きい さん プロフィール

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きいさん: 湯巡画報 ユメグリガホウ
ハンドル名きい さん
ブログタイトル湯巡画報 ユメグリガホウ
ブログURLhttp://yumegurigahohquey.wixsite.com/studio/
サイト紹介文イラストで綴る温泉ブログ。全国の温泉地の趣きある宿の湯殿を紹介。時には秘境の温泉地などの紹介もあり。
自由文源泉かけ流しの新鮮な湯、景色のいい露天風呂や野湯、料理の美味しい宿、足元湧出の温泉、旅先でのエピソードなど。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供66回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2015/06/16 18:15

きい さんのブログ記事

  • 中山平温泉 しんとろの湯(宮城県)p.72
  • 宮城県大崎市にある鳴子温泉郷は5カ所の温泉地の総称でその中のひとつ、中山平温泉は鳴子温泉郷の西側の玄関口。紅葉の名所として名高い深さ100mにも及ぶ大渓谷「鳴子峡」にも近い大谷川の清流沿いに湧く温泉地。鳴子温泉郷随一の湧出量でアルカリ度の高い泉質の湯はヌルヌルとした湯触りからウナギの湯とも呼ばれている。そのヌルヌルウナギ感を堪能できる人気の公衆浴場が中山平温泉しんとろの湯だ。国道47号線沿いあり広い駐車 [続きを読む]
  • 滑川温泉 福島屋(山形県)p.71
  • 山形県にあるJR奥羽本線の峠駅は名のとおり奥羽本線内でも最も標高の高い場所(626m)に位置する。この辺りは日本でも指折りの豪雪地帯のためスノーシェルターにスッポリ覆われた独特な雰囲気をもつ駅だ。この峠駅、古くから電車が到着と同時に窓越しに売り子さんが大福餅を売りに来るという旅情満点な駅でもあり「峠の力餅」として有名だ。人生の峠越えということで就職、進学の合格祈願のアイテムとしても人気があるようです。ス [続きを読む]
  • 高湯温泉 吾妻屋(福島県)前編 p.69
  • 日本百名山にあげられる吾妻山(あずまやま)は山形県と福島県の県境に沿って東西に横たわる2000m級の山脈。その山脈の東麓、磐梯吾妻スカイラインの入口周辺(標高750m)に湧く高湯温泉は湯量豊富な江戸時代から続く古湯だ。かつては信夫高湯と呼ばれ、山形の最上高湯(蔵王温泉)、白布高湯(白布温泉)とともに「奥州三高湯」とうたわれた名湯。標高の高い場所に湧く温泉なので高湯と呼ばれるそうです。高湯温泉は緩やかな坂道 [続きを読む]
  • 駒の湯温泉(宮城県)p.68
  • 奥羽山脈の中央に位置する栗駒山(標高1628m)は宮城、岩手、秋田の3県にまたがる山。秋には赤く染まった低木がたおやかな山体に絨毯を敷き詰めたようになり紅葉の名所としても有名だ。登山コースも数多くあり、宮城県側の車道(県道42号)の終点、いわかがみ平(標高1020m)からのコースは山頂まで1時間半ほどのショートコースだ。その登山口、いわかがみ平の手前に400年前に発見されたという歴史あるいで湯「駒の湯温泉」がある [続きを読む]
  • 北温泉 北温泉旅館(栃木県)p.67
  • 前項まで3項にわたって那須湯本温泉をお送りしました。今回はその那須湯本温泉よりさらに車で20分ほどの奥那須の一軒宿、北温泉をお送りします。北温泉は茶臼岳をはじめとする雄大な那須連山を背景に山間の谷に湧く温泉。古い木造棟が連なる宿で、最も古いものでは江戸後期の安政年間に建てられたという。その後、明治、昭和と増改築がなされた館内の廊下はまるで迷路のようだ。1200年前、大天狗が発見したという開湯伝説が残る北 [続きを読む]
  • 那須湯本温泉 共同浴場 滝の湯、河原の湯(栃木県)p.66
  • 前項の民宿 新小松屋さんの続きをお送りいたします。新小松屋さんに宿泊すると2カ所の地元の共同浴場(外湯)に入ることができる。宿のフロントにかかるセンサーキーを持って下駄履きで出かけた。先ずは新小松屋さんから元湯通りを50mほど下った場所にある滝の湯。立派なログ造りの佇まいは今にもC.W.ニコルか柳生 博が出てきそうな雰囲気。この滝の湯の右隣は「奥の細道」の旅で芭蕉一行が宿泊したとされる温泉宿「和泉屋」の跡地 [続きを読む]
  • 那須湯本温泉 新小松屋(栃木県)p.65
  • 前項のビジュアルの強さナンバーワンの老松温泉 喜楽旅館さんに引き続き那須湯本温泉の宿を紹介します。那須湯本温泉は松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の前半で2泊ほどした温泉で、現在でも賑わいをみせる那須温泉発祥でもある共同浴場「元湯 鹿の湯」に浸かって芭蕉は「湯をむすぶ誓いも同じ石清水」と詠んだという。「湯をむすぶ」とは湯を手ですくってという意味で、京都の石清水と同じくらいご利益があると絶賛した。芭蕉は痔主( [続きを読む]
  • 老松温泉 喜楽旅館(栃木県)p.64
  • 栃木県の北端の那須町は東京から180kmの距離にあり東京と仙台のほぼ中間に位置し、町の北西部には茶臼岳をはじめとする雄大な那須連山がそびえ立つ。山腹から山麓にかけ温泉地が点在し、これらの温泉地を称して那須温泉郷と呼ぶ。その中でも最も歴史が古く中心となるのが那須湯本温泉だ。遡ること飛鳥時代、狩人が白鹿を射損じ追い続けたところ矢傷を受けた鹿が温泉の湧き口に浸かっていたのを発見したというのが開湯の起源となっ [続きを読む]
  • 韮崎旭温泉(山梨県)p.63
  • 山梨県北西部に位置する韮崎市は戦国時代の名門、武田氏発祥の地であり江戸時代には甲州街道の宿場町として栄えてきた。市域は釜無川を挟み西は南アルプスの鳳凰三山から東は茅ヶ岳山麓に及ぶ。山麓や山裾の丘陵地には畑地が多く、特産品でもあるブドウ、モモ、などが栽培されている。さらに北には赤岳を主峰とする八ヶ岳、南には日本最高峰、富士山の姿が望め、深田久弥が選定した「日本百名山」の山が三方を囲い、東の茅ヶ岳だけ [続きを読む]
  • 奈良田温泉 白根館(山梨県)p.62
  • 前項の「奈良田の里温泉」のある小高い丘を早川沿いに4・5分下った場所にある白根館は奈良田温泉唯一の宿。奈良田温泉は山梨県西部の早川町最北の集落で、ダム建設でできた奈良田湖畔に湧く。奈良時代の女帝、孝謙天皇がこの地の湯に浸かり病を快癒されたという伝承が残り効能の高さから「七不思議の湯」とも呼ばれている。白根館はいで湯のみならず南アルプスの恩恵を集めた宿で猟師でもあるご主人が自ら宿の食材を確保。自然が育 [続きを読む]
  • 奈良田の里温泉 女帝の湯(山梨県)p.61
  • 前項で紹介した西山温泉からさらに県道を北に進むと早川町最北の集落、奈良田(ならだ)に着く。奈良田は南アルプスの山懐に抱かれた人っ子ひとり歩いていない山里で北岳を盟主とする白根三山縦走の登山基地でもある。さらに歴史ある温泉地でもあり奈良時代の女帝、孝謙天皇が訪ね、この地の湯に浸かって病を快癒されたという。この地を気に入った女帝は奈良にちなんで奈良田という地名を名付けたとか。そんな長閑な山里の小高い丘 [続きを読む]
  • 西山温泉 元湯蓬莱館(山梨県)p.60
  • 山梨県の西部に位置し、日本で最も人口の少ない町、早川町。面積の96%は山林が占め、スーパーやコンビニは無く、さらに病院や銀行、高校も無い。まさに吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」の歌詞が脳裏を去来する町なのだ。しかし、この早川町には国の天然記念物、「新倉(あらくら)断層」がある。この断層は「糸魚川−静岡構造線」といわれる延長250kmに及ぶ大断層で、この断層を境に西日本と東日本の地質に大きな違いがある。早川町 [続きを読む]
  • 鳴子温泉 農民の家(宮城県)p.59
  • 前項の滝の湯さんに引き続き、鳴子温泉からもう一つ紹介します。温泉街の中心からこけし通りに入り陸羽東線の踏切を渡って、坂を下ったところに場末な温泉保養施設がある。宮城県の農協系列で運営する巨大施設で総客室数は360室を有し、本館、東館、西館、北館、平成館、A棟、B棟、文化棟、会議室棟、さらに3箇所の浴室棟で構成された農民の農民による農民のための温泉保養施設、それが「農民の家」なのだ。このヒネリなしのド直球 [続きを読む]
  • 鳴子温泉 滝の湯(宮城県)p.58
  • 宮城県大崎市に位置し、奥州三名湯に数えられる鳴子温泉郷の中心部にある鳴子温泉。ここは全国的に有名な「鳴子こけし」の産地でもある。毎年9月には東北地方をはじめ各系統の工人たちが集まり全国のこけしが一堂に会する、こけし好きのこけし好きによるこけし好きのための祭典、「全国こけし祭り」が開催される。鳴子温泉は平安時代開湯といわれる歴史ある温泉で湧出した場所に温泉神社が祀られ、その最も古い歴史をもつ御神湯が [続きを読む]
  • 石部温泉 いでゆ荘(静岡県)p.56
  • なまこ壁の商家や国の重要文化財の岩科学校など、明治の歴史的文化財が残る伊豆南西部の港町、松崎。そこから海岸線を南下すると三浦(さんぽ)地区と称される岩地、石部、雲見の3つの小さな漁村兼温泉地が並ぶ。その中の石部温泉は海辺に湧く温泉地で平六地蔵の湯(3月〜11月)という無料の露天風呂がある。海辺の国道136号沿いの石部温泉バス停から山側へ伸びる集落を縫うように登り坂を進んだ先にひっそりと佇む宿「いでゆ荘」 [続きを読む]
  • 大沢温泉 大沢荘・山の家(静岡県)p.55
  • 伊豆の南端、松崎町の北東にそびえたつ長九郎山(996m)はシャクナゲの山として知られている。その長九郎山の麓、那賀川の支流、池代川沿いにひっそりと佇む湯小屋が「大沢荘・山の家」。大沢荘・山の家は松崎と下田を結ぶ県道15号沿いの大沢温泉口から県道を外れ700mほど川沿いを遡ったところにある。アプローチとなる木橋を渡った先に、錆びついたトタン屋根がかかる木造の小屋。その佇む立ち姿はどこか幽玄な雰囲気を醸し出して [続きを読む]
  • 阿曾原温泉 阿曾原温泉小屋(富山県)後編 p.54
  • 前項に引き続き温泉トレッキングの模様の後編をお送りします。雨の中、濡れ鼠となり阿曾原温泉小屋に辿り着いた。阿曾原温泉小屋は毎年7月から10月までの登山シーズンのみ営業の山小屋。黒部峡谷の核心部、下ノ廊下(旧日電歩道)を通る登山道の唯一の山小屋は温泉の管理も担っている。小屋は古いコンクリート基礎の上に建てられたプレハブ造り佇まい。この辺りは豪雪地帯で雪崩の巣窟らしく恒常的な建物を建てられず毎年10月末の [続きを読む]
  • 阿曾原温泉 阿曾原温泉小屋(富山県)前編 p.53
  • 遅ればせながら昨年2016年10月の連休に温泉トレッキングに出掛けた模様を前編、後編の2回に分けてお送りします。東京から夜行バスで後立山連峰の大自然に囲まれた黒部ダムの観光始点となる扇沢駅へ。早朝、4:15に到着後、黒部ダム行きの6:30始発のトローリーバスを真っ暗な駅の外で待った。関西電力が経営するトローリーバスは2本のポールで架線からの電気を得て走るバスで長野と富山の県境がある山脈を貫く関電トンネル内を走り [続きを読む]
  • 泡の湯温泉 三好荘(山形県)p.52
  • 山形、新潟、福島県にまたがる「東北アルプス」と称される飯豊(いいで)連峰はいくつかの2000m峰を連ね麓からは広大で緩やかな稜線を魅せる。そんな飯豊連峰の麓の小玉川の支流、内川沿いに佇むのが泡の湯温泉の一軒宿、三好荘。山の幸、川の幸に恵まれたこの地は今もなおマタギの文化が残る山里。泡の湯温泉は名の如く、日本でも数少ない炭酸温泉が味わえる。宿は木造2階建て(一部3階建て)の可愛らしい外観。マタギの文化を伝 [続きを読む]
  • 湯田川温泉 甚内旅館(山形県)p.51
  • 前項で紹介した湯田川温泉は古くは竹下夢二、斎藤茂吉といった文化人も湯田川に滞在し、創作にふけったそうです。こぢんまりとした宿が並ぶ小さな温泉地に13代続く「甚内旅館」は、湯田川温泉のバス停前に建つ木造3階建ての安らぎのピーチカラー。裏には共同浴場の「田の湯」もある。中から「いらっしゃーませーっ!」と玄関に勢いよく飛び出してきた3歳ほどの女の子がスリッパを差し出してくれた。しかし、ぼくの足元にスリッパの [続きを読む]
  • 湯田川温泉 外湯巡り(山形県)?
  • 今から1300年も前のむかしのことじゃったぁ。傷を負った一羽の白鷺(シラサギ)が葦原に降り、そこに湧いていた湯で傷を癒していたのが湯の発見とされ昔は「白鷺の湯」と呼ばれていた古湯、湯田川温泉。湯田川温泉は温海温泉、湯野浜温泉と並ぶ「庄内三名湯」称され庄内藩の御用湯としても利用された古都鶴岡の奥座敷でもあるのじゃぁ。JR鶴岡駅からバスで25分ほどの小さな丘に囲まれたこぢんまりとした温泉地には9つの宿と2つの共 [続きを読む]
  • 湯の瀬温泉 湯の瀬旅館(山形県)?
  • 山形県の日本海沿岸地域である庄内地方は海あり山あり名湯ありの豊かな自然に囲まれ、湊町の酒田と城下町の鶴岡の二大都市が並立する。湯の瀬温泉はJR鶴岡駅からバスに乗り西へ、庄内三名湯である湯田川温泉を過ぎ、さらに15分、最寄りのバス停に宿の車が迎えてくれた。「んだ、んだぁ」とダニエル・カールばりのコッテリ濃厚な山形弁で話すご主人が宿まで送迎してくれた。とても海岸が近いとは思えない山間の清流、五十川(いらが [続きを読む]
  • 微温湯温泉 旅館二階堂(福島県)?
  • 本気と書いて「マジ」、運命と書いて「さだめ」、微温湯と書いて「ぬるゆ」と読む。微温湯温泉は福島市中心街から西へ約18キロ、標高920m吾妻小富士の東麓に位置する山間の静かな温泉地で入母屋造りの一軒宿、旅館二階堂さんがある。木造二階建ての年季のはいった存在感たっぷりの外観は明治、大正、昭和にわたり建造され、建物最奥の茅葺家屋は明治30年に建てられたもので今も客室として現役バリバリ。宿泊時、8月の気温30℃超え [続きを読む]