ツカヤス さん プロフィール

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ツカヤスさん: ポケットに映画を入れて
ハンドル名ツカヤス さん
ブログタイトルポケットに映画を入れて
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/yasutu_1949
サイト紹介文今までに観た映画などを振り返ったり、最近の映画の感想や、本その他も綴っていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供70回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2015/07/04 23:02

ツカヤス さんのブログ記事

  • 『トンネル 闇に鎖(とざ)された男』を観て
  • 韓国映画 『トンネル 闇に鎖された男』(キム・ソンフン監督、2016年)を観た。自動車ディーラーのジョンスは大きな契約を成功させ、妻セヒョンと娘が待つ家へ帰ろうと車で向かっていた。しかし、車が山中のトンネルに差し掛かると、突然頭上から轟音が鳴り響き、尋常じゃない揺れがジョンスを襲う。ジョンスの脳裏に不安がよぎった瞬間、トンネルは崩壊し、車ごと生き埋めになってしまう。ジョンスが目を覚ますと、周囲は巨大なコ [続きを読む]
  • 『サラエヴォの銃声』を観て
  • 『サラエヴォの銃声』(ダニス・タノヴィッチ監督、2016年)を観てから、だいぶん日にちが経つ。前回の記事、同監督作品の『鉄くず拾いの物語』から日を開けずにレビューを書き出してみたが、途中放棄になってしまった作品である。サラエヴォのホテル“ホテル・ヨーロッパ”は、第一次世界大戦のきっかけとなったサラエヴォ事件から100年の記念式典を行うための準備に追われていた。その日、ホテルにはさまざまな人たちが集って [続きを読む]
  • 『鉄くず拾いの物語』を観て
  • レンタル店で『鉄くず拾いの物語』(ダニス・タノヴィッチ監督、2013年)を借りてきた。ダニス・タノヴィッチといえば、『ノー・マンズ・ランド』( 2001年)の監督である。だから当然に、期待が膨らむ。ボスニア・ヘルツェゴヴィナに暮らすロマの一家は、貧しくも幸福な日々を送っていた。ある日、3人目の子供を身ごもる妻・セナダは激しい腹痛に襲われ病院に行く。そこで医師から今すぐに手術をしなければ危険な状態だと、夫・ [続きを読む]
  • 「山口敬之氏」に関連するメモ書き
  • 山口敬之氏のスキャンダルについて、メモしながら整理しておきたいと思う。言葉としてスキャンダルがいいのかは、よくわからないが。山口敬之氏の職歴。1990年4月、TBSに入社。2013年からワシントン支局長。2015年4月にワシントン支局長を解任。2016年5月にTBSを退社。以後、フリーランスのジャーナリスト。2016年6月に『総理』を上梓。※ 安倍政権ご用立てのジャーナリストとして有名。2017年 [続きを読む]
  • 懐かしの曲・1〜『カスカ−ダ』(ディグノ・ガルシア)
  • 毎年のことになるが、気候が良くなってくると映画から遠ざかってしまう。観たい作品がないわけではない。それでも足が向かわなくなるのは、自分としてはやはり良くないことだなと思ったりする。そんな思いのなか、昔、夢中になった曲がやたらと懐かしくなったりする。というわけで、今でも持っているレコードの、気になる曲をYouTubeで探してみた。曲は、パラグァイのアルパ名手・ディグノ・ガルシアの『カスカーダ』。題は「滝」 [続きを読む]
  • 『暗黒街の弾痕』を観て
  • 購入したままで、置きっぱなしの『暗黒街の弾痕』(フリッツ・ラング監督、1937年)を観てみた。法律事務所の秘書をしているジョーは、結婚するのを姉から反対されている。その相手のエディ・テイラーが出所し、出迎えるジョー。二人は早速結婚し、新婚旅行に出かける。しかし、行った先の宿屋の主人に、エディが前科者であると気付かれて宿から追い出されてしまう。それに追い打ちをかけるように、エディは、トラック運転手として [続きを読む]
  • 『人生フルーツ』を観て
  • あるブロガーさんの『前編/森の妖精のようなスローライフ。。ドキュメンタリー映画「人生フルーツ」』を読んで、是非、その映画を観たいと思った。『人生フルーツ』(伏原健之監督、2016年)、東海テレビ製作のドキュメンタリーである。今年の1月に上映されたのを評判の良さからか、アンコールとして丁度上映されていたので観てきた。高蔵寺ニュータウンの一角に住む津端夫妻。美しい平屋は果樹や菜園に囲まれている。建築家津端 [続きを読む]
  • 『コースト・ガード』を観て
  • キム・ギドク監督の『コースト・ガード』(2002年)があったので借りてきた。場所は、南北軍事境界線に近い海岸。韓国の海岸には北の侵入に備え、要所に鉄条網が敷かれている。そして、その軍事地域には「夜7時以降の侵入者はスパイとみなし射殺する」の立て看板がある。海兵隊のカン上等兵は、人一倍訓練に熱心で、北のスパイを捕まえる情熱に燃えている。ある夜、村人で恋人同士のヨンギルとミヨンは悪ふざけも手伝い、酔ってそ [続きを読む]
  • 『午後8時の訪問者』を観て
  • 『午後8時の訪問者』(ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督、2016年)を観てきた。診療時間を過ぎた午後8時。小さな診療所のドアベルが鳴らされるが、若き女医ジェニーはそれに応じなかった。翌日、診療所近くで身元不明の少女の遺体が見つかり、診療所の監視カメラにはその少女が助けを求める姿が収められていた。彼女は誰なのか。何故死んだのか。ドアベルを押して何を伝えようとしていたのか・・・(Movie Walkerより [続きを読む]
  • 『悪魔を見た』を観て
  • チョット毛色が違ったモノを観ようかなと、『悪魔を見た』(キム・ジウン監督、2010年)を借りてきた。ある夜、雪の夜道で車がパンクし、レッカー車の到着を待っていた若い女性が、黄色いスクールバスに乗った男に連れ去られる。地元警察は大規模な捜索を開始。まもなく川底から切断された頭部を発見する。このバラバラ殺人事件の被害者は、引退した重犯罪課の刑事チャンの娘ジュヨンだった。一ヵ月前にジュヨンと婚約したばかりの [続きを読む]
  • 『ムーンライト』を観て
  • 『ムーンライト』(バリー・ジェンキンス監督、2016年)を観てきた。この作品の場合、あらすじを後半まで書いておいて、いつまでも記憶を薄れさせないようにしたい衝動にかられた。マイアミの貧困街に住む、内気な黒人少年のシャロン。彼は、“リトル”とあだ名され、学校でいじめられたりしている。ある日の学校帰り。いじめから逃げて廃屋に隠れていると、麻薬ディーラーのフアンが心配して話しかけてきた。フアンは何も話さない [続きを読む]
  • 『アリラン』を観て
  • キム・ギトク監督のドキュメンタリー作品『アリラン』(2011年)を観た。世界的映画監督のキム・ギドクは、2008年の『悲夢(ヒム)』の撮影中、ある女優が命を落としかけるという事故にひどくショックを受ける。そのことが尾を引いて映画を撮れなくなった彼は、トイレもない粗末な小屋に移り住み、家の中にテントを張って暮らし始める。薪ストーブで炊事する孤独な彼を慰めてくれるのは一匹の猫だけだった。(シネマトゥデイより) [続きを読む]
  • 『悪い女 〜青い門〜』を観て
  • レンタル店にほとんど置いてない『悪い女 〜青い門〜』(キム・ギトク監督、1998年)を、やっと探すことができた。近くに臨海工業地域が見える海辺。一軒の民宿に、スーツケースを持った若い女性が訪ねてくる。名はジナ。民宿を経営している夫婦には、ジナと同世代のヘミと高校生のヒョンウがいる。実は、このひなびた宿は隠れた売春宿として機能している。その夜から客を取るジナに、翌朝、ヘミはことごとく冷たく当たり嫌がらせ [続きを読む]
  • 『悪い男』を観て
  • 今回もキム・ギドク。『悪い男』(2001年)を観た。雑踏の街なかにあるベンチ。ヤクザのハンギは、ボーイフレンドと待ち合わせをしている女子大生ソナを一目で気に入る。ハンギを無視するソナは、やって来た彼の元に駆けよる。それを見たハンギは、突然ソナにキスし強引にそれをし続ける。公衆の前で、軍の部隊員から殴られたハンギは屈辱の怒りも手伝って策略を考える。書店で、出来心から財布の中身を抜いたソナは、手下を使った [続きを読む]
  • 『メビウス』を観て
  • 抵抗感がありそうでこの作品だけは観たくないなと思っていた『メビウス』(キム・ギドク監督、2013年)を観た。韓国のある一家。父、母、高校生の息子の3人家族。朝から赤ワインを飲んでいる母親は、夫が浮気をしていると感づいている。夫に電話が掛かってきた日、母親は夫の浮気現場を目撃する。その夜、母親は刃を持って夫のベッドへ向かう。夫のペニスを切り落とそうとして失敗した妻は、今度は息子の寝室に行きペニスを切り取 [続きを読む]
  • 『殺されたミンジュ』を観て
  • またまたキム・ギトクの監督作品で、『殺されたミンジュ』(2014年)を観た。5月のソウル市内。夕闇の中、何者か達に追われ、必死に逃げ惑う女子高生のミンジュ。路地の片隅に追い詰められたミンジュは、無残にも殺されてしまう。事件は誰に知られることもなく、闇に葬りさられていく。この事件から1年たった頃、ミンジュの死の真相を執拗に追いかける、不気味な謎の集団が動き始める。謎の集団は、ミンジュ殺害に関わったそのう [続きを読む]
  • 『悲夢』を観て
  • またキム・ギトク作品を観た。題は『悲夢』(2008年)。ある晩、ジンは元恋人の車を尾行していて、突然脇道から飛び出して来た車に追突する夢を見る。そのあまりのリアルさに胸騒ぎを覚えて記憶を頼りに車を走らせると、実際に彼が夢で見たのと寸分違わぬ事故が起きていた。そして、監視カメラにはランという女性が事故車を運転する姿が写っており・・・(Yahoo!映画より)ジンが夢で見たままの行動が実際に起きる。それは、現実に [続きを読む]
  • 『受取人不明』を観て
  • 『受取人不明』(キム・ギトク監督、2001年)を観た。1970年代、韓国。米軍基地がすぐ隣りにある村。黒人との混血児チャングクは、廃バスで母親と二人で暮らしながら犬商人の仕事を手伝っている。母親は、チャングクの父でアメリカにいる男へ手紙を出すが、毎回、“受取人不明”で返ってくる。右眼を失明している女学生のウノクは、容貌にコンプレックスを持ち、愛犬が唯一の相手である。ウノクの母は、朝鮮戦争で亡くなった夫 [続きを読む]
  • 『お嬢さん』を観て
  • 韓国映画、『お嬢さん』(パク・チャヌク監督、2016年)を観てきた。1939年、日本統治下の朝鮮半島。世間とは隔絶した辺鄙な土地に建ち、膨大な蔵書に囲まれた豪邸から一歩も出ずに支配的な叔父と暮らす華族令嬢・秀子。ある日、秀子のもとへ新しいメイドの珠子こと孤児の少女スッキがやって来る。実はスラム街で詐欺グループに育てられたスッキは、秀子の莫大な財産を狙う“伯爵”と呼ばれる詐欺師の手先だった。伯爵はスッキ [続きを読む]
  • 『わたしは、ダニエル・ブレイク』を観て
  • これだけは見落とせないと思っていたケン・ローチ監督の『わたしは、ダニエル・ブレイク』(2016年)を観た。イングランド北東部にある町ニューカッスルに住む大工のダニエル・ブレイク。59歳の彼は心臓に病が見つかり、医師からは仕事を止められてしまう。しかも複雑な制度に翻弄され、国の援助を受けられない。そんな中、二人の子供を抱えるシングルマザーのケイティを助けるダニエル。それをきっかけに彼女たちと交流し、貧し [続きを読む]
  • 『天国と地獄』の思い出
  • “黒澤明についてのお題”があったので、思いついたことをフゥッと書いてみようと思った。黒澤作品30本のうち、未見なのが『一番美しく』(1944年)、『續姿三四郎』(1945年)、『生きものの記録』(1955年)。では、27作品で何が一番印象に残っているかと言えば、『天国と地獄』(1963年)となる。この作品が封切られて数年経った、最初の大々的な話題も忘れられた頃に、隣り町の映画館にフィルムが回ってきた。これが高校生 [続きを読む]
  • 『ワイルド・アニマル』を観て
  • キム・ギドク監督の第2作目『ワイルド・アニマル』(1997年)を観た。パリ。北朝鮮の男ホンサンは、フランス外人部隊に志願したいと考えて列車で到着する。駅に着くなり、韓国から来ている画家の卵チョンヘに騙され、荷物や金をネコババされそうになる。チョンヘは、腕力のあるホンサンに叩きのめされそうになったのに、彼に何かと親し気にまとわりつく。チョンヘは、川べりに繋留してある舟に住んでいて、この舟を自分のアトリエ [続きを読む]
  • 『鰐 ワニ』(キム・ギドク監督)を観て
  • キム・ギドク監督は、上映された時に観た『サマリア』(2004年)の新鮮さに打たれ、それ以降、気になる存在となった。と言っても、観ていない作品も多く、特に初期作品は皆無である。それで、まずデビュー作の『鰐 ワニ』(1996年)を観ようとレンタル店へ行ってきた。漢江の橋の下。粗暴な性格から“ワニ”と呼ばれている浮浪者ヨンペは、行き場のない老人と孤児の3人でそこで寝起きしている。彼は、人が川に身投げし溺れると、 [続きを読む]
  • 『The NET 網に囚われた男』を観て
  • キム・ギドク監督の最新作『The NET 網に囚われた男』(2016年)を観た。北朝鮮の寒村で漁師ナム・チョルは、妻と子と共に貧しくも平穏な日々を送っていた。ある朝、チョルは唯一の財産である小さなモーターボートで漁に出るが、魚網がエンジンに絡まりボートが故障してしまう。意に反して韓国側に流されたチョルは韓国の警察に拘束され、身に覚えのないスパイ容疑で、執拗で残忍な尋問を受ける。一方、チョルの監視役に就いた青 [続きを読む]