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- 2008/10/12 18:04赤錆びた光景(8)。
- いささか大仰な言い方をするならば、それは「巧い写真を撮るにはどうしたら良いか?」といった「技法」に関わる問いではなく、「そもそも、写真を撮るとはどういうことなのか?」とか、「好い写真とは何なのか?」といった問いであったように思います。... [続きを読む]
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- 2008/10/11 18:03赤錆びた光景(7)。
- 振り返って、その当時の「飽き」の内訳を紐解いてみると、そこにはいくつかの要素が重なっていたように思います。ひとつは家計の問題。Mookが煽る様々な機械への物欲は、我が家の経済の前には如何ともしがたいものでした。そもそも、フィルムや同時プリントといったランニング・コストでさえ、捻り出すのに一苦労でした。... [続きを読む]
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- 2008/10/09 22:32赤錆びた光景(6)。
- 時系列にこだわったり、撮影地や撮影日が1本のフィルムの中で複数に跨らないよう、意識的に心がけるようになったのは、間違いなくPrecisaを使い始めてからのことです。その日、撮影したときの光景が、きっちり1枚のネガシートに収まっていること。その「完結性」は、密かな充実感を誘うものでした。... [続きを読む]
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- 2008/10/06 20:04赤錆びた光景(5)。
- ライトボックスに照らし出された、6コマ×7段のネガシート......初心者を虜にする、鮮やかな透過光......ルーペの先に透かし見える、凝固した時間の現実世界.....。「ひょっとして、写真が巧くなったのではないか?」という「錯覚」に、いともたやすく陥っていました(苦笑)。... [続きを読む]
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- 2008/10/05 18:14赤錆びた光景(4)。
- 「撮ること」に関心を向けはじめたとは言え、さしあたり思い付いたのは、常用フィルムを変えてみることでした。折しも、子どもが生まれる頃でした。一生の記録に残るのですから、自ずとフィルム選びも慎重になります。そして身の程も弁えず、PRO400とかREALA ACEに手を出してみたのでした。... [続きを読む]
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- 2008/10/04 18:11赤錆びた光景(3)。
- 機械に対する物欲は、やがて私の経済力を脅かし始めました。「すべからく事後報告」の度胸を持ち合わせていない私は、なにごとであれ、事前にカミさんに相談してしまいます。ましてや、コッソリ内緒で手に入れることもできません。仮にそのような事態を起こせば、寝覚めが悪くて仕方ないことでしょう。... [続きを読む]
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- 2008/10/03 18:24赤錆びた光景(2)。
- 職場にα707siを返納し、’98年にF3を手に入れてからも、もっぱらカラーネガばかりを使っていました。銘柄は、F3に初めて詰めたフィルムであり、パッケージのデザインも好みだった”Kodak Super Gold400”の36枚撮りです。これはいまでも、私の常用フィルムです。... [続きを読む]
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- 2008/10/02 20:42赤錆びた光景(1)。
- 結婚後、初めて手にしたカメラ。実はMINOLTA α707siでした。職場の備品を拝借したのです。その頃、カメラに対する興味は皆無でした。休日にカミさんと2人で出かけるとき、その記録がまったく残らないのは如何なものか.....。そこに、誰も使わなくなっていたこのカメラが転がっていただけなのです。... [続きを読む]
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- 2008/10/01 23:17夢物語。
- 昨日、Tumblr.に引用した四国新聞の記事(こちら)。安部公房全集の『別巻1』が、未だに編集中であることを知り、とても嬉しくなりました。「最終の第29巻が刊行されたのは、今を遡ること8年前.....。世紀末2000年の12月のことでした。いつのまにか忘れられていたのではないかと思っていたのです。... [続きを読む]
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- 2008/09/30 19:359月の写真。
- "light with shadow"とflickrに、9月の写真をアップしました。よろしければお立ち寄り下さい。... [続きを読む]
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- 2008/09/29 20:58続 続 来年も赤い。
- 過去記事参照はこちらとかこちらです。2009年版の「赤いモグラの革手帳」、10日ほど前に、地元の文房具店で手に入れました。そんな必要もないくらい、一般に名を知られるようになりましたから、入荷数も多いはずなのですが、先月末に予約を入れていたのでした。... [続きを読む]
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- 2008/09/28 12:13続 続 二刀流。
- 200mmを付けたFE2。それが大仰に傍目に映るのでは無かろうかという懸念は、まったくの杞憂でした。VR大口径ズームレンズ付の中級機デジ一眼なら、その存在感はFE2など比べものにならないくらい圧倒的です。おまけにその片手には、ポータブルなムービーカメラ......。... [続きを読む]
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- 2008/09/27 17:22続 二刀流。
- 200mmを敬遠してきた理由のひとつは、そのF値です。せっかくのファインダーを、好んで暗くするのは気が進みませんでした。そして最も大きな理由はその図体......。フードを伸ばしたときのその長さは、せっかく端正なFE2を台無しにしてしまいます。なにより、重い(苦笑)。... [続きを読む]
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- 2008/09/26 19:32二刀流。
- 先週の土曜日は、子どもの運動会でした。暑すぎず、寒すぎず、快晴に恵まれました。一学年が5クラスで、県内1、2位の大規模校だそうです。ただ、私にはちょうど良い大きさだなぁと思えます。なにしろ、私の頃は(たぶん)一学級が45人、それが一学年に7クラスもありましたから.....。... [続きを読む]
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- 2008/09/25 23:21途絶。
- 出張から戻ってきました。都合3泊4日の、比較的長丁場でしたが、日中の仕事さえ片付けば、あとはまったくの自由時間。通常の勤務日よりも、却って楽に過ごしていました。おまけに、まだ陽が高いウチに仕事が終わってしまうので、その後2時間くらいは自由に街を撮り歩くことができるのでした。... [続きを読む]
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- 2008/09/24 22:24続 全貌。
- "Omni Sightseeing"以降、細野さんの仕事に目が離せなくなりました。"Medicine Compilation"、"N.D.E"、"NAGA"、そして過去に遡って"Mercuric Dance"。ミニマルで内省的.....。細胞の律動に、音という光をあて、そのありさまを浮き彫りにしたかのような浮揚感.....。... [続きを読む]
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- 2008/09/23 23:08全貌。
- 先月号の『STUDIO VOICE』の特集は細野さんでした。圧倒的な分量の頁数に、「これは必携だろう」と手に入れました。期待に違わず充実した内容でした。いま、手元に無いので迂闊なことは書けないのですが、私の持っているCDなど、細野さんの仕事の全貌からすれば、ごく一部に過ぎないことが良く判りました。... [続きを読む]
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- 2008/09/22 22:37洗剤不要。
- 今日から木曜日まで、出張に出ています。珍しく、パソコンを担いで出かけています。ホテルから更新しているわけですが、いまやすっかり、LANが敷設されているのは当たり前になっていますね。ほんの2、3年前まで、とりわけ地方都市では、ダイヤルアップしか無かったはずなのですが.....。... [続きを読む]
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- 2008/09/21 14:22守破離(9)。
- 「守破離」という言葉、ある人は武道の教えと説き、ある人は世阿弥の『風姿花伝』を取り上げています。結局、その出自が何処にあるかは判りませんでしたが、芸術であれ武道であれ学問であれ、凡そ仕事とはそうしたものではなかろうかと考えていた私にとって、「守破離」は、そんな漠然とした感覚に、明確な形を与えてくれたのでした。... [続きを読む]
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- 2008/09/19 18:21守破離(8)。
- 「まったく、芸術を解さん奴はこれだから困る。」と、思いがけない援護射撃をして下さったのは、ほかならぬ「その方」でした。写真に対する森山さんの苦悩について私が触れたことが、件の書家に通ずるものを持っていると言うのです。ここで再び、話題はその書家に戻ることになりました。... [続きを読む]
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- 2008/09/18 19:57守破離(7)。
- その方はF3を手に取りながら、いろんな角度から眺めていました。「重。」という一言に、私はくじけそうになっていましたが、それでも「まぁ、覗いてみて下さい」と続けました。促されるまま、その方は慣れない手つきでファインダーを覗き込みました。すると、「うわぁ!!、明るいねぇ〜!!!」と感嘆の声を挙げたのでした。... [続きを読む]
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- 2008/09/17 19:26守破離(6)。
- 初めて手にした本格的なカメラ.....それが何であったかは、その人にとっての「カメラ」なるもののイメージを、すっかり決めてしまうのではないかと思います。私の場合はAi43-86 f3.5付のNikomat FTn、中学1年の時、尋常ならざるカメラマニアであるところの我が父から貸し与えられたものでした。... [続きを読む]
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- 2008/09/12 19:18守破離(5)。
- 掛軸の撮影の苦労話が一段落ついたと思ったとき、その方が私のF3を眺めながら、思い出したように言葉を続けました。そのとき、私のF3には、35mm f2sを付け、Neopan Presto1600を詰めていました。前日から曇天でしたし、1/2000のF3なら、日中にNDなしでも充分に使えると思っていたからです。 [続きを読む]
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- 2008/09/11 23:24守破離(4)。
- プロにとっては至極当然の手続きも、その意味を解せない素人には、なんとも七面倒くさく見えるものです。ましてやその素人が謙虚さに欠ける人物の場合、そんなプロの一挙手一投足を、ひたすら疎ましく思うかも知れません。「ボタンを押せば済む話しだろうが。」というのが、私も含めた一般人の感覚ですから......。... [続きを読む]
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- 2008/09/10 18:37守破離(3)。
- 「エントリーモデルとは言え、1,000万画素を超えるデジ一眼なら、まず問題は無いだろう」というのが、その後輩の答えでした。しかし、それに続けて「せっかくだから、写真コースを担当している自分の同僚を紹介するから、本格的に撮ってもらうことにしたらどうか?」と水を向けられたのだそうです。... [続きを読む]
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