なすの さん プロフィール

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なすのさん: 妖怪・怪異・八百万の神々
ハンドル名なすの さん
ブログタイトル妖怪・怪異・八百万の神々
ブログURLhttp://kowabanakaii.com/
サイト紹介文日本の怪異譚、妖怪、心霊体験まとめ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供1057回 / 365日(平均20.3回/週) - 参加 2015/06/21 19:24

なすの さんのブログ記事

  • 川上から「襦袢の女」が流れてきた
  • いつだったか忘れた昔に体験したもの。銀山行にある山清流で、岩魚釣りをした。山深い川なので、他に人もなく釣っていたがふと、川上からなにかが近づいてくる。それは襦袢を着ただけの若い女だった。女は薄笑いを浮かべ、こちらを見据えたまま直立不動で流れていった。こりゃ忌しいモノを見たなと思い、あわてて竿を収めて引き下がった。良くやっかいになる麓近くの宿女将にそんなモノを見たと話した。灰塩を掛けてくれながら、そ [続きを読む]
  • 山男が取り戻しに来た「女の黒髪」
  • 山の奥には山人が住んでいます。栃内村和野の佐々木嘉兵衛という人は今も70歳くらいでご存命です。このおじいさんの若いころ、猟をしていて山奥に入りますと、岩の上に美しい女がおりまして、長い黒髪を梳いておりました。顔の色がとても白い女です。嘉兵衛は不適な男だったので銃を向けて撃ちました所、女は倒れました。駆けつけて見れば、背の高い女で、黒髪はその背をも超えていました。打ち取ったしるしにと、その髪を少し切っ [続きを読む]
  • 御姫山に現れた山姫と狼の話
  • 宮崎県西臼杵郡日之影町の北、見立谷にお姫山と云う山がある。昔、隣の大分県南海部郡宇目村藤河内の老人が、ここで狼を連れた髪の長いお姫様が通るのを見たという。明治二十年頃のことらしい。山姫は狼のような鋭いおらび(叫び)方をして鳴くという。傾山を中心とした山域には山姫と狼の話は多い。昭和元年の頃、宇目村木浦の人が山に入って夜撃ちの狩りをしていた折のこと、大切峠から天神原山にかけての篠竹の笹原の中で潜んで [続きを読む]
  • 近所に半人半猫の婆さんが住んでいた
  • 私ではないんだけれど、母が幼い頃(40年くらい前)近所に、半分人間、半分猫の顔したおばさんが住んでいたらしい。母には優しくしてくれたそうだけど…。何でも、そのおばさんの母だか祖母だとかが殺した猫の呪い?が、そのおばさんにうつってしまったとか。(生まれた時からそんな顔だったらしい)そういう話結構好きだから、母によく聞いてみたかったんだけど、「そんなこと聞くもんじゃない」って本気で怒られたもんで、それ以 [続きを読む]
  • 地元民が隠し通す『神隠しの路地』
  • 某TV局に務めていた父が死んだ。遺品の整理中に父の日記を読んでいて、不可解な記述を見つけたので書き込みします。この話は、当時まだ子供だった私も聞いていたと思います。今になって、あの時の父の焦った顔と共に思い出しました。当時、ロケで某県に出張っていた父。よくある旅番組で、父は当時のディレクターだった。有名な蕎麦屋に行くにあたって、誰かが風情のある路地を見つけたので、そこを通って目的地に行くという事に [続きを読む]
  • 時空エレベーターの恐怖体験
  • 小学校4、5年の頃だったと思う。当時俺はカギっ子で、公団の7階建ての団地に住んでいたんだけど、エレベーターが1・3・5・7階にしか止まらないタイプだった。俺の家は6階だったんで、いつも5階で降りて、1階分歩いて上がってた。ある日、学校帰りに、友達に借りたドラゴンボールを歩きながら読んで帰った。エレベーターに乗って、5階のボタンを押して、また読みはじめた。ドアが開いたので降りようとして顔を上げたら、 [続きを読む]
  • 「空気猫」を飼っていた話
  • 二年前に体験した、怖くないけど不思議な話です。私は事務職で殆ど椅子に座って仕事をしているのですが、座っているとつい足を組んでしまう癖があります。ある時、いつものように足を組むと、何かがちょいちょいと爪先に触れました。私は何故か何の迷いもなくそれを猫だと思い、爪先をブラブラさせて構ってみました。するとその何かはテシテシと遊んできたので、微笑ましく思いながら暫く爪先を揺らしていました。勿論会社に猫が居 [続きを読む]
  • 解体屋が始めた商売『人形、供養します』
  • 昔の話だけど。洒落にならない系。近所の所謂『解体屋』が、怪しげな商売を始めた。曰く、「人形供養します」。神社仏閣に関わりなんて無いくせに、適当な寺の名前を語って、人形を引き受けて供養してもらうと客を募っていた。時代的にゴミの分別が言われ始めていた時期で、本職もあまり人形を引き受けたがらなくなった頃の事、ソコソコ繁盛していたようだ。解体屋のヤードの隅には、雨ざらしでねずみ色に変色した人形やぬいぐるみ [続きを読む]
  • 死体と同じポーズの球体関節人形
  • 別に人形がこわいんじゃないんだけどプチ。何年か前、深夜に従弟が迎えにきて&泊めてくれと電話してきた。何事かと聞いたら、鉄道運転手をしている従弟が『ひとりひっかけちゃった』そうだ。カーブしていた線路の先に正座して、明らかに自ら望んでの人だったそうだけど事後処理等ゴタゴタして気がついたら終電無くなってるし気分的に事故車両と同じ敷地内で寝るのが鬱なので、って事で。私はちょうど、一番大きなテーブルの上で自 [続きを読む]
  • とある日付の古新聞
  • 10年ほど前、私が学生でアパート住まいしてたときの話です。ある朝、ポストにとってもいないY新聞が投函されてました。間違いだろうと思ったのですが、次の日も投函されてます。販売店が近所だったので、直接店のおやじさんに間違って配達しないようにと申し入れをしておきました。ところが次の日も投函されてます。このまま無理やり購読させられるのではと少々頭にきて、4日目は現場をおさえようと早朝から待機。ところがその [続きを読む]
  • 海釣り中に死体の第一発見者になった話
  • 初めて行った漁港で第一発見者になった。死体の状態は省くけど、見つけるまでの過程がオカルトだったよ。仕掛け組んで釣り開始→浮きが寝る。(浮きは重りが合ってないか底に着くと寝る) 仕掛け最初浮き下2mくらいだったけど、底が浅いと判断して1mに変更、でも寝る浮き。この場所浅いのか・・・とか思って場所移動。仕掛け投げてもやっぱり寝る。おかしいと思ってリール巻いてたらね、気づいたんだよ。足元に浮いてる死体に。そ [続きを読む]
  • 祖父宅に伝わる「襖」に関する厳しい戒律
  • 私の祖父母宅の話。祖父母の家では、『襖を間違っても逆に閉めるな』という厳しい戒律がある。というのも、左右逆(わかる?)に閉めた時だけ、その隙間からぼんやりとした人型の白い影が出てくるから。私は見た事ないけど、子供の頃に面白がって祖父母宅の近所の友人に話したら、友人がやってしまい泡吹いて倒れた。祖母は見えないけど、祖父や娘である私の母、おば達には見える。おばの一人が商売人だからか、やたら縁起を担ぐ人 [続きを読む]
  • 『丑の刻参り』の現場だった廃寺
  • 私は子供のころ大分県のとある村に住んでいました。大変な田舎で、村の周りは山とうっそうとした森に囲まれていました。村の前から続く林道をしばらく行くと、山に続く分かれ道があり、そこをさらに登ってゆくと、山の頂上に小さな廃寺がありました。ずいぶん傷んで不気味な寺なので、好奇心旺盛な子供たちもあえてそこで遊ぼうとはしませんでしたが、あるとき友達何人かとその廃寺を探検することになりました。建物の造りはいたっ [続きを読む]
  • 葬式が立て続く『こうじん様』の村
  • 友人から聞いた、そのまた友人Sさんの話。私も今は山がに暮らしておりますが、SさんのところもT市とはなっているものの負けじ劣らず似たような山の中にあります。Sさんの住む村の社では、ある社から御霊分けされた『こうじん様』が祀られている。その『こうじん様』は、村の中・各家々の周りをぐるぐる廻っているそうで、彼女の村では、玄関先などで何もないのに躓いたり転んだりすると「『こうじん様』に引っ掛かった」という [続きを読む]
  • 「檀家の方」の気配
  • うちは別に仏教徒というわけじゃないんだけど、知り合いに、やたらと寺や神社の神主さんがいる。親父が大学受験を控えた高校生だった頃の話だ。いつもと違う環境で勉強しようと仲間3人と連れだって山の中にあるお寺に2泊3日で泊まりに行ったそうだ。真夏だと言うのに、やはり標高が高いからか、気温は肌寒いぐらい。食事が精進料理だったのが、育ち盛りだった親父たちには辛かったらしい。寺に到着した、その夜。本堂で勉強をし [続きを読む]
  • 『狐の嫁入り』を見た話
  • 祖父から聞いた話。45年程昔の出来事です。私の祖父は当時、鍛冶屋を営んでおりました。釣りが好きだった祖父は、近所の遊び仲間と共にやり貯めた仕事の合間しばしば釣りに出かけたそうです。釣りは朝早く、車に大人4人が乗り込み仕事も忘れ、休日を満喫しに釣りへ出掛けます。山を二つ越えた所の渓流に目当ての魚が泳いでいたそうです。到着まで1時間。当時の(現在もあまり変わらないでしょうけども)田舎の夜明け前、山の中 [続きを読む]
  • 狸に化かされた父の体験談
  • ある夜の事、一人の少年が喉が渇いたので土間に下り、台所で水を飲んでいた。すると、開けっ放しにしていた出入り口の端から狸が頭を覗かせて彼をじっと見ているではないか。少年は狸が家の中に入って来るとまずいので、「こら!!」と一喝。すると、狸はゆっくりと頭を引っ込めて逃げて行った…と思ったのも束の間。その日はちょうど満月で、明かりを付けなくても全く問題が無い位明るい夜だったはずなのに、ほんの一瞬で少年は自 [続きを読む]
  • 白装束の行列の正体
  • ある人に話を伺えたのでここに記す。山の仕事が忙しいときに時々山の宿舎で同僚数名と過ごす事がよくあった。昼間の激務のため、みな夕食後ぐっすりと眠るのが常であった。でも時々 夜中に妙な音で目が醒めることがあった。「ひょーひょー」と叫びながら何者かが歩いていっている。こんな山奥で、しかも夜間のことである。だれがなんのために叫びながら歩いていくのか不思議に思ったその人は、何度かめに宿舎を出て、声のする方へ [続きを読む]
  • 神の水が湧く『五角の涸れ井戸』
  • 高校卒業するまで四国の田舎に住んでたんだけど、家の近くの山の中に古い神社があった。近くに友達が住んでたのもあってよくその神社の境内で遊んでたんだけど、ある日、社殿の裏に上がってみると変な感じがする。社の裏手にこんもりと丘みたいになってる所があったんだけど、その丘ってのがよく見てみると正五角形の塚になってた。相撲の土俵なんかより二周りくらいデカイ正五角形の塚。子供ながらに変な形だと思いながらもその上 [続きを読む]
  • 【弓射の祭】神社家系に産まれた俺の話
  • あんまり詳しく書くと地域が特定されるので端折って書く。私の生まれ故郷は中国山地の近くの山村で、じいちゃんもばあちゃんもその村で生まれて知り合ったらしい。んで、ばあちゃんの家系は神主で神社を持っている。毎年、秋には昔からの言い伝えにならって、ある祭りを行う。去年の秋もその祭りをやった。内容は、『武者姿をした若者が、神社の境内から鬼門の方向にある木のてっぺんに向かって弓を射る』と言った内容で、去年はそ [続きを読む]
  • 蛇祀りの老婆
  • かなり前、化粧屋・エステの店の店に働いていた。事情があり、店長の家に住み込みするはめになってしまった。いつも店長は遅く出勤してきた。「頭が痛い」「体が重い」と言う。病院に行っても、どこも悪くないと言われたらしい。一応、知っていた霊媒師をさりげなく勧めてみた。よっぽど辛かったのだろうか?行ったらしい。・・・でも、追いかえされたとのこと。玄関に入ると、その霊媒師は声がほとんど出なくなり、「強い霊がつい [続きを読む]
  • 人外のものに連れ去られた少女
  • 父から聞いた話。山と直接かかわりない話で恐縮ですが、山間の集落で起きた出来事なので、もしかしたら山の怪と何か関係があるかもしれません。父が若かった頃のことです。父と同じ集落に住む若者の一人が妹をつれて親戚の家へ行きました。彼らは日が沈んでから家路につきましたが、その途中、若者が何か違和感を感じ、うしろを振り返って見たところ、自転車の荷台に乗っているはずの妹が、姿を消していたのだそうです。若者は最初 [続きを読む]
  • 【異世界】もう一人の自分からのメモ
  • 287:2003/05/10 11:28危険人物扱いされそうで、周りの人に言えないことなんだが…たまに、もう一人の自分(らしき者)からの伝言がある。それも段々不気味なものになってる。初めての体験は5年位前。テレビに没頭していて、ふと気が付くと目の前のテーブルにメモがあった。『これはテスト』と書いてあった。確かに自分の字。でも全く覚えが無い。半年に一度くらいのペースで、こういうことが起こってる。次のメモには、『どういう [続きを読む]
  • 散歩中犬が動かなくなった空き家の雨戸から
  • 小学校低学年の頃、両親の用事で俺は知り合いのおばちゃんちに一晩預けられた。そこの家は柴犬飼ってて、俺は一日目の暇つぶしにそいつを連れて散歩に出かけた。土地感のないところをやたらめったら歩き回ったんで、迷子になってしまった。シャイボーイだった俺は、他人に話し掛けることもできないし、連れてる犬は役に立たないしで、ウロウロしてるうちに夕暮れ近くになってしまった。しかも、ある場所を通りかかったとき、急に犬 [続きを読む]
  • 【山窩】山で出会った身長2メートルの大男
  • 山友達から聞いた話です。彼は花粉症なのですが、山が好きでよく登っていました。ある、春の山に登ったとき、天気もよく夜になっても症状が治まらなかったので眠れなかったそうです。仕方なく、寝酒を飲みつつ焚き火にあたっていました。ヘックション!と何度目かのクシャミをすると、近くの茂みから野太い笑い声がしました。何者?と思い刃物を持って身構えると、茂みからは2メートルはあるかと言う様な大男がでてきました。しか [続きを読む]