探検隊活動を紹介するブログです。いざ、せんべろ劇場へ!
自由文コピーライターです。安くて美味しい、千円前後で飲めるお店を探検してます。現在、大阪を中心に紹介していますが、日本全国のせんべろ店を探検できたらいいなぁ。と、思ってます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供59回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2015/06/16 08:25

紙本櫻士 さんのブログ記事

  • 新世界『のんきや』(大阪)立ち飲み評論家、直次郎。
  • どて焼きとおでん。 通天閣から、動物園前方面に僕たちは歩いていた。「関西弁が飛び交ってて面白いの」と、埼玉から来ているかおりんが云った。 みんな漫才師みたいなんだもの、とも。 確かに、ボケとツッコミで話してる人って、お江戸にはあまりいない気がする。新幹線に乗って京都に向かっていた時、僕の後ろのカップルの会話が聞こえてきていて、名古屋を越えた辺りから、関西弁に変わるのが面白かった。「お腹減ったね。な [続きを読む]
  • 新世界『づぼらや』(大阪)気になる巨大提灯。
  • 新世界探検 その2「山本どうしてる?」と、僕が訊いた。「山本くんは、徳島で公務員してるよ」と、かおりんが云った。「じゃぁ、モリトは?」「出版社で編集長してる」「リクルートで、みんなが会社回っていたのが昨日のことに思えるよ」「ススムは?」と、僕が訊いた。「東大の准教授らしいよ」「会社やめて大学に入りなおして、ノーベル賞とるとか云ってたなぁ」「毎日、学校で会ってたよねぇ。あの時は、山のように時間があっ [続きを読む]
  • 新世界『だるま』(大阪)私をディープ大阪に連れてって!!
  • 埼玉せんべろ隊長来阪!!「さらわれたりしない?」「たまにはな」 と、僕が云うとかおりんは不安げな顔をした。 僕たちは、新世界へ。 阪神の帽子を被ったおじさんが自転車で何やら歌いながら移動してたり(本当にいる)、賭け将棋をしてたり、派手なパンチパーマのおばさんが笑ってたり、とディープ大坂劇場の俳優たちは、いつもいい仕事をしてくれている。「いっぱい飲まへん?」と、商店街を歩いていると茶髪の若いねーさん [続きを読む]
  • 枚方『そば切り 天笑』(大阪)ミシュランの蕎麦。
  • 酒と蕎麦と幽霊。 幽霊を連れて、蕎麦を食べに行った。 チサトという若い女の幽霊だ。やり残したことで、成仏できないと言う。「やり残したことってなんなの?」 そば切り『天笑』のテーブル席に着くと、僕は質問をした。「いろいろあんのよ幽霊にも」と、チサトははぐらかす。 僕は、お酒を二種類注文した。ひとつは、ちさとの分である。「ふたつ同時に出してください。飲み比べたいから」と、僕は怪訝そうにしている店員に云 [続きを読む]
  • 枚方公園『餃子の女王』(大阪)立ち飲み餃子でせんべろ。
  • クリスマス・ストーリー。 立ち飲み餃子屋ができたらしい。 紹興酒で餃子でもと覗いてみることにした。 今日は、冬至であたりはすっかり暗かった。僕は枚方公園駅を降り、サラリーマンたちが歩く細い道に入ると、遠くに赤い提灯が見えた。冷たい風が吹いていた。 中華らしい赤い扉を開けると、中に7人くらいお客さんが飲んでいた。OLがひとり、後は会社帰りのサラリーマンたちだ。たぶん。 僕は、焼きニラ餃子と生ビールを注 [続きを読む]
  • 祇園四条『水炊き 萬治郎』(京都)危険なまんべろ探検。
  • せんべろ探検隊のまんべろ忘年会。 能楽師・辰巳満次郎氏をお誘いし、忘年会をしてきた。 秋の中秋の名月『千人の月見の宴』で、舞っていただいたご縁である。 当初僕は、四条大橋袂にある『東華菜館』などはいかがかと伝え、満次郎さんに「どこかよいところはございますか?」と、尋ねてみた。「辰巳稲荷の横に、萬治郎という水炊き屋がございます。そこは、なかなか予約がとれない店ですが」と、教えていただいた。 それはさ [続きを読む]
  • 枚方『適塾牛鍋パン』(大阪)日本酒に合うパン作ってみました。
  • せんべろなパン。 福沢諭吉が適塾の塾頭だった時、よく牛鍋屋に通ったという。 諭吉が牛鍋を食べる様子を日記で読んで、当時の味を食してみたいな、と思った。 丁度、枚方マルシェで何かを出さないか、と云われてたしね。 そこで平安時代の食と江戸時代の食、明治時代の食を再現して、お弁当を作り枚方マルシェで売ってみた。去年の11月のことだ。 牛鍋だけじゃつまらないと、平安、江戸、明治の三種類を作ってみたのである [続きを読む]
  • 秋葉原『金子屋』(東京)ガード下のホッピー。
  • アルゼンチンからの手紙。 君がこの手紙を読んでいると云うことは、俺はこの世にいないのだろう。 俺はブエイノスアイレスにあるホテルでこれを書いている。ロス・アンデスという名のホテル201号室だ。 そんなことはどうでもいい。すまん、気が動転している。 クルマが3台が部屋の下に止まっている。武装した男たちがこの部屋を目指している。窓からも逃げられない。文字が震えているのは、そのせいなんだ。 ひとつ、いい [続きを読む]
  • 梅田『百百(もも)』(大阪)怖い話し。
  • 老舗の串揚げを食べながら。「麻雀やったことある?」と、僕は佐々木に訊いた。「モノポリーならやるけど、麻雀はないな。ルールは少しだけ」 僕たちは、梅田にある老舗の串揚げ屋にふらっと入って、瓶ビールを頼んだ。ウズラとキス、ウィンナーも。「秘伝のソースらしいで」と、佐々木が云った。 シェリー酒や月桂樹やら入っているという。カウンターには、旅行客や女性客も飲んでいた。立ち飲みでさくっと飲むには、こんな店が [続きを読む]
  • 難波『グリル南風』(大阪)ランチの女王。
  • 老舗洋食屋でワイン。 もう、ずいぶん昔だけど、ランチの女王というドラマがあった。確か、フジの月9だったと思う。主演は、竹内結子と江口洋介である。 ランチが大好きな麦子(竹内)が、ひょんなことから洋食屋『キッチンマカロニ』で、住み込みで働くことになるラブコメディーだ。家族経営の洋食屋で、格好いい男たちに囲まれて物語は進んでいく。  何がいいかって、出てくる下町の洋食屋さんの料理である。もちろん、スト [続きを読む]
  • 難波『BBQスモーキー』(大阪)能と湯豆腐。
  • オペラとは違うんやな。 と、佐々木が云った。 先日、能楽師・辰巳満次郎氏の新作能『道頓』を観た帰りである。「大がかりな舞台や演出はないよ。能は、いたってシンプルなんだ」と、僕が云った。「東京の能楽堂で観たときは、3人で行って、3人とも寝てしまったんや」「初めてじゃないんだ」「能の音楽からアルファー波が出てるから、どうしても眠くなる。どこか遠くに連れて行ってくるような。気持ちよかったで」「道頓はどう [続きを読む]
  • 梅田『たこ焼き シオヤ』(大阪)たこ焼きタイムスリップ。
  • 酩酊していた。「焼くのに10分くらいかかるで」「飲んで待ってる」と、僕が云うと おばちゃんは、クルクルとたこ焼きを回し始めた。 おばちゃんの手元をぼんやりと眺め、僕はビールを飲んでいた。「ビールだけでもええか?」 ジャージを着た中年のオジサンがふらりと来店した。裸足にサンダルだ。 するとおばちゃんは、不機嫌そうにビールを注ぐとオジサンに手渡した。常連なのか、通りすがりかは分からない。おじさんは僕の [続きを読む]
  • 枚方『四万十 寺田屋』(大阪)龍馬の鯖寿司を食べる。
  • しばてん踊りの夜。 川漁師のえっちゃんが大阪に遊びに来た。 というより、飲みに来た。飲んだのは『寺田屋』である。 何年か前、僕が四万十に取材に行ったとき、「大阪に店を出すんよ」と、えっちゃんが云った店である。 どの辺りに出すんだろう? と、思っていたら枚方である。僕の家から10分くらいの場所で、驚きだった。四万十までクルマで7時間くらいかかるのに・・・。 淀川の宿場街で『寺田屋』と云えば、京都伏見に [続きを読む]
  • 梅田『たこ梅』(大阪)日本一古い関東煮屋。
  • ガード下にある老舗? 新梅田食道街に『たこ梅』はある。 1844(弘化元)年創業だから、こいつは古い。もちろん、江戸時代に電車は走ってないから、大阪日本橋は道頓堀に本店があるけどね。「かんとうだっきゃ、やで、かんとうにとちゃうねん」と、酒飲みのチエが云った。 白い手編みのセーターを着て、ジーンズに赤いリーボックだ。今日は、飲む気まんまんで来てるようだった。 そう、子どもの頃、確かに「かんとうだっき [続きを読む]
  • 浦和『金太郎』(埼玉)カマンベールもんじゃがすごい。
  • 北の国から。「埼玉でごめん」「なんも。東京も埼玉も内地だから」「内地って・・・」 根室から、従姉妹のはるぴょんが来ていた。東京のもんじゃ焼きが食べたいと云うからじゃぁ『金太郎』だな、と連れてきたのだ。 だって美味しいんだもん。近いしね。「かおりんに、前に会ったのはいつだっけ?」 はるぴょんのアニメ声を久しぶりに聴くと懐かしい。長い髪をショートカットにしていたけど、変わってないなぁ、と声を聞きながら思 [続きを読む]
  • 梅田『奴』(大阪)せんべろ巡礼。
  • 「ひとり?」 立ち飲み屋のカウンターで瓶ビールを飲んでる男に、声をかけられた。どこか馴れ馴れしい男だった。 そうです。と、僕が答えた。 男はデザインが昭和な白シャツと、グレーのズボンに茶色いサンダルをはいており、年齢は僕と同じくらいだ。「どこかでお会いしましたか?」と訊くと、「そうか」と、男は云った。 そうか、は答えになっていなかったけど、男が残念そうな顔をしたので、たぶん、顔見知りなのだろう。こ [続きを読む]
  • 梅田『みうら屋』(大阪)空心菜とシンハービール。
  • 「初めてのビール、覚えてる?」 シンハービールを僕のコップに注ぎながら、佐々木が云った。 晩秋の夕暮れ、僕たちはタイ料理屋にいた。佐々木は、北海道大学からの帰りで「大阪は、街中に暖房を入れてるんか?」と、ここに来るまで繰り返していた。 むわっと大気が湯気っぽく、暑いらしい。体が、寒さに慣れてしまったのだろう。 僕には、震えるほどじゃないけど十分寒いのだけど。「初めて飲んだビールはひどい味だった」と [続きを読む]
  • 枚方市『パン・デ・トール』飲み放題なの? ランチなの?
  • ランチせんべろ。 居候のススムを連れてランチに行くことになった。 たまには、昼飯じゃなくて、小洒落た店でランチに行きたかったからだ。「さなちゃん、ここがいいよ」と、助手席のススムが云った。 つぶれそうな小汚いラーメン屋だった。傾斜のついた狭い駐車場がひとつ。クルマの運転が苦手なので気が進まなかった。「もっと、小ぎれいな店を見つけろよ」「そーかなぁ、ラーメンにチャーハンにビールって魅力的だよ」 母親 [続きを読む]
  • 両国『花の舞』(東京)土俵のある飲み屋。
  • ハンバーガーはやめてくれ。 アメリカのポートランドに20年以上出張しているトシと、マレーシアの10年以上出張しているマサユキと、上?にもう何年いるか分からなくなったユウジが、同時に日本に帰ってきた。 四半世紀会っていない友人たちだ。学生の頃は、毎日のように会っていたのにね。 どこに行こう? とトシにメールで訊くと、 日本らしい場所に行こう。となり、両国で飲むことになった。 両国駅で懐かしいトシの顔 [続きを読む]
  • 四万十『ビアハウス四万十』(高知)深夜食堂は四万十やけん。
  • 焼きそばと四万十の青のり。 映画『深夜食堂』の原作者、阿部夜郎さんのトークショーがあると云うので、えっちゃんに誘われて行ってきた。「ソース焼きそばに四万十川の青のりをかけると香りがよくなるって、セリフが深夜食堂にあるんよ。原作者は、絶対、四万十の人やって思った」と、川漁師のえっちゃんが云った。 漫画家の阿部さんは、四万十出身だそうだ。「四万十の人がモデルやったりするんで」と、えっちゃんが歩きながら [続きを読む]
  • 牧野『丸天房』(枚方)酒屋に寄り添う立ち飲み屋。
  • 気になる立ち飲み屋。 看板もない。店名も分からない。 日が暮れると提灯に灯りがともり、ビニールで囲われた中から、ぼんやりと人影が見える。たぶん、せんべろ屋だ。とは、思っていたけど、行きそびれていた。 よし、と思い中に入る。 女性の店主がサーバーから生ビールを注ぎ、帽子を被ったお爺さんがひとり黙って飲んでいた。グレーの作業着を着たおじいさんだ。大工さんか、何かの職人なのだろうか。 僕は、壁に貼ってあ [続きを読む]
  • ブエイノスアイレス『トルトーニ』(アルゼンチン)タンゴの後は。
  • 潜伏。 アルゼンチンに来て、1ヶ月経った。 オクムラは、一日中ホテルにこもってビールを飲んで過ごしていた。インターネットで日本の様子を、ビールを飲みながら眺める毎日だ。ビールを飲んでるか、インターネットを見ているか、その両方か、寝ているか、だ。 遠い異国から眺める日本は、おとぎ話の国のように見えた。妻だったカオリの死亡記事を読んでも、悲しくない。死因もどうでもいい。もう、俺には関係ない女だ。 人で [続きを読む]
  • 北千住『すし谷』(東京)ラブホでお寿司。
  • 100パーセント勇気!「ひとりじゃイケないから、お願い」と、モーちゃんが云った。「でも、ラブホはないよぉ!」 フリーラーターのモーちゃんの取材のお手伝いだ。聞いてみるとラブホの取材だと云う。「なにするわけじゃないしさ」「当たり前じゃない」 結局、カオリはバイトすることに。面白そーだしね。「へぇ、こんな風になってるんだ」 モーちゃんは、コートを脱ぎ派手な赤いソファーに座って云った。細身のブラックジー [続きを読む]
  • 赤羽『丸健水産』(東京)23区唯一の地酒でせんべろ!
  • 出し割りで、通のイッパイ!「雑誌に出ない?」 フリーライターをやっているモーちゃんから連絡があった。「どんななの」「エプロンつけてニッコリ笑ってればいいやつ。助っ人にお願い」 なんだ、頭数をそろえたいだけか、と思ったけど面白そうだから、出るよ。いつ? と、バタバタと出演が決まった。『美STORY』という雑誌だという。「わたしでいいの?」「カオリって、マシュマロみたいなイメージでしょう。ピンクのエプロン [続きを読む]