ツカヤス さん プロフィール

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ツカヤスさん: ポケットに映画を入れて
ハンドル名ツカヤス さん
ブログタイトルポケットに映画を入れて
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/yasutu_1949
サイト紹介文今までに観た映画などを振り返ったり、最近の映画の感想や、本その他も綴っていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供85回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2015/07/04 23:02

ツカヤス さんのブログ記事

  • 『青い麦』を観て
  • 『青い麦』(クロード・オータン=ララ監督、1953年)を観た。北フランスの海辺の避暑地。その年の夏も、一軒の別荘を共有しているフィリップとバンカの両家が訪れる。フィリップ16歳、バンカ15歳。二人は従兄妹で幼馴染の間柄である。嵐が収まった日の夜、映画を観た二人は、その後で初めてのキスをする。翌日の浜辺での二人。昨夜のキスに対する想いがずれる二人。フィリップは、一足先に浜辺から丘に上がる。そこへ車で来た [続きを読む]
  • 『しのび泣き』を観て
  • 前回の『悲恋』の監督、ジャン・ドラノワの作品を観た。題は『しのび泣き』(1945年)。時は1920年。楽壇を引退し、パリから離れた田舎の豪邸で静かな余生を送っている、バイオリンの巨匠ジェローム・ノブレ。彼の弟子になりたい若者たちが面会に訪れるが、ジェロームは会わない。村のはずれに投宿している弟子志願の者たちと、同宿の青年ミシェル・クレメル。ジェロームの娘アニエスが馬車を駆っていると、ミシェルが道端でバ [続きを読む]
  • 『悲恋』を観て
  • 前回の連想で、ストーリー、脚本がジャン・コクトー(1889-1963)の『悲恋』(ジャン・ドラノワ監督、1943年)を観た。フランスはブルターニュ。妻に先立たれている地方領主のマルクは、領地内の城に身内の4人と一緒に暮らしている。一人が、亡き妻の姉妹の子で、両親のいない青年パトリス。その他に、やはり妻の妹であるゲルトルートとその夫、そして夫婦の子アシール。マルクは、パトリスには愛情を注いでいるが、ゲルトルート [続きを読む]
  • 『恐るべき子供たち』を再度観て
  • 前回に関連して、ジャン・コクトー絡みの『恐るべき子供たち』(ジャン=ピエール・メルヴィル監督、1950年)を観た。ある晩、中学生たちは学校での広場で雪合戦を始める。ポールは、 慕っているリーダー格のダルジュロスを探す。ダルジュロスはポールに気付き、石入りの雪玉を投げる。みごと、雪玉はポールの胸に当たり、持病を持っていた彼は血を流して気絶する。ポールの友人、ジェラールがポールをアパートへ送っていく。病弱な [続きを読む]
  • 『詩人の血』を観て
  • レンタル落ちのDVDが安かったので11本買ってきた。ほとんどが古い時代のフランス映画。念の為に、記録面を調べてみると、やけにきれい過ぎる。と言うことは、どうも、レンタルで置いていても商売にならないので放出したみたいだ。その中から、まずは、アヴァンギャルド映画として有名な『詩人の血』(ジャン・コクトー監督、1930年)を観てみた。作品自体は、4話で構成されていて、第1章「傷を負った手 もしくは詩人の傷跡 [続きを読む]
  • 『彷徨える河』を観て
  • コロンビアの作品、『彷徨える河』(シーロ・ゲーラ監督、2015年)を観た。アマゾン流域の奥深いジャングル。侵略者によって滅ぼされた先住民族の村、唯一の生き残りとして他者と交わることなく孤独に生きているカラマカテ。ある日、不思議な呪術をあやつる彼を頼り、重篤な病に侵されたドイツ人民族学者がやってくる。白人を忌み嫌うカラマカテは一度は治療を拒否するが、病を治す唯一の手段となる幻の聖なる植物ヤクルナを求めて [続きを読む]
  • 『エレファント』を観て
  • 目的の作品が見当たらなかったので、『エレファント』(ガス・ヴァン・サント監督、2003年)を借りてきた。オレゴン州ポートランド郊外にある高校での、初秋の とある一日。男子生徒のジョンは、酒に酔った父と車に乗って学校に到着。父のだらしなさに呆れつつ、彼を迎えに来てくれるよう兄に電話する。写真好きのイーライは、公園を散歩中のパンク・カップルを撮影。アメフトの練習を終えたネイサンは、ガールフレンドのキャリー [続きを読む]
  • 『犯罪河岸』を観て
  • アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の『犯罪河岸』(1947年)を観た。戦後間もないパリ。歌手のジェニーとピアノ伴奏者の夫、モーリス。ステージで色っぽく歌うジェニーに反応する客。それに嫉妬するモーリス。二人が二階で住む、そのアパートの階下には、モーリスの幼なじみの女性カメラメン、ドラが住んでいる。ある日、ジェニーがドラの所で雑誌用のポートレートを撮っていると、そこへ老富豪のブリニョンが女づれでやってくる [続きを読む]
  • 『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』を観て
  • 前回の『ロッタちゃん はじめてのおつかい』(1993年)が面白かったので、続いて『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』(ヨハンナ・ハルド監督、1992年)も早速借りてきた。スウェーデンの小さな町ヴィンメルビーに住むニイマン家は、パパとママ、長男のヨナスと長女のミア、そして末っ子のロッタの5人家族。ある雨の朝、ヨナスとミアが買い物に出かけることに。風邪をひいたロッタは、ママから外出禁止を言い渡されるが、ママに内緒 [続きを読む]
  • 『ロッタちゃん はじめてのおつかい』を観て
  • 昨日観た作品が期待外れだったので、口直しとして『ロッタちゃん はじめてのおつかい』(ヨハンナ・ハルド監督、1993年)を借りた。これもズッコケ作品だったら今後、もう幼児主演作は絶対観ないと決めながら観てみた。5歳のロッタちゃんはママとパパ、お兄さんのヨナスとお姉さんのミアの5人家族のニイマン家の次女。ある朝、セーターがチクチクするのでハサミで切り刻んでしまっていつものようにご機嫌ななめなロッタちゃん。 [続きを読む]
  • 『ポネット』を観て
  • たまには、悲しくても心温まるのをと、『ポネット』(ジャック・ドワイヨン監督、1996年)を借りてきた。プロヴァンスの田舎の村、秋。交通事故で突然ママを失った4歳の少女ポネットは、パパからそのことを聞かされても、死がまだよくわからないから、泣くこともできない。とまどうポネットは、人形のヨヨットと一緒に、ママの帰りを待つことにする。パパはポネットをおばさんに預け、仕事でリヨンに向かった。年上の従姉妹デルフ [続きを読む]
  • 『グッドナイト&グッドラック』を観て
  • 以前から気になっていても、たぶん重い内容だからとウッチャッている作品が結構ある。そんな中のひとつ『グッドナイト&グッドラック』(ジョージ・クルーニー監督、2005年)を、レンタルでは先延ばしばかりしているから、いっそのこと購入した。1953年、テレビ黎明期のアメリカ。国民は、マッカーシー上院議員による共産主義者を告発する運動”赤狩り“に怯えて暮らしていた。そんな中、CBSの人気ニュース番組『シー・イッ [続きを読む]
  • 観て損した作品〜『死角』
  • この暑さに、たまにはスカッとしたいと思い、サスペンスだというパッケージを見て『死角』(アド・ボル監督、2008年)を借りてきた。舞台は、オランダ・アムステルダム。毎夜、悪夢にうなされる妻を心配するクリスは、妻のアニャに精神科医の診察を勧める。アニャは、医師クインセルの診断を受けるうちに、いつしかアブノーマルな性愛に耽るようになっていく。一方、金融マンの夫クリスは、出版社勤めのクラウディアと偶然に親しく [続きを読む]
  • 『みかんの丘』を観て
  • 前回の『とうもろこしの島』(ギオルギ・オヴァシュヴィリ監督、2014年)の関連で、『みかんの丘』(ザザ・ウルシャゼ監督、2013年)を借りてきた。舞台は、ジョージア(グルジア)のアブハジア自治共和国で、みかん栽培をするエストニア人の集落。ジョージアとアブハジア間に紛争が勃発し、多くのエストニア人は祖国に帰ったが、老人イヴォとマルゴスだけが残っている。マルゴスはみかんの収穫が気になるからだが、みかんの木箱作 [続きを読む]
  • 『とうもろこしの島』を観て
  • 『とうもろこしの島』(ギオルギ・オヴァシュヴィリ監督、2014年)を借りてきた。舞台は南コーカサスの、ジョージア(旧呼び名・グルジア)と西側のアブハジアを挟んだエングリ川。広くないその中州に、一人の老人がボートに乗ってやって来る。小屋を建て、畑を耕し、コツコツと働く老人。やがて老人は、孫娘とともに、この中州でとうもろこしの種をまく。川には警備のためのボートが通って行く。とうもろこしの茎が伸びたある日、 [続きを読む]
  • 『年上の女』を観て
  • 以前に、廉価版の『年上の女』(ジャック・クレイトン監督、1958年)を購入し、そのままになっていたので観てみた。イギリス北部の町、ウォーンリー。ここの役所に赴任したジョーは立身出世を夢み、望みはウォーンリーの高級住宅に一家をかまえることだった。それは上流社会に出入りすることをも意味する。その目的のために彼は、町の有力者ブラウンの娘スーザンをものにしようとつけ回す。しかしブラウンは、娘のスーザンをジョー [続きを読む]
  • 『人生スイッチ』を観て
  • 『人生スイッチ』(ダミアン・ジフロン監督、2014年)を借りてきた。「おかえし」---- 仕事の依頼を受け、指定された飛行機に乗ったファッションモデル。話しかけてきた隣の席の男が、彼女の元カレを知っていた。ところが、元カレの名前を口にした途端、「小学校の教え子だった」「同級生だ」「元部下だ」と乗客全員が彼と関わりがあることが判明。しかも、みんな彼にひどい仕打ちをしていた。息をのみ顔を見合わせる乗客たち・・ [続きを読む]
  • 『イレブン・ミニッツ』を観て
  • 昨年の上映時、行こうかどうか迷った『イレブン・ミニッツ』(イエジー・スコリモフスキ監督、2015年)を、やっとレンタルで観た。午後5時前。顔に殴られた跡を残して、警察から自宅に戻ってきたヘルマン。嫉妬深い彼は、妻で女優のアニャと諍いになるが、やがて睡眠薬を入れたシャンパンを喉に流し込み、寝てしまう。その間に、映画監督との面接のためにホテルへ向かうアニャ。午後5時。慌てて飛び起きたヘルマンは、アニャを追 [続きを読む]
  • 『残像』を観て
  • 気になっていた『残像』(アンジェイ・ワイダ監督、2016年)を上映最終日に観てきた。第二次大戦後、ソヴィエト連邦の影響下におかれたポーランド。スターリンによる全体主義に脅かされながらも、カンディンスキーやシャガールなどとも交流を持ち、情熱的に創作と美術教育に打ち込む前衛画家ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキ。しかし、芸術を政治に利用しようとするポーランド政府が要求した社会的リアリズムに真っ向から反発し [続きを読む]
  • 忘れ得ぬ作品・7〜『邪魔者は殺せ』
  • 10代の時テレビで観て、今でもラストシーンが鮮明に思い浮かぶ作品がある。キャロル・リード監督の『邪魔者は殺(け)せ』(1947年)である。キャロル・リードと言えば、当然に『第三の男』(1949年)。それに引けを取らない傑作が、この作品だと言い切っていいと思っている。なにしろキャロル・リードは、1948年の『落ちた偶像』も入れて、3年連続で英国アカデミー賞の作品賞を取得した名監督である。ところは北アイルランド。非 [続きを読む]
  • 『千と千尋の神隠し』の主題歌、「いつも何度でも」
  • “宮崎駿”について書き留めておきたい。ビデオデッキ(ベータ版)を始めて購入した時、会社の後輩が『風の中のナウシカ』(宮崎駿監督、1984年)を貸してくれた。だから、この作品がビデオ再生の第1号で、時は1985年頃だったか。宮崎駿の名もその時に初めて知った。それ以後、宮崎監督作品は意識して観るようになり、『もののけ姫』(1997年)や『千と千尋の神隠し』(2001年)は家族みんなで観に行ったりした。宮崎作品は、 [続きを読む]
  • ペレス・プラードの『マンボのビート』
  • 20年ほど前のことで、妻の実家に行った時の話。その市の駅前デパートへ買い物について行ったら、階のコーナーに、ワゴンセールのような形でCDがいっぱい並べてあった。そのCDをくまなくチェックすると、中に、ペレス・プラードのヒット曲以前を含めた5枚組があった。いい値段なのでためらったが、妻の了承のうえ買ってしまった。その中にある一曲、『マンボのビート』。それはそれはご機嫌な曲で、「トーク・バラエティ番組 [続きを読む]