占い師・アンタレス さん プロフィール

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占い師・アンタレスさん: アンタレスのホロスコープ占星術
ハンドル名占い師・アンタレス さん
ブログタイトルアンタレスのホロスコープ占星術
ブログURLhttp://ameblo.jp/w-bokusui/
サイト紹介文アンタレスによるホロスコープ占星術。当たり外れのさらにその先にある大きな感動の物語に触れてください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供179回 / 365日(平均3.4回/週) - 参加 2015/06/21 00:31

占い師・アンタレス さんのブログ記事

  • ブルジョワだけだったのか?
  • 《リストと失神について(24)》この記事のシリーズでは「リストと失神について」という表題を掲げたのでどうしてもリストの演奏に接して気を失った当時の女性たち……というイメージをまずはっきりさせたいと考えそれはきっと勃興期のブルジョワジーに属する女性たちだろう、と ROV は最初に勝手に決めてしまいました。ですが、ご紹介しました浦久俊彦さんのご本『フランツ・リストはなぜ女性たちを失神させたのか』(新潮新 [続きを読む]
  • 第5ハウス山羊座の意味
  • 《リストと失神について(23)》事実、リストの演奏は当時の音楽好きに大喝采を浴びましたし本人もそれだけ聴衆の反応には敏感だったでしょう。 若くしてデビュー後、聴衆にウケなければいけない演奏家の宿命また結局は貴族や金持ち(ブルジョワ)たちに楽しみを提供しているだけの自分の存在……といったものに、次第に嫌悪を覚え出すリストではありますが ホロスコープの第5ハウスの領域の大半を山羊座が占め(境界線は射手座の [続きを読む]
  • たしかな手ごたえを求めて
  • 《リストと失神について(22)》フランツ・リストが第5ハウスに持っていた火星はそのシンボルがまず(いかにも!)という中味ですが そもそも山羊座にあるということの意味がまず重要ではないかと思われます。山羊座は現に目の前にある社会的な決まり事やルール、枠組みの象徴です。ですから、山羊座の火星が芸術にかかわるときそれは基本的に(すねた芸術)ではあり得ません。 分かってくれる人だけが分かってくれればそれで充 [続きを読む]
  • 飛べそうで飛べないもどかしさ
  • 《リストと失神について(21)》「密かに裸で入浴する少女」というシンボルの火星(山羊座17度)を表現の部屋である、第5ハウスに持っていたフランツ・リストのパフォーマンスはそれだけでもう意識の深層、と言ったら大げさですが表面的な意識が知らず知らずに押さえ込んでいるものに対して訴える力があったのではないかと思われます。また聴衆の中にたくさんいたブルジョワの女性たちが物質環境的にはサロンや社交界という場を [続きを読む]
  • 密かに裸で
  • 《リストと失神について(20)》サインとして芸術に縁の深い牡牛座と獅子座がそれぞれ MC と アセンダント に来ているフランツ・リスト。 一方、12のハウスの中では第5ハウスが芸術方面を司りますから(彼の第5ハウスにはどんな天体が入っているのか?)と、もちろん気になります。なんと、リストの第5ハウスに入っているのは火星(山羊座の17度)です。 しかも、この度数のシンボルは「密かに裸で入浴する少女」と [続きを読む]
  • 芸術との縁の深さ
  • 《リストと失神について(19)》もしもただ、サインという一つの要素だけからその人と芸術との縁を考えるなら 牡牛座と獅子座という二つのサインが、芸術とは縁が深い……と言えます。まあ、実に非常に大ざっぱな話ではありますが。 フランツ・リストの場合、その牡牛座と獅子座がそれぞれ MC と アセンダント(ASC) に来ています。そうしてリストでなくともアセンダントが獅子座でMC が牡牛座……という方がいれば [続きを読む]
  • 職人的なピアノ弾きというよりは
  • 《リストと失神について(18)》リストのホロスコープで太陽は天秤座の28度にあります。そのサビアンシンボルは「輝かしい影響の真っ只中にいる男」というものでこの文言だけから想像するとなにか芸術とちょっと縁がありそうに思えますがここで、シンボルが訴えているのは視野の広さというか偏りのない視点でひろく人間一般を見渡しているようなそういう精神性です。リストの生涯についてご存知の方なら(なるほどリストは、単に職 [続きを読む]
  • ピアニスト、リストの面影
  • 《リストと失神について(17)》リストのホロスコープにおいてアセンダントは芸術家でありながら気難しくなくオープンな人柄をまたMCは生まれ持った資質に自分を委ねきるすがすがしいほどの迷いのなさを暗示しています。もちろんこの二つの組み合わせだけで演奏家としてのリストがイメージできるという訳ではありません。けれどもこれに加えて太陽・月・水星・金星・火星あたりまでの天体の配置と暗示を見渡すと当時の貴族やブル [続きを読む]
  • 自分の資質を信じる
  • 《リストと失神について(16)》芸術家にありがちな人嫌いや秘密主義などが少しもなくて感動的と言えるほどフレンドリー、かつオープンだったリストの人柄(の一面)は見事にアセンダントの暗示と重なっているように思えます。また、ひとの社会性の軸を暗示するMCの方は牡牛座の22度にあって「荒れた水の上を飛ぶ白い鳩」というシンボルです。荒れた水……というのは危機の象徴でしょうがそれに飲み込まれることなく白鳩は飛び続 [続きを読む]
  • テクニック全公開?
  • 《リストと失神について(15)》リストのアセンダントは獅子座ですが獅子座 と言えば、弾けるような自己表現たとえて言うなら(見て見て、わたしを見て!)という感じのアピールがその身上です。ただしこの獅子座でも、終わりの度数に近づいてくると単にやりっぱなしで(あとは知らない)という風ではなく一種のまとめというか(やりっぱなしだったことの後始末)をするかのような姿勢が表れてきます。ましてリストの場合はサイン [続きを読む]
  • オープンでフレンドリー
  • 《リストと失神について(14)》『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』(新潮新書)の著者、浦久俊彦さんはリストがその知名度と比べて日本で手に入る伝記(出版物) が余りに少ないことを指摘されています。 ただし、単にエピソードとしてなら、みなさんもリストについてご存じのことが幾つかあるのではないでしょうか?たとえばそれは、彼が自分を慕って来る者たちにどれほど親切だったかまた、そうだからこそリスト [続きを読む]
  • ちょっと、出来すぎか
  • 《リストと失神について(13)》リストのアセンダントは獅子座の30度にあってこの度数に与えられたサビアン・シンボルは「封印されていない手紙」というものです。手紙は通常封がされているものだが、この手紙に限ってはなぜか封がされていない……というワケです。ROVは正直(うーん)という感じになりました。これはちょっと、出来すぎと言いますか。(つづく) [続きを読む]
  • リストの出生時間?
  • 《リストと失神について(12)》ここで遅ればせにフランツ・リストその人のホロスコープを見てみます。以下の読みは「Astrothema」というアメリカのサイト(http://astrothema.com)で得たホロスコープのデータに基づくROVの解釈です。このサイトでは、リストの出生時間が午前1時16分と特定されていてびっくりします。何しろリストは、1811年生まれですから。1775年生まれのベートーヴェンは、たしか洗礼の日付だけが分かって [続きを読む]
  • 心の危機
  • 《リストと失神について(11)》自分たちをサロンに送り込んでくれた現実の力(産業の富)とそのサロンに象徴される旧社会の、貴族たちの価値観の間で引き裂かれるブルジョワ女性たち。彼女たちは、いったんサロンを去って家に戻れば今度は会話のニュアンスもへったくれもない夫やパトロンのがさつな会話や振る舞いに接して、心底うんざりしてしまう。日常 がそんな風に二極に引き裂かれ、かつどちらでも自分の求めている評価が得 [続きを読む]
  • ただお金の力でここにいるだけ
  • 《リストと失神について(10)》夫やパトロンの財力をバックに社交界に出入りを始めた19世紀西欧のブルジョワ女性たちはそのサロンで、貴族社会の洗練と退廃とを、凝縮された形で体験することになります。すると彼女たちは、自分たちをここまで押し上げてくれた現実の力(産業の富)とサロンに象徴されるもの(貴族たちの旧社会の伝統)の間で引き裂かれます。露骨に言ってしまえば、こうです。サロンの主である何々侯爵夫人が目の [続きを読む]
  • 一緒にしないで欲しい!
  • 《リストと失神について(9)》ブジョワ女性たちは、社交界に出入りして、知的に洗練された人々や特別なオーラを備えた誰彼に接していると自分だってまもなく(そちら側)へ向かって飛び立てそうだ……と思えてきます。 ところが、家に戻れば自分のすぐそばにいるのは、社交の場でおよそ華のない存在である夫やパトロンです。彼らは、ほれぼれするようなマナーとか思わず心が浮き立つような機知からほど遠く、(社交の場で華がな [続きを読む]
  • 貴族社会の洗練に挑む
  • 《リストと失神について(8)》(お金だけが入ってきて、この人がいなくなっちゃえばイイのに)という、パートナーに対する女性の気持ちは今の時代にももちろんありますけれどそう思う環境そのものが、今の時代とは違います。19世紀の西ヨーロッパでは、それまでの古い時代の身分秩序が崩れつつありましたがそうは言っても、これにとって代わるのは、結局また新しい秩序とランク付けであり彼女のパートナーは、その新しい秩序側の [続きを読む]
  • お金だけ入ってきて
  • 《リストと失神について(7)》当時のリストのステージに接して、失神してしまった女性たちというのは出生図で金星が土星にプレッシャーをかけられている……というタイプではなくご本人の金星は別段押さえつけられてはいないがパートナーの土星が、ご本人の金星を押さえつける形になっている、という方々だったのではないでしょうか?そう考えた方がROVには納得がいきます。つまり日常的に夫(あるいはそれに近いパートナー) [続きを読む]
  • 芸術的なひらめきに欠けたもの
  • 《リストと失神について(6)》出生図で金星が土星から押さえつけられている人は(金星・土星のハードアスペクトを持つ人は)もともと素の自分が身振りや振る舞いに自然に表れている……という風ではありません。むしろどこかコントロールされて、良く言えば(お行儀が良い)悪く言えば(素顔が見えにくい)といった感じを人に与えやすい。ですが、こうした人たちはもともとある程度窮屈な枠が、金星の自己表現(言葉に拠らない) [続きを読む]
  • 金星に土星が重なると
  • 《リストと失神について(5)》ここでは、占星術的にいったいどんな条件がそろうと、芸術と失神が結びつくのか……というアプローチで「フランツ・リストと失神」を考えております。失神する女性の側には(自己表現ということに縁の深い金星が、現実の固い枠組みを示す土星によって抑圧されている)といった事情があるのではないか、という推測を先に(2)の記事で書かせていただきました。 ふつうホロスコープの読みでは、出生 [続きを読む]
  • 芸術と失神が結びつく条件
  • 《リストと失神について(4)》浦久俊彦さんの『フランツ・リスト はなぜ女 たちを失神させたのか 』(新潮新書)には西欧起源のクラシック音楽の中で、ピアノ独奏によるリサイタルが出現した事情が分かりやすく説かれています。 リストその人が創始したピアノ・リサイタルにおいて、聴衆の女性が失神する……という事件が起こって世間を刺激します。と言ってもこの「世間」というのは19世紀半ばの西ヨーロッパ社交界とその周辺 [続きを読む]
  • 意識下にあったもの
  • 《リストと失神について(3)》19世紀前半のヨーロッパでブルジョワ女性たちが抱えていたジレンマ(昨日の記事に書きました)を占星術的に見るなら、美と消費のシンボルである金星のパワーが時代的には底上げされつつ、同時に現実の固い枠組みである土星のコントロールの下で激しくもがいている……といったところでしょうか。リサイタルでリストの演奏に接したブルジョワ女性たちの中に失神するひとが続出したのは単にリストが刺 [続きを読む]
  • リストの時代
  • 《リストと失神について(2)》浦久俊彦さんという方がお書きになった『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』(新潮新書)には、リストが活躍した19世紀前半のヨーロッパでブルジョワ女性たちがかつての貴族社会のエレガンスを必死で追いかけようとしてでも、実際にはヨーロッパの男社会の抑圧の下に生きていた……そういう事情への指摘があります。つまり、身分社会では叶わなかった振る舞いや装いが、産業社会の勃興 [続きを読む]
  • 失神の占星術?
  • 《リストと失神について(1)》人から勧められて、最近こんな本を読みました。『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』(浦久俊彦著 新潮新書)というコンパクトな一冊(お買い得!)です。 まずタイトルがとてもキャッチーですけれど、もちろんこれは(女性の失神のメカニズム)を説いた本ではありません。今のわたしたちが当然のように「ピアニスト=芸術家」と思ってキラキラしたイメージを抱くその源泉が、どこか [続きを読む]
  • 混乱の種をまく
  • (151)魚座の金星……その11魚座・金星の弱点をあげるなら、それは、自分ではさしたる自覚もなしに周囲の混乱を招いてしまう、巻き起こしてしまう、ということでしょうか。 この金星は、執着そのものは深くないくせに何かにどっぷりとハマるというのは決して嫌いではありません。ただし、ハッキリと何かを求めてハマっている人たちと比べると、格別の目標がありません。ただ何かに没頭して他のことは一切考えなくなる、そうした [続きを読む]